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Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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161.  バルタザールどこへ行く
何が怖いって、肝心のロバが、走るとか顔を向けるとかとにかく何かするとか、リアクションらしいリアクションを何もしないのですよ。常にただそこに「いる」だけ。だからこそ醸し出される怖さ。そのインパクトは大でしたが、一方、話の内容の方は、やはり観念的で散漫になってしまいました。あと、それとは別に、邦題は秀逸です。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-01-26 23:43:47)
162.  ブンミおじさんの森
ひたすらそれっぽいイメージ映像が続いているだけで、演者は芝居がつけられていない放置状態で、見ていて辛かったです。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-01-12 01:32:37)
163.  いとこ同志
とにかく描写が作為的というか、観念的というか・・・一つ一つのシーンを役者が指示通りに演じているだけであって、登場人物が生きてないのです。したがって、いくらストーリーを盛り込んでも、それがそのまま流れるだけで、面白みがありません。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2017-12-09 00:03:19)
164.  運命の女(2002) 《ネタバレ》 
エイドリアン・ラインは、すでに「危険な情事」という不倫ものの傑作を作り上げているのに、それから15年も経ってから何でまたこんなものを作ろうと思ったんだろうか・・・。前半はダイアン・レインのセクシーボディ以外に見るべきところがないし、ギアが相手の男と対面して以降の展開は陳腐そのもの。あまりにも工夫なさすぎで驚いた。同じく不倫ものの先駆的傑作「恋におちて」や「マディソン郡の橋」と比べても、各登場人物があまり「考えてない」ので、深みがないんですよね。●ただ、再見してちょっと驚いたのはラストで、遠景で車が停止したまま、青から赤に変わる信号、それに重ねてエンドクレジット・・・というのがいい感じに余韻を残しています。これで大分救われていますね。●それと、ミシェル・モナハンがどこに出ているのかと思って探してしまったら、何と一瞬だけ登場のギアの秘書!
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-12-04 01:31:22)
165.  ヘッドライト 《ネタバレ》 
もっと切ない大人のラブロマンスを想像していたのですが・・・全体的に、演技がゴツゴツしていて、不倫という設定がもたらすはずの高揚感とか逸脱感が感じられないのです。したがって、平坦な印象になってしまいますし、悲劇的なはずの終幕も、予定調和に見えてしまいます。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-12-02 23:56:08)
166.  フレンチアルプスで起きたこと 《ネタバレ》 
そりゃ、こんなネチネチした底意地の悪い奥さんだったら、かりにあの雪崩の一件がなかったとしても、いつか夫婦関係は崩壊したでしょう、と思ってしまいます。なので、せっかくの設定と内容が絡んでいないのです。もっとも、最後はすべてが吹っ切れた大泣き一発で何となく解決してしまう、というのは痛快でした。それと、定点長回しを多用したカメラが印象的でした。
[DVD(字幕)] 6点(2017-10-20 02:09:40)
167.  約束の旅路 《ネタバレ》 
なかなか日本では目にする機会のない題材だけに、それだけで新鮮。普通の映画だったら、イスラエルに到達するまでの困難をあれこれと設定するところであるが、この作品は、移住自体はあっさりと済ませた上で、その後の主人公が人生において背負った十字架に焦点を当てているところに意味がある。前半は、じっと息をひそめるような少年の視点で描写が統一されており、地に足の着いた説得力ある描写となっている。後半が、別の映画になったかのようにあれよあれよの急展開になってしまったのがやや残念。
[DVD(字幕)] 7点(2017-10-12 00:54:36)
168.  奇跡の丘 《ネタバレ》 
イエスの台詞はほとんどが新約聖書そのまんま、出てくるシーンも「ああ、あれ」と思い当たるものばかり。しかし、その愚直なまでの誠実な作り方と、主演の彼の奇妙な迫力、余計な装飾ゼロの役者のリアクションなどが相まって、湧き出るようなインパクトを与えている。再三背景に出てくる不毛の荒野の映像も強力だし、一方で街というか集落にしても、斜面に辛うじてへばりつくような感じで設置されていて、こういう一貫した「別世界感」が、その発言や行動などとは別の角度から、主人公イエスの存在そのものを浮かび上がらせているのです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-09-23 04:43:42)
169.  イヴ・サンローラン(2014)
あえてこの、名前だけなら誰でも知っている人を対象とするのであれば、そのデザインの発想はどこから出てきたのかとか、何は何を表現しようとしているのかとか、そういった突っ込みを強く期待するところなのですが、やっぱりそこまでの領域には遠く及んでいませんでした。全編、それっぽい会話がそれっぽい雰囲気で細切れに流されているだけであって、そもそも人物表現になってないです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-08-08 00:22:43)
170.  くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ 《ネタバレ》 
フランスのアニメってあまり見る機会がないのですが、素直に良い内容でした。絵のタッチが、フワフワした幻想的な水彩画のような感じで、それが当たり前に動くのが実に新鮮なのです。こんなアニメは初めて見ました。特に、セレスティーヌの顔つきがわざとらしく作り込んでおらず、ちょっとした仕草や表情の動きできちんと表現がされているのが、逆に可愛さを煽っています。内容は、熊のおじさんとネズミの少女の友情譚、という一点なのですが、クライマックスでは、あの「M」を彷彿とさせるような(!)人民裁判のシーンが、しかもクロスカッティングで盛り上げながら展開されるなど、単なる素朴な童話ではありません。そういえば、終わり近くのセレスティーヌの台詞に、「最初は私を食べようとしたでしょ」というどきっとする一言もあったりして、まあ熊とネズミなんだから文字通りの意味でも誤りではないんだけど(実際、ネズミは熊の捕食対象という設定)、実は最初のあのシーンは、1つの隠喩だったのか?なんてことも考えたりして。なかなか奥の深い作品です。
[DVD(字幕)] 7点(2017-07-23 01:09:03)
171.  ミスター・ノーボディ 《ネタバレ》 
冒頭、もっともらしく登場する3人組を、一瞬で片付けるフォンダ。何とも緊迫感あふれる導入なのですが、しかしその後は、真剣に映画的に撮っている映像と、ところどころものすごく適当な展開ぶりが、なかなかのカオスな世界を見せつけている。ただ、その謎の突っ走り感も、中盤では息切れしてしまったようで、後半はダレます。そもそも、もっと尺が短くあるべき作品ではない?
[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-07-13 01:04:59)
172.  迷子の警察音楽隊 《ネタバレ》 
導入部分に顕著な絶妙な「間」と、横並びを多用した構図、そして堅苦しい制服や重そうな楽器と荒涼とした風景のギャップだけで、コメディとしては完成しているわけです。あえて一足飛びに関係を発展させることなく、ぎこちなく礼儀正しく交わされる会話にも、何ともいえない味があります。その中でも、最低限の台詞で登場人物の心理の揺れを表し切っている脚本が、よく見ると凄く練られています。また、ユダヤとアラブの対立背景を全部削ぎ落とした潔さも、かえって作品世界に緊張感を与えています。
[DVD(字幕)] 7点(2017-07-09 22:53:18)
173.  グレート・ビューティー/追憶のローマ
初老のオッサンの妄想的回想(回想的妄想?)に140分延々とつき合わされるという、困った作品でした。主観が前面に立つ内容だからこそ、前後の脈絡は必要なのであり、そうでなければ、単に思いつきのシーンをつなげただけになってしまいます。
[DVD(字幕)] 3点(2017-07-03 01:51:08)
174.  ミッション:8ミニッツ 《ネタバレ》 
「リプレイ」的世界観に立ちながら、8分間という短いサイクルと人工プログラムという背景設定によって、見事に換骨奪胎して新たな創造を提示した佳作。列車内の主人公が実体を伴っていないことは鏡のシーンで早くも明示されるし、現実の主人公も同様であることも前半で明示される。つまり、全体を通じて、主人公には、脳による意志の力しか存在していない。この作品が優れているのは、その意志の力を強く讃美し、その一点ですべてを覆せる(テロもそうだし、プログラムもそうだし、主人公の人生もそう)という希望を与えていること。8分間の設定もテロ阻止の目的も、そのメッセージに至るまでの手法にすぎない。だから、この作品は、単なるサスペンスやSFの枠を超えて、見る側の心に到達するものになっている。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-06-18 00:24:09)(良:1票)
175.  ゲームの規則
すみません、何かみんながワーワー言っているだけにしか見えなかったのですが・・・いろんな人間関係が「ただ置かれているだけ」であり、発展性がないので、いくら登場人物があれこれ動いても、見ていて疲れるだけでした。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2017-06-08 22:09:10)
176.  永遠<とわ>の語らい 《ネタバレ》 
内容的には観光ガイドでしかないはずなのに、なぜか母子2人の凜としたたたずまいに引き込まれていく前半。はてしなく延々と続いていく会話が妙に心地よい後半。それらの積み重ねは、あの強烈極まりないラストで奇跡的に結実する。ラストを知ってから思い返すと、それまでのあの不協和音が漂うような不思議な緊張感が、必然性のある描写であったことが分かる。映像もそこで発される内容も、ずっしりとした重量感のある作品。このインパクトは当分忘れられないと思う。
[DVD(字幕)] 9点(2017-04-11 02:45:18)
177.  エレニの旅 《ネタバレ》 
延々と続く長回し、その中で存分に存在を示す隅々まで徹底された美術関係が、この映像としての破壊的な重量感をもたらしていることはもちろんである。それに加えて、どこをとっても乱れのないエキストラの動きが凄い。数でいえばこれを上回っている作品はあるだろうが、すべてのエキストラをフレーム内でこれほど完全にコントロール下に置いた作品は、ほかに例を知らない。それらすべてが相まって、完結した映像別世界を提示してくれる作品。いろいろな意味で、これどうやって撮ったの?と感嘆してしまうシーンばかり。
[ブルーレイ(字幕)] 9点(2017-04-10 04:15:14)
178.  マラヴィータ 《ネタバレ》 
せっかくのファミリーもの、しかも実際は証人保護プログラム下、周りからはただの平凡な一家というギャップの設定まで用意していながら、ドラマが動き出すのが遅すぎ。父親なら映画会の拍手喝采とか、姉なら教師見習いとのやりとりとか。なので、やっとそうきたかと思った矢先に、あっさり終わってしまいました。逆に、それまでのダラダラぶりは、デニーロやミシェルのまったくの無駄遣い。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-04-02 01:27:21)
179.  96時間 リベンジ 《ネタバレ》 
感想は前作とまったく同じで・・・最初の方の頭脳戦の部分はいい感じなものの、結局はお約束のカーチェイス&銃撃戦&肉弾戦。やるのはいいんだけど、主人公をこういう設定にしているんだったら、もっとその中にも頭を使う要素を感じさせてほしいのです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-03-17 01:43:37)
180.  アンナ・カレーニナ(2012)
何かこう、演出も脚本も含めて、すべてがどうにも中途半端というか・・・ただやっぱり一番気になるのはキャスティングで、キーラ・ナイトレイは10年前だったらキティ役がぴったりだったろうし、逆にアンナの情念爆発暴走ぶりには合っていない。ジュード・ロウも、10年前だったらヴロンスキー側がぴったりだったのに、カレーニンの重厚さには及んでいない(うまく歳がとれていないように感じる)。超有名な原作があって骨はできているんだから、キャスティングはとても大事だったと思うのですが。その他の人達についても、いい俳優を揃えていながら、使い方が合っていないため、さしたる見せ場なし。もったいない。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-03-12 22:24:49)
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