121. ピンクのルージュ
モニカ・ヴィッティを目当てで鑑賞。 なんと、本作のモニカは48歳。 ところが、絶対に48歳には見えないです。 歳を取っても魅力的な女性って、惹かれますね。 この年を最後にモニカは映画の世界から身を退いた。 若き頃の美しいモニカを知る人にこそ観てもらいたい作品。 モニカの真の美しさを思い知らされるに違いないです。 [DVD(字幕)] 6点(2007-11-14 11:54:17) |
122. 現金に手を出すな
ジャン・ギャバンとリノ・ヴァンチュラの対決が柱となっているギャング映画。 終始、淡々と進むが、そこはベッケル作品。 そつなく楽しませてくれる。 そして本作で初めてジャン・ギャバンを心からかっこいいと思った。 貫禄十分のジャン・ギャバン。 男なら誰もが憧れるはず。 更に忘れてはならないのが、ベッケル作品の十八番“平手打ち”。 本作では一回だけでなく、そこかしこでバチッ!バチッ!バチッ! もう、平手打ちの出血大サービス。 ベッケル作品の平手打ちシーンは、ファンへのサービス?!と感じてしまったほどの、もう見事と言うしかない激しいものだ。 そして、何故だか分からないが、思わず「クスッ」と笑えてしまうのだ。 まさに、ベッケル作品の平手打ちマジックである。 本作は、「ベッケル作品=平手打ち」という図式が最もはっきり分かる作品とも言える。 [ビデオ(字幕)] 7点(2007-11-12 21:42:23) |
123. 白い酋長
初期のフェリーニ作品には傑作が多い。 というより、ほとんどが傑作だ。 本作もフェリーニの初期作品なのだが、珍しく凡作。 しかし、つまらないわけではない。 少なくとも、フェリーニ晩年のくどすぎる作品群よりは楽しめると思う。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-11-01 20:25:44) |
124. スエーデンの城
“モニカ・ヴィッティが最も美しく撮られた作品”と誰かが評していたが、まさにその通り! ただでさえ美しいモニカが、本作ではことのほか美しさと色気を撒き散らしている。 この作品は、モニカの美しさを、ただただ堪能すれば良い作品なのだ。 スエーデンの孤島に存在する、とあるお城で繰り広げられる怪しい貴族の物語。 そのお城にはモニカ・ヴィッティ演ずる美しき女性が住んでいる。 ヴィッティはこのお城の主である暴君の妻だが、訪れる客人をことごとく誘惑する。 そんな美しき人妻に誘惑されれば、男なんぞひとたまりもない。 一瞬にして恋に落ちる主役のジャン=ルイ・トランティニャン。 しかし彼は妻と関係を持ったことが暴君の夫にバレて命を狙われることに。 孤島のお城という逃げ場の無い場所で命を狙われ、絶対絶命のトランティニャン。 さて、その結末はいかに?! とまぁ、話の展開はこんな感じであるが、ここから先は少し余談を・・・ 監督のロジェ・ヴァディムは、稀代のプレイボーイとしても知られた人物。 彼が今まで付き合ってきた女性はブリジッド・バルドーやジェーン・フォンダ、そしてカトリーヌ・ドヌーヴだ。 その名前を聞けば分かるとおり、女性に関してはかなりのメンクイ。 そしてセンスもいい。 そんな彼に主役に見出されたヴィッティも、これら二人の女優に負けず劣らず美しいが、本作の後にヴィッティとヴァディムが交際したという話は出ていない。 ロジェ・ヴァディムもさすがにヴィッティは口説けなかったのか?! それとも、アントニオーニの影響か?! それは当の二人にしか分からない・・・ [ビデオ(字幕)] 6点(2007-11-01 20:09:23)(良:1票) |
125. カビリア
D・W・グリフィスが本作を観て刺激を受け『イントレランス』を作ろうと決心したということもあり、本作は『イントレランス』に匹敵するスケールと面白さであった。 ただ、ストーリーがスピーディすぎるくらいにガンガン進んでいくので、話を追うのにエネルギーを要するのが難点と言えば難点。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-31 23:34:47) |
126. 永遠<とわ>の語らい
テオ・アンゲロプロスと似た感じなんですね、オリヴェイラって。 いや、テオがオリヴェイラ的なのかな? とにかく苦手な作風で、何を言っても批判じみたレビューになってしまいそうなので、短めにしておきます。 ただし、少女はとても可愛らしかった。 そして話題のラストも凄い。 とても悲しいラストだ。 [DVD(字幕)] 3点(2007-10-25 10:35:17) |
127. イル・ポスティーノ
あまりにヒューマン臭が強く、乗り切れず。 最後はハッとさせられたが、それまでがやや退屈した。 [DVD(字幕)] 6点(2007-10-25 10:28:34) |
128. 世界残酷物語
期待していた程ではなかったですね。 テーマ曲もそれほど良いとは思えなかったですし。 [ビデオ(字幕)] 5点(2007-10-15 19:53:08) |
129. 熊座の淡き星影
本作でヴィスコンティの長編作品は『異邦人』を除き、全て鑑賞した! それが、ただただ嬉しい。 さらば、ヴィスコンティ! もうこりごりだ。 もう観ないぞ! [映画館(字幕)] 5点(2007-10-15 19:43:42) |
130. モンスーン・ウェディング
もう少しアジアン・エキゾチックな感じを期待していたんですが・・・ どうも作品に入り込めませんでした。 これは一重に、私が群像劇チックな作品が苦手であることに起因するものです。 [DVD(字幕)] 5点(2007-10-15 19:41:56) |
131. 五月のミル
フランスってこんなんなの?!と、ちょっとしたカルチャーショックを受けた作品でした。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-15 12:28:07) |
132. 揺れる大地
かなりの大作です。 ヴィスコンティ作品は基本的に苦手ですが、本作は案外観れました。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-15 12:03:24) |
133. 郵便配達は二度ベルを鳴らす(1942)
ベルなんか鳴らしましたっけ?? [ビデオ(字幕)] 4点(2007-10-15 12:02:31)(笑:1票) |
134. 万事快調
本作を観て、万事不調になりました。 [ビデオ(字幕)] 3点(2007-10-15 11:50:30) |
135. 愛の集会
パゾリーニ作品で視聴可能なものは全て鑑賞してきた。 本作はそれらパゾリーニ作品群の中でも面白い部類に入る。 インタビュアーのパゾリーニ自身が、異常性愛者(ホモセクシャル)であるところに、この作品の面白さがあるのだ。 つまり、異常性愛者であるパゾリーニ自身が“異常性愛”について、一般人に質問しているという構図が面白いのである。 批判的な意見に対しても冷静と敢然に立ち向かうパゾリーニ。 パゾリーニは冷静且つ頭のいい人だったんだなぁ、と感心してしまった。 本作を観た後に、例の問題作『ソドムの市』を再見すれば、違った見方ができるであろう。 やはりパゾリーニは、『ソドムの市』という問題作を通して、“性とは何か”を真摯に訴えたかったんだと思う。 賛否両論の激しい『ソドムの市』ではあるが、本ドキュメンタリーを観た後ならば、違った見方をできるに違いない。 このパゾリーニの傑作ドキュンメンタリーを観て、そう感じた次第である。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-14 22:16:39) |
136. 白夜(1957)
普通、「いかにもセットっぽい」と言うとマイナスの意味だと思うが、本作については違う。 「いかにもセットっぽい」からこそ独特の雰囲気が出ている。 モノクロ映像と相まって、オリジナリティの高い作品に仕上がっていて見事。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-14 17:45:19) |
137. 太陽がいっぱい
アラン・ドロンが最もかっこよくスクリーンに映し出されている作品だと思います。 アラン・ドロンの代表作であることは間違いないですね。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-13 10:33:05) |
138. 戦火のかなた
『無防備都市』と見分けがつかないくらいテイストが似ている。 [ビデオ(字幕)] 4点(2007-10-13 10:29:50) |
139. 世にも怪奇な物語
ジェーン・フォンダの美しさとテレンス・スタンプの怪演に6点を献上。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-13 10:23:34) |
140. 若者のすべて
ヴィスコンティ作品にしては肩が凝らず素直に観れました。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-13 10:12:14) |