1. ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版
あ~!!この音楽は!!DVDを入れて流れた瞬間に感動。小さな村の映画館を中心として移り行く人間ドラマ、季節と時間。アルフレードの優しさがなぜああいう形になっていたのかはまだわからない。そういう部分はこれから成長していくにつれてわかっていくんでしょう。そしてその時に観ればまた違ったなにかが見えてくるんだろうな。これからもず~っと心の中で流していきたい、こういう作品に出逢えるからこそ生きていけるんだ。 [DVD(字幕)] 10点(2005-12-01 20:44:55) |
2. レオン/完全版
友達に勧められて観ました。感動ですね。まず3人の出演者が素晴らしい。ジャン・レノのあの誰にも醸し出せない独特のセクシーさはなんなんだ?男でも惚れます。そしてナタリー・ポートマン。スターウォーズ(ただの可愛い娘)→コールドマウンテン(おっあのスターウォーズのナタリーが結構いい演技してるじゃん!!)→レオン(こんな演技出来てたの?しかもこの妖艶さ!!)の順に見てきたけれどどんどん魅力に惹かれてます。十分主役でも撮れそうなのに…だんだん個性が出せない役になっちゃってない?あれだけ演技力と雰囲気があるんだからもっと彼女を引き出す映画に期待したいです。そしてゲイリー・オールドマン。一見した瞬間に他の俳優とは違うなと感じさせる。濃いんだけど透明な雰囲気。本当にこの3人の雰囲気は最高です。カメラワークも秀逸ですね。喉元にナイフを突きつけたレオンが暗闇に消えていくシーン。ナイフの描く光る軌跡が美しい。マチルダがレオンのドアホンを押し助けを求めるシーン。3人の位置関係がワンショットで理解でき、それぞれの違った緊張感がアンサンブル。その後ドアが開かれ光がマチルダを照らし出す、まさに希望の光。同じように光だけで見せるシーンとしてはレオンが撃たれ、画面が一瞬明るくなる所。そのまま床にうな垂れていき、観る側は倒れゆくレオンとシンクロしていく。ユーモアと緊張感の緩急もいいですね。本当に笑ったし、迫り来る恐怖にドキドキしたし、これだけ感情的に入り込めた映画は久しぶりです。ラストの歌も最高。エンドロールですらこの映画の惹き込まれる一場面にしてしまっている。「やばい、自分は今もの凄い映画を見てしまっている。」こんな奇跡的な出逢いがあるからこそ映画から離れることは出来ません。 10点(2005-01-10 15:53:27)(良:1票) |
3. アメリ
題名は知っているけど観たことのない映画のひとつでした。普段のありきたりの生活の中でほんのちょっとした好奇心と行動を起こすことでとても光り輝くものになる、そんなことをアメリは実践していたし、こういう生き方にはちょっと憧れますね。ずっと気になっていた映画だったので、観れてスッキリ出来ました。あまり得るものはなかったけどね。 6点(2004-12-04 22:00:23) |
4. グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版
いい映画というのはいつも観て3分で何かを感じる。とにかく美しい。3人の登場人物それぞれに惹かれるところがあり、それぞれが誰かの存在を薄くすることなくお互いが高め合っていく、まさに三重奏。それに加えてイタリア地中海の美しさ、海の神秘さ。もう文句など出てきません。 [DVD(字幕)] 10点(2004-11-06 23:38:29) |
5. モーターサイクル・ダイアリーズ
なんとなくロードムービーが観たかったんです。でもチェゲバラって誰かも判らなかった。前提知識が問われる映画ですね。自分はこの映画から何も感じ取れません。旅を続けるなかでどう心境が変化して彼を革命家へと駆り立てたのか、全くわかりません。勉強不足でした。 2点(2004-11-03 02:19:07) |
6. ターミネーター2
T-1000!!この時代にこのCG技術。CGばかりでなんの面白みも無い昨今の映画とは違い、この映画で使われているCG技術は今観てもギョッとします。CGの使い方もCGによって描かれたキャラクター性も過剰ではなく見事に最高のバランス具合。エレベータの天井から液状化して垂れ下がってくるT-1000にぶら下がった回転する蛍光灯の光があたるシーン、ピストルの弾を受けて小刻みにダメージを受ける姿が最高に好きです。ストーリーもしっかりしていて、本当に楽しい映画です。唯一音楽が「ダダッダッダダン!!」以外軽過ぎるのがマイナスですが、それでも面白いことに変わりありません。 9点(2004-04-27 19:35:06)(良:1票) |
7. 戦場のピアニスト
これは映画ではなく実話ドキュメントとして観るべき。たった半世紀ちょっと前の現実である。どんなに幸せになりたいと思っていても戦争という状況ではどうにもならないという事実。常に空腹で、雨風を凌ぐこともままならない、どうしようもない絶望。それでも人間は毎日隣り合わせの死を感じながら必死で生きていく。家に帰ればご飯があり、暖かい布団で眠るのが当たり前の現代において、これだけの現実があったのだと見せつけられると日頃自分が抱えている悩みというものはなんとちっぽけで甘ったれたものかと自己嫌悪すら感じてしまう。あの時代を必死で生きた人達、生きたくてもどうにもならなかった人達に対して敬意を示し、出来る限り精一杯生きていこうと強く思う。 10点(2004-04-14 01:08:38)(良:1票) |
8. アバウト・ア・ボーイ
《ネタバレ》 主人公に感情移入出来ない。ずっと印税生活をしていたのにあんなに急に心が移り変わるわけがない。主人公の考えは理解出来なかったが、それでもヒュー・グラントは役者としては嫌いではないです。大勢の生徒、教師、親が居る体育館で2人で一緒に唄うシーンが唯一の救い。 3点(2004-04-14 00:22:37) |