1. マリー・アントワネット(2006)
《ネタバレ》 キュウリと蜂蜜さんに同意。マリーアントワネットは本当にこんな人なんじゃ?と思った。普通の女の子が贅沢し放題の環境にある日突然投げ込まれたらこんな感じになるんだろうなと思いながら見てた。そのツケは大きかったですね。自分の知らないところで誰かが飢えて苦しんでいる、でも自分は平和な場所にいる。そのような種類の怖さもよく描いてたと思う。外から見るとマリーが攻撃されるのもよくわかるんだけど、あの中にいると本当にわからないだろうねえ。普通の人がいきなり理不尽な攻撃に晒される(あくまでマリー視点で。外から見るとまた違いますが。)怖さということが伝わってきておもしろかったので8点です。 [映画館(字幕)] 8点(2009-01-19 20:58:42) |
2. パピヨン(1973)
《ネタバレ》 もうこれ以上やめてと呟きながらも最後まで見てしまいました。大脱走はコミカルにどこか現実離れした脱走を描いておりました。マックィーンが好きだったことと大脱走がおもしろかったこともありこれを借りました。同じようなノリかと思ったんです。でもこっちは生々しいです。陰鬱です。怖いです。強烈です。へこみます。現実です。でも見ることをやめられませんでした。すごい映画だと思いました。大脱走とは違う意味で、もう二度と見たくないです。絶対にいやです。なのに、見てからもかなり時間が経つのに忘れられません。私は見た映画はよほどじゃないと忘れていく傾向があるのですが、6年ほどひきずっています(笑)最後のマックィーンの行動と、それを見て微笑むダスティンに10点です。 [ビデオ(字幕)] 10点(2009-01-10 17:42:27) |
3. アメリ
《ネタバレ》 微妙にもなりきれない・・かといっておもしろくなかったわけでもない。ところどころ、(それはちがうんじゃないか?)てとこもありながら、にっこりしてしまうところもあり・・アメリが陰ながらでも動いたから恋は成就したんだろうけど、こんなにうまくいかないでしょ・・・・と突っ込んでしまいました・・ おもしろくなかったわけじゃないけど、おもしろいわけでもない、自分にとってはそんな映画でした。 子供の頃のおもちゃを届けてあげたエピソードはすごく心があたたまりました。 [DVD(字幕)] 5点(2008-05-26 20:47:36) |
4. シティ・オブ・ゴッド
《ネタバレ》 説教くさいところがなく、淡々とありのままを描いた映画。あくまで事実のみを描き、判断は観客にゆだねるといった感じの映画ではないでしょうか。 スラムの現状がどうとかよりも思わず自分の人生を振り返ってしまいました。 諸行無常という言葉をうまく描いていると感じました。 リトル・ゼはどうしようもない悪党だけど、たまに可愛かった。 ベネへの思いがだいぶ切なかったです。 [DVD(字幕)] 10点(2008-04-03 18:09:07) |
5. アデルの恋の物語
《ネタバレ》 共感できた自分もどこかおかしいのかもしれない、と思う。イザベル・アジャーニのラストの空ろな目はすごい。 [ビデオ(字幕)] 7点(2008-01-21 14:28:12) |