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黒猫クロマティさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 497
性別 女性
ホームページ http://kuroneco.livedoor.biz/
年齢 59歳

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1.  赤い靴(1948)
初めて見たのはうんと子供の頃だったけど、有名な新聞紙と踊るシーンと衝撃のラストシーンは強烈に印象に残った。「子供だまし」って言葉があるけど、子供だってホンモノは分かるのだ!今見ても古くさくない、素晴らしい映画だ。アンデルセンの「赤い靴」では主人公の少女は両足を切断することによってやっと踊りから解放される。モイラ・シアラー演じる主人公は足を切断するより踊り続けて死ぬことを選んだのだろう。
10点(2004-01-09 16:58:35)(良:1票)
2.  未来世紀ブラジル
最近益々世の中この映画っぽくなって来た感あり。シワとり整形も今やかなりポピュラーだしね。美術も音楽もクール、モンティ・パイソン風味のブラック・ユーモアも冴えてる。それを最期までやりとげたのがこの傑作。途中で迷走すると「フィッシャーキング」みたく駄作になる。
10点(2003-12-04 14:23:56)
3.  時計じかけのオレンジ
これだけ刺激に満ちた世の中だと言うのに、30年前のこの映画は今も人々に衝撃や激しい嫌悪感を与え、美術的には近未来的。我々がキューブリックの見ていた世界に追いつくことは果たしてあるのか?先日「ギャングスター・ナンバー1」でマルコム・マクダウェルを見たけど、すっかりイギリス人らしいじーさんになってたなぁ。
10点(2003-11-12 17:53:19)
4.  シャイニング(1980)
恐がりの私はホラーが嫌いだ。TVでやってる心霊写真特集やら、ギャグとしか思えないドラマでさえ、うっかり見てしまうと怖くなってシャワーをゆっくり浴びることもできないのです。しかしこの作品は怖いのにウットリしてしまう。なんと美しい狂気の世界。ヘビメタ&グランジ系のスティーブン・キングがこの映画をつまらないと言う気持ちは大変よく分かります。因みに、個人的にはあの真っ赤なトイレの質感が、私が好きなキューブリックの映像見本です。
10点(2003-08-07 18:05:36)
5.  2001年宇宙の旅
単にテクノロジーの進歩を誇るSF映画は、今の世の中あっと言う間に古くさい中古品になってしまう。それに比べて本作に見るキューブリックの感性は、製作から30年以上経った今でも私にとっては新しくSF的だ。
10点(2003-08-07 16:30:08)(良:1票)
6.  24アワー・パーティ・ピープル
80年代から90年代初めにかけて音楽業界を席巻し、現在のクラブ・シーンにも多大な影響を及ぼす「マンチェスター・ムーヴメント」の盛衰を、ジョイ・ディヴィジョン→ニューオーダーやハッピーマンデーズを擁するファクトリー・レコードのオーナーであった、トニー・ウィルソンを語り部に描いた作品。この辺の音楽に詳しい人は勿論のこと、詳しくない人もマイケル・ウィンターボトムのイギリス人らしいユーモアと、「ブエナビスタ」のロビー・ミューラーの映像を楽しめるのではないだろうか。まさに「パーティ」と言う言葉が相応しいやけくそのバカ騒ぎは、最初から終わることをずっと意識し続けているかのような空しさがつきまとう。この時代に思い入れたっぷりの私には、懐かしくもあり切なくもある作品でした。でもこの映画で語られている「マンチェ・ムーブメント」はほんの一部なのよね。 <追記>何度観てもやっぱり好きで好きでたまらないので、思い切って10点だ!もってけドロボー!
[映画館(字幕)] 10点(2003-05-01 17:13:44)
7.  ブラス!
どこからどう見ても何から何まで全くもってイギリスらしい映画。何度見ても泣ける。
9点(2003-12-12 11:04:09)(良:1票)
8.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
実際問題、今私たちはこれくらいバカバカしくて危うい奴らに命預けてると思います。ひきつった笑いやモノクロ故に益々引き立つステンレスのような質感の映像がキューブリックらしい傑作。
9点(2003-11-12 17:36:38)
9.  ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!
はちきれんばかりにパワフルな若きファブ・フォーのオーラに興奮すること間違いなし。今見てもかなりオシャレな映像はDVD版ではデジタル処理され、まるでカラックスの映画みたいだと思ったのは私だけか?そしてひたすら明るく希望に満ちたラストのライブシーンを見ていると、失ってきたものの大きさを想い泣けてきます。音楽ファンならこのDVDは一家に最低1枚持つべし!
9点(2003-10-27 14:57:13)(良:1票)
10.  さらば青春の光
ザ・フーのファン、モッズ諸氏は必見の青春映画。音楽もファッションも好きな人にはたまらないものがあります。そして登場人物達の身勝手さや情けなさが、夜な々いつもの店に集まって繰り広げられていた若かりし頃の喧噪を思い出させます。しかしスティング、カッコいいですか?彼のファンではありますが、この映画の彼は一人だけモッズじゃないし、正直かなり浮いてて笑えます。
9点(2002-07-16 16:15:32)
11.  エイリアン
映画見て本気で文字通り手に汗かいたのはこの映画が初めて。
8点(2004-08-18 10:55:48)
12.  炎のランナー
宗教とか差別とか馴染み深くないと考える方もおられるかもしれないけど、それはあくまでシチュエーションであって「信念を貫く」って事の難しさと大切さは万国共通だと思う。そう言った意味でこの映画はとってもキリっとした良い映画だ。思想の部分から離れてもスポーツの持つ緊張感やカタルシスも良く表現されていて飽きさせない。英国上流階級の鼻持ちならない美しさも十分堪能できるし、言うこと無いッス。「人間なんて・・」と落ち込んだ時に見ると元気でるかも。
8点(2004-04-12 15:18:20)(良:1票)
13.  日の名残り
たまりません。様式美を愛するイギリス好きの私には超ドツボな映画。アンソニー・ホプキンスが執り仕切る優美で洗練された貴族の生活。台所で、食卓で、遊技部屋で、彼が行う様々な仕事にウットリした。BGMがまた素晴らしい(【ともとも】様に同感)。人生の大事な選択って発車のベルが鳴り終わってから扉が閉まるまでの電車のように、ちょっとでも躊躇すれば乗り遅れてしまう。けど、乗ったら乗ったで果たしてそれで良かったのかと自問自答。それでも時は容赦なく過ぎてゆくのだ。この役はアンソニー・ホプキンスにとっての最高傑作だと私は思うなぁ。まさに緩やかに暮れて行く「日の名残り」を存分に味わえる作品。
8点(2004-04-05 15:44:31)(良:2票)
14.  SWEET SIXTEEN
家族と一緒の当たり前の暮らし。それを手に入れる為に15歳にして大人のように振る舞うことを余儀なくされたリアムの痛みが辛かった。ほんの少しの運命の違いで、私がリアムだったかもしれない。あるいはピンボールだったかも。大人がしっかりしなくちゃダメだよな、ホントに。
8点(2004-03-15 14:12:54)
15.  愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像
20世紀で最も重要な画家の一人と言われるフランシス・ベイコン(英)とその愛人でありモデルでもある男性、ジョージ・ダイアーとの関係を中心に彼の作品の背景を描いた映画。ストーリーは尊大で冷酷で欲望のままに行動する芸術家とその芸術家に翻弄され、絶望し、薬やアルコールに溺れて行く男の話しで「あまりにもそのまま過ぎる」と私の友人には不評だった。しかし私はこの映画とても好き。なんと言っても映像が美しくて、見ていて気持ちがいい。映画の中に彼の絵画は全く出てこない(ベイコン財団が認めなかったらしい)が、その代わり水に揺らめき歪むダイアーの顔や繰り返し見るダイアーの悪夢など、ベイコンの絵画のイメージが随所に映像で表現されている。うっとりする程美しいラストの赤い壁とトイレのシーンは「3連画5-6月」(73年)の引用。監督はデレク・ジャーマンのもとで編集に携わっていたジョン・メイバリーで彼はMTV出身なのでこの手の作品にしてはテンポも良い。それにしても、愛する人に対して自分は何も与えるものが無いと感じた時のあの恐怖。疎外感。ダイアーを見ていると辛くなってくる。
8点(2004-01-23 11:38:34)
16.  反撥
この映画を見てるとなんだか自分もちょっとおかしくなったような錯覚をおこす。精神が病んで行くと時間の感覚がなくなるんだなって妙に納得。
8点(2004-01-09 17:12:46)(良:1票)
17.  ギャングスター・ナンバー1 《ネタバレ》 
60年代後半のロンドンでビスポーク・スーツに身を固め、イタリア製の手縫いの靴を履き、アストンマーチンに乗る狂気の若きギャングスターをポール・ベタニーが熱演。目つきがヤバイです。シビレます。結構痛い暴力シーンがあるので苦手な方はダメかも。特に↓【野生のおっさん】さんが書かれている殺しのシーンは「昔ながらの方法」でなぶり殺しにしているところが、ヤられている側の目線で撮られていてかなりコワイ。若きギャングスターはやがて強烈に憧れながらも深く妬んでいた自分のボスをおとしいれて、彼の持つモノ、家も金も組織もそっくり自分のモノにします。が、ただひとつ、与えなければ得られない「愛」だけは手に入れることがでなかった。30年後のギャングスターを演じるのは『時計じかけのオレンジ』のマルコム・マクダウェル。裏社会の頂点に昇りつめたが孤独で空っぽの悲しい男は作品中一度も名前を呼ばれることがない。彼には名前がないのだ。UK好きなら見る価値アリかも。隅々までこだわりを感じるスタイル、音楽もキマってる。但しマルコム・マクダウェルがちょっと鈍くさかったかな。【木戸満】さん、お先に!
8点(2003-12-17 11:31:35)(良:1票)
18.  ワールド・アパート 《ネタバレ》 
この映画を見ると差別意識に環境が与える影響の大きさを感じる。もちろんアパルトヘイトとは切っても切れないストーリーなのだが、娘と母親の関係が非常に繊細に描かれていて、親子関係という視点で見ても良い映画だ。幼い主人公の少女が様々な出来事を自分なりに消化して行き、黒人活動家の葬儀の場で初めて自らの意思で闘争の拳を高く掲げるラストシーンが印象的。映画を見終わった後私と友人達は帰るに帰れず有楽町駅で延々議論し続けたことを思い出す。この頃はネルソン・マンデラが大統領になる日が来るなんて想像もつかなかった。アパルトヘイト政策は撤廃された。しかし、ラグビーW杯の南ア代表に黒人を入れることで揉めたりすることからも分かるように未だ差別は続いている。
8点(2003-12-04 17:00:07)
19.  ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ
とにかくまず音楽ありきの映画なので、自分の人生は音楽と切ってもきれないと自覚する人以外には少し退屈かもしれません。どことなく常に夕暮れを思い起こさせるロビー・ミュラーの映像もキューバ音楽のもつ色気とよくマッチしていると思います。スティール・ギターの名手ライ・クーダーはまた民族音楽の探究者でもあり、お金も仕事もなく、家族をほっぽり出して様々な地域の音楽を求めて放浪していた時期があります(沖縄音楽にも詳しいようです)。そんな彼にとっては息子やキューバの音楽家達と共に埋もれていた音楽を再び世に出す作業は堪えられな幸福だったことでしょう。音楽と人生に対する尊敬と愛情に満ちあふれた作品です。
8点(2003-09-30 16:21:23)(良:1票)
20.  レ・ミゼラブル(1998)
他人には教えないで、こっそり心の中にしまっておきたくなるような作品。胸を打つ美しいセリフが随所にあるのは、やはり古典ならではかと思います。ジャン・バルジャンが改心したのはキリスト教的な神父の慈悲のお陰ですが、この映画ではあまり「神」が強調されてないあたりが好感もてます。と言うのは「神」と言う絶対的な規範に自分を預けてしまうのはちょっとズルな気がするからです。彼は相変わらず弱い人間で迷いの中にあり、気を許せば楽な道を選んでしまいそうになります。けど、その都度心の中に「銀の燭台」を灯して自分自身に問いかけ、必死で正しいことをしようとするわけです。自らの弱さを努力で克服するこの映画のジャン・バルジャンに私は共感します。(良評価くださった方、ご免なさい。内容少し変更してしまいました。お許しください!)
8点(2003-09-16 11:27:43)(良:2票)
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