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R&Aさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

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41.  10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス
短編って若手の監督がするものというイメージがあるので、巨匠と呼ばれる監督達が一同に集まったということだけで嬉しくなっちゃう作品です。“時間”に関するエピソード7作品。  ■「結婚は10分で決める」カウリスマキ節炸裂。彼の10分はゆったりと流れる。 ■「ライフライン」皆同じ世界に生きながら別々の生活リズムの中で生きる人たちが、あることをきっかけに同じ時を共有する様を豊かな感性で描く。同じ時を共有することの喜びに溢れた秀作。 ■「失われた一万年」非常に興味深いドキュメンタリー。人間が結果的に時間を壊してしまう。なんともやるせない生(ナマ)の悲しみ。 ■「女優のブレイクタイム」癒されるはずのない女優の10分間の休憩をうまくまとめた作品。まとまり過ぎの感も・・ ■「トローナからの12マイル」ヴェンダースらしからぬ意表を突いた新感覚ドラッグムービー。音楽がいい。 ■「ゴアVSブッシュ」時間が勝負の分かれ目となる大統領選挙の様子に黒人差別の問題をとり入れた社会派ドキュメント。10分でまとめあげたのは感心するがまとめただけで終わってしまっているような・・ ■「夢幻百花」もっと悲しさ溢れるもののはず。強引に終わらせずに余韻を残してほしい。ちょっと残念。  総評、チェン・カイコ-の作品はラストに持ってくるのに一番適したファンタジーであるのは解かる。だからこそ他の作品以上に濃密な10分を見せて欲しかった。とは言っても、それぞれの監督の個性が見てとれてよかったです。こういう企画もの、また作って欲しいです。
6点(2005-03-08 19:06:49)(良:2票)
42.  トーク・トゥ・ハー
相変わらず色使いにはセンスを感じる。時間をどんどん飛ばしてゆく展開もテンポが良くていい。ただ、テーマがテーマだけにということか、ドラマ性に固執しすぎた感があり、そのせいで印象的な画が少なかった。とは言うものの、前作『オール・アバウト・マイ・マザー』がこれまでのアルモドバルの集大成(だと思ってます)であるならば、当然新しい作風を作り出さなけりゃいけないわけで、全体的に抑え気味の演出は彼の新たなるチャレンジだと前向きにとりましょう。話の内容はアルモドバル的かもしれません。劇中劇と劇中映画が愛の正体を抽象的に描きます。主人公の行為そのものは許されるものではないでしょうが、彼の歪んだ愛はある意味純真でもあり、介護の真髄を見たような気がしました。
7点(2005-03-04 14:43:55)
43.  オール・アバウト・マイ・マザー 《ネタバレ》 
息子の事故のシーンはまるまま、カサヴェテスの『オープニング・ナイト』。テレビに映し出されるのは『イヴの総て』。どちらも女優を演じた女の話。そして今作品の主人公も冒頭では臓器移植コーディネーターとして息子を亡くした母の役を演じ、中盤では代役として舞台に上がり、最後には託された赤子の母親役として生きてゆく。テーマは女=女優。上記の二つの作品の女優の名前がラストに流れる。ジーナ・ローランズとベティ・デイビス。そしてもうひとり、息子を事故で亡くしたロミー・シュナイダー。もうひとつのテーマは女=母。 この作品は、息子の死、女になった元夫、エイズ、ドラッグ、痴呆症、妊娠出産というおよそあり得ないほどのドラマをしょい込ませ、それでも強く生きてゆく女を「女優」と「母」に関連づけて描いていきます。女がなぜ強いのか、それは女優であり母であるから。男は女になっても子供を産めないのである。すべての女性は女優であり母であると謳いあげている。 同じく女優と母を描いた『ハイヒール』、他人がどこかで繋がって自分の人生の中に入ってゆく『ライブ・フレッシュ』。アルモドバルがこれまでに描いてきたものの集大成として『オール・アバウト・マイ・マザー』がある。と思う。
8点(2005-03-03 18:10:42)(良:2票)
44.  ライブ・フレッシュ
私は後年の『オール・アバウト・マイ・マザー』に匹敵する傑作の臭いを感じました。登場人物たちの人生がドラマチックに絡み合っていく展開の妙!フランコ政権下のクリスマスの夜に始まり、さまざまな偶然が必然へと変わるニ十数年後のクリスマスの夜で幕を閉じるまで、たっぷりと人生模様を堪能しました。これまでのアルモドバル作品ではサスペンスの部分が浮いていたように感じましたが、今作品は人生劇にサスペンスが見事に融合しています。登場人物それぞれの人生の曲がり角に、ある事件が微妙に絡まる。冒頭の出産シーンにリンクさせたエンディングも偶然が必然へと変わる人生劇を象徴していて面白い。
8点(2005-03-02 12:21:25)
45.  キカ
変態映画です(笑)。でも変態の一言でかたづけるにはもったいない。まず、登場人物がそれぞれかなり曲者ぞろいなのですがちゃんとキャラが確立しています。この曲者の中の一人が変態映画へと昇華させてるわけですが..。キャラが強烈ならば配色も強烈、さらに衣裳も強烈。そのどれもがぶつかりあうのではなく、みごとな調和を持って作品の世界を彩ります。内容よりもその違和感の無い奇怪な画が頭にこびりつく。それ自体は私の中ではかなりの高評を得ています。ただどうしても7点をクリックできません。どうしてでしょう。(聞くなよ!)
6点(2005-03-01 13:50:32)
46.  ハイヒール(1991)
歌手として、そして女として生きてきたため、母としての愛情を娘に与えてやれなかったことに苦悩する母。一方、母を愛するがゆえに歪んだ選択をしてゆく娘。ふたりのやるせない愛憎劇に、中盤以降はサスペンスの面白さが加わる。しかしこのサスペンスの部分が独特の重い空気を軽くしてしまっているように感じる。それを除けばかなり好きな作品。子育てはどんな芸術よりも芸術的だと誰か言ってましたね(誰でしたっけ?)。歌手や女優に限らずアーティストと呼ばれる女は、母になったとき、そう思えるかどうかが人生の岐路ということでしょうか。それにしてもアルモドバルの映画は色の使い方が抜群です。今作はとくに煌びやかな色が配されますが、親子でありながらお互いに内面を見せようとしない二人を象徴しているようで、煌びやかな色がどこか寂しく見えます。
7点(2005-02-28 14:32:32)
47.  死ぬまでにしたい10のこと
人生まだまだこれからというときに突然、死を宣告されたら、そのときの、そして死ぬまでの行動って案外この映画のアンのようにジタバタしないものかもしれません。もちろん人それぞれだし、その人の今置かれている環境や立場、これまでどのような人生を送ってきたかによっても変わってくるだろう。でも少なくともアンはそうするだろう、と思わせてくれる。それはアンの家族との関係、生活ぶり、そして旦那以外の男を知らないだとか若くして結婚しているだとか普段は見せない不満だとかをきっちりと描いているから。しかも説明っぽくせずにさりげなく話の流れの中で描いているのがこの映画は素晴らしい。もう一つ大きいのはアンを演じたサラ・ポーリーの自然な演技。子供とじゃれあう姿、子供を嗜める姿がすごく自然で、けして感動を煽る過剰な愛情表現を見せない。だからこそアンならそうするだろうと。そしてだからこそ「死ぬまでにしたいこと」のリストの一番先に書かれた「娘達に毎日愛してると言う」が心に響くのです。
7点(2004-11-19 10:59:33)(良:1票)
48.  ライフ・オブ・デビッド・ゲイル 《ネタバレ》 
シリアスな題材でありながら、問題提起をして観客に訴えかけるといった類ではなく、あくまで”娯楽映画”として完成させるのがアラン・パーカーの映画。今回は死刑制度というかなりヘビーなものを持ってきたが、それでもまじめに”娯楽”に撤し、ちゃんと”娯楽映画”が出来ちゃうんだからやっぱり凄い。オチは確かに読めちゃいます。弁護士のせいで終身刑のところを死刑にされたのにそのまま雇い続けるというところや記者に与えた調査期間の短さなんかを考えると確信まで持ててしまうオチ。それでもラストのビデオ映像には愕然とさせられる。脚本?いやいや、やっぱりアラン・パーカーの手腕によるところが大きいでしょう。アラン・パーカーだから深く考えてはいけないと思って見た事も大きいかな?
7点(2004-08-27 12:42:21)(良:1票)
49.  ロスト・チルドレン 《ネタバレ》 
美しいだけではなく独自性のある映像に惹かれる。では、映像だけの作品か?そんなことはない。喜怒哀楽がぎっしり詰め込まれたファンタジーで、しかもその喜怒哀楽を終始クールな少女ミエットのかすかに変わる表情で表す。窃盗団のリーダー的存在のミエットがワンの純真さに触れたときのとまどいの表情、ワンがミエットの靴を脱がし足をもむ時のやさしさに触れた時の表情、鏡に写るワンと自分を見る表情、窃盗団の少年達とわかれるときの、ノミに洗脳されたワンを見るときの、命がけでワンの弟を助けるときの表情、、、なんでこんな小さな女の子が大人顔負けの演技ができるんだろう。すっかり虜になってしまった。そしてアイディアもいっぱい。中でも印象的なのは双子のおばさん。料理を作ってるときのシーンは感心してしまう。最後、ゲップで爽快に終わるってのも良い。CGは使いようによっては映画をダメにもするし良くもする。この作品は、リアルに見せるためのCGではなく幻想的な非リアルな世界を作り上げるためのCG。なくてはならないものです。
10点(2004-08-17 16:01:08)(良:1票)
50.  アパートメント(1996) 《ネタバレ》 
過去に突然消えた元恋人(らしき人物)を発見。婚約者も仕事もほっぽりだして必死で探す。うんうん、本気で人を好きになるってこういうことなんだろう。私もこういうことあったあった。と思ったら別人?なんか思ってたのと違う展開になってきたな。えーっ!モニカは謎多き女と思ってたらロマーヌの策略?結局ちょっと手の込んだ恋愛ドラマかよ!と思ったら、えーっ!なんでそーなるの?ま、まあ確かに一途な女には弱いもんだが、あんなにモニカに必死だったのに..ええーっ!結局そーなんの?・・・思い返せば結構楽しんで見れた。二人のべっぴんさんだけでも見る価値あり。男って結構ロマーヌみたいな娘に弱いんだよ。
7点(2004-02-17 10:52:55)
51.  ウォーカー(1987) 《ネタバレ》 
アメリカの外交官ウィリアム・ウォーカーがニカラグアの自由主義国誕生を大義に軍部を掌握、反対派を虐殺、そしてついには大統領にまでなるという実際にあった話。ウォーカーの背後には運河を利用したいアメリカ運輸会社がおり、一見国家ではなくウォーカー個人の暴走にも見えるが、ネイティブアメリカンから土地を奪い今日まで侵略者であり続けるアメリカの一部であることは間違いない。実際この頃、中米の内紛には情報操作により戦犯も問われない大国アメリカとイギリスが大いに関与していたことは紛れもない事実。今作では国の介在がほとんど示されていない事に不満が残る。一見、愛する人の死がウォーカーを暴走させたようにも見えるが、それならそれでもっとその辺りを掘り下げてほしい。大量の鮮やかな赤の血のりもアクション映画っぽくて不満。興味のある題材であるのでそこそこ面白いとは思う。
6点(2004-02-09 18:42:06)
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