1. ターミネーター4
3はさておいて、1, 2と小ネタ、オマージュで見事につなげた4。ファンとしてはタイトルバックだけで6割は満足。また、「人間とは何か」という確固たる"作品のテーマ"を持っており、前作とは雲泥の差である。これまで圧倒的な存在感で「機械」を演じきったシュワちゃんのT-800があったればこそ、徹底的に「人間」を演じきったマーカスに衝撃を受けた。人間とは何か。単純で、でも深い疑問を真っすぐに突きつけてくる。これぞターミネーター。そりゃ1, 2と比べると…になってしまうが、ファンとしては何も文句はない。とにかく作りの細かさに感服した。もし3の反省からここまでの作品ができたのなら、3にも少し価値はあったのかな。 [映画館(字幕)] 8点(2009-06-07 21:24:43) |
2. ダンサー・イン・ザ・ダーク
観ていて重くなる、いかにもな救いのない物語だが、セルマの自分勝手さにケチがついてどうしても感情移入できなかった。母親よりも光の方が子供にとって大事なんて話はきいたことがない。話題性のある映画には抵抗を感じる私の性分も手伝って、泣きも笑いもできなかった。曲は良かったけど。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-20 17:03:16) |
3. 007/ワールド・イズ・ノット・イナフ
クリスマス博士は「スターシップ・トゥルーパーズ」の印象が強いので、彼女の方が悪役にハマる気がした(別に悪役やってたわけじゃないけど)。かといってソフィー・マルソーと体温上げても微妙かもしれないけど。ちょっと敵ボスの生き方に同情した。変な言い方だけど死ねてちょっと幸せだったかもしれない。私はブロスナンの作品では本作が1番だと思う。LUNA SEAファンなので、彼らの曲が使われてるのも嬉しいし(余りにも蛇足なのでDVD等には入っていないようだが)。 [DVD(字幕)] 6点(2005-07-13 17:42:09) |
4. 007/ロシアより愛をこめて
シリーズを一気に観たもので、今や印象が薄くなってしまった作品、ほとんど覚えていない作品等あるが、本作は特に強烈な印象が残っている。さすがシリーズの名作といわれるだけある。後の作品達と比べると大分地味だが、この方がスパイ映画ぽくて良い。スケール大きくしなくても、列車の狭い部屋であれだけの緊迫感を出せるのだから。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-13 17:34:47) |
5. 007は二度死ぬ
何かもう、日本が舞台ってだけで観る価値は十二分にありますね。高度成長期という面白い時代もあって、突っ込みどころその他見どころ満載。懐かしさにふけるもよし(私にとっては懐かしいという時代ではありませんが)、笑うもよし、怒るもよし。いろんな意味で面白い作品。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-13 17:29:26) |
6. 007/ドクター・ノオ
《ネタバレ》 映画史にこれだけの巨大シリーズを打ち立てたのは凄い。ポカはやらかしても、ぶっ飛んだ作品を残さずによく20作も続いている。そんなシリーズの第1作なんだからそれだけで価値があるといってもいいと思う。確かに本領発揮は次作からということになるのだが、本作の「スミス&ウェッソンは6発だよ」というセリフがシリーズ中1番好き。ちくしょう、カッコいいぞボンド。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-13 17:24:38) |
7. 007/トゥモロー・ネバー・ダイ
なんかアクションがありきたりで今イチ。印象薄い。 [DVD(字幕)] 5点(2005-07-13 17:19:12) |
8. 007/ダイ・アナザー・デイ
消える車…とうとうここまで来たか。わりと最近に観たはずなんだが印象が薄いのはやっぱり出来が悪かったってことか。ブロスナンお疲れ様。 [DVD(字幕)] 3点(2005-07-13 17:03:56) |
9. 007/ダイヤモンドは永遠に
これはつまらない。レーゼンビーにやらせるべきだったという方が何人かいるが全くその通りだと思う。シリーズの重要な決着を見る作品でもあるのに、こんなにショボくてどうするよ。もったいない。 [ビデオ(字幕)] 2点(2005-07-13 16:58:49) |
10. 007/死ぬのは奴らだ
ロジャー・ムーアのボンド自体にはすぐに馴染めたし、何の問題もないのだが、他の作品と比べると全体的にパンチがきいてないというか、ぬるいというか、とにかく印象に残っていない。残念ながらシリーズワースト1の作品。 [ビデオ(字幕)] 2点(2005-07-13 16:53:04) |
11. 007/サンダーボール作戦
いよいよ「アクション>スパイ」感が高まってきている。が、水中戦闘シーンは当時としては頑張っているなと思うし、それほど古さを感じさせない。サンダーボール作戦=ああ、水中のアレね。といったように非常に強い印象を与えているので成功していると思う。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-13 16:49:15) |
12. 007/ゴールドフィンガー
《ネタバレ》 3作目ではあるけど、この後のシリーズのルーツになっている感じの作品。強い手下とか大仕掛けとか、アストンマーチンとか。最後、タイマーが007で止まるところがシャレてて印象的。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-13 16:43:23) |
13. 007/ゴールデンアイ
ピアーズ・ブロスナンの役作りが見事。替わって一番、彼のボンドに違和感なく入れてしまった。といいつつ、そんなに印象に残っていなかったりする。確かカニばさみをかます怖いお姉さんが出てきたと思うが、あれ痛そうだよね。ちょっとやって欲しい気もするけど。 [DVD(字幕)] 6点(2005-07-13 16:37:18) |
14. 007/黄金銃を持つ男
改めて思うと、「死ぬのは奴らだ」から本作と続いて、よくロジャー・ムーアがボンドとして定着したものだ。次から取り替えられても不思議じゃなかったのでは。でもまあ、盛り上がりのなさは確かにあるが、決闘シーンはそれなりに好きだし、インパクトという意味では前作より印象に残っているので「腐ってもボンド」的な位置づけをしている。要するに、別に嫌いじゃないかなってことで。 [ビデオ(字幕)] 4点(2005-07-13 16:29:37) |
15. 第三の男
サスペンス、恋愛、人間ドラマ、社会事情、様々な要素が折り重なっているのに、小気味よくまとまっていて、完成度がとっても高い。こういう誰でも知ってる曲って、「この曲ってあの映画で使われてるんだよねー」とかサラっと言い放つと、知らなかった人からはだいぶ賢い人だと思ってもらえるので、そういうのも有難い。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-07-08 11:09:48) |
16. ターミネーター
子供の頃に1人で観たが、本当に怖かった。問答無用の強さ、いくらやっつけても追いかけてくる執拗さ。強烈だった。今観ても何1つ色褪せることなく、強烈に、ただ「ターミネーター」を本作は映し出す。改めて観て思うことは、ハリウッド映画では必ずくっつくヒーローとヒロイン。そのほとんどは本筋とは何の脈絡もなく描かれ、作品を冗長なものにするが、本作は決して削ることのできない物語の核として描かれている。観れば観るほど完成度の高さに脱帽。 [ビデオ(字幕)] 9点(2005-07-07 17:35:35) |
17. ターミネーター3
私の、人生の映画ベスト1は誰が何といおうと「ターミネーター2」だ。そんな作品の続編だから、絶対に期待してはいけないと強く、強く肝に銘じて劇場へ足を運んだ。ある程度つまらなくても「ターミネーター」ならそれでいい。大きな心で許そうと強く思って足を運んだ。しかし甘かった。私の無理やり広げた許容範囲を大きく超える、あまりの酷さにスクリーンへビール瓶を投げてやろうかと思った。あいにくビール瓶は持っていなかったので、「バカヤロー!金返せ!」という罵声を一緒に観た彼女へ浴びせてやった。彼女のおごりだったのに。いやー、しかし私にとって本作の罪は深い。単純にアクション映画としては面白いという言葉をあちこちで聞くが、私にとって特別な意味を持つこのシリーズを、ただのアクション映画にしてしまった罪は深い。映画史からその名を最も消してやりたい1作。 [映画館(字幕)] 2点(2005-07-07 17:17:04) |
18. 007/私を愛したスパイ
もうね、ジョーズしか覚えてないっす。タイトルを見て、どれがどの話かちゃんと思い出せるように、せめてもう1回くらい観てから再評価します。とりあえずジョーズですね。 [ビデオ(字幕)] 3点(2005-07-07 15:32:34) |
19. 007/リビング・デイライツ
んー、シリーズを一気に観てしまったので、今いちどれがどれだか思い出せなくなっていることもあるが、本作は特に印象がない。ダルトンは別に嫌いじゃないけどやっぱり他のボンドに比べると似合わないのかなー。 [DVD(字幕)] 5点(2005-07-07 15:26:51) |
20. 007/ユア・アイズ・オンリー
ボンド史上最も美しいボンドガールですね。彼女。最高です。いやもう、最高です。ボンドガールの配役1つで、こんなにも価値が上がるものなんだなーボンド映画って。前作は1回やってみただけなんですよ、と言わんばかりの地味っぷりですが見事に本線に戻しましたね。シリーズの方向性を維持したという点で本作の功績は大きいです。 [DVD(字幕)] 6点(2005-07-07 15:21:19) |