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1.  薔薇の名前
ベテラン刑事と若手刑事とのコンビによるポリティカル・サスペンスの中世版といったところだろうか。(C・スレイターを初めて見たのも本作だったと思う)修道院やラストの書籍室のセットの素晴らしさ、修道士たちのメイクの強烈さ等で、否応無く中世の闇の世界へ引きずり込まれていく事に、快感すら覚えた記憶がある。又、このゴシック・ホラーとも言える独特の映像世界の創造には、製作サイドの並々ならぬ熱意をも感じる。コスチュームものあるいは中世ものは苦手だが、この作品だけは別格。
9点(2001-03-09 16:22:58)
2.  ハリウッド★ホンコン
香港の下町で暮らすチュウ一家は、男やもめの父に二人の息子がいて、焼き豚屋を営んでいる。三人ともおデブという似た者親子で、この実に愛嬌のある風体がむしろ強烈な印象を残す。商売は繁盛しているようだが、男たちだけの何とも侘びしい生活は、かなりの閉塞感をも伴っている。彼らの住む下層階級の迷路のような雑然とした風情は、日本の昭和三十年代初期の頃に近いものがあり、懐かしく感じるところ。一方で高層の建物が林立する、いわゆる我々の良く知っている近代化された香港の姿があり、彼らは空を見上げるように憧れを抱いているのだが、ここにも近代化の波に押され、解体の危機に瀕してもいる。映画はそんな彼らの前にひとりの少女が現れた事から起きる、ひと騒動をコミカル描いていくが、下町の人情話としてはかなりブラックな部分もあり、一筋縄ではいかないといった趣向がある。やがて、素性も知らないまま風のように去っていく彼女だが、彼らにとってはまさに至福の日々だったに違いない。なんとも殺風景だが実に爽やかな印象の残る不思議な作品である。
8点(2003-10-20 00:30:38)
3.  バティニョールおじさん
舞台は第2次大戦中のドイツ占領下にあるパリ。愛や希望を失ってしまった不幸な時代にあってなお、それらに押し流されまいと人々は必死に生きようとしていた。そんな中でも、ユダヤ人を強制収容所送りにする為ナチスに密告するといった、人間の最も醜い姿がある一方で、彼等を匿ったり逃がしてやったりと、正義感を伴った人間本来の美しい姿がある。本作はこういったまさに庶民レベルでの両者の戦いの物語とも採れる。主人公を冴えない中年の肉屋の親父(=バティニョール)にしたことで、この悲劇的なテーマがユーモラスで人間味溢れる作品になり得たのだが、このあたり自作自演のJ・ジュニョは、その風体からしてまさにハマリ役。ひょんな事から匿っていた子供たちをスイスへ脱出させるという、コミカルさからスリリングさへと場面展開していくが、その筋運びには些かの誇張もないだけに、十分に説得力があり面白い。結局、人間の尊さや人間の良心への問いかけをすると共に、この愚かしい大人たちの現実世界から、未来を子供たちに託すという、祈りにも似た気持ちを感じさせる作品だと言える。陽光と緑に包まれたエンディングも実に爽やかである。
8点(2003-07-26 00:19:01)(良:1票)
4.  8人の女たち
ベテランからニューフェイスに至る、それぞれまったくタイプの違う新旧の女優たちがスクリーンの向こうで一堂に会する。その豪華な顔ぶれとそれに負けずとも劣らない華麗なファッションの数々。数ある名女優たちの競演作の中でも、これほど映画としての醍醐味を味わえる作品も滅多にお目にかかれるものではない。サスペンス的要素が強くて重苦しいテーマを逆手にとった演出スタイルでミュージカルに仕立て上げ、重層な人間ドラマとして描き切ったF・オゾン監督の手腕はお見事と言うしかない。
8点(2003-03-18 00:18:50)
5.  バイオハザード(2001)
結論から言うと、予想以上に出来が良く、実に見応えのある作品となっている。単に日本が生んだ世界的人気ゲームの映画化という以上に、アイデアと技巧を凝らした、まさに力の入ったアクション映画となっていて、こういった作品にありがちな企画の安直さなど微塵も感じさせない。見せ場のひとつ、逃げ場のない通路でのレーザー攻撃で人体がスライスされるシーンは、見事な特殊効果で唖然としてしまうほど強烈なインパクトがあるし、ゾンビ化した人間たち以上にドーベルマンの襲撃シーンはさらに恐怖心を煽って、少々呆気ないものの新機軸としては面白く出来ている。さらなる展開が予想される終末観溢れるラストの視覚映像もなかなかのものだが、ただ前段の研究施設から地下鉄道での脱出のタイム・リミットのスリリングさが出ていないのが惜しい。
8点(2002-09-16 16:07:54)(良:1票)
6.  パピヨン(1973)
極限状態よりももっと悲惨で、心理的には絶望的な苦しみの連続が一人の男パピヨンに襲いかかる。そして死ぬことも出来ぬから生きていこうとする姿が、次々と手をかえ品をかえて感動的に描かれていく。上映時間も主人公と同じ体感をさせるには、必要であり十分な長さだったと思います。最後の悪魔島からの脱出はあまりに呆気なく、又、白けてしまうような部分もありましたが、作品全体を傷つけるようなことはでは無かったようです。
8点(2000-10-08 11:00:03)
7.  バリー・リンドン
S・キューブリックが18世紀の世界とその時代の人々の営みを、まるで美術絵画を見るかの如く再現した映像叙事詩。その素晴らしさは光や風や空気までもが、いかにもその時代のものと感じとれるほど。ただ主人公をはじめとする登場人物には最後まで感情移入できないままでした。
8点(2000-09-29 14:55:35)
8.  バーバレラ
フランスのコミックの映画化で、ヒロイン=バーバレラを主人公にしたエロティックさが前面に出た珍品とも言えるSFで、オープニング・タイトルからして既にキワドイ。スペース・オペラのパロディを意識した創り方がベースとなっているが、科学的な裏付けは皆無。盲目の鳥人と力を合わせて悪と対決したり、未来式のSEXやパイプオルガンのようなセックスマシーン、鉄の歯を持った人食い人形や鳥籠に入れて処刑する鳥刑等々、さまざまなアイデアと艶っぽい未来コスチュームがなんとも楽しい。さすがR・バディム監督だけあって、まさに成人向けの宇宙探検モノと言える。
7点(2001-03-03 22:44:18)
9.  パーフェクト・カップル
民主党の大統領候補を選ぶ予備選の話。その候補者たちが優位にたつためならば、相手候補のスキャンダルを暴くなど手段を選ばない。予想外の出来事に選挙参謀がどう対処していくかを実に面白おかしく描いている。それにしても邦題がよろしくない!
7点(2000-11-06 00:11:28)
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