1. ムカデ人間
《ネタバレ》 見ました! 嫁さんも子供も閉め出して、部屋の電気も落として。面白かったです。私が何を見ているのか様子を伺おうとした子供に、「何しとんじゃ、ブォケェ!!」と暴言を吐いてしまいました(夜中一人で見ればいいことですよね、DVD借りてきたら、見るのを夜中まで待ちきれなかったんだよ~~ん)。さすがに人間数珠つながりを子供には見せられません。でも、思っていたよりもエログロ度は低くて、私に言わせれば表現はとてもお上品です。トチ狂った外科医の先生、単細胞の日本人ヤクザ、わがままなアメリカ人姉ちゃん達と異色の取り合わせがグッドです。最後まで楽しませてもらいました。エンディングは意外でした。もっと驚いたのは、三部作の告知! [DVD(吹替)] 6点(2013-08-12 00:10:17) |
2. ファニーゲーム U.S.A.
とても笑顔の爽やかな友人が、「ひどい内容の映画で、すごく怖いんだよ。でも、絶対に見たほうがいい。」と薦めてくれました。その通りの映画でした。怖かったです。意外な展開で、予想以上に面白く見ました。さて、私はこの手の映画を見て楽しめる人間と、友人に見切られていたのでしょうか? そして、友人の爽やかな笑顔の裏には、この映画を楽しむことのできる私の知らないダークな部分があるのでしょうか? 映画を見て怖かった旨、彼に伝え、いい映画を教えてくれてありがとうと礼を言いました。すると、「そうでしょ! 怖かったでしょ! ひどいでしょ!」と彼の話はとどまるところを知りませんでした。なんだか怖いです。 [DVD(字幕)] 7点(2013-08-04 02:39:39)(良:1票) |
3. レ・ミゼラブル(2012)
《ネタバレ》 私は原作を二度読み、ニューヨークでブロードウェイの舞台も見ています。舞台では多少窮屈に感じたバリケードのシーンが迫力を持って描かれています。映像の力を感じさせてくれるミュージカル映画でした。ただ暗い画像が多く、見づらい部分があるのは残念です。大好きな作品の映画化ですが、みなさんがすすり泣くなか、意外なことに私は涙が出ませんでした。涙腺を緩めていったつもりなのですが、Hジャックマンが年老いて見えなかったからかもしれません。機会を作って、また舞台も映画も見直してみたいと思います。ちなみに、みなもと太郎氏の独特の解釈によるギャグ漫画「レ・ミゼラブル」はクセがかなりありますが、傑作と思います。 [映画館(字幕)] 7点(2013-01-10 02:18:57)(良:1票) |
4. スペースバンパイア
マチルダ・メイにつきます。圧巻です。でも、今思えば控えめな露出ですね。テレビで嬉し恥ずかし見ましたですよ。 [地上波(吹替)] 5点(2012-08-27 21:20:31) |
5. ダークナイト ライジング
《ネタバレ》 クライマックスの盛り上がりはなかなかのもので、手に汗握りました。さまざまなどんでん返しが立て続けに起こり、見事な幕引きだったと思います。ただ、「虎の穴特訓編」あたりが冗長に感じられました。もっとも違和感があるのは、「犯罪」で、悪党どもははたして何をしたかったのか? なんだかそこがスッキリと最後まで伝わってきませんでした。バットマンとロビンが大活躍して悪人をとっつかまえ、警察に差し出すという単純な図式をもはや期待してはいけなかったのでしょうか? [映画館(字幕)] 7点(2012-08-27 02:57:02) |
6. スーパーマン(1978)
スーパーヒーロー物をハリウッドが本気で作るようになった先駆けの作品ですね。ジーン・ハックマンを起用したことが話題を呼びました。出演者の中で、一番の高額ギャラで、名前も最初に出てきます。彼が出演したことで、この後、コミック作品の映画化に大俳優がイメージを損なうことを恐れずに出演するようになったと思います。作品の出来は期待度からすると7割くらいの出来で、満足感や、高揚感にちょっと欠けるのが残念です。若き日のクリストファー・リープはスーパーマンのイメージ通りで、素晴らしいです。 [映画館(字幕)] 6点(2011-09-24 11:39:45)(良:1票) |
7. ミッドナイト・エクスプレス(1978)
完成度は非常に高く面白かったです。この映画を見なければ知ることのなかったであろう事柄が随所にありました。ですが、見ていて実にいらいらする映画でした。名作と思いますが、私好みの作品ではないので、私の中の位置づけは7点です。 [ビデオ(字幕)] 7点(2011-08-08 00:54:04) |
8. ジャガーノート
《ネタバレ》 長い間見逃していた本作をやっと鑑賞できました。見て良かったと思いますし、結構面白かったですが、あっさりしていますね。不満な点が多々あるのですが、それはよしのぶさんが上手にレビューされています。群像劇として見ると、個々のエピソードが生かされていないし、伏線が回収されていないのが致命的ですね。豪華客船の撮影は素晴らしいですし、荒れる海での降下作戦など随所に見せ場がありますが、たたみかけるようなテンポに欠けます。もっともっとよく作ることができたであろうに、惜しいものです。役者の顔ぶれはなかなかのものがあります。ジャガーノートの意味をウィキペディアで知らべ、びっくり。ジャガーは動物ではありませんでした。 [DVD(字幕)] 6点(2011-08-08 00:18:37) |
9. 暗殺者のメロディ
本作のアラン・ドロンの演技は印象に残ります。「殺し屋」の内面を上手に表現したと思います。サングラスがよく似合ってすてきです。 [映画館(字幕)] 7点(2011-07-16 00:58:41) |
10. わらの犬(1971)
今見返すと古くささは否めないと思いますが、間違いなくセンセーショナルな作品でした。最後に描かれる爆発的な暴力描写にカタルシスを覚えました。ダスティン・ホフマンにスーザン・ジョージというミスマッチ感覚の配役もよかったと思います。 [映画館(字幕)] 9点(2011-04-29 21:56:36) |
11. フルメタル・ジャケット
《ネタバレ》 キューブリックのベトナム戦争映画ということでおおいに期待して見ました。メッセージ性は十分に感じとれます。銃撃戦もどきどきするものがあります。しかし、前半と後半でトーンが変わるので違和感を覚えたこと、主人公が意外にも活躍しないこと、よく考えれば小さな戦いであること、などストーリーにのめり込めないものがありました。ベトナムらしさが画面から伝わってこなかったのが難点でした。 [映画館(字幕)] 7点(2011-01-02 01:24:40)(良:1票) |
12. コンボイ
私ごときが付け加えることなど何もありません。他の皆さんがおっしゃるとおり、トラックです。 [ビデオ(字幕)] 3点(2010-08-15 22:23:23) |
13. バンド・オブ・ブラザース<TVM>
観賞後、これほどの感動に包まれようとは思いませんでした。存命の兵士たちのインタビューに目頭が熱くなりました。 [DVD(字幕)] 10点(2010-08-15 02:08:21) |
14. スターリングラード(2001)
ジュード・ロウがいい味出しています。伝説の狙撃兵といわれただけで、もうこちらのボルテージが上がってしまいます。娯楽作品として楽しめました。 [映画館(字幕)] 8点(2010-08-15 01:59:28) |
15. シャイニング(1980)
リアルタイムに映画館で鑑賞しました。オープニングの映像美に期待を膨らませつつも、次第に「?」となっていきました。怖くない。意味がよく分からない。結末が分からない。全体に地味な印象で、残念ながら私の感動度は「博士」「2001」「オレンジ」には及びませんでした。それにしてもジャック・ニコルソンほど狂気の似合う役者はいませんね。 [映画館(字幕)] 7点(2010-02-23 00:57:28) |
16. ターミネーター4
《ネタバレ》 想像していたよりも、うんと面白かったです。シュワルツェネッガーの姿がスクリーンに登場にしたときはやはり嬉しかったですね。キャラとしては、ジョン・コナーよりもマーカス・ライトの方が印象深いと思いました。 [映画館(字幕)] 8点(2009-09-11 04:19:23) |
17. 2001年宇宙の旅
リバイバルをテアトル東京で鑑賞したのが最初です。待ちに待ったリバイバルだったので、興奮したのを覚えています。脳髄に直接衝撃を受けました。原作を後に読みましたが、シンプルですね。よくぞここまで映像表現で膨らませることができたものだと、本作に改めて感心しました。 [映画館(字幕)] 10点(2009-08-29 14:29:21) |
18. マッキントッシュの男
監督はジョン・ヒューストン、脚本はなんとウォルター・ヒル。これで面白くないわけがない、と思いきや、もうひとつといった出来映えです。原作の面白さの七掛けくらいでしょうか。ポール・ニューマンはいい味出しています。 [ビデオ(字幕)] 5点(2009-08-19 01:23:04) |
19. 小さな目撃者(1970)
当時、飛ぶ鳥落とす勢いだったスーパー子役のマーク・レスターを豪快に無駄遣いした珍作です。スーザン・ジョージも魅力発揮することなく終わっているところがさらにすごいです。脚本、撮影、編集、音楽と、すべてひどいものです。イギリス映画である点がハリウッド映画とは一線画する風味ですが、ただそれだけです。音声吹き替えによるテレビ放送は、オリジナルの出来を損なうことがありますが、本作に損なうべき良さがあったとは到底思えません。愚作にツッコミを入れるのが大好きだという方に、強くお勧めします。 [地上波(吹替)] 2点(2009-07-27 01:16:22) |
20. エイリアン
鑑賞のきっかけは、新田たつおの漫画「怪人アッカーマン」で「エイリアン」をパロディにしたギャグを読んだことです。パロディが実に秀逸で面白く、オリジナルの映画ははたしてどんなものだろうと興味を抱き、無性に見たくなって映画館に行きました。まったく度肝を抜かれる面白さでした。その怖いこと怖いこと。映画史に残る大傑作ですね。そして、私にこの映画を見るきっかけを与えてくれた新田たつおも実に偉大です。 [映画館(字幕)] 10点(2009-07-25 01:13:53) |