1. ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
《ネタバレ》 小気味良く、展開も面白くて、登場人物のキャラもそれぞれアクがあっていいし、結末も好き。この悪がき一味になら入ってみたいと思う。ジェイソンステイサムがやはりカッコいいなあ。 [地上波(字幕)] 7点(2011-03-18 07:34:03) |
2. ラブリーボーン
《ネタバレ》 あまりにも後味が悪い。連続幼女殺人事件をファンタジーにしてしまうことに違和感が最後までぬぐえなかったし、本当にこれで彼女は、家族は救われたのか?何かしっくり来ない。犯人の反抗の陰惨さにも直視できないし、これがアメリカの現実と言われても、殺人事件は殺人事件。映画化するならきっちり落し前をつけてもらわにゃー観てる方も辛いよ。スピルバーグが絡んでるからこうなっちゃたのか。御願いだからスピルバーグは純粋なファンタジーが奇抜なSFに特化して家族愛の映画は作らんといてーな。 [DVD(字幕)] 3点(2011-01-18 07:57:43)(良:1票) |
3. 消されたヘッドライン
《ネタバレ》 ラッセルクロウの演技で魅せられる作品。ベンアフレックは華がないなー。こういう題材は好きですね。結末が今一かな。 [DVD(字幕)] 5点(2011-01-18 07:39:04) |
4. PUSH 光と闇の能力者
《ネタバレ》 予告が良かったので見てしまったが・・・どうにかしてくれって感じ。不必要に長い。余計な叙情的なシーンはいらない。マトリックスなのかファンタスティックフォーなのか、なんか滅茶苦茶だよ。ラストに面白いシーン持って来れない映画なんて作らんといて。ダコタちゃんが安達裕美に見えてしまった。残念。 [DVD(字幕)] 2点(2011-01-08 02:56:46) |
5. シャーロック・ホームズ(2009)
テンポ小気味良い映画。ロバート・ダウニーJrの軽快な3枚目な演技がはまっていると思う。昔のイギリスの町並みがよく再現されているのでは。是非シリーズ化して欲しい。 [DVD(字幕)] 6点(2010-12-21 19:39:36) |
6. スラムドッグ$ミリオネア
《ネタバレ》 最高にクール!純粋なインド映画ではないけれど、インドパワーが炸裂。子役が上手くて切なくて、でも底抜けの明るさが見ていて救われる。ダニー・ボイルは普通じゃないね。見終わった後、少女ラティカ呼んでいた「ジャマール、ジャマール」の台詞がしばらく耳から消えなかった。エンディングも最高ですね。アカデミー賞作品は裏切られることも多いけど、これは傑作。あんなに貧しく辛い状況でも子供たちの目は眩しいくらいだ。日本との違いは一体何だろうと考えさせられてもしまう作品。しかしインドのみのもんたは意地悪やなあ。 [DVD(字幕)] 8点(2010-12-17 10:10:16) |
7. アバター(2009)
《ネタバレ》 3Dで観てないからかもしれないが、観終わって「あー俺これだめだ」と確信しました。 異星人ですか・・・人間にあまりにも似すぎでしょ。そりゃ親近感持ちますよ。でもこれが西洋文明が侵してきた先住・少数民族への圧倒的な略奪の歴史の事を語りたいなら、映像美でなく、先住民文化の中身をもっとほり下げて欲しかった、美しいだけでない、ある種の野蛮さだってある、でも大自然の中で自然を崇拝して生きていく。それは美しいだけでなく圧倒的に過酷な生き方でもある。 先住民の文化蹴散らしまくった今頃こんな映画ハリウッド大作で作ってどうしたいの。 中身薄くないですか。「ダンス・ウイズ・ウルフズ」の方が分りやすい。 車椅子の主人公がアバターで足の自由を得るという逸話も頂けない。 先住民の生活をファンタジー化してどうするんだよっていう感じ。 ってこれファンタジー映画? そういう人もいるみたいだけど、そもそも私にはそう見えなかった。 なら反戦(反省)映画としてみても、何もメッセージが残らんかったぞ、ひねくれてんのかな私。キャメロン監督のこういう何か壮大な事をいいたそうで伝えきれないところがワシは嫌なのじゃ。この監督はターミネーター2が頂点だぜよ。 [DVD(字幕)] 4点(2010-12-17 06:55:32) |
8. 運命を分けたザイル
《ネタバレ》 昔丹沢で一人で遭難しかけた事もあって、山岳映画はそれだけで気合が入って観てしまうのだけど、山岳映画で最高ではないか。 人間って凄いと久々に思った映画。勇気をもらった感じ。クレバスから脱出するシーンは観ている方も「頑張れっ頑張れっ」って応援してしまうじゃないか。白熊みたいに雪山の中腹に出たときは思わずガッツポーズも涙もでてしまった。少しずつ目標を決めてそれに向かって何が何でも挑み続ける精神力には恐れ入ります。人間賛美の部分も大自然の映像も全ていい。確かに助かるかどうか結末分らず観てたかった気もするが、これはこれで、手法としても、本人のインタビューとドキュメンタリータッチの映画でいいんじゃないかな。でもザイル一本で繋がれた、支えてる方も、空中ぶらりんのどちらにもなりたくないが、もし自分がその状況だったらと考えるだけで寒くなるよー。きっとザイルが切られた後のふたりの人生は、それにより大きくその後変わったのだろう。でも撮影で再会できて良かったよな。とにかく映像の迫力も凄い。これは映画館で観たかった。 [DVD(字幕)] 9点(2010-12-17 06:19:12) |
9. ヘヴン
《ネタバレ》 最後まで2人に感情移入できなかった。まず爆弾を仕掛ける動機が腑におちない。教師がそこまでやるか?ケイト・ブランシェットは苦悩が演じきれていない。若い憲兵隊が恋に落ちるのは仕方ないにしても、ケイトまで「愛してる」と言わせてしまうと、逆に希薄な感じになってしまほど、ケイトの心情が掴みにくいと感じる。 ラストのヘリで上空に上ってHEVENへとは如何なものか、耽美的なシーンでもないぞ。心中の哀しみを描いたら日本の浄瑠璃や歌舞伎の方が一枚上手だ。 現代版ロミオとジュリエットと思って観てもも禁断さが浅いよなあ。 憲兵の父が息子を何も責めないシーンが良かったのと、確かに風景は美しかったので6点献上。 [DVD(字幕)] 6点(2010-12-17 05:49:39) |
10. レオポルド・ブルームへの手紙
《ネタバレ》 観ていて引き込まれる感じはあるのだけど、ラストの展開までは「おっこれは」とおもわせるんだが、何故か完全消化できなかった。登場人物の描き方も良く、飽きさせない分、もったいないなーと思ってしまった。こったラストシーンは評価が分かれるのでは。でも佳作には違いない。 [DVD(字幕)] 7点(2010-12-17 05:03:55) |