Menu
 > レビュワー
 > R&A さんの口コミ一覧。2ページ目
R&Aさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

●今週のレビュー
   「」

   
     










    


  










  


 












表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12
>> カレンダー表示
>> 通常表示
21.  8人の女たち
オープニングのいかにもセットな庭先の画で、ダメだこりゃモードで見始めました。画的には結局最初から最後まで見た目だけカラフルな色をまぶしただけの画で終わりました。でもプチミュージカルという設定がなんとか楽しく見させてくれました。サスペンスかと思いきや途中からは推理させてくれません。だって出るわ出るわ女のヒミツ。推理するだけ無駄。この展開はけっこう意表をつかれて良かったです。後半はもう「私、実は男なの」と言われても驚かないまでに、いや、「私、実はバンパイヤなの」と『フロムダスク~』ばりの告白があっても驚かないまでになっていた。この嘘だらけの展開、面白いと言えば面白いんだけどせっかくの女8人の嘘とヒミツが全くミステリアスじゃない。よって魅力を感じない。すごく面白くなりそうな要素が詰まっているのに、もうちょっと観客(私)をのせてくれよ!て感じの映画でした。
5点(2004-11-17 13:35:41)
22.  はなればなれに
ゴダールがカラー大作『軽蔑』の翌年に作った低予算モノクロ映画です。原点回帰ということでしょうか。劇中、英会話教室の黒板に書いてあった「古典的(クラシック)=現代的(モダン)」という文字がゴダールの映画感を表しています。私の愛すべき作品『女は女である』でもとことん女のかわいさを描いていましたが今度は、ちょっとオバカな女もカワイイよ、てとこかな?自転車に乗るアンナ・カリ-ナが誰もいない道を手信号で曲がっていく姿を遠まきにとらえます。すごくバカっぽくてかわいい。舌をベローンと出してキスを待つカリーナ、やっぱりバカっぽくてかわいい。で、そんな女はやっぱりコカコーラを注文する。ゴダール自らのナレーションも面白い。「ここは3人の心情を語らずに映像で語らせ括弧を閉じよう」ってわざわざ説明してくれるゴダール。やらしいお人だ(笑)。「ここは括弧を開けて心情を語ろう」はダンスのシーン。すべての音が消えゴダールの声が心情を語る間、黙々と踊る3人。またこのダンスがかわいい。絶妙な構図から男二人が消え、一人ダンスを踊る女の変な(映画の)間(マ)も絶妙。そのまえには1分間黙ってみようというシーンで、ここでもすべての音が消えるのですが、ついつい頭の中で時間を計ってしまいます。計りかけたら黙るのをやめちゃうというイジワルなシーンです(笑)。いちいちストーリーを遮断させるがそれが楽しくてしょうがない。ベリー・キュートな作品です。
9点(2004-10-14 12:26:18)(良:1票)
23.  バリー・リンドン 《ネタバレ》 
冒頭から美しい映像に圧倒される。ロウソクの火のみでも撮影可能な特殊レンズを用い自然光を最大限に活かした18世紀ヨーロッパの情景が本当に素晴らしい。ひとりの男が祖国を離れ、そして帰ってゆく物語の中で、人間が作り出したものの崩壊をただの背景として盛り込む。第一部では戦争(人間が起こす戦争と人間がつくる軍の規律)の弊害を、第二部では上流階級(人間のがつくる階級制度や国家間の規則)の退廃を淡々と描く。一部二部を通して決闘が登場しますが、ルールはあっても国が変わればルールも変わって、当たり前のように存在する人間のつくりだしたものがいかに危ういものかを象徴しているように感じる。この作品がある意味キューブリック的でないところは、相変わらず突き放したようにこれらを描く一方で主人公の人生そのものは感情豊に描いている点。ひとりの男にとっては時代の大きな流れ以上の大事件はもっと身近なもの。愛する人との別れであったり愛する者の死であったり。中でも息子の死はただただ悲しく描く。我々もこの不幸に大いに悲しむほかない。キューブリックの作品でここまで人間ドラマを前面に出した作品は他に無いのでは。それでも最後は「美しい者も醜い者も今は同じすべてあの世」というテロップでこれまで観てきたドラマをあざ笑うかのように閉めるのは、いかにもキューブリックであり、さすがキューブリックである。
10点(2004-07-29 12:31:04)(良:1票)
24.  8 1/2
私の中でオープニングの衝撃度NO.1の座は今後も譲ることなくこの作品が君臨することでしょう。時を置いて何度か観てますが、今だNO.1ですから。 もちろんオープニングだけではなく他にも印象に残るシーンがいっぱいありますが、ホテルでたくさんの人が次々と監督(マストロヤンニ)に語りかけてくるシーンが圧巻です。監督の目となったカメラが被写体とご対面、するとすぐ後ろから次の被写体が、被写体といっしょに歩きだすとまた別の被写体が画面に入ってくる、すると画面の外からまた声がかかりカメラが振り返る...。凄い臨場感溢れるシーンで個人的にはフィナーレよりも好きなシーンです。あと、知ってる女性みんながいっしょに暮らしているというなんとも都合の良い夢も好きです。(私もこれに近いものを見た事ある、笑。)  タイトルがこれまでのフェリーニ自身の作品の数(すでに何人かの方が説明されてます)ということからも自身の自伝的要素が濃い作品であろうと思いますが、子供時代の描写もフェリーニの実体験が元にあるのだとしたら、他のフェリーニ作品で宗教を否定的にとらえた描写が多いのもなんとなく解かる気がします。この作品を観ることで彼の他の作品を違った観方で観ることができるし、他の作品を観ることでこの作品もさらに楽しく観れます。あ、いや、楽しいという表現が適当かどうかわかりませんが...とにかく好きです。
9点(2004-06-10 18:15:43)(良:2票)
25.  パピヨン(1973)
学生の頃、自由人と言えば聞こえはいいが後先考えない私の行動に後輩の一人がカルチャーショックを受けたと言う。(ショックを受けられるほど変人ではないと思うのだが。)彼は非常にまじめでほとんどの科目をAで通るほど。そんな彼があと2、3単位を取るだけの4回生の時、ある日忽然と姿を消した。留年決定後ふらっと帰ってきた。あても無く旅をしていたらしい。まわりからはバカだと言われ、すでに社会人の私までおまえの影響と言われる始末。そんな彼の大好きな映画がこの「パピヨン」であると言う。いい映画であるが1番に選ぶ人はなかなかいないのでは..。人生を有意義に生きる為に困難に立ち向かう一人の男の波乱万丈伝である。この映画を大好きだというぐらいだから、そもそもそういう願望があったに違いない。私の影響ではなく「パピヨン」に影響されたに違いない。そうに決まっている。私はそう思うことで少し救われるのである。因みに彼はこの作品のダスティン・ホフマンに容姿も性格も似ている。
7点(2003-12-05 17:56:22)(良:2票)
26.  薔薇の名前
中世ヨーロッパの宗教感を題材とし、それらをリアルに描写したものは大抵恐ろしく、悲しく、そして不条理なものが多い。でも今作品はそういったものがベースにあるものの終始推理もので、せっかくの素晴らしい世界観がちょっともったいないような気がする。推理ものの場合、推理そのものはもちろんだが、推理する人の人間性がうまく描かれてこそ好印象を得れるものと思う。その点では満足できる出来だと思います。
7点(2003-11-21 17:10:04)
27.  パリ、テキサス 《ネタバレ》 
映画で泣くなんて事、そうは無いんだけど、泣けました。冒頭のしゃべらない主人公のなんとも言えない表情と行動で「北の国から」の五郎さんを思い出してしまった。その後、親子のふれあいのシーンでもバックに流れるギターの音色にまたまた「北の国から」を思い出してしまった。はっきり言って想像していたストーリーとは全然違った。いい意味で裏切られました。盛り上げる場面がまったく無くてもここまで見せてくれる映画ってあるんですね。ハンター君でしたっけ。この子がホンマいい子。記憶にほとんど無い父との再会に最初は戸惑いはあるものの、結局この子がリードして絆を取り戻すし、ラストの母との再会もやっぱりこの子からゆっくりとそばに行き抱きしめてもらいにそっと手を母の腰にまわしていく。こんなものわかりのいい子、おらんよ! 8mmビデオのなかで、ハンター君の3歳の映像、本人ですよね?良く似た子? うちにも子供がいるが、ビデオいっぱい撮っておこうと思った。
9点(2003-07-04 13:02:37)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS