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まさかずきゅーぶりっくさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 848
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 思春期の学生時代、何気なく見た水曜ロードショー「ローマの休日」でアン王女との運命的な出会いをしてからウン十年、ひたすら好きな映画を何十回観るような偏食家です。

ホラー&感動映画&難解映画大好き♪ホラー映画も好き!監督別にも観ます。キューブリック、リンチの2人は別格!スピルバーグも大好き!ホドロフスキーもナタリも好き!ハネケは苦手!

レビュー点は相対的に甘めです(ボーダーは6点)。期待に背き大ハズレ、虐待モノ、悪意を感じるバッドエンドな作品には低い点も付けますがよっぽどです。逆に最高点は9点に設定し、10点は人生観を変えられる程大好きな作品だけにしてます。人生であと何本10点の映画に出会えるか、ワクワクしてます♪

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81.  ハリー・ポッターと秘密の部屋
2作目の難しさ、原作があまりにも有名な事への比較のされ方を考えると、個人的にはもう少し評価してあげたいかなと思います。これだけ世界観がしっかりしていると、2時間半強の作品の中では細かな登場人物の背景までは描けなくても仕方ないと思います。1作目よりダークで少し複雑な話にはなっていますが、先が気になる引っ張り方はさすがだし、主役3人を、まるで子供を観るような親の目線で応援したくなる作品には変わりはありません。あと原作は原作、映画は映画。小説とシナリオ。カッコ書きの文字の台詞と、役者が感情を込めて話す台詞に違いがあって当然だと思うし「映画になったらこうなったんだ」位の、同名の別作品を観る位の感覚の方が単純にこの映画の世界を楽しめるのではないかと思っています。
[DVD(字幕)] 7点(2005-11-24 16:47:30)(良:1票)
82.  ハリー・ポッターと賢者の石
きっとこういう映画のためにCG技術とか発展したんだよなあと思える位、適材適所に活かされていて、大人から子供まで楽しめる映画だと思います。ファンタジーでありながら笑いもあるし、私のように原作を読んでいない人間には先の読めないワクワク感があり、ドップリこの世界に浸る事ができました。これを書いている段階で「アズカバンの囚人」まで観ていますが、この1作目はホグワーツに入る前の時点から描かれていて、まるで観ている自分まで一緒に入学するような気分になれるので余計に楽しかったです。ロンがチェスの場面で大活躍する事も、オシャマなハーマイオニーが2人を翻弄する所も実に興味深く、擦れていない感じのハリーも実に愛らしく描かれています。ジョン・ウィリアムスの音楽も不思議な冒険の世界の盛り上げに一役買っているし、脇役も皆素晴らしい役作りをしていて、ポッタリアンならずとも多くの映画ファンが楽しめる作品だと思いました。原作を知らないおかげで映画の世界に違和感無く入れたのは幸運だったのかなとも思いました。
[DVD(字幕)] 8点(2005-11-24 16:24:09)(良:1票)
83.  フルメタル・ジャケット
キューブリックは戦争映画を今までも作ってきたが、このベトナム戦争映画は、「突撃」ほどの反戦ぽさは感じない。むしろ1部の海軍の訓練のリアリズムと、2部の戦地での様子での1場面を淡々と描いたように感じる。悲壮感よりかは変に明るく陽気に見せている事が逆に痛々しさを感じていて辛い。前半のビンセント・ドノフリオ(微笑みデブ)の熱演は評価したい。彼もその後に色々な映画で活躍する事になってよかった。個性を殺すキューブリック映画において、1部の人間だけだが個性がこれだけ目立つのも珍しいと思う。「ディア・ハンター」「地獄の黙示録」「プラトーン」など色々な名監督がこの戦争モノを撮ったが、キューブリックが撮ったらこうなったというだけで、他の作品と比べる必要はないと思う。名作。
[DVD(字幕)] 8点(2005-10-13 11:23:44)
84.  コールド・クリーク 過去を持つ家
人間、知らなければ幸せな事ってのもありますよね。忙しい都会を離れて引っ越してきた一家が、結果温和な田舎町を刺激してしまった結果、色々な事が起き始めるのは、まるであの「ツインピークス」さながらです。スティーブン・ドーフ演じる、前の住人デイルの徐々に尋常ではなくなってくる行動は、演技の幅を感じます。謎が解き明かされてゆく様と、徐々に迫ってくる恐怖を演出したこの映画は、2時間という尺を長く感じさせないサスペンスに仕上がっていると思いました!でも。。。これ、ちょっとメンバーが豪華なテレビドラマって感じの内容ですよ。そして、、、デニス・クエイドが、シャロン・ストーン演じる妻の浮気を疑って怒る様が、想像ですけど前の奥さんであるメグ・ライアンの不倫の時もこう怒ったのかなあ?と思ってしまいました(苦笑)
[DVD(字幕)] 3点(2005-10-13 11:16:32)
85.  オペラ座の怪人(2004) 《ネタバレ》 
音楽もいい!映像も綺麗!金もかかってるし、ミュージカル映画として完成されております!変な脚色もないし、CGの使い方も絶妙!カメラワークも変な狙いが無いし。モノクロを現在、昔をカラーにして(初恋のきた道パターン)エピソードを織り交ぜるのですが、それがラストにまた繋がって<クリスティーヌのお墓を訪れるシーンである物を見て「うぉ~!」と嬉しくなりました(笑)  ジャーン!!ジャジャジャジャジャーン!て例のテーマソングにしょっぱなからゾクゾクきまして、終始ファントムに感情移入して見られる最高のパターンでした!今までの、ひたすらファントムを怪人=悪者扱いする映画や、ダリオアルジェント(監督としては好きだけど)のようにただのホラーにしてしまうのとは違い、「オペラ座の怪人」の題目をいかに映画として魅せるかを計算しくつして作られたなあと大満足でしたよ!!多少ファントムの歌声レベルが「?」でも全然いいじゃないですか!?仮面を取ってもオットコ前なのはご愛嬌。  あんまりにネタバレは良くないのでしょうが、最後のところでファントムとクリスティーヌがキスして、ファントムが泣くシーンがジーンときまくりで感動!良かったなあファントムって感じで(笑)ファントムがオペラ座に住むきっかけを与えたあの全て悟ってるおばちゃんがもうちょっとエピソードに絡んできたら文句無しでしたが、凄い完成度でレベル高いなあと思いましたよ!「オペラ座の怪人」好きならDVD買って損無しじゃないでしょうか?  エミー・ロッサム(まさしく美声で顔も可愛い 笑)演じるクリスティーヌが、ファントムの歌声を聴くとフラ~っと流されちゃう辺りのうつろな表情は最高でした!中だるみの少ない140分、しかもネタバレだけどファントムが少なくとも劇中では死なない展開で終幕だったので、理想の脚本に大満足です!つうか、オペラ座もだけどファントムの住む地下とかセットに金かけすぎの超大作ですよこれ(笑)  この作品を舞台と比べるのは全くもって問題外。だって生で体感する方が上なのは当たり前ですし(笑)そもそも演劇鑑賞と映画鑑賞は別個の芸術ですから(^^;;;
[DVD(字幕)] 8点(2005-10-12 12:05:20)(良:1票)
86.  処刑・ドット・コム
限られた空間で人が人を疑い始めて常軌を逸していくパターンは少なくないですよね、「ローズレッド」「シャイニング」「CUBE」「エレベーテッド」などもありましたし。この映画も自分に対しての嫌がらせを疑い始めさせる事がきっかけで変な事になってゆくのです。そしてこの企画の全貌を知った時には、皆さん大いに腹がたつか、後味が悪いかすると思います。これはジャケットに新感覚ホラーと書かれていますが、サスペンスタッチなので、そういう意味の怖さではありません。しかし一番怖いのは「人間」だなあと再認識させられる内容です。う~ん、、、2度は観ないかな(苦笑)
3点(2004-09-24 11:46:56)
87.  シェフと素顔と、おいしい時間 《ネタバレ》 
2人の、お互いの高いプライドが邪魔して中々素直になれない様子から徐々に寂しさも相まって心を許してゆく様がとても微笑ましい映画です。私が好きだったシーンは、ジャンレノ演じる男が、元シェフという事もあって匂いやメイクには非常に敏感なのですが、ジュリエットビノシュ演じる女性がメイクを落としてドレスルームから出てきた時の顔を見た彼の顔「おっ、キレイねぇ~」という驚きの表情が絶妙です(^-^)普段はあの髪型のジャンレノが長髪にしているのも私的にはOKです♪  80分ちょっとの短い映画ですが、さらりと見れるラブストーリーとしては中々楽しめると思いました!なおこの映画音楽はリュックベッソン映画には欠かせない、エリックセラが担当しています!
5点(2004-09-23 03:03:18)
88.  バリー・リンドン
この上なく美しい映画です。芸術性を追求し続けた70年代前半までとは違い、1975年公開のこの映画では主役に当時「ある愛の詩」で人気者となっていたライアンオニールを起用。興行的成功も求めました(結果的には失敗に終わったが)。しかし芸術面でも、19世紀をこれだけ再現しようと努めたキューブリックのこだわりは半端ではない事が分かります。プロダクションデザイナーはさぞかし大変だったでしょうね(苦笑)  草原のシーンも、まるで絵画を切り取ったとかのような美しさですが、室内のシーンを何百本という蝋燭の灯りだけで撮ったシーンは秀逸で、ポワ~ンとした雰囲気が当時の貴族社会の食事シーンや賭博のシーンに垣間見られ、すごいなぁと思わせるのです。  遺作の「アイズワイドシャット」までずっとこだわったキューブリックの光へのこだわり。ちょっとフィルム粒子がザラザラ感じても、それでも自然光にこだわり続けた彼の意志の強さは、さすが元ルックのカメラマンだっただけの事はあるのです。  狂気好きのキューブリック映画において、狂気をあまり感じないこの映画。それは痛烈すぎる映画の美が、平民の若者レドモンドバリーが貴族に成り上がろうとする気持よりも勝ったからかもしれませんね!?
7点(2004-09-23 03:01:16)
89.  えびボクサー 《ネタバレ》 
イングランド中東部で、2メートルの巨大えびをボクサーにして、弱小ボクサーとの対戦で一儲けを企むプロモーターとその仲間がテレビ局に必死に売り込む過程を描いたドラマです。B級テイストたっぷりで苦笑いしてしまうようなエピソードがたっぷりですが、某国で生物虐待だみたいな抗議がくるほどの内容でもないと思いました。  結局最後には、巨大えびを悪者にして、何人ものボクサーと闘うというシチュエーションのTVの企画を行うのですが、悪者に仕立て上げられた巨大えびを可哀想に思った、プロモーターの主役の男性が、いじめるのは止めてくれと、止めに入ります。すると、その男に向かってくる巨大えび。えびに向かって「俺を殴るのは当然かもしれない。長い事ホテルや車に拘束して悪かった」というと、えびは男を殴らずに、抱擁するのです(笑)笑えるけど、なんだか不思議な感動がありましたです(^^;  オチは、この巨大えび(ミスターCという名前がある)を海に返してやるのですが、襲ってくるサメをパンチして終わりという感じです(^^;90分ちょっと、最初の方はつまらなかったんですが、最後の方は意外と楽しめましたね~。Z級映画ではなく、B級でした。虐待モノでも無いし、暇つぶしにはいいですよ!?
4点(2004-09-23 02:57:31)(良:1票)
90.  ロリータ(1962)
今ほど「性」に開放的ではない時代に、よくぞこんな内容の映画化に挑戦したと思います。ラストシーンを最初に持ってきて、回想という形で振り返る事によって、ラストまで緊張感を持続させるというチャレンジ精神も買いたいです。スーリオンは少女って感じで、危険な色気は無いけれど、ハンバートを翻弄するさまは中々の演技です。ピーターセラーズもさすがの演技力で、この映画に貢献しています。「愛」か「ロリコン」かで難しい気がしますが、当時の規制も重なって変に「エロ」になりすぎないこの作品はこれはこれでよかったと思います。きっともう少し後にキューブリックが「ロリータ」に挑戦してたらもっと意図的にエロティックにしたでしょうね。 「スパルタカス」と「博士の異常な愛情」の間に撮ったのが「ロリータ」ってのも、キューブリックはすげぇなあと思わせる部分でもあります。
7点(2004-09-23 02:52:50)
91.  シャイニング(1980)
家族愛をテーマにし、人間のキャラクター重視に物語を置いた原作に比べ、映画はホテルが主役で、登場する人間はサブに回っている感じがします。キング版の原作の熱狂的なファンは、キューブリックの映画版を扱き下ろしました。なんせ原作の終わり方まで変えてしまったのですから面白くありません。しかし私も含めキューブリックの熱狂的なファンは映画「シャイニング」を支持しています。私は原作も読んだし、映画も何十回と観ましたが「映画は映画、原作は原作」として楽しめばいいと思います。どうも原作のファンと言うのは、自分の頭の中に描いたとおりに映画化されないと面白くないとする声が大きすぎます。これは「原作>映画」と言う悪い構図を撤回する上でも、無くしてほしい偏見です。  映画「シャイニング」は目を瞠る素晴らしい点が沢山あります。三輪車でホテル内を走るダニーを後ろから滑らかに追うショットや、左右対称構図は勿論おどろおどろしい音楽にジャックニコルソンの名演技。美しい映像に不気味なホテルの内観。エレベーター横を流れる血の濁流。確かにホラーというジャンルの中では怖くないのでその点は至らないかもしれない。しかしこれほどの作品が作れるのはやはりキューブリックの才能だと思います。原作のキングはこの作品を観て不快に思い、17年後に自らが製作総指揮でテレビ版「スティーブンキングのシャイニング」を作りました(監督はキングお気に入りのミックギャリス)。しかしこの原作に実に忠実な作品が、同じ映像としてキューブリック版シャイニングと比較して勝ってるとはお世辞にも言えません。忠実だけど退屈で安っぽい。そんな感想も聞きます。いざ不満を持って作ってみて、比べてみたら勝てなかった。ホラーの帝王と言われる作家と完全主義で鬼才の映画監督。張り合ってはいけない2つの大きな才能それぞれの長所短所がうかがえる作品の代表例だと思います。
9点(2004-09-22 18:53:20)(良:2票)
92.  アイズ ワイド シャット 《ネタバレ》 
キューブリックと言う人は映画監督でありながら芸術家肌だと思います。とにかく映像を綺麗に撮りたがる。「アイズワイドシャット」もですね、NYの設定ながらこれロンドンで撮影してるのですが、ビルの住まいに差し込む光の色や角度から、舞踏会の屋敷の色調、謎の儀式の雰囲気そのものや、舞踏会に向かうビルの乗ったタクシーの撮影の仕方1つにしても全部が完璧に計算された構図なのです。音も素晴らしい。まるで、堕落した心、脳裏に釘を打ち付けるようなピアノの強い響き。主題歌にもなっている、ショスタコービッチの「ジャズ組曲ワルツ第2番」も名曲。この「♪ズンチャッチャ、ズンチャッチャ~」がテレビから流れるたび、私はキューちゃんの偉大なる最終章である「アイズワイドシャット」を思い出すのです。  159分、私は中だるみを感じず一気に観てしまいました。あまりに期待をした人は大いに落胆し、偉大なる監督の遺作を妥当に評価する人もいました。「精神世界への旅立ち」をモチーフに70年も前の原作の作品を、現代のNYに措き直し、最終編集を終えた数日後に亡くなった遺作。巨匠が最後に何を伝えたかったのか?今の私にはまだまだ分からない事だらけなのです。
8点(2004-09-22 18:49:04)(良:1票)
93.  仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督)
17世紀のパリを舞台に権力と贅沢に酔うルイ14世と、忠誠を誓った四銃士の生き様。自分勝手なルイと、牢獄に閉じ込められている「仮面の男」の正体!そしてそれを知った四銃士の起こした反乱とは!?なんて映画記者みたいな触れ込みしてしまいましたが(笑)  音楽もカッコいいんですよ!すっごく(^^)あのロシアのフィギュアスケートの王者、ヤグディンがこの映画のサントラで見事な演技をこなし10点連発した冬季オリンピックを思い出します。映画も音楽の盛り上げ方が凄い!なんでこんなカッコいい音楽作れるのかな?  ディカプリオは実に損をしている!四銃士の映画ですね、特にダルタニアンの。オチは言えませんが「お~!」と思います。勿論ガブリエルバーンだけじゃなくマルコビッチもジェレミーアイアンズも素敵!やっぱり俺も同じ男として「シブイ」男に憧れるのかな(^^) 男も惚れる四銃士の話なのです!! ガブリエルバーンに6点!音楽に+1点!
7点(2004-09-22 18:46:35)
94.  時計じかけのオレンジ
始めはひたすら残酷で、途中からは切なく、そして最後には再び怖くなる映画です。あまりに衝撃的だと言われたこの内容は、現代の世の中の「鏡」のように映し出されています。物が豊かになり過ぎた現代、人の心の豊かさがそれには付いてゆけず退廃してしまった過程と結末。  強調して描いてる部分も多いのですが、どこか「切ない」と思います。主人公アレックスが何か気の毒に思えてしまうのです。悪い事はしてきたが、その結果が政治的圧力で行われた「強制実験」におけるモルモットで、そして家族も仲間も失ってしまった。 「時計じかけのオレンジ」なるほど、みかん自身も自分の意志に関係すること無く、環境によってすぐに腐ってしまう。人間も環境によって腐ってしまう。近未来への警鐘が、何か現実味を帯びてしまいすぎて、衝撃的に感じない自分も、どこか怖いのであります・・・。
8点(2004-09-22 18:42:35)
95.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
核戦争の恐怖、現代への不条理といったところでしょうか。ピーターセラーズというピンクパンサーなどで有名な俳優さんが、1人3役を演じ見事な活躍です。その他もリッパー将軍は「現金に体を張れ」で主役を張ったスターリングヘイドン、タージドソン将軍に「パットン大戦車軍団」でオスカー受賞(拒否したが)のジョージCスコットと多彩な顔ぶれです!役者の役者たる演技の白熱の映画です!内容はブラックで、今の時代見ても怖いけど、やっぱり不条理を感じますねー・・・。  博士のあまりのキレぶり(ピーターセラーズのアドリブ演技)に、思わず後ろに立ってる俳優さん、笑っちゃってるのがはっきり映ってます(笑)
8点(2004-09-22 18:40:44)
96.  恐竜100万年
人類がまだ言葉のコミュニケーションを持たなかった紀元前100万年に、人間と凶暴な恐竜、動物との熾烈なサバイバルを描いた作品ですが、太古の世界に生きる恐竜を、まだCGの無い時代に、1コマ1コマ人形を動かしながら撮影し、リアルかつ滑らかに動かしているのでお~!と感動しました。「ジュラシックパーク」の驚きとはまた違う。安っぽさを私は感じなかったし、本当にあっと言う間の90分でした!  恐竜の見せ方以外でも、見せ場が色々あり、黒髪とブロンドの群れの文化の発達の違いや、主役2人の言葉の無い中から生まれるコミュニケーション、長をめぐる権力争いにそこから生まれる戦争、女性同士の争いに加え、草食、肉食恐竜の戦いに、最後は火山噴火の大地震。しかしなんといっても、主役を張った女性、ラクウェルウェルチが綺麗!可愛い!スタイル抜群!なんせ彼女のこの映画の写真を、あの映画「ショーシャンクの空に」で脱出のカモフラージュのあの監獄の中のポスター、最後はラクウェルウェルチでしたから(笑)  最初は、くもやイグアナらしきもののドアップがきつかったんですが(汗)最後の方は結構融合が違和感なくて、お薦めできます!!
6点(2004-09-22 18:25:26)
97.  28日後... 《ネタバレ》 
ジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ」に非常に良く似ていると思いませんか?ほとんどの人間がいなくなり、生き残ってる人間が1つの場所に留まり手を考えるが、仲間割れも始まる。敵がいるのだが、協力するべき仲間内で内乱が起きる。まるで「ナイトオブザリビングデッド」チックだし、ゾンビが感染者に変わっただけで、30年以上も前にロメロが編み出したアイデアの塗りなおしという気がしてしまいました。しかも彼のセンスでしょうか、イギリス映画だからか分かりませんが微妙に選曲が「?」って場面もあります。サバイバルを主題にしたいのか、襲ってくる感染者の恐ろしさを見せたいのか、生き残った人間の裏切りや欲望を見せたいのか、今ひとつ主張が混在しすぎて分かりませんでした。結局3人はその施設を脱出し更に28日後にヘリによって救助されるのですが、う~ん、、、。ちなみに劇場公開時は主人公の男性は死んでしまう終え方だったとか・・・。結末沢山作るのも更に主張を弱めているような気がします・・・。  「トレインスポッティング」「ザ・ビーチ」の監督というだけに、肌が合わないかなと危惧しながら観たのですが、「目覚めたら周りに人がいない」っていう最高の掴み方の割には平凡かつ安易な展開で、残念でした。完全な感染者とのサバイバルホラーにしてしまうか、他国を巻き込んでの壮大なスペクタクルにして欲しかった・・・。やっぱり元祖の「ゾンビ」にはかないません。
3点(2004-09-22 18:24:24)
98.  アポロ13
ての電源を切られ、宇宙に取り残された乗組員3人の不安と緊張感がリアリティーがあるけれど、そのクルーを何とか地球に無事帰還させようと奮闘する地上組の映画かなとも思いますが、当時オスカー2連覇の大快挙を果たしたばかりのトムハンクス主演という触れ込みが、この映画のヒットに拍車をかけたのは紛れも無い事実なのです。  トムハンクス、ビルパクストン、ケビンベーコンと並ぶとちょっとベーコンの影が薄く可哀想な気もしました。土壇場で宇宙に行けなくなり、地上組に残ったゲイリーシニーズの知識無くしてはあの奇跡の帰還もなく、本当に運命って不思議な巡り合わせだなあと思うのです(ゲイリーシニーズの演じたあの人も自分が宇宙にいたら、あの帰還策は考えられなかったでしょう)。  事実は小説より奇なり。事実という前提があるからこそ、この壮大な映画がますます大きく感じるのだと思います。
8点(2004-09-22 17:33:06)
99.  2001年宇宙の旅
モノリスの存在感。HALの感じる矛盾。そして反乱。スターゲイト突入の恐怖。そしてスターチャイルド。SF映画の最大最高傑作と言う事は間違いがない。芸術家キューブリック先生の代表作。
9点(2004-09-22 17:27:25)
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