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キリコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 982
性別 女性

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21.  スイミング・プール
お話についてはすでにネタばれされてしまってますが、これは全く何も知らずに見ることをお勧めします。 オゾン監督が技巧を尽くして観客を惑わそうという作りですからいろいろ知ってから見ては面白くない部類の作品です。 作りは確かに斬新でいろんな仕掛けが謎めいています。散りばめられた謎や話をどう解釈するかなど、いかようにも考えられるので後々まで謎が尾を引きます。見た後、話は盛り上がるでしょうし好奇心旺盛な人は探求するのが面白いでしょうが、私はちょっとスッキリしないでモヤモヤしたままです。ほんとに観客を悩ませるような凝った作りです。 主演のランプリングとサニエが魅力的ですが、ちょっとエロチックでこのミステリーを独特なムードにしてます。   
6点(2004-07-05 20:21:23)
22.  イングリッシュ・ペイシェント
火傷した男の回想する恋と看護される現在が交互に描かれるが、肝心のこの不倫話に感情移入できない。この男は二人の入浴シーンの時「束縛されるのも束縛するのも嫌いだ」と言っておきながら、彼女が引きそうになると見苦しく執着する。心から愛してるとか彼女も実はぞっこんだったなんて言われても、そうだったの?と思ってしまう。それで長々繰り返される回想も退屈になってくる。 むしろ看護婦とインド人将校の恋のほうが短くても良く分かる。 砂漠の官能的で美しい映像や看護婦が高い天井画を見せてもらう所など印象的なシーンはあるけれど、やはり劇場で見たときと同じく映像とムードの作品という印象で心に残らない。私はどうもこの監督の描く恋愛は苦手かもしれないと分かった。
6点(2004-06-28 23:44:44)
23.  ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 《ネタバレ》 
楽しかったですよ~ あっという間の150分でした。 今回一番の特徴はボグワーツの屋外が美しいスコットランドロケで撮られていること。 鷲+馬のバックビークに乗ったハリーが空を飛ぶシーンは爽快でワクワクしました。物語にうまく取り込んだ山や川、湖や丘の自然が雄大で素晴らしいです。  学校も自然の中で、急斜面を行ったり来たりするので敷地関係は新鮮な印象でした。 あれだけの原作の忠実な映画化を2時間半で見せるのはどうしたって無理なので、これは原作を知っている、という前提で作られているのかもしれません。 省略されている部分もあるし、シリウスが敵だと思い込んでるハリーがあっさり味方だと納得してしまうのや、ハリーのお父さんとシリウス、ルーピン先生の関係など説明不足で分かりにくいかもしれません。 でも細かいことを気にしなければ話の展開と映像だけでも十分楽しめると思います。  マージおばさんの風船やまね妖怪の変身、ナイトバス、壁の絵、忍びの地図などの魔法の数々は書けばきりない楽しい映像。 ディメンターの造形、それが魂を吸うイメージの映像は良くできてるし、あばれ柳が枝をビュンビュン振り回す迫力は思わずウワッ、、とのぞけってしまったくらいです。  出演者で言えば一番活躍したのはハーマイオニ、みんなちょっと大人っぽくなりました。 なにしろ魔法の世界ですからね、楽しく見られれば十分満足です。 
8点(2004-06-28 18:21:02)(良:2票)
24.  フォー・ウェディング
結婚の話で一応ハッピーエンドなのに、「ラブアクチュアリー」なんかと違って見た後のシアワセ感がない。 なぜ?とモヤモヤしたのがエンヴィさんのレビューで納得。 そうですよねぇ、なんかシニカル。アメリカに対する皮肉っぽさはいいけれど、あのヒロインじゃ共感しにくい。 しかもアンディはどう見てもいい人顔でミスマッチだし、、 第一なぜアメリカ人の彼女がいつもイギリスまで結婚式にやってきてたのかがわからない。(誰かの友人?) 彼女が結婚した経緯も、ヒューが結婚を決めた経緯もよくわからない。 いろんな「?」が先立ってしまって話にも乗りきれない。  
5点(2004-06-20 22:55:32)(良:1票)
25.  カレンダー・ガールズ
前述の皆様方に同感。彼女たちの前向きな勇気にはすごいなぁ~と感心するばかりですが、写真はホントに芸術的できれいでした。 それぞれ魅力的な女性達でしたが特にヘレン・ミレンはかっこよかった。ちょっと老けたケイト・ブランシェットといった感じの美人に見えました。 イギリスの田舎の風景って実に美しい。 ここのロケーションがいいので私もハリウッドエピソードはいらないと思いましたね。 (でもカレンダーの売り上げはアメリカのほうがずっと多かったとか)。 彼女達の元気がそのまま見るほうにも伝わってくるような感じですが、実話っていうのがすごいです。 これがもし日本の田舎の婦人会ならと想像すると、、、、やっぱりイギリスは進んでる・・・・ 
7点(2004-06-14 23:35:36)
26.  トロイ(2004)
トロイとギリシャ軍とが対峙して入り乱れる肉弾戦の戦闘シーンは大画面で見るととても迫力がある。 いくらCGを使っても人間が実演しているのも確かで、この激しさじゃかなりけが人も出たんじゃないかと思うほど。 こういう映像大作はやはり映画館で見るものだと思う。 アキレスのブラピが強くて逞しく、盾や槍の使い方も様になっててえらくかっこいい。 ヘクトルとの一騎打ちなど個人戦でも見ごたえがある。 ヘクトルは役得で感情移入しやすい人物だが、アキレスなど他の人物の生き様や苦悩もうかがえる。 オトゥールのプリアモス王(存在感大)がアキレスを訪ねて息子の遺体を取り戻す所などヒューマンドラマも描かれる。 確かに戦の見せ場が多くて印象が散漫になってしまう気もするが、話は分かり易いし戦いの残酷さや悲しさも伝わってくるので単純な娯楽大作以上のものはある。 今では「アキレス腱」と聞くとブラピを想起してしまうが、これは彼の代表作の一つになるのではないか。 
7点(2004-06-05 11:27:13)
27.  ワンダとダイヤと優しい奴ら
弁護士も言語障害君も紅一点のジェイミー・リー・カーティスも熱演で面白いけど、なんといってもケビン・クラインがダントツに良かった。ストーリーはどうでもいいようなものだから、その過程でのギャグコメディを楽しみましょ、という感じ。犬が死ぬと嘆き哀しむのに人が死んでも平気とか、ケビンが観賞魚を食べちゃうのや、ローラーで轢かれちゃうのに飛行機の窓に張り付いてたりとかなり漫画チックだったりする。大笑いはしないけどクスクス笑える。(知らずに)おばちゃんだと思ってたカーティスがモテモテだったが、ここでは結構きれいに見えて驚いた。
7点(2004-05-23 20:48:04)
28.  マダム・グルニエのパリ解放大作戦
ナチに占領されたパリで娼館のマダムと娼婦達がドイツ軍に抵抗して大活躍するというコメディ。多分ピーター・セラーズは3役、そのうちのイギリス将校は変装するので5役くらいやってるように見える。「博士の異常な愛情」での怪演は凄かったがここでも見事な変身ぶり。特にあの人・には恐ろしいくらい似ている。面白さで先の映画と似た感じもあるので好きな人にはこれも楽しめると思う。マダム達と共に活躍するのが神父!やドジなアメリカ人坊ちゃん、さらに彼女達がドイツ軍人たちをやっつける娼館の奇天烈な仕掛けや薬など可笑しくてかなり笑える。40年からパリ開放までの話をテンポよくコミカルに描いてとても面白かった。 
8点(2004-05-14 23:11:47)
29.  から騒ぎ
本場シェークスピア俳優にアメリカ俳優が混じってなんともにぎやかで大胆なキャスティングと作り。親しい仲間内で現場は和気藹々という雰囲気が伝わってきて楽しく見られます。最後のエマの笑顔なんて「素」のまんまみたいで、見てるこちらまで思わず微笑しちゃうような感じ。エマやブラナーが手馴れた感じでシェークスピアの芝居をこなし、ちょっと違和感もあったディンゼルも風格のある演技で応えてます。
7点(2004-05-13 23:46:43)
30.  真珠の耳飾りの少女
セリフの少ない絵画のような映像から静謐なエロチシズムといった雰囲気が漂い息を詰めて見入ってしまった。ロケーション場面を含めまるで絵を見ているように美しい。映像から17世紀のオランダにタイムスリップしたような気分になり、スカーレット・ヨハンソンはまるで絵から抜け出てきたように違和感がない。名作とまでは言わないが佳作だとは思うし、私としては絵にまつわるこんな美しいフィクションを見られただけでも満足。物語の後で 本物の絵の中の少女の瞳と半ば開いた唇を見ると何か語りたげに見えてくる。   
7点(2004-04-28 18:56:19)
31.  リトル・ストライカー
サッカー好きでなくても楽しめました。いじめられっ子が魔法の靴と言う暗示で大活躍、でも本当の力は靴ではなく勇気にあったという話。全てが丸く収まるラストのハッピーエンドまで絵に描いたような運びだが、彼の周りの人たちも丁寧に描きただのスポコン・ハッピィーという単純な作りではないので引き込まれた。
7点(2004-04-20 22:42:29)
32.  インドへの道
Drアジズはなぜああも卑屈なほどイギリス人に尽くしたのか。聖母のような雰囲気のあるモア夫人に好意を持ったというだけではなく、インド人としての見栄もあったのか。植民地であるインドに来ているにもかかわらず、インド人が嫌いと言う傲慢なイギリス人たちは当時そのままかもしれないと思う。その中でフィールディング教授が示す友情は一貫しており良心的。閉所恐怖症という婦人はともかく、こだまに怯え錯乱状態になってアジズを訴えたというアデラの精神状態はよく分からない。混沌=神秘というインドの持つ独特の風土への恐れ、異文化への理解の難しさを表しているのか、、、いくつもの「なぜ?」がまとまりなく浮かんでスッキリしない。マイペースで独特の持論を持つゴトボリ教授は存在感があったがA・ギネスだなんて全く分からなかった。 まるでインド人にしか見えない。インドの風物、彼とアジズが移り住むチベットの山々や渦巻く雲などのロケーションは雄大で素晴らしく、いかにもリーン監督らしい。これを見ただけでも大きなスクリーンで見たかったと思う。  
7点(2004-04-11 22:47:39)
33.  チャップリンのニューヨークの王様
コミュニスト教師夫婦の子供で天才少年役のルパートはチャップリンの実の子供のマイケルとか、コミュニストに間違われて非米活動調査委員会に呼ばれた王様が消防ホースであたりを水浸しにするのがサイレントの「寄席見物」みたいとそこかしこにチャップリンらしさや見どころはあるものの、アメリカへの皮肉もきつい訳でもなくさほど笑えるわけでもない。言いたいことは子供に言わせてるし、、創作意欲は満々だったかもしれないが、ライムライトで燃焼しきったような68歳のチャップリンは正直言って大分パワーダウンしている。王様が整形した顔は、、やっぱりヘンです。
6点(2004-04-02 20:52:11)
34.  眺めのいい部屋
ヘレナや作品のかもし出す上品なイギリスの上流階級の雰囲気やベニス、イギリスの美しい田園風景を堪能できる。芝生の庭でテニスや読書やお茶を楽しむ優雅な暮らしは別世界の憧れ。この時代のプライドの高い貴族のとる行動や考え方には理解しがたいものがあるが、自由な親子に出会って変わっていく女性をヘレナは魅力的に見せてくれる。最後はハッピーエンドなので後味がいい。  
7点(2004-03-26 17:36:42)
35.  戦場にかける橋
敵の橋作りのために駆り出されるイギリス軍捕虜たちとも、期日までに橋を完成させなければと焦る日本軍人とも一歩距離をおいたところにいるような軍医は、観客同様事の成り行きを客観的立場から見ている。その彼がラストに言う、「狂っている」という言葉がこの作品の全てを語っている。自軍の規律を維持するためと言いながら敵の事業計画に積極的に協力する捕虜達だが、どんな状況の中でも目的を持ち「形あるものを作る」ということは喜びになる。それぞれ思惑は異なっても敵味方が協力して一つの目的を達成した時、完成した橋の上で二人の将校は軍人ではなく人間として感慨に耽ったのだろう。しかしその直後せっかく作った橋はあっけなく破壊されてしまう。橋という形あるものだけでなく、作った人の誇りや喜びまでもが無になってしまった。戦争が人も物も含め大いなる破壊と犠牲でしかないとこの空しいラストシーンが象徴している。脱力的なラストシーンにかぶる軽快なテーマ曲が一層複雑な余韻を残す。   
8点(2004-03-07 19:07:57)(良:1票)
36.  ライアンの娘
公開当時に見たきりだったが雄大な海岸風景やアイルランドの景色がとても印象的だった。特に断崖から傘の落ちていくファーストシーンは絵画のように焼きついた。細部は薄れていたのでとても見たかった作品だがようやく再見。いやもう素晴らしいです。長いのに全くダレません。どのシーンやカットも美しくそれぞれ意味があり、リーン監督らしい細心の心配りがされてます。たとえばロージーと中尉の森での逢引、彼女の着ている赤い服は中尉が村に入って最初に見た洗濯物。寄り添う2本のクモの糸やぜんまいの芽。逢引に来る中尉の方に駆け寄るロージーは純潔を意味するユリの花をかき分けて行く、などなどきりがない。さらに助演賞のJ・ミルズはもちろん、R・ミッチャム、T・ハワード、サラ・マイルズなど俳優全部が素晴らしい。神父が最初にロージーに「夢を育てるといつか身を滅ぼすぞ」と言うが、彼女は夫に飽き足らなくなり若い中尉との恋に身を焦がし、村人から私刑の辱めを受け石を持って追われることになる。本当のことを言えず、何より愛している娘に罪を着せることになってしまった父親の辛い気持ち。偏狭な村人たちにからかわれ、馬鹿にされていたマイケルを彼女も軽蔑していたのに、自分がその立場になって初めて彼を理解して頬にキスするラストの別れのシーンは涙がこぼれる。どんな時でも彼らを暖かく見守る神父は偏狭な村人の中では救い主のような存在。冷たい好奇の視線を浴びながら村を去る二人だが、チャールズは負けまいと堂々と胸を張って腕を組んで歩く。ロージーを心から愛する彼はなお深くてやさしい。戦闘で傷ついた中尉を演ずるクリストファー・ジョーンズは時にハッとするくらいJ・ディーンに似ている。役柄も繊細な人物で痛々しい。独立の運動家たちと村人が総出で嵐の海で武器回収をするシーンなど、アイルランド風景が素晴らしく雄大な迫力でロケーションされている。「アラビアのロレンス」は砂漠、「ドクトル・ジバゴ」では雪原、ここでは海とリーン監督のロケーション作品は完全にスクリーンで見るべき映画として作られている。
10点(2004-02-22 18:01:14)(良:4票)
37.  ラブ・アクチュアリー
近頃これほど見たあと楽しくて気持ち良くなれる映画はなかった。アメリカへの皮肉をさりげなくきかせ、イギリス賛歌をユーモアで見せる。多くの登場人物たちが混乱することなくそれぞれの愛の物語を紡ぐ。どの話もそれぞれとてもいいのだが、老いたロック歌手の存在は面白い。彼の歌が全ての人間模様をやさしく包む。小学生が憧れる女の子の歌もいい。個々の話は書ききれないが、イギリス俳優を中心に皆いいので見ごたえがある。アハハと笑いながら楽しい気持ちになれる、これは映画を見る一番の幸せ♪
9点(2004-02-14 15:16:41)(良:1票)
38.  ゴスフォード・パーク
劇場で1度見た時、この大勢の登場人物の顔と名前や職業、誰が誰の雇い主で召使なのかと混乱し半分も理解できなかった。それでもなんとなく話は分かったような気にもなるんだけど、やはりこれは劇場よりビデオで巻き戻して見たほうが良かったと思う。雇用関係で上の階と下の階の人々の人間模様を描き分け、なおかつ殺人というミステリー仕立てにした脚本や演出は手が込んでいる。エミリー・ワトソンはここでも存在感がひときわ目立つ。彼女やヘレン・ミレンなどに混じって若いメイド役の女優も印象的だった。
6点(2004-01-18 22:22:59)
39.  イン・アメリカ 三つの小さな願いごと 《ネタバレ》 
二人の姉妹はとても自然な可愛らしさでほほえましいし、胡散臭い住人ばかりの汚いボロアパートで階下の黒人マテオとの交流は麗しい。しかしETベースのようないい話も「都合よすぎる」部分に違和感がある。(莫大な入院費支払い方法には脱力)。家族皆がいつまでも亡くした坊やに囚われていて不安定な妻の態度や、貧乏なのにゲームに有り金はたく父親、最後のハッピーにまとめたラストシーンなどあちこちで演出過剰な気がするし粗漏や甘さが気になってしまう。おいしそうなケーキにさらに砂糖を振り掛けて甘すぎる感じ(身内話で甘くなったんでしょうか)。期待してただけに残念。おまけにベリーショートのモートンはプリコグみたいだし、、結局2人の姉妹の愛らしさが一番印象的だったのだが最後の姉の言葉は興ざめ。
6点(2004-01-15 17:16:53)(良:1票)
40.  ハワーズ・エンド
出演者は豪華でそれなりに見ごたえはあるしイギリスの上品な香りは好ましい。しかし話はまとまりなくやたら暗転する映像も気になる。エマとホプキンスがいきなり婚約したりレッドグレーブはエマに家をくれてしまうし、貧しい夫婦の夫はともかく、妻はどうなったのか、あんなに肩入れしてたのにヘレナはどうしたのかなど分からないことが多かった。
5点(2004-01-15 17:00:24)
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