1. ラストエンペラー
批評家の間では不評とか。史実に基づいて作られていないなど。なるほど確かに坂本氏が甘粕役をやってるくらいですから。ベルトリッチについても、「1900年」をピークに力量が落ちていると言う声も聞かれます。個人的にはこの監督のファンなのでそれなりに楽しめましたが。他に競争相手のなかった年でしたが、イタリア人に対するオスカー獲得は嬉しかったです。 10点(2002-02-27 12:04:14) |
2. エレファント・マン
子供頃、この映画を観るのが怖くて、大人になるまで観ることが出来ませんでした。今観ると大したことは無いんですが。デビッド・リンチと言う監督のホラー的要素がそうさせているんでしょう。アカデミー賞は「普通の人々」に取られましたが、個人的にはこっちの方が好きでした。 10点(2001-04-18 12:16:26) |
3. コレクター(1965)
今見てもショッキングで古びてないですね。同名(原題は違いますが)の作品も90年代に登場していますが、やはりこれには敵わないようです。 10点(2001-02-13 12:30:30)(良:1票) |
4. ナバロンの嵐
戦争映画をアクションと見る限りでは、この映画が最高。一応、続編なんだが、前作「ナバロンの要塞」との接点はスパイだった男を捜す任務と言うだけで、ストーリーもキャスティングも前作とはあまり繋がりは無い。独立した映画として十分楽しめる一品。 10点(2001-02-07 12:21:49) |
5. キリング・フィールド
後半は感動の嵐!・・・で、このハンドルネームになった次第です。 10点(2001-02-07 12:15:11) |
6. ガンジー
無抵抗運動って凄い!偉人の自伝などあまり読まなくなった時代に、こう言った映画を子供たちに残していけたらと思う。 10点(2001-02-05 12:23:39) |
7. 戦場にかける橋
戦争映画かと思えば、内容は全く違う。後の「ガンジー」を思わせるような“無抵抗運動”がベースになっている。そのため人殺しのシーンは全く無い。イギリス人たちのプライドで架けさせられた橋は強硬なものが完成し、架けさせた日本人は精神的に敗北を感じる。戦争と言う環境を逆手にとって、ヒューマニズムを極めた傑作である。ここにはアメリカ人も登場する。アメリカ人である彼(シアーズ大佐)は要領良く逃げ出し、架かった橋を爆破することを命じられる。はっきり言って、シアーズ大佐のくつろいでるシーンは要らない。何だか名作に水を差してる気がしてならなかったが・・・ 10点(2001-02-03 12:45:35)(良:1票) |
8. ターミネーター
ストーリーもキャスティングも素晴らしい!当時の製作予算とSFX技術が劣っていたために、不完全な作品に終ってしまったことは事実である。しかしそのことが続編の傑作を生み出したのも事実。この作品は古典的SFX映画に終わりを告げた集大成である。 10点(2001-01-29 12:31:36) |
9. 恋におちたシェイクスピア
恋愛映画最高傑作!ラストはチョットひねりが欲しかったけど・・・ 10点(2001-01-25 09:00:23) |
10. エイリアン2
作りは「ターミー・ネーター」のノリを安直に反復している気もするけど素直に楽しめました。この作品があるからエイリアンシリーズは成功したのだと思います。 10点(2001-01-23 12:20:35) |
11. アラビアのロレンス
【kong】さんのコメントを見て納得! 確かにこの映画を見て、中東への見方が変わったかもしれません。それほど自分の中では、影響を与えられた作品です。 10点(2001-01-18 12:41:38) |
12. 小さな恋のメロディ
数ある他の子供向け映画ならば、子供同士で駆落ちしたりすると必ずと言っていいほど、最後は大人たちによる戒めと言うものがある。そして「ほらね、お母さんの言う通りにして良かっただろ」って。しかしこの映画は、そう言った既製の映画に見られる“大人の視点”では作られていない。ラスト、戒めを受けるのは何と大人たちの方。あなたが童心を失っていなければ、必ずこの映画の結末に好感を持てるはず。何度見ても心和む素晴らしい佳作だ。 10点(2001-01-17 12:10:13) |
13. ターミネーター3
《ネタバレ》 2作目のストーリーとラストが好きにはなれなかった自分にとって、この3作目、特にラストの終わり方は最高に納得の作品です。まさに「猿の惑星」シリーズみたいです。最後は全ての続編が一つの輪になって完結するのでしょうか? そう期待させるラストは個人的に好きです。でもこのシリーズのウリである“これでもか!”ってオチはなかったですね。てっきりまだあの爆発の後、襲ってくるのかと思っていました。 9点(2003-08-30 12:42:20) |
14. 遠い夜明け
前編、後編って作りでしょうか? 長い作品ですが、87年当時、娯楽性だけを追求した作品群の多い中、少なくなりかけた“感動できる作品”として強く印象に残っています。 9点(2002-10-04 22:01:30) |
15. クイルズ
あくまで個人的な意見ですが、冷静に観ると、これって「普通のポルノ作家」って感じですね。“S”とか“M”や、もっと過激なものを想像してしまって。時代が時代な訳ですが、あまりにも“マルキド・サド”ってネーミングがビッグなもんで、いつもの如く変な期待をしてしまったかもしれません。☆(↓)皆さんと同じく、なかなかの大作に仕上がって満足です。特に描かれた視点が、サド氏の(モラルのない)側にあったことが、成功の要因でしょう。 9点(2002-10-04 21:57:53) |
16. ハリー・ポッターと賢者の石
<ねたばれあります>なかなか良い映画です。観終わって思い出すと、良いシーンが次々と。主演のダニエル君もハマってます。そして相棒の子も。何と言っても可愛いエマ・ワトソン扮するハーマイオニー・グレンジャーは最高です。☆空飛ぶクリケット「クィディッチ」も特撮は良かった。でもシーカーが玉取ったら終り?それじゃあ他の選手が一生懸命ゴールしても意味無いじゃん?そんなんでゲームとして成り立つの? 大型チェスも然り。子供にやられるようではトラップとしてあのチェス成り立つんやろか? それに努力しない主人公。魔法学校に入学早々からえこひいきですから。粗を探すと切りがないですが、一番気に入らないのはラストの表彰式。子供を点数で評価する考え方が好きでない自分にとって、一旦立てといて落すってのはどうも。しかもその点数を与える根拠が見えません。50点を付ける基準を教えんかい!校長!でも、最後におまけで10点付けたのは意外と言うか、陰ながらあそこだけ拍手でしたが・・・・・≪因みに以上は原作を読んでいない者としての意見。原作ではそれまで得点に貢献したことが無いネビルが、最後に点数を取ることに意味にあるらしく、原作を読むとこの映画への解釈も変わるとか?≫ 9点(2002-08-30 21:11:03)(良:2票) |
17. トレインスポッティング
凄い!これが勢いって奴でしょうか?撮り方とかそのセンスとかが話題になりましたが、それより、“こんなの描いて良いん?”って言う際どさが光っています。かなり自虐的で、色々なエピソードを織り交ぜ過ぎ。しかし見せ方とかアップテンポな展開に自然に最後まで感情移入して観ることが出来ました。しかしモラル無さ過ぎ。吐き気のする作品でもあったかな。その辺は観る人を選びます! 9点(2002-08-25 15:18:05) |
18. ラストエンペラー/オリジナル全長版
当時のブームにのって観たんですが、個人的にはこの「完全版」にもハマってしまいました。しかし人には勧められませんね。あまりに長過ぎです・・・ 9点(2002-02-27 12:05:02) |
19. 恐竜の島
子供の頃、夢中になって観ました。今となっては特撮技術も古過ぎるのかもしれませんが、なかなか最後まで楽しませてくれます。監督のケビン・コナーは、恐竜ものが好きなのか他にも「地底王国」なんかも作ってくれてます。 9点(2001-11-12 12:13:43) |
20. 愛人/ラマン
どこが良かったか?って聞かれても巧く説明できませんが、とにかく良い雰囲気の映画です。所詮はエロの多様化に過ぎないのも否めませんが、なんか重みを感じさせるところは、流石ジャン・ジャック・アノーです。 9点(2001-04-20 20:16:10) |