Menu
 > レビュワー
 > Olias さんの口コミ一覧。3ページ目
Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 4679
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1234567891011121314151617181920
21222324
投稿日付順1234567891011121314151617181920
21222324
変更日付順1234567891011121314151617181920
21222324
>> カレンダー表示
>> 通常表示
41.  インターステラー
クリストファー・ノーラン十八番の大風呂敷は、ついに全宇宙を包み込み、そして強引に作品として成り立たせる。その力技と豪腕ぶりに、ただただ唖然。細かい突っ込みがどうでもよくなってくるくらい、体力と脳の力を絞り取られる映画。ノーランはいったいどこまで行くのか?
[映画館(字幕)] 7点(2014-12-07 22:27:58)
42.  それでも夜は明ける 《ネタバレ》 
じわじわっと何かが起こりそうで起こらずに進む展開は現実味があって良いのだが、そのまま特段の変化がないまま最後まで至り、しかも肝心なところでは救世主ブラピがミラクルのように解決してしまうとなると、拍子抜けの感は否めない。結果、12年という年月の経過があまり表現されていないことにもなっている。絞首シーンの延々続く静寂の引っ張りなど、強烈な演出の切れ味もいくつもあるんですけどね。●再見して、定点カメラで屋敷や周囲の林を背景に押さえたショットの数々が印象的だったので、+1点。考えてみれば、奴隷生活とは、人から言われたとおりのことをその場でするだけであって、自らの意思で動く場面というのがほぼありえない。そのことと一致した撮り方をしているので、作品に不思議な奥行きがあります。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-10-20 01:21:23)
43.  SOSタイタニック 忘れえぬ夜 《ネタバレ》 
噂には聞いていましたが、まさかこれほどキャメロン版の元ネタがてんこ盛りだったとはねー。いえ、実話ベースなんだから大筋共通するのはやむなしなんですが、演出のテクニックやカメラの動きまで思いっきり参考にしまくっているのがよく分かる。しかも、こちらではカルパチアやカリフォルニアンの状況まで加わっているのが、さらにスリリングさを高めています。あと、特撮や美術も当時にしては頑張っていますが、それ以上に、惜しげもなく投入したエキストラへのこだわりが凄い。
[DVD(字幕)] 7点(2014-05-11 03:09:50)
44.  若草のふくらみ ファニー・ヒル 《ネタバレ》 
田舎から出てきた娘が、泥棒に荷物を奪われて無一文になり、行くところもなく売春宿へ・・・となれば、どれだけ悲惨なストーリーになるのかと身構えてしまうが、そこからの展開は、そのまったく逆。ああだこうだとすったもんだいろいろありながら、何となくいつの間にか乗り切ってしまい、最後は主人公はなぜか勝利全開の笑顔とウィンクで締めてしまうのです。いや、これはあっぱれでした。制作側も、いかに主人公にいろんなシチュエーションでいろんな男と(だけではない・・・)いろんなパターンのエッチをさせるか、ということしか考えていない、潔い態度なのですが、しかも、衣装や美術や音楽には無駄に凝っているのが、さらなる楽しさを誘っています。
[DVD(字幕)] 7点(2014-03-09 21:11:10)
45.  十二夜(1996) 《ネタバレ》 
原作自体、400年以上前に書かれたとはとても信じられないほど洗練されたラブコメなので、それをそのまま素直に映像化したら、つまらないわけがないのです。ただし、キャスティングには無難に行っちゃった感があり、オリヴィアはもっと若く無鉄砲なイメージがある人の方がよかったし、フェステはむしろ少年くらいの人にやらせてほしかった。登場人物があれこれ勘違いして混乱する中、一番アホっぽく見える道化だけが実は幾分冷ややかにすべてを悟り澄ましている、というところに面白みがあるはずなので。
[DVD(字幕)] 7点(2014-02-23 01:38:40)
46.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 
作品全体が「生誕」の1つの隠喩になっているのはすでに指摘されているとおりなのですが、例えば、エアロックにたどり着いたサンドラが、作中で初めて宇宙服を取り払ってその肉体(手足)を見せるところは、胎内における人体の完成を意味しているのか?とか、それならばそれまでつながった状態で浮遊していたクルーニーとサンドラはもしかして?とか、いちいちシーンの意味が丁寧なのです。それに加えて、人や物が接触したり衝突したりするときの力のかかり方の描写なんかもいちいち丁寧で、それによって独立した完結世界を作り出すことに成功しています。見終わったときには、自分自身もまさに"Gravity"を体感してしまいました。
[映画館(字幕)] 7点(2013-12-15 21:00:32)
47.  その土曜日、7時58分 《ネタバレ》 
多角視点モノはもともと好きなのですが、それ以上に、このキャスティングだと、演技アンサンブルだけで十分楽しめますね。大御所アルバート・フィニーが最初あまり目立たないんだけど、途中から地響きを立てるようにせり上がってくる流れなどは、演出側と演技側の双方の風格を感じさせます。マリサ・トメイは、裏で絶対に何かやってるだろうと思っていたら何もなかったのは拍子抜けだったのですが、脱ぎっぷりのよさには力強く拍手。
[DVD(字幕)] 7点(2013-03-31 02:09:28)(良:1票)
48.  遥か群衆を離れて(1967) 《ネタバレ》 
序盤の羊全滅シーンのど迫力ですでに度肝を抜かれますが、その後も、エセックスの広大な風景を存分に生かしたシーン満載で、大風呂敷メロドラマを映像が十分に支えています。その中でも、天気はひたすら曇天・雨天、唯一晴れているのは、フランクの入水の場面。だからこそ、なかなか前に進まないじわじわした展開が生きています。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-12-24 02:37:18)
49.  Tommy/トミー
このドロドロした熱気、秩序がなくても最後まで突っ走って作品が成立してしまう初期衝動性。これぞまさに70'sパワー。この映像世界が頭の中にあって、それを具現化してしまえる原動力があるだけですでに凄い。クラプトンやティナ・ターナーやエルトン・ジョンにこんなアホな役を平然とさせられるのも、この混沌パワーあってのこと。そして、そのテンションに敢然と立ち向かい、対等なバトルを繰り広げているアン=マーグレットに大拍手。
[DVD(字幕)] 7点(2012-12-21 04:54:20)(良:1票)
50.  フレンズ/ポールとミシェル 《ネタバレ》 
ただ単に少年少女がくっついて同居生活を送るという何てことはないストーリーなのに、その中にローティーン特有の危うさや誠実さや脆さをきちんと封じ込めているところに、製作者の手腕を感じる。逃避行後は元の家族を一切描かない潔さも見事。出産シーンについても、逃げずに、しかも主題からぶれない範囲できちんとまとめている誠実性も評価したい。
[DVD(字幕)] 7点(2012-11-14 23:43:17)
51.  ダークナイト ライジング 《ネタバレ》 
3時間の間片時も飽きさせない大風呂敷拡げ力は、やはり素直に凄いと思う。前作に比べると思索性という点では少し落ちるが、三部作の総括としては十分すぎるほどの内容。ただし、これだけのネタと素材を揃えておきながら、随所でカメラがいい加減なのが気になった。
[映画館(字幕)] 7点(2012-08-25 23:35:36)
52.  湖畔のひと月 《ネタバレ》 
このヒロインは、割と同時にいろいろなことを考えていたりして、一筋縄ではいかないのだが(もっとも、実際の人間の思考はランダムで無秩序であり、そちらの方が現実に近い)、その主演にレッドグレーヴを当てるという正解すぎるキャスティングによって、それが奇跡のように無理なく成立している。しかし、当時すでに58歳とは思えない若々しさ、元気さ、無邪気さは驚き。助演の人たちのサポートも堅実であり、それによって上品なラブコメとしてまとまっている。最後に「ほかに誰もいなくなったシーン」を入れているのが実に効果的。
[DVD(字幕)] 7点(2012-05-06 02:25:38)(良:1票)
53.  ツォツィ 《ネタバレ》 
作品としての構成は単純なのだが、ラストシーンに至るまで余計な要素に浮気せず、原始的な説得力を持たせることに成功している。また、乳をもらった女性宅から主人公が出てきて、カメラが横に動いて別の店内の仲間をキャッチする動きなど、撮り方にもさりげないこだわりが感じられる。一番印象に残ったのは、紙袋を抱えた主人公が土管の野原を訪れるシーンで、ここが作品に一本の芯を通していると思う。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-11-26 01:11:36)
54.  この自由な世界で 《ネタバレ》 
このリアルタイムの社会問題に着目し、しかも主人公を必ずしも善人としていなかった設定のセンスは優れていると思うが、描写そのものはややストレートにすぎ、主人公の内省だけで話が終わってしまった感がある。ところで、日本でも派遣問題や低賃金問題は存在するのだが、切り込もうという映画人はいないのかな。
[DVD(字幕)] 7点(2011-06-05 23:17:50)(良:1票)
55.  ラブリーボーン
現実の世界と想像の世界を大胆にミックスした描写が、美麗を追求した映像とも相まって、見ていると頭が中から押し広げられそうな感覚に陥る。死後に見える世界というのは本当にそうなのかもしれないということも感じさせる。それに加え、シアーシャ・ローナンは、ちょっと考えすぎの子を演じさせたらぴたりとはまる逸材であり、2時間以上にわたって映像負けしていないのは大したもの。グレッグ・キニアを格好良くしたようなマーク・ウォールバーグの中年の渋み、いつもはクセのある役を得意とするレイチェル・ワイズの意外な普通の主婦としての好演も印象深い。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-04-17 20:19:37)
56.  英国王のスピーチ 《ネタバレ》 
スピーチというのは、書いてある原稿を読めばよいというものではない。そこで言うことを自分が心底確信していなければならないし、またそれを全力をもって目の前の人に伝えようとする意志がなければならない。その一事を踏まえている時点で、すでにこの作品は成功しているし、だからこそ主人公や周辺人物の背景描写が生きてきている。ジェフリー・ラッシュやヘレナ・ボナム=カーターの好演はいうまでもない(2人のお嬢様がヘレナにそっくりなのもびっくり)。カメラワークにあまり工夫がないのが残念。
[映画館(字幕)] 7点(2011-02-27 22:03:02)(良:1票)
57.  インセプション 《ネタバレ》 
人の夢の中に入ってその人をコントロールしてどうこうとか、夢の中からさらにその先の夢に行くとか、発想自体は中学生のオタクレベルなのですよ。しかしそれを、これだけお金をかけて、これだけ仰々しい作りにして、豪華俳優たちを容赦なくああだこうだと走らせる。やっぱり、ノーランという人は変です。これだけやってて、すべてのことは、たかが個人の頭の中のことなのですから。そしてその変さが、たまらなく貴重です。ちなみに、一番凄いのはやはり、車の転落のところで、そこでは数秒間のことを延々としつこく各階層の並列進行を引っ張ったコテコテぶりだと思います。
[映画館(字幕)] 7点(2010-08-15 21:33:19)
58.  ブラックブック 《ネタバレ》 
見ているときは先の見えない展開を面白く見ていたのですが、結局はエンターテインメント作品の枠を出ていないんですよね。牢獄に突入して救出するシーンでも、突入もあっさり成功、官憲側の反撃もあっさり成功。同種の例はほかにもいろいろあります。これではいくら物語上の障壁を周到に準備していても、全体が予定調和的に見えてしまいます。主演の女優さんの力の入った演技に+1点。
[DVD(字幕)] 7点(2009-11-25 02:40:19)
59.  小さな恋のメロディ 《ネタバレ》 
昔見たときには、何か盛り上がりなくあっさり終わってしまったなあという感想を持っていたものです。しかし、今見ると、少年少女の日常生活を地道に描写しているのが、作品に地に足の着いた雰囲気を与えていますね。むしろ、主人公2人の直接的な会話は必要最小限であり、オシャレなフレーズも気の利いたやりとりもないのが良い。また、だからこそ、決めの「僕たち結婚します」という一言の原始性・初期衝動性が、この上なくストレートなインパクトを発しています。ただ、最後はドタバタになってしまったというのは前から思っていましたが、再見してもやはりそうでした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-03-22 03:21:58)
60.  麦の穂をゆらす風 《ネタバレ》 
激動の時代背景、主人公の闘争に満ちた人生の割には、作品の描写範囲はこじんまりとまとまってしまっている気がしなくもない。ただし、この作品で一番優れているのは、英愛条約成立後に賛成派と反対派でディスカッションを行うシーン。ここで手を抜かなかったことにより、一本の筋が通り、ドラマとして完結することに成功している。
[DVD(字幕)] 7点(2009-02-22 03:16:31)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS