1. コーダ あいのうた
《ネタバレ》 家族4人の中で唯一聴こえるアタシに備わる天賦の才能。個性的で温かみのある音楽教師の熱心な指導により、いざ花開かん。夢へと羽ばたかせるか、家業に縛るか。食卓を囲む沈黙の中、手話でぶつけ合う家族各々の想い。それぞれの瞳は…口ほどに物言う家族会議。やがて通じ合う気持ちが大きな感動を呼ぶ。流れる名曲の数々。心地いい余韻。どの項目も高水準。7年前の「セッション」以来の衝撃。5年に1本というべき稀な傑作。 [映画館(字幕)] 8点(2023-08-20 13:05:39)(良:1票) |
2. ゴールデン・リバー
《ネタバレ》 静かな雰囲気の西部劇。金に目がくらみ、ぶつかり合う漢たち。ほとんど印象に残らなかった。駄作。 [DVD(字幕)] 5点(2021-02-07 02:00:45) |
3. 氷の微笑
《ネタバレ》 衝撃的な冒頭シーンによる幕開け。その妖艶さで挑発し、性感と殺人を堪能する猟奇的なアタシ。熱血刑事がホシを挙げるために危険すぎる虎穴に入る。殺人犯と寝る、禁じ手と分かっとるんだけどその魅力にもうメロメロ…もはや骨抜きにされちゃったオイラ。殺人サスペンスとしてのストーリー性は決して高くは無えな。 [DVD(字幕)] 6点(2020-06-14 00:21:35) |
4. 皇帝ペンギン
《ネタバレ》 十数年ぶり二度目観賞。続編観賞に向けての復習。ほのぼのほんわかだけど、厳しい自然の中で懸命に生きていくペンギンたちの姿を切々と綴ったドキュメンタリー映画。白銀世界に佇むアタシとおいら。みんなでぴょこたん大行進。「ギャースカ」…アタシとおいらの求愛活動。ペンギンはメスの方が積極的なのね。ヒナを喰わすため、命がけの旅に出るアタシたち。過酷な冬において、体を寄せ合い亀の甲羅のような形でガードを固め、妻の帰りを待つおいらたち。元気に誕生したヒナたち、動き回ってうまくまとまらねえのがおもしれえ。続編も観るわ。 [映画館(吹替)] 6点(2019-10-27 22:55:33) |
5. この愛のために撃て
《ネタバレ》 息をもつかせぬ、短時間ノンストップ・サスペンス・アクション。マフィア抗争に巻き込まれちまった善良な看護助手が身重の妻を救うため、かなりワルい奴と行動を共にする。愛する妻のためならどんなことでもしちゃう。いい漢だねえ。良作。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-06-23 20:05:15) |
6. ココ・アヴァン・シャネル
《ネタバレ》 主演シャーリー・マクレーン版に比べさらに恋愛要素が強く、なぜ彼女がトップデザイナーに昇りつめたのか、そのサクセスストーリーがはっきりと描かれてなかったように感じました。全体的に重苦しい雰囲気。 [映画館(字幕)] 5点(2012-02-13 01:41:50) |
7. コレリ大尉のマンドリン
《ネタバレ》 ラブストーリーなのに華やかさをほとんど感じないのは気のせいでしょうか。タイトルに出ているマンドリンがストーリー上意味をなしてないのもマイナス要因です。島の雰囲気は美しかったですね。 [DVD(字幕)] 6点(2010-05-10 14:09:00) |
8. ココ・シャネル(2008)
《ネタバレ》 ココ・シャネル生誕125周年記念作。多くの愛に支えられたシャネル。端々しさの残る若き時代、確かなキャリアと自信を身につけ貫禄たっぷりの熟年期。バルボラ・ボブローヴァと大女優シャーリー・マクレーンがそれぞれ二つの時代のココ・シャネルを見事に演じ分けていました。雰囲気が重苦しいのがちょっと残念です。 [映画館(字幕)] 6点(2009-11-21 00:59:39) |