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Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  明日、君がいない 《ネタバレ》 
細かいところで未熟だったり荒削りだったりするところはいくつもあるが、何よりもこの作品世界を設定した発想の切れ味が素晴らしい。中身をどうこういう前に、どうしてもこれをやりたかったという制作者の凝縮された執念を感じるし、だから作品としてのインパクトがある。何のために入るのか分からなかったモノクロインタビューも、最後にきちんと着地点として結実している。●全体を通じて、カメラが同じ回廊を何度も回ったり、同じ階段を何度も上下したりするのだが、これが出口の見えない魂の彷徨を表現しているようで、哀切の念をこみ上げさせる。テーマと撮り方がきちんと一致しているというのが素晴らしい。
[DVD(字幕)] 8点(2011-09-15 22:56:10)
22.  英国王のスピーチ 《ネタバレ》 
スピーチというのは、書いてある原稿を読めばよいというものではない。そこで言うことを自分が心底確信していなければならないし、またそれを全力をもって目の前の人に伝えようとする意志がなければならない。その一事を踏まえている時点で、すでにこの作品は成功しているし、だからこそ主人公や周辺人物の背景描写が生きてきている。ジェフリー・ラッシュやヘレナ・ボナム=カーターの好演はいうまでもない(2人のお嬢様がヘレナにそっくりなのもびっくり)。カメラワークにあまり工夫がないのが残念。
[映画館(字幕)] 7点(2011-02-27 22:03:02)(良:1票)
23.  幸せのレシピ
ラブロマンスらしからぬ暗く陰鬱な雰囲気が漂っているが、話の前提としての主人公の神経質さと人嫌いぶりに立脚すると必然的にそういう結果になる。しかし、そうなるとヨーロッパ版のオリジナルには勝てないわけで、あえてリメイクした意味がない。いっそ、脳天気に明るく楽しく決めてしまった方がよかったのでは?とも思う。ただし、こっちの見所は、アビゲイル・ブレスリンの優れた安定感であり、この部分はオリジナルより上。あと、それとは別に、料理の撮り方がオリジナルに比べて雑なのが気になった。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-04-25 23:09:24)
24.  泉のセイレーン
もっともらしいシリアスな人間ドラマの外形を装っていながら、現実と虚構あるいは妄想を織り交ぜるという手法を大義名分にして開放的なエロシーン(そんなに激しくありませんが)をそこかしこにまぶし込んでいる楽しい作品。分かったような分からないような登場人物の真剣な顔をしたやりとりもなかなか楽しい。そんな中でも安定した演技が一貫しているタラ・フィッツジェラルドの存在感は見事。
[DVD(字幕)] 6点(2009-08-01 02:47:24)(良:1票)
25.  プリシラ(1994)
ロード・ムービーの一番悪い部分がそのまま出てしまった感じ。途中で起こる出来事が、単にその場をつないでいるだけであって、あってもなくても結論を左右しない、つまり必然性がないのです。3人のオカマとという設定と、やたら派手なだけの衣装に寄りかかってしまった感じ。選曲も有名曲ばかりで面白みがない。
[DVD(字幕)] 4点(2009-03-04 02:06:38)
26.  イン・ザ・カット
内容にはほとんど意味がなく、主人公の精神錯乱ぶりをひたすら追い続けるだけの作品。ここまで破綻していると逆にある意味清々しいので、4点。出てくる男性陣がみんな少しも格好良くないのも、妙な徹底ぶりを感じさせる。
[DVD(字幕)] 4点(2008-10-16 03:21:14)
27.  最後の初恋 《ネタバレ》 
これは思いっきり期待はずれでした。2人の会話のやりとりは説明台詞ばかりだし、それぞれの背景についても、どこにでもあるような安直な設定でしかありません。ダイアン・レインも、最初は生活に疲れたおばさんだったのがどこかで恋に目覚めて美しく変身・・・みたいなのを期待していたら、何と最後までそのまんまでした。何となく冴えないというか演技が手抜きっぽいギアも含めて、もう賞味期限過ぎちゃったのかな・・・。この2人を投入しておいて何でこんなになるんだろう、という感じです。
[映画館(字幕)] 3点(2008-10-07 01:52:07)
28.  グリーン・カード 《ネタバレ》 
切なさと可笑しさがほどよくブレンドされた好作品ラブコメでした。必要に迫られてとはいえお互いの過去や日常をさらけ出し合い、それに伴って2人の感情が動いていく過程が(構図としては単純とはいえ)見る側を引き込みます。余韻のあるラストもキュートですね。あの後2人がどうなったのかを考えるのも楽しい。また、各場面の表現の焦点を絞ったピーター・ウィアーの的確な演出も強力です。
[DVD(字幕)] 9点(2008-09-21 01:18:58)(良:1票)
29.  ミュリエルの結婚 《ネタバレ》 
前半の全員の駄目っぷりがなかなか強力なんです。父親は横暴で見栄っ張りな上に汚職に不倫、母親はそれに対し何も言えない、弟妹は何もせずごろごろしている、知人連中も性格悪いアホばかり。主人公はその現実から逃避するために嘘を塗り重ねる。これはさぞかし最後に主人公が失われた自我を取り戻して爽快に一発決めるのだろうと思っていたら、何と、何も起こらずに、主人公がしたのは再びシドニーに逃避することだけでした。これでは不快感が残るだけです。何よりも、母親の自殺に対して何も回答を出さないというのは、不誠実といわざるをえないのでは。
[DVD(字幕)] 4点(2008-05-06 04:59:46)
30.  シャーロット・グレイ 《ネタバレ》 
フランスでのレジスタンス戦線という素材に着目し、しかもせっかくケイト・ブランシェットの起用に成功したんだったら、女性戦士としての訓練なり闘争の場面を存分に入れて、素材描写の価値を高めることはいくらでも可能だったはず。しかし、この作品では、中途半端にロマンスっぽい雰囲気とか子供とのやりとりとかに浮気しているため、全体の軸が崩れかかってしまっている。終盤の、屋敷内でドイツ軍兵士に銃を突きつけるケイトの表情などはものすごいものがあったので、こういう場面をもっと見たかったと思うのだが。そもそも、レジスタンスを描写の対象としていながら、作戦内容とか指示系統などのディテールにふれていないので、その点からも説得力に欠ける結果となってしまっている。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2008-05-02 04:07:50)
31.  危険な年 《ネタバレ》 
スカルノ末期のインドネシアという場所の設定はなかなか興味深く、またそれなりによくまとめて描写していると思う。ただし、途中で主演扱いかと思うほどリンダ・ハント視線の描写になったり、シガーニーが中盤から急に出番が減ったりなど、視点が今ひとつ不安定なのが惜しい。
[DVD(字幕)] 6点(2008-03-18 02:03:49)
32.  キャットウーマン 《ネタバレ》 
最大の致命傷は、肝心のキャットウーマンのアクションがちっとも格好良くないという点。猫の動きを取り入れたアクションと、猫の真似そのまんまというのとでは全然違うよ。その他の部分も工夫なさすぎで、例えば、この種の主人公が警察に疑われて逮捕されて留置場行きというごくごく一般人的なピンチを迎えるなんて、センスがありません。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2008-02-19 02:36:50)(良:1票)
33.  ピクニックatハンギング・ロック 《ネタバレ》 
風に揺れる木々、そこから反射して漏れ落ちる陽の光、それと対照的に不気味にそびえる岩山。寝そべったり座ったりしている少女たちを、ローラーを引くようにじっくりと撮るカット。ボッティチェリの天使という表現が少しも誇張でない、そのまま神の国に消えても何ら不思議でない、ミランダの神々しい美しさ。謎に満ちた失踪事件の舞台を、映像で見事につくりあげてしまっています。何かに吸い寄せられるように上へ上へと登っていく少女たちは、まさに神に導かれたに違いありません。そう信じさせるほどの凄まじい映画としての迫力があります。後半は一転して、暗い屋内でのシーンを中心に、残された者たちの静かなる崩壊を描き、前半の失踪事件のインパクトを倍増してくれます。結局、謎の解決は何も示していないのですが、それが作品の奥行きを深め、台詞の一つ一つやちょっとした描写にまでいろいろと考えさせてくれる内容となっています。それと、音楽も効果的に機能していますね(メロトロンまで使っちゃってます)。
[映画館(字幕)] 9点(2008-02-09 00:38:38)
34.  オーシャンズ12 《ネタバレ》 
前作は「これはお祭りなんだから」ということで自分を納得させましたが、これはさすがに駄目でしょう。作品としての体をなしていなくて、崩壊しかかっています。ヴァンサン・カッセルの自己陶酔ダンスに4点。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2007-08-13 01:35:27)
35.  デッド・カーム/戦慄の航海 《ネタバレ》 
もう、突っ込みどころがありすぎてどうしようもないんですが、一番笑ってしまったのは、せっかくニコールが海に投げた鍵をわざわざ取りに行っちゃう犬君。普通、こういうときはペットの動物は何かと活躍するんですが、ここまで分かりやすく足を引っ張る動物も珍しい。オマケに最後はあれだし・・・。ハリウッド・デビューしたての若々しいニコールに3点。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2007-05-21 23:37:17)
36.  ベイブ
結局は子供向けとは思うが、そのような作品でも映像や編集に手を抜かずきちんと作っているのは偉い。ナレーションと章立て表示は余計ですね。ところで、羊の顔ってよく見ると結構怖いんですね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2007-05-04 01:21:08)(良:1票)
37.  マトリックス レボリューションズ
前2作は目新しさと雰囲気で何とか楽しめてきたものの、3作目もほとんど同じことの繰り返しで追加要素なしということになると、さすがに飽きます。点滅のチカチカをやたら多用しているのも、かなり手抜きなような気が・・・。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2007-02-04 21:09:05)
38.  アナライズ・ユー
前作以上につまらない。この2人の設定だったら、デニーロがボケでビリー・クリスタルがツッコミになるはずなのだが、そのあたりが意識されずに、2人とも単に台詞を読んでいるだけになっている。なので、落ちるべき部分で「落とす演技」になってないのです。
[DVD(字幕)] 3点(2005-09-18 01:38:01)
39.  アナライズ・ミー
面白くすることは可能な設定なのに、ギャグの切れが弱すぎ。こういうのは、マフィアは強面だったのがだんだん普通の人になってくる(周りの部下はそれに振り回される)、弱気な精神科医はマフィアに影響されてだんだん強気でイケイケになってくる、みたいな展開が基本であり、それに即していったら普通に面白くなると思うんだけど。
[DVD(字幕)] 3点(2005-09-10 19:47:41)
40.  ムーラン・ルージュ(2001)
全然期待外れでした。ニコールもユアンも全然発声ができてないし、「歌っている表情」にもなってない。カメラと編集は悪趣味なほど遊びすぎで、見ていて酔いそうになる。ロックやポップスの有名曲をアレンジしてちりばめた趣向も、はっきりいって安直なだけ。ミュージカルが持つべきスピード感やビート感などゼロで、2時間が異様に長く感じました。点数は、何とか画面を成り立たせてくれた美術と衣装に対して。
[DVD(字幕)] 4点(2005-09-06 00:41:56)
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