1. ハンニバル(2001)
ジュリアン・ムーアは、その色の薄さに拠り結果オーライ。ジョディ・フォスターならば、この「品」は具現出来なかったであろうと想像する。全編を支配する美しい空気と直接的な表現が、何故かコントラストと化さずに溶け合っている。浸っているだけでも気持ち良かった。 8点(2003-10-16 09:24:45) |
2. 戦場のピアニスト
只の再現ドラマだっ、文句あるかっっ!って言っちゃえば良かったんじゃん? 8点(2003-10-03 09:46:54) |
3. 神に選ばれし無敵の男
随分前に新作登録を依頼していたが、何故反映されなかったのだろうか…?まぁ、良いや。で、あーぁ、やっちまったよ、ヘルツォーク。彼のリアリズムを生み出す(と言うか、追求する)手法が見事に破綻した格好。実は撮影途中で、ヤバイ!、と感じていたのでは無いだろうか?全編に渡り「諦め」が蔓延しているようにも感じる。ヘルツォーク史上最悪、と言ってしまって良いだろう。 2点(2003-10-03 09:29:29) |
4. 007/トゥモロー・ネバー・ダイ
当時、ピアース・ブロスナンが「やっと僕は成功することが出来た。」とコメントしたことの方が印象的だった。やっぱりTV界との格差は大きいのねん。 5点(2003-07-09 10:53:29) |
5. プラトーン
悲惨だ。誰の為の戦争か?何の為の戦争か?大義の無意味さと現場の残酷さが、米兵が幼い娘をレイプするシーンに集約されている気がした。公開当時、街頭インタビューで20代後半の女性が「すごくカッコ良かった!」と感想を述べていた…。今、彼女はどんな生き方をしているのだろうか…? 9点(2003-06-27 16:47:06) |