21. バイオハザード(2001)
原作が良かったからかも知れないが,ゲームを原作とした映画の中ではかなりマトモだと思う。原作の世界を損なうことなく,うまく尺に収めてあるのも好感が持てる。 6点(2004-01-14 18:54:05) |
22. 薔薇の名前
中世ヨーロッパの修道院に漂う陰鬱さと、知的ミステリがうまくマッチしたダークで怪しい雰囲気のある好作だと思う。こういう世界観は大好き。「バスカビルのウィリアム」というネーミングもセンスがいいし。ショーン・コネリーは役にピッタリでよかったと思うが、それよりあの変態役の人がなんか凄いことになってたのが印象に残る。 8点(2004-01-13 20:59:17) |
23. グリーン・カード
《ネタバレ》 一言で言うと地味。いや、地味というより抑えて作った良質のラブストーリーという感じだ。前半、物語は淡々と進んでいくのだが、だからと言って対照的な2人の性格や考え方の描写に手抜きはない。ピアノのシーンでは爆笑するが同時に胸が痛くなる。ドパルデューはがさつで品がないかも知れないが、根っからの嘘つきではないことが分かるから。お互いを思いやる面接のシーンも泣ける。せつないラスト!はこれまで観た映画の中で最高の「結婚式」だった。あのラスト一発、ドパルデュー一発で「結婚は形ではない」というメッセージがひしひしと伝わってくる。 8点(2004-01-13 11:52:34) |
24. パリ、テキサス
8点(2004-01-08 15:16:57) |
25. マルホランド・ドライブ
私もこれはストーリーらしきものがある分リンチにしてはわかり易い映画だと思ったが,逆にそれだけリンチ的いかがわしさ・不可思議さも失ってしまったような気がする。例えて言えば,お化け屋敷に非常案内板がある感じというか,歌舞伎町が区画整理された感じ。余談:下に「カウボーイの意味がさっぱり?」という意見がありましたけど,カウボーイのくだりはリンチ自身の経験で,この映画の製作過程を暗に批判してるんじゃないかなと思いました。つまり,カウボーイはプロデューサーやら投資家やら世論の擬人化で,あの監督はリンチ自身。この映画が出来るまで,いろいろと紆余曲折があったようですから。もちろん私の勝手読みですのでまるで見当違いかも知れません。 6点(2004-01-08 12:54:14) |
26. ターミネーター2
6点(2004-01-08 12:49:00) |
27. 氷の微笑
5点(2004-01-08 12:24:46) |
28. 告発
「スミス都へ行く」とか「十二人の怒れる男達」に通じる青臭い「正義」。それを照れもなく大上段に掲げた映画を作れるアメリカが羨ましい。抑えた演出と,ケビン・ベーコンの鬼気迫る演技が素晴らしい。 7点(2004-01-06 11:24:56) |
29. ウェルカム!ヘヴン
天国はフランス語、地獄は英語、地上はスペイン語という人を食った設定が面白い。天国の使者役の女性がとてもいいし、地獄の使者役のペネロペ・クルスも頑張っていたと思う。ただ、登場人物が多いせいか、サイドの人物描写がうまく出来ていない印象。 4点(2004-01-06 09:36:08) |
30. パピヨン(1973)
子供の頃に父と一緒に観たのが最初です。真っ暗闇の独房の中,マックィーンがゴキブリ?を食らうシーンで,父が「お前ならこんな時どうする?」と私に問うたのが印象に残っています。それ以来,刑務所モノといえば「パピヨン」が基準。私にとっては,「不屈の男」度を判定するメートル原器ともいえる作品(というか人物)。 8点(2003-12-24 17:39:41) |