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なすさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 171
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自己紹介 米国在住の精神科医です。こちらの劇場で洋画を観るのも、ネットで故郷を偲んで邦画を観るのも好きです。

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【製作国 : メキシコ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  BIUTIFUL ビューティフル(2010) 《ネタバレ》 
上手く出来た映画なんだと思うが、なぜかあまり入り込めなかった。ハビエルバルデムには好き嫌いは別として愛嬌というか、目を離せない不思議な魅力がある。最初と最後の雪のシーンは美しかったが、親子似てなすぎじゃない?とも思った。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-02-16 08:20:23)
2.  アモーレス・ペロス 《ネタバレ》 
複数人物と時系列の入れ替えでパルプフィクションのメキシコ版みたいになるのかなと思っていたけど、自分的には特にカタルシスもなく"Well, so what?"という感じでした。他の方も指摘されているように3つ目の話には全く感情移入できず。世間の評価とは逆かもしれないけど自分はバベルの方が好きだなー。
[インターネット(字幕)] 5点(2019-11-04 04:58:34)
3.  モーターサイクル・ダイアリーズ 《ネタバレ》 
普通に面白いんだけど、題材的にはもっと面白く出来たと思うので勿体ないと思う。もっと南米の情景を鮮やかに描いたり、南米の音楽と上手く登場人物の心理状態を絡めたりすれば良かったのにと。もう少しカタルシスが欲しいところ。最後のアルベルト・グラナード本人登場はグッときた。
[インターネット(字幕)] 7点(2019-06-16 16:22:03)
4.  最も危険な愛し方 《ネタバレ》 
キュアロンのデビュー作ということで、ローマ公開記念にamazon usで観ました。全然レビューがないと思ったら日本未公開なのか。。コメディーの要素強めだが、トリュフォーの恋愛日記ラテンアメリカ版という感じで面白かった。人生におけるセックスの重要性をちゃんと表現したい、という思いがデビュー作から感じ取れます。あと、テキーラを飲むシーンの水分の描写(泡を含めた水のテクスチャーの表現)が素晴らしかった。もっぱら色彩の表現をするタルコフスキーよりも、detailまで含めた水の表現についてはキュアロンの方が優れていると感じた。
[インターネット(字幕)] 9点(2019-03-03 12:16:56)
5.  バベル 《ネタバレ》 
カタルシスゼロ、要所要所の冗長なシーンの連続で、「多分平均点5点台だろうなー」と思ってたら実際そうだった。ただ自分的にはすげー面白かった。時系列の前後や、沢山出てくる登場人物を感じさせない自然かつ緻密な作りと、音楽の差し方が素晴らしかった。菊地凛子さんは聾の演技上手すぎてちょっと引きました。アウトレイジの全員悪人ならぬ、全員ちょっとダメな人という感じの映画だが、ガイド役のネパール人が金を受け取らなかったり、ケイトブランシェットが生還したり、最後の方に救いがあって良かった。
[インターネット(字幕)] 8点(2019-03-03 12:10:24)
6.  天国の口、終りの楽園。 《ネタバレ》 
途中までは空の描写がうまいなーくらいにしか思ってなかったが、どうやら自分は旅と別れと人生というテーマに弱いようだ。エンディングの音楽も相まって、ブエノスアイレスを観たときに近い、何とも言えないジーンとした気持ちになった。  ルイザが最後に2人に向けた言葉、"Life is like foam, so give yourself away like the sea"にグッと来た。どうして2人の少年がその後会わなくなったのか。人生なんてそんなものだからだ。まさにLife is like foam。
[インターネット(字幕)] 9点(2019-02-28 13:15:05)
7.  ROMA/ローマ 《ネタバレ》 
とても精巧に作られた映画であることは間違いないのですが、すみません、私は無理でした。「どーせこれ流産するんだろーなー、実際したら嫌だなー」と思いながら観ていて、本当にその通りになってしまい、感動よりも辛さや胸糞が勝ってしまいました。最初と最後の飛行機のシーンを始め、解説を見るまで気づかないメタファーが多く、自分の感受性の無さにちょっと落ち込みました。ただ、最初の水のシーンは好きです。
[インターネット(字幕)] 6点(2019-02-24 15:48:48)
8.  沈黙 ーサイレンスー(2016) 《ネタバレ》 
まず、驚いた点として、音楽がほぼないと言ってよいこと。映像の力が弱いシーンには何かしらのBGMが入ってくるのかなと思ってみてましたが、そこも沈黙。にも関わらず、長時間に渡って、飽きることなく画面に吸い込まれました。見せ方がとても上手いと思います。また、和洋どちらの肩を持つでもなく、淡々と叙事詩のようにストーリーを描いているところも魅力と思いました。そして最後の最後まで主人公の胸の内は分からない。良い映画かは分かりませんが、ものすごく惹き付ける映画であることは確かだと思います。
[映画館(字幕)] 8点(2017-02-13 23:30:10)(良:1票)
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