1. バンド・オブ・ブラザース<TVM>
アメリカが作った映画だから、アメリカ万歳映画なのはしょうがないです。この点は分かっています。でもやっぱり我慢できなかった・・・(苦笑)。アメリカ兵が苦戦している回だって、当時の戦況は局地的にみれば確かに米軍が苦戦していたのは間違いはない。でも敵国のドイツはもっと厳しい状況で、なけなしの最後の戦力をつぎ込んででの戦いであった。米軍が苦戦している描写を導入するのであれば、ドイツ軍もまたそれ以上に苦戦していた事実を入れて欲しかったと思うのは見当違いな要求でしょうか。どうしても鑑賞中はその思いが常に頭にあったせいで、激しいシーンも残酷な描写も冷静に見てしまった。とはいっても細部にまでこだわった、セットや装備、戦闘シーンをはじめ、何気ない部分にまで戦争中という事を強く感じさせる「こだわり」には敬意を表したい。個人的にはやはり「衛生兵」の回が秀逸だと思います。途中までは凄かったのですが最終回の安堵感が、緊張感をぷっつり切ってしまって、10作合計の総合評価は厳しくなってしまいました。 [ビデオ(字幕)] 6点(2006-10-25 18:47:57) |
2. バイオハザードII アポカリプス
ごまかしを多用した、早い画面の切り返しの連続で本当に目が疲れる。元々がゲームが題材の映画なので常にこの手のものは期待してみる事はないのだが、それにしてももう少し考えて作ってほしいものです。 [DVD(字幕)] 4点(2005-04-02 00:58:11) |
3. バイオハザード(2001)
この題名のゲームをした事がなく、見る前に先入観念がなかったせいか割と面白かった。今までの人気が出たゲームやアニメ(特に日本発の)の映画化は絶対駄作のセオリーがあったが、今作はまぁまぁだったと思いました。この手の映画としては平均的な「6点」をつけさせて頂きます。これくらいが丁度いい♪ヒロインがきれいでアクションシーンもよく、楽しかったです。 6点(2003-10-15 21:21:01) |
4. ハンニバル(2001)
映画を作ることの難しさを痛感した映画。(このコメントをした時点で)実はまだ「羊たちの沈黙」にコメントしていないのですが、私の中では圧倒的な存在として100%10点満点な映画なのです。(ちなみに「羊~」はまだ当分の間コメントしません)。前作がそれくらい思い入れているので、今回はどうしても「今一つの感」がします。最大の不満はレクター博士の独特のカリスマ性がかなり薄らいでしまった事。クラリスがジョディーじゃなくなった事は思いの他不満ではなかったのですが、やはりジョデイーが演じていればどうなっていたのか?ここの「if」がどうしても抜けない。ムーアーの演技は素晴らしかったのですが、あのシリーズはやはりクラリスはジョディーなのだと「改めて確信」してしまった。小説もよみましたが、映画ではあのストーリで限界でしょう。あれ以上は「ただの詰めこみ過ぎ」になってしまい、だらだらとした「長時間映画」にならなかっただけましです。そういう意味でも配役をよく考え、ストーリーも吟味に吟味を重ね、映画としてとても計算されて丁寧に作ったのに、それでも不満に感じざるを得ない。冒頭に述べたように映画を作ることの難しさを「製作者側」で感じて、むしろご苦労様であったと伝えてあげたい気分。それでも厳しく「5点」しかあげられません 5点(2002-12-18 17:22:20) |
5. ハリー・ポッターと賢者の石
いかに子供向けだとわかっていても、大人が見るにはかなりきつい。原作を読んだ事はないのですが、この映画、いったい何が面白かったのだろう。。。世界観は面白いと思ったのですが、物語の構成やポイントがあまりにも稚拙だったと思います。そもそも原作を読んでいないのでわからないのですが、やはり「ハリーポッター」は子供向け作品なんですか? 4点(2002-11-23 02:00:13) |