21. サンシャイン 2057
《ネタバレ》 太陽を浴びて悦に入る男から始まるシーンから駄作を予感させるのに十分で、 その序盤がそのままクライマックスだった。役者以外の見所といえば、主人公らしき男が現われるまで ヒロインと化け物が微動だにしないという、ゲーム的手法を取り入れたところか。 [DVD(字幕)] 5点(2015-05-21 14:32:07) |
22. ミニミニ大作戦(2003)
《ネタバレ》 2回目の金塊を盗むのに、あれだけの作戦を立てる意味がわからない。 そもそも配線工事と装ってノートン邸に入れるんだったらさ、 面バレしてるセロン以外は後ろのシートに隠れて侵入すればいいんじゃないの? そこでセロンにメロメロのノートンをみんなで縛っておいて、あとはゆっくり金塊を取り返せばいい話じゃない。それをやったら映画にならないのはわかるよ。 歩道や地下鉄の中をミニで爆走したりむちゃくちゃしたいのもわかる。 でも、もっとストーリーに完成度を求めてほしかったな。 あと最初の金塊盗んだ後にわざわざ雪山に行く理由もよくわからないし。 全体的に無難にうまくまとめようとしすぎ。演出といい脚本といい、すべてどこかで見た手法を使いまくってる。 リメイク作品とはいえ、オリジナル性のかけらもない。 5点(2004-06-09 11:35:49)(笑:1票) |
23. ディープ・ブルー(2003)
NHKでこの手のドキュメンタリーを見慣れている者からすれば、見新しくともなんともない。それどころかナレーションは邪魔だし、ベルリンフィルもただのバックミュージックにしか聴こえないし、編集は不自然に恣意的で感じ悪いしまぁ。普段はドキュメンタリーなんか見ないくせに、話題性だけで六本木ヒルズへ行くようなオサレカップルには相応しい作品じゃないの。 [DVD(字幕)] 4点(2005-06-12 21:21:37) |
24. イングリッシュ・ペイシェント
そもそもアルマシーとキャサリンの恋愛が薄っぺらな三文ドラマにしか見えないから、いくら回想シーンで切り口を変えたり、広大な砂漠をバックにロマンチックに盛り上げられても、ピンとこなかった。 4点(2004-07-05 17:47:02) |
25. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
《ネタバレ》 作品として完成度は高いと思う。しかし何か根本的なところで違和感が残った。冤罪をでっちあげることによって死刑制度が見直されてもいいのだろうか?確かに無罪の者が死刑になりうることを証明したがこれはある意味“ルール違反”だと思う。オーバーに言うと、死刑制度の是否は別にして、法そのものに対する冒涜行為だと思う。しかも命をかけてるのだからなおさらだ。 それに死刑に反対ならば自分の命こそまず尊重してほしい。自己犠牲にしてもこれでは本末転倒な感がある。ゲイルがなぜ死刑廃止運動に熱心に参加しているのか、またなぜ自ら冤罪を受けようと覚悟したのか、このあたり心理描写がもっとほしかった。 4点(2004-03-15 01:05:28)(笑:1票) (良:3票) |