81. 昨日・今日・明日
ナポリ、ミラノ、ローマそれぞれの都市らしいアネクドート。マルチェロ・マストロヤンニが、それぞれに「らしい」芝居をしている。 [DVD(字幕)] 6点(2011-11-15 15:03:25) |
82. 蘭の肉体
この続編が、オゾンの「まぼろし」である…という冗談はさておき、『愛の嵐』以上にシャーロット・ランプリングの美しさを見るための映画。脚本か、撮り方か、どちら変わらないが、どちらかを良くすると、もっと良い映画になったような気がする。陳腐な原作を、ここまで幻想的にしたのは素晴らしいとしても。 [DVD(字幕)] 6点(2011-11-14 21:52:55) |
83. グッドナイト&グッドラック
こういうタイプの映画が大好きで、ジョージクルーニーにも期待していたのだが、そこまで期待に応えてくれる映画ではなかった。 [DVD(字幕)] 6点(2011-11-13 23:23:08) |
84. 月夜の宝石
大したことないやと見ていたが、最後の場面で「私を離さないで」というブリジッド・バルドーには胸をうたれた。 アリダ・ヴァリも貫禄を示している。 [DVD(字幕)] 7点(2011-11-06 10:35:21) |
85. さすらいの二人
よくできた設定だし、ジャック・ニコルソンも頑張ってるし、アントニオーニらしさもうまく出ている。しかし、今一つ、つまらない作品なのは、設定とニコルソンとアントニオーニのどこかの組み合わせがうまくないのだろう。 [DVD(字幕)] 7点(2011-11-02 06:54:25) |
86. 山猫
この映画にもう少し早く出会っていたかった。 [DVD(字幕)] 9点(2011-10-30 01:48:20) |
87. 愛すべき女・女たち
五話までは、つまらないなりに、統一感があったのだが、六話でややこしくして、よけいにつまらなく感じた。 ジャンヌ・モローもこの役をやるには、ちと歳がいっている。 [DVD(字幕)] 4点(2011-10-24 00:31:04) |
88. 雨のしのび逢い
周囲から見れば滑稽な、キス1つない、1週間の濃密な愛に、説得力をもたせられるのは、ジャンヌ・モローだけだろう。 [DVD(字幕)] 8点(2011-10-10 15:36:57) |
89. ラスト・エクソシズム
エクソシストものを真面目に見ている私としては、本来あるべきエクソシズムから全く逸脱していること自体が納得がいかなかった。エクソシストに真剣に興味がある人は、見るべきではない。 [映画館(字幕)] 0点(2011-10-10 10:01:27) |
90. シェルブールの雨傘
似たような体験をしている人は、同じように、胸が張り裂けるように辛い映画だと思う。それでも、なんでもなかったように、人生って進むものだ。…色彩が素晴らしい。 [DVD(字幕)] 9点(2011-10-07 13:56:22) |
91. しあわせの雨傘
こういう単純なオゾンも悪くはないと思います。 シェルブールの雨傘のパロディではないと思う。 [DVD(字幕)] 6点(2011-10-05 22:06:34) |
92. 素直な悪女
思いのほかしっかり作った作品であり、さすがロジェ・ヴァディム。しかし、アントニオーニあたりにとらせると名作になったのではないか。それと、バルドーは驚異的に魅力を放っているが、やはり、下手だ。 [DVD(字幕)] 7点(2011-09-25 16:49:57) |
93. シベールの日曜日
映像や作り方はとても良いと思いましたが、フランソワズがこ憎たらしいのと、ピエールの内面が描かれていないのと、最後の終わり方に納得感がないので、ちょっと、ちょっとでした。それから邦題で「シベール」を明かすのも、いかがなもんでしょう。 [DVD(字幕)] 7点(2011-09-11 14:55:42) |
94. Ricky リッキー
「希望」を描こうとしているのだと思うが、ファンタジーとリアリティを溶け合わせていく、オゾンのいつもの手法では、今のところちょっと無理があると思う。このあと、くだらない傘会社の話をとりたくなる心持が分かった。オゾン監督には、もう一回り成長していただいて、ぜひ、もう10年後くらい後、美女になったmelusine mayanceを使って、再度このテーマに取り組んでみてほしい。 [DVD(字幕)] 6点(2011-09-04 02:31:47) |
95. 銀河
ルイス・ブニュエルらしい支離滅裂展開なのだが、ルイス・ブニュエルらしい面白みに欠ける。きっと、キリスト教に精通していれば、もう少し楽しめるのであろう。 [DVD(字幕)] 5点(2011-09-03 16:37:10) |
96. アンダルシアの犬
グランドピアノと聖職者を引っ張っていくところが面白かった。残念ながら、今の時代には、もう意外性もないと思う。 [DVD(字幕)] 6点(2011-08-04 01:54:35) |
97. 鬼火(1963)
主人公の鼻もちならなさと苦悩みたいなものは伝わってくるが、それが絶望としては、感じさせられない。時代の雰囲気のフィルターを通さないと、伝わってこないものがあるのか。 エリック・サティも、著作権が切れて、角川映画で使われるような音楽になってしまい、手あかにまみれた感が強い。 ジャンヌ・モローは、うまい、と思わせるのだが。 [DVD(字幕)] 6点(2011-08-03 22:17:33) |
98. サテリコン
シュールで狂気と現実が混在している極彩色の画像は魅力的だが、断片的すぎて、眠気を誘う。最後まで見ても、あまり感心できなかった。 [DVD(字幕)] 6点(2011-08-03 22:17:18) |
99. まぼろし
これって、良い映画なんだけどなあ。年寄りにしか分からないのかなあ。だとしたら、自分って年寄り? [DVD(字幕)] 7点(2011-08-03 22:10:07) |
100. アクション、ヴェリテ
なんだかわけのわからないまま、終わってしまったが、分かった気になった。 [DVD(字幕)] 6点(2011-08-03 22:08:37) |