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キリコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 982
性別 女性

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1.  白いカラス
ホプキンス、キッドマン、エドにシーニーズ、これだけ豪華な面々を使ってもったいない、、というのが一番。 それともキャストが豪華すぎて話が散漫になったのか、、、それぞれも特にいいところもなかったし。 肝心の話も白い肌の黒人に生まれて白人と偽って生きたシルク、彼に関わった人たちの苦悩も人物描写も中途半端に薄くて心に響いてこない。  ホプキンスの人種の苦悩話がメインかと思えば、なにしろキッドマンなのでこの老いらくの恋がメインのように見えてしまうし、 キッドマンはともかくホプキンスまでアップ多用は気になる。   
4点(2004-06-25 18:32:24)
2.  死刑台のメロディ
アメリカの暗部、アメリカの汚点、冤罪の多そうなアメリカでもここまで露骨な冤罪は映画にできなかったんでしょう。 しかも人種差別・思想差別による偏見からというのは言い訳もできないところで、触れられたくない「古傷」かもしれない。  アメリカの話なのに全篇イタリア語というのは違和感があるが、イタリア人のコミュニストというだけで無実の罪を着せられて死刑になってしまう話には怒りを覚える。 世論がいくら沸騰してもでたらめな裁判は覆らなかった。これでは死刑廃止の声がおこってもおかしくない。  それにしても赤狩りといい、かつてのアメリカの共産主義に対する反感は想像以上にすさまじいというのが伺える。 事件のことは全く知らなかったが、これは事実を忠実に映画化したというからおよそはこのとおりだったのかもしれない。 この作品からは事件を闇に葬らせてはおかないというような気概を感じる。それは脚本やら演出、被疑者や弁護士を演じた俳優の演技など全てから、、、 いくら弁護しようが結論は変わらないと諦観するに至ったサッコの表情がかえって強く訴えてくる。  やり場のない怒りに美しいJ・バエズの歌が流れるのがなんとも物悲しい。 手紙を歌にしてたんですね。ラストの歌は知ってましたが背景がこれであったのは初めて知りました。 私も勢いでつけると9点くらいつけたくなりますが・・
8点(2004-06-13 17:33:46)(良:2票)
3.  仕立て屋の恋
いきなり若い女性の殺人事件から始まる。無表情で覗き見している中年男は何だか不気味で怪しい、、そんな男に自分から近づいていく若くて美しい女性、、、とミステリアスでサスペンスフルな展開に惹きつけられる。最初は変質者のように見えた仕立て屋が、実はひたすら恋した女性を守ろうとしたという最後には泣かされる。純粋な愛情をささげる仕立て屋に対して女は彼を利用することしか考えない冷酷さ。それでも「恨んではいない」と言う愛の深さ。ただただ切ない。静かな画面にたまに流れる音楽も哀愁を帯びている。彼の気を引くためにわざと転がした真っ赤なトマト、それを拾う女の姿など何だかエロチックで官能的。
7点(2004-04-11 22:55:51)
4.  真実のマレーネ・ディートリッヒ
↓<しまうま>さんに同感!。古いドキュメンタリーフィルムや映画、彼女の娘や生前の彼女を知る人たちの話などで、彼女の生き方を鮮やかに描いている。戦争の世紀と言われる20世紀のほとんどを生きたデートリッヒの人生は、そのまま激動の時代をたどることにもなる。特にドイツに生まれ家族を祖国に残しながらも、反ナチを貫いて声を上げ行動したその強さに改めて圧倒される。彼女の歌う「花はどこへ行った」はフォークの歌い方とはまるで異なり、たたきつけるような怒りと力強さがある。彼女に映画だけでなく「歌う」手段があったことでこれだけの個人的活動ができ、広く影響力を及ぼすことになった。彼女の個人的背景は知らなかったので、ここで語られる夫をはじめ家庭の話はとても興味深かった。J・ギャバンとの恋物語で、戦車でパレードする彼の元へ駆けつけるマレーネの逸話はまるでそのまま映画のお話のようだった。ドキュメンタリータッチの作品なのに彼女の生き方があまりにもドラマチックなため、思わず何度も涙が出た。75歳で引退して姿を消した美学といい、自分を貫き毅然として生きた彼女の人生に心から感動した。
9点(2003-12-25 14:26:34)(良:1票)
5.  幸福(1964)
これは昔一度見たきりですがとても印象に残ってる作品です。愛する妻子と幸せな家庭を営んでいた夫が浮気をする。いえ、浮気じゃなく本気で好きになるが、かといって妻もそれまでと同じように愛しているという。いつものように一家でピクニックに行き、男は妻にも正直に自分の気持ちを伝え妻もそれでいいといって取り乱す様子もない。安心した男が目を覚ますと事故なのか自殺なのか妻は湖で溺れ死んでいて、後に愛人は妻になる。男は妻に何の不満もなく満足していて幸福であるにもかかわらず違う女を好きになり、罪悪感も見せずどちらも本当に好きだという。この男心はまるで理解できなかったが今思えばそれ以上に妻の態度も不可解、、修羅場になりそうな三角関係なのにとても静かなのが不気味、なんだか恐いような作品です。
8点(2003-08-29 17:29:12)
6.  真実の瞬間(1991)
レッドパージ当時の映画関係者の苦悩を伝える映画。これにまともに焦点を当てたというだけでも意味がある。しかし作品からはそのメッセージがやや弱い気がして、ちょっと物足りない感じがする。赤狩りの中心人物は確かFBIのフーバー長官。かのケネディ暗殺事件でも名前が取りざたされたというきな臭い人物ではなかったか・・映画界にとってこの時は本当に有能な人物達が失われた、悔やみきれないほど残念な時代だった。
7点(2003-06-05 22:18:25)
7.  ジャッカルの日
暗殺者の正体が明かされぬまま、プロそのものの非情さと計画性をもってコトを進めていく。大統領を護衛する警部達との緊迫した話の展開に、最後までドキドキハラハラする。それと対比して全てが終わった後の静かな雰囲気が印象的でもある。F・ジンネマン監督は良心的でリベラルな作風が多く一貫して筋通った人という印象である。いい加減な仕事をしないという安心感がある、私の大好きな監督の一人です。
8点(2003-06-05 20:49:45)
8.  ジャンヌ・ダルク(1999)
ミラは熱演でいい女優だと認識したけど、ジャンヌ像がねぇ・・「信仰深き聖女」というより、なんだかヒステリックな聖女になってしまってるのが・・
5点(2003-05-13 21:15:54)
9.  シベールの日曜日
むかーし一度テレビで見ただけなのにすごく記憶に残っている。二人の友情のインパクトが強かった。殺されちゃうのも可愛そうで・・もう一度みたい・・<という念願かなって○十何年ぶりの再見>これを子供だった自分が記憶してたことを我ながら褒めてやりたい。 シベール12歳、ピエール30歳くらいの二人の付き合いは数えられるほどの短いものだった。でもそれぞれ傷ついた心を持つもの同志の魂が触れ合って、癒しあっていたのを周囲に誤解され残酷な結末になってしまう。ピエールを理解していた彫刻家、支えていた恋人でさえ彼の過去の傷は癒せず、唯一の希望がシベールだったのに、、二人の関係は親子、恋人、友情以上に強い連帯感かもしれない。池の水紋に映る二人、グラスの底に映る人の顔などモノクロ映像が芸術的に美しい。残されたシベールの悲しみと共にいつまでも深く余韻が残る。
8点(2003-03-11 23:24:32)
10.  始皇帝暗殺
見たときは大作らしい作りがそれなりだった気がするが、記憶が薄れるのも早かった。コン・リーの存在感と、大きなプール?での暗殺シーンくらいしか思い出さない。
5点(2003-03-10 20:53:58)
11.  シェルブールの雨傘
セリフがみんな歌というのは珍しい、でもメロディもフランス語の響きもステキでさほど違和感がない。恋人同志だったのに恋人は戦争へ行ってしまう。便りもなく身ごもったジュヌヴィエーブは彼女を子供ごと愛してくれる男と結婚する。3年後、偶然元恋人のギイと出会う。でも彼もすでに結婚し子供もいた。見つめあって、でもお互い今はそれぞれ幸せな家庭があるので静かに別れる。ウーン切ない!戦争が恋人を引き裂いたのね。これも一種の反戦映画。蛇足ながら歌はみんな吹き替えです。ドヌーブがほっそりしててとてもきれい。たくさんの傘がクルクルまわるシーンも印象的。
8点(2003-03-10 20:42:55)(良:1票)
12.  JFK
真実を知りたい。で、本も読んでこの映画を見てかなり真実に近いところに迫っていると思われた。アメリカではタブーに近い扱いになっているのもおかしい。それをあえて真正面から取り上げ、映画にした製作者、監督は偉い!一種の問題提起ね。大統領の暗殺という大、大事件なのにあの程度で捜査を切り上げるのは何かあるとしか思えない。冷戦時代に外交政策に軟弱と思われていたケネディを抹殺したい反対政治勢力のあったことは事実であろうと思う。コスナーは熱演賞。
9点(2003-03-06 23:18:19)
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