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ミスター・グレイさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 565
性別 男性
自己紹介 三度の飯より映画好きです。どうぞよろしく。
※匿名性ゆえの傲慢さに気を付けながらも、思った事、感じた事を率直に書いていますので、レビューによって矛盾が生じていたり、無知による残念な勘違いや独善的で訳分らん事を書いているかもしれませんが、大きな心でお許し下され。
※管理人様、お世話になっております。
※レビュワーの皆様、楽しく読ませて頂いております。

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61.  ナック
白黒ですし雰囲気からかなり以前の作品だと分るのですが実験的な作りは意外なまでに新鮮であり、予備知識ゼロですが当時としては前衛的で斬新だったのではないでしょうか。英国の香り漂っていてファッショナブルですし。ところで本筋とは少しズレますが、製作年から逆算するとハジケタ若者であった登場人物たちも今や初老を向かえているはず…いつの時代も社会と若者の位置付けは同じなんですね。むしろ年配者が若者を狂っていると思う方が健全な状態なのかもしれません。それは時代の変化から自然と生まれる世代間の差であり、両世代が理解し合っていたら素晴らしいのかもしれないけれど、そんな時が来たら社会が異常をきたしているのかもしれません。
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-04-02 18:06:02)
62.  間諜最後の日 《ネタバレ》 
ボタンで犯人割り出しや山での望遠鏡と犬の様子、ぐるぐる回るコインなどの緊張感や心情を表す場面は巧みで、個性溢れる登場人物たちとユーモアの利き具合は良かったのですが、結果オーライみたいなラストはどうなんでしょう?好みが分かれそうですが、私は汽車の事故で解決してしまう幕引きはあまりにも都合が良過ぎると思ってしまいます。殺人を犯さねばならぬアシェンデンと良心からそれを阻止しようとするエルサ。任務か?それとも良心か?はたまた愛か?二人のその葛藤を事故で終わらせ、幸せそうな姿が映るだけでは少々拍子抜けなのです。やはりスパイ業と愛の間で揺れるアシェンデンの男っぷりな決意を見たかったです。それと無関係な人の好さそうな老夫婦が被害に遭うのも後味が良くありません。ヒッチの中では死が重い印象です。
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-02-28 18:10:46)
63.  バルカン超特急(1938)
前半はやや退屈ながら本題突入後は惹き付けられるものがあります。観客も存在を疑いたくなる展開や鉄道内の部外者同士の人間模様の何気無い細かな描写などが上手く、角砂糖でクリケット談義などは他人事には思えず苦笑してしまいます。我関せずのイギリス人の特性というのは日本人のそれと良く似ていて心理も分り易いです。全編通して牧歌的でコミカルなムードなのでサスペンスとしての緊張感には欠けますがヒロインの格闘シーンなど笑えます。噛むところなんか最高です。・・・ただ、実はこれ極最近になって観まして、現代の目まぐるしいサスペンス映画に毒されてしまった私には少々物足りなかったです。もちろんそれらの多くが本作の影響を受けているのでしょうけどね。シベ超のように直接的でなくても。
[DVD(字幕)] 6点(2006-12-27 18:21:43)
64.  Jの悲劇 《ネタバレ》 
〝悪事を働き良心に苛まれる〟というネタはよくあるのですが、〝良心の信ずるままに行動したのに心が痛む〟というのは現実ではけっこうある事なのにあまり映画の題材として扱われないので興味深かったです。しかし、いつの間にやら愛を信じぬ男がその存在を認めるまでに主題がスイッチしていたのが残念。謎めいた展開を期待させる雰囲気でしたが、リス・アイファンズが初っ端から怪しいオーラ全開で人の心をささくれ立たせるような雰囲気なので異常者であるのは明々白々であり、サスペンスとしても物足りません。気球事故や主人公が精神の異常をきたしていく様子、ミステリアスなムード、お医者さんの不倫疑惑の顛末など面白いところもあっただけに私的には惜しい作品です。
[DVD(字幕)] 6点(2006-09-30 17:50:00)
65.  恐竜100万年
初めて観たのは子供の頃、昔は恐竜がいたから生きるのも大変だったよな~って、あやうく騙されるとこでしたよ(笑)。恐竜と人間を共存させるという無茶苦茶な時代考証。さらによく見ると恐竜の設定も変?トリケラトプスと戦っていたのは大きさ的にはティラノだけど・・・細部が違う。村を襲ってくるアロサウルス?小さすぎない?・・・もしかしたら子供かな!まぁ、まだまだ未知の恐竜が土の中で眠っているかもしれないので、こんな事は別に良いでしょう。でも言葉もしゃべれないのにバッチリメイクの皮ビキニはもう笑っちゃいますね。それでもこの世界、嫌いじゃないです。恐竜好きですし。確かにCG全盛の現在、ストップモーションは話にならないのかもしれないけれど、〝動き〟のセンスはこちらの方が素晴らしいと思います。ティラノとトリケラトプスの対決しかり、アロサウルスと人間の対決もまたしかり。今ではなかなか見られませんよね。もしかしたら実際に人形を動かして撮った方がイメージ湧いたりして。それに私も男ですからラクエル・ウェルチ、やっぱり良かったです。「ショーシャンク~」に登場したのも納得ですね。もう時代考証なんて別にいいじゃない・・・って思いますね。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-12-23 00:54:03)(良:1票)
66.  スライディング・ドア 《ネタバレ》 
〝もしあの時・・・〟というのは誰しも一度は思ったことがあるでしょう。この作品はそれを上手に扱っていると思います。二つの人生があまり入り組んでないので、混乱することなく観る事が出来ました。しかしどっちの人生にしろ彼女は運の悪い女性ですね。結局、地下鉄に〝乗った方が〟〝乗らなかった方が〟どっちの方が良かったのかなんて言えない事です。でも〝乗らなかった方〟の最後の場面でエレベーターで出会った二人が、あの後〝乗った方〟の人生のように発展したとしたら、駆け込み乗車はお止め下さいって事ですかね。
[DVD(字幕)] 6点(2005-12-04 16:16:03)
67.  ヴェニスの商人 《ネタバレ》 
『ヴェニスの商人』はユダヤ人を差別しているという見解があり、今作ではシャイロックをいわゆる〝悪役〟にせず悲劇の面もしっかり描いています。しかし、それが逆に鑑賞後の後味を悪くしてしまっています。シャイロックは確かに慈悲や情けと言ったものとは無縁だったかもしれませんが、それだけで信仰すらも失ってしまうのは観客として納得がいきません。ましてユダヤ人だからという理不尽な理由で酷な仕打ちを受けてきた彼の苦悩が描かれていれば猶の事です。その上、演じるのはあのアル・パチーノ。彼は善悪問わず悲劇的な役でオーディエンスを共鳴させてしまう第一人者でありシャイロックに荷担せずにはいられません。となると、ポーシャ側に素直に感情移入など出来る訳も無く、さらに指輪遊びがしっかり描かれると、人生を失ったシャイロックの悲劇が一層強調され物語自体が腑に落ちなくなってくるのです。唯一の救いはシャイロックの娘ジェシカがシャイロックから貰った指輪をしていたシーンを用意した事ですね。拠り所を失い、一人佇むアル・パチーノの悲しい目が忘れられないです。 出演者は皆実力派でヴェニスの街並みも良いのでクオリティは高かったんですけどね。
[映画館(字幕)] 6点(2005-11-04 18:28:25)
68.  ケミカル51
「ロックストック~」などのこの手の映画を観慣れてしまった今、特に新しい驚きはありません。サミュエルとカーライルは良かったけれども・・・。ただこの作品、映画館で観たのですが、ちょうど外国人の方(どこの国かは不明)がいらっしゃって、「えっ、ここで?」というところで笑っておられました。この作品の笑いはアメリカとイギリスのカルチャーギャップだと思います。よって我々が普通に楽しめるのは、有名どころのキルトやフィッシュ&チップスぐらいになってしまいます(サッカーにくわしい方はカーライルの着ていたユニホームも)。両国の根本文化を理解していない日本人には堪能することは難しい作品なんだと思います。
[映画館(字幕)] 6点(2005-10-30 10:51:44)
69.  サンシャイン 2057 《ネタバレ》 
筋はあるものの観念的なストーリーはあってないようなもので感覚で味わうという印象が強いです。ですからセンスの一致如何で見る人を選ぶと思います。個人的にはアジア人がクルーの中心であったりする未来的さや、それとは反対に宇宙服などが非常にレトロなデザインなのにクスっとなりつつ、雰囲気の盛り上げに一役も二役も買っているサウンドにクルーらと共に宇宙空間に居るような気分にさせられましたし、冷めた演出、イカロスの神話をなぞった結末は好きです。・・・ただしかし、本作では太陽光に限らず〝光〟がかなり重要な要素を担っていると思うのですが、どうもそれがしっくりこないのです。光というのは、例えば船長やサールが望んだように気分を高揚させたり恍惚とさせるものとして捉えているのに、多用される暗闇に懐中電灯の光一つとってもあまり刺激的に感じられず心動かされません。そのせいか物語は極めて深刻な状況であるのにちょくちょく退屈なシーンがありました。さらにサブリミナルは効果的としても忙しなく切り替わる画面は観難いです。もちろんダニー・ボイルのことですから確信犯で心理的揺さぶりをかけてきているのでしょうが、それが過ぎているので疲れてしまいます。・・・・・ところで、この退屈さどこかで味わったことあるなぁと考えてみたら私の苦手な「2001年宇宙の旅」でした。そう言えば手緩いHALが登場しますし、ラストシーンに映る黒いあれってモノリスでしょ?
[映画館(字幕)] 5点(2007-04-23 18:15:38)(良:2票)
70.  エラゴン/遺志を継ぐ者 《ネタバレ》 
ありとあらゆる男の子の夢を完全網羅した素敵なファンタジーですが・・・如何せん少年の心を失ってしまった私には少々キツかったです。場面場面を切り繋げたような張りぼてチックな展開は薄っぺらで奥行というものがありません。マルコヴィッチは僅かの出演で印象に残らず、カーライルとアイアンズが二人で何とか映画を支えていますが脇役の彼らだけでは限界があります。で、こうなると心配なのは二人が退場してしまった続編でして、マルコヴィッチがよほどの奮闘を見せるか映画のクオリティ自体を改善しない限り、レンタル屋にわんさと並ぶ大作便乗作品に毛が生えた程度のレベルになりかねない危険性すら含んでいます。
[映画館(字幕)] 5点(2006-12-18 18:27:00)
71.  ルパン 《ネタバレ》 
まだ駆け出しの青っちょろいルパンと御歳不明の妖艶なカリオストロ伯爵夫人との対決に、愛憎うずめく親子対決。親子三代、流れる血には逆らえない宿命にあるルパン一族の叙事詩。ここで終わってしまうんかいっという幕引きですが、最後にはサラエボ事件を匂わせるような暗殺未遂事件。カリオストロ伯爵夫人は絵画にも登場していたし第一次世界大戦まで引き起こしてしまうような様々な歴史的大事件の黒幕だった!?・・・という壮大な大河ドラマにした着想は面白いのですが・・・尺が長い割りにクライマックスと呼べるような場面が無く薄味であり、お金はかけていそうですが、監督は観客を退屈させるのがよほど心配だったのかやたら画面が切り替わります。スピード感を狙ったものかもしれませんがその場面自体がそれほど興奮する場面ではないので何だか疲れます。それから私が男だからかもしれませんがルパンが魅力的に思えなかったのは残念です。ロマン・デュリスの風貌自体は似合っていると思うのですけどね。
[DVD(字幕)] 5点(2006-10-23 18:20:16)
72.  コックと泥棒、その妻と愛人 《ネタバレ》 
これは凄い。ここが人間の欲望の行き付く所だとばかりにもう食べる食べる。高級料理店が舞台なのに観ているこっちは食欲が失せてしまうぐらい何でも口に入れてしまいます。生きるために食べ、死ぬ(殺す)ために食べる。一回観ただけなのに(二回目観る気になかなかなれん)これだけ脳裏に焼き付く印象的な作品はちょっと思い浮かばないってぐらい強烈です。あの衝撃のラスト!怖い怖い。レクター博士なら喜ぶところですが、普通はちょっと耐えられないでしょう。全編に散りばめられた芸術性と死と隣り合わせの純愛は美しいけれど、醜さや残酷さも同じくらい描かれている。美しいから残酷なのか、残酷だから美しいのかももうよく分らない。洒落た題名とは裏腹に、私の感覚ではまだまだついていけない凄まじい作品です。それから当たり前だけど泥棒の子分を演じるティム・ロスが若い!
[ビデオ(字幕)] 5点(2006-05-10 18:02:30)
73.  シンドバッド虎の目大冒険 《ネタバレ》 
皆さんおっしゃる通り!ミナトン・・・。何ですかあの最期は~。一角巨人が一行に加わった際、あ~なるほどなるほど最後に対決が待っているわけだなと心躍らせていたのに~。石の下敷きになるなんて・・・。「彼の役目は終わった」って全然終わっちゃいないよ~。しかも改めて観るとサーベルタイガーあきらかに太り過ぎだし・・・。それでもこの作品そんなに嫌いではないんですよね。ちなみに子供の頃、シンドバッドシリーズの中で何故だか今作だけは怖いなーと思っておりました。たぶん雰囲気のせいかな。
[地上波(吹替)] 5点(2005-11-25 17:27:29)
74.  天国の青い蝶 《ネタバレ》 
一言で言えば、これは文部省推薦作品ですか?(嫌みでなく純粋に)という内容です。実際に起こった事としては、何が理由だろうと、余命僅かの命が助かったのだから奇跡です。しかし映画としてはそのネタに頼って撮っただけという感じが否めません。ピートは青い蝶を探す冒険をする事によって、全ての生命が神秘的なのだと気付きます。青い蝶以外の昆虫や自然がかなり魅力的に撮られているので、それはわかります。しかしそれが逆に仇となったのか、肝心の青い蝶があまり魅力的に思えなかったのです。この話において、青い蝶は特別な存在であるはずなのに、他の昆虫と変わりないのでは致命的です。それでもまぁ、安心して観られる映画ではありますね。
[DVD(字幕)] 5点(2005-11-13 12:02:00)
75.  2001年宇宙の旅
おっ~、これが金字塔と言われているものか~。ほっ~なるほど、ふむふむ…もし私が眼鏡を掛けていて鑑賞後おもむろに外し、ツルの先を口の端にくわえ一考した後、「凄いねぇ」と一言発したら少しはインテリに見えるんでしょうね。・・・しかし正直言ってよく分りませんでした;。いやいや分らぬどころか眠気を催すばかりの始末。こりゃイカンと頭ハッキリのお目目パッチリで持ち得る限りの感性と知性を総動員し、改めて挑みもしたけれど箸にも棒にも掛からないとはこの事でものの役にも立たず撃沈…。この映画の良さを雄弁にまくしたてたりすると映画通だったりお洒落さんっぽかたりしてカッコイイんですけどねぇ。残念ながらモノリスのハイレベル過ぎる芸術性には周回遅れでついて行けませんし、内容もつまるところ凄く簡単なことを言っているのかなとも思うけれど、やはり疑問点もあり合点が行かないのです。するとこんな私にも密かに眠る自負心のような余計なプライドがムクムクと呼び起こされまして、良さを解らぬ悔しい気持ちもフツフツと湧いてくるのです。でも熱くなってみたところで悲しいかな、結局のところ〝猫に小判〟〝豚に真珠〟〝私に2001年宇宙の旅〟なのでした。ということで私はマタタビの方ががいいなぁ。
[ビデオ(字幕)] 3点(2007-04-26 18:15:24)(良:1票)
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