3. Dr.パルナサスの鏡
《ネタバレ》 テリー・ギリアム監督の作品として、脳内のファンタジーという点で「バロン」を思い出しました。 独特の世界観で不思議な面白さですね。 撮影中に主要なキャラクターのヒース・レジャーが急死してしまい暗礁に乗りかけたこの作品ですが、現実世界の撮影までは終わっていたため、鏡の世界(=Dr.パルナサスの脳内の空想世界)ではヒースが演じていたトニーは、相手の願望によって姿が変わるというアイディアを脚本に加えました。 鏡の世界のトニー役に、ジョニー・デップ、コリン・ファレル、ジュード・ロウの3人を起用しています。 3人の起用がうまくはまっています。ただ、何も全員オールバックにしなくてもいいのに。ジュード・ロウとヒース・レジャーの区別が最初つきませんでした。 脚本的には違和感無くみれました。 私は面白く見れましたが、人によって好みが分かれる映画だと思います。 クセのある映画が好きな人にオススメです。 [映画館(字幕)] 7点(2010-01-23 22:49:59) |