1. ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬
「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!」に続くローワン・アトキンソンさんの傑作。シアターで2回観ました。これに敵うお笑い映画はご本人の新作以外皆無でしょう。未見の方へ、オススメします! [映画館(字幕)] 10点(2012-05-27 21:56:23)(良:1票) |
2. Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!
コメディ映画の最高傑作。もう何十回観たことでしょう。どのシーンも細かく良く出来ていて本当に素晴しい。 特に“ジャンニ・スキッキ”。初めは内容を知らなかったので笑いを通り越してただただ感動させられてしまいました。ローワン・アトキンソンさん、尊敬します。 下ネタ無しで、とにかくハッピーになれる作品をお探しの方へ、間違いなくオススメします! [DVD(字幕)] 10点(2010-07-15 00:12:37) |
3. ルパン
《ネタバレ》 本ストーリーはあくまで、ルパンの若かりし頃の冒険譚である小説「カリオストロ伯爵夫人(モーリス・ルブラン氏作)」をベースにしているので、主人公の魅力のすべてがこの映画で観られる訳ではありません。しかしながら同著者の「813」や「奇巌城」などの面白さを熟知しているファンにとっては、どちらかといえばマイナーな存在であった前記作品の内容が他のエピソードへのオマージュや下記(※印以降)の娯楽要素もプラスした実写の形でこれ以後新しく見直せるようになったという点に、今回の映像化の「価値」を見出すことができるのだと思います。ですので原作やその他の知識が無かったり、ルパン三世のようなコミカルさを期待するのみであったりすると、おそらくがっかりします。率直に言って未読の方は楽しめません(これは、まさかそのような方はいないと製作者側が考えていることですのであしからず)。ちなみにこちらのサイトの平均点は低いですね。※さて、肝心な本編についてですが、文字から浮かぶイメージがそのまま目の前に表れたようで、とても華々しくすばらしいと感じました(by既読者より)。展開がスピーディーで画像もビビッドです。ルパン役はアラン・ドロンが無理な現在、愛嬌があってカッコいいこの映画の人以外にいません。カリオストロ伯爵夫人もパーフェクトでした。クラリスも美人さんでカリオストロの城のアニメとは次元が違います。贋作、まんがはもう忘れましょう。ラスト、もっと続きを観たい、と期待させられるのは本の世界と同様…なるほど、他のエピソードがまた読みたくなるという仕組みです。 [DVD(字幕)] 10点(2009-07-11 01:09:31) |
4. スターリングラード(2001)
《ネタバレ》 みんな英語で喋ってますのでおかしいです。でもストーリーは面白かった。ジョゼフ・ファインズと出会うシーンのジュード・ロウは観ていて気持ち良かったです。普段はちょっと不気味ですが。エド・ハリスは思いっきり悪役でした。これほどの憎まれ役はステート・オブ・グレース以来ではないでしょうか。ラストは、この人の動きをじっと見ていたジュード・ロウ側を、もっと映し出してくれてた方が面白かった気がしました。ラヴ・シーンはこの映画らしい描写でしたけど、やらしい感じします。映画全体を通してプライベート・ライアンとは違うと思いました。 [DVD(字幕)] 8点(2005-09-03 01:11:37) |
5. 007/オクトパシー
細かく観れば、やはりちょっと古いという印象、それからロジャー・ムーアとスタントマンとの動きの差(前者の方が遅い。でも年齢を考えると仕方ないかな。イギリス映画はリアルさを追求しないので余り大した問題ではないですけど。)、あとワニ(観てのお楽しみ)、という3つの欠点はあるものの、全体的出来上がりはスピーディでアイデアの沢山詰まった良い映画なのではないでしょうか?私はこの映画好きです。監督ジョン・グレンの才能をたっぷり味わえるし(さすが同シリーズで5本も監督するだけありますね!)、嫌な事なんか忘れて只観て楽しんじゃおうっていうような、そんな映画です。ピエロの格好なんか最高!当時もヒットしたのだと思います。この後同じ年に公開された「ネバーセイ・ネバーアゲイン」に負けないようにと必死に作られたのでしょうね。なんと言っても明るくて後味が良いのがこの映画の最大の魅力です。でもDVDのジャケットの写真はロジャー・ムーアの顔逆さで余計古臭く見えてダメ!当時のかっこ良い絵のポスターを使えばこの映画のイメージがもっと良くなったのですが…。DVDの作り手のセンスが無いのにガッカリ。 10点(2004-09-06 01:17:00) |
6. 007/消されたライセンス
前作に引続き今回もティモシー・ダルトンは、007をスマートでかっこ良く、非常に理想的に演じています!ちなみに私はティモシー・ダルトンが、小説の007のイメージに一番ピッタリだと思っています。さらに今作は、アクション・シーンや敵、ボンドガール等も全く申し分無く、全体的にも良くまとまっていて初めて観た時、非常に優れた作品が完成したんだ、と感じました。さすがはジョン・グレン監督、センス抜群!ですがあえて問題点を挙げるとすればストーリーが、スパイの個人的復讐というティモシー・ダルトンを少し意識し過ぎたものになってしまった、とも感じました。異色のテーマを選ぶのはもう少し新007が定着してからにすべきだったのではないでしょうか?まだ2作目だというのに急に私のような熱心なファンでないとちょっと取っ掛かり難い趣向にもなってしまった為、公開当時付いて来れない人も多かったかと思います。結果として次作ではまた主役を交代し、シリーズのイメージをさらに変えざるを得なくなってしまったのでしょう。完成度の高い映画だと感じられただけに主役の交代は、私も他の方と同様非常に残念無念…(泣)。それから作品の内容とは別に問題点をもう1つ、邦題が良くありません。原題は「Licence to Kill」、私が付けるなら「殺しのライセンス」。つまり今迄は当り前のように認められて来た殺しを、今回ジェームズ・ボンドはその資格を失ってしまっても自分個人の為にそれを続けなければならないという英国独特の皮肉を表わしています。その上であえて付けられた「Licence to Kill」という響きが、いわゆる“スパイ”を表わす言葉でもあり、観客の興味を湧かせる事請け合いだった筈なのですが…。この邦題を付けた人のセンスの無さにガッカリ。 10点(2004-08-10 23:58:41) |
7. アポロ13
トム・ハンクスの映画はどれも最高!ほんとに良い俳優さんだと思います。 10点(2004-08-09 01:32:07) |
8. プラトーン
映画の中の殆どのシーンで描かれている悲惨な状況から、あんなラストを迎えるなんて!トム・べレンジャーはやっぱりうまいと思います! 10点(2004-08-09 01:08:24) |
9. 007/リビング・デイライツ
アクションが派手過ぎない所が、反って観ていて爽快!例えば特殊武器は極端に凝った物は出て来ないし、大爆発も余り無い。拳銃もバンバンバンバン一人の人が連続して撃ったりしない。でもボンドが従来よりも素早く動いて次々と難を逃れ、相手をやっつけて行くのでちっとも不満に感じない。それからアクション以外に他の作品と違う所は綺麗なボンドガールがずっと一人だけ、登場人物の殆どは首から下が洋服で隠れている、敵役も変に怖かったりしない、ストーリーも散漫にならずに最後までまとまっていて分かり易い、極めつけは主役のティモシー・ダルトンが従来のように気障では無く控えめでとても好感が持てる。なのでシリーズの中では、この映画の出来栄えが一番良いのではないでしょうか? 10点(2004-08-08 23:48:26) |