1. ベニスに死す
たとえば美術館に行っていろいろな名画や彫刻を見てもすべての作品に感銘を受けるわけではないように、名作と言われる映画を見てもあまり感銘を受けないことも多々あります。そういう時は思わず自分の感性を疑ってしまうけど…ここはあえて主観で。ベニスの美しい街並、美少年ビョルン・アンドレセン、それが客観的に見て美しいものだとはわかるけど、個人的に心奪われるような感覚はありませんでした。主人公に感情移入もできなかったし、となるとこの抒情詩風な流れはややもすると退屈でした。つまらなかったわけではなく、わからなかったのです。 6点(2004-09-19 14:10:04) |
2. キラー・クロコダイル
とてもチープですね。でもそのものすごくチープなところが私はわりと好きだったりします。密林の生々しさは出ていたのではないでしょうか。音楽が印象的でした。でも全体的に自主制作映画みたいだなぁと思います。 6点(2004-08-28 16:04:56) |
3. 暗殺の森
集団のダンスシーン、女性同士のダンスシーンが凄く気に入っています。ファシズム関連は私には少し難しい内容なのですが、クールで底冷えのする映像が印象的でした。 6点(2003-12-19 15:34:34) |
4. サスペリア(1977)
ホラー好きなら、必見は冒頭の一連のシーン。ここだけで一作品分のホラー、スリル、サスペンスが凝縮されていると思います(でも心臓が弱い人は注意)。赤を基調とした映像、ゴブリンの音楽など、全体を通して恐怖と不気味さを醸し出す演出はなかなかのもの。空港の扉が開いた瞬間に私たちも奇妙な世界へ足を踏み入れた感覚です。ゴブリンの音楽は本当に後々まで耳に残ります。オーメンの音楽と並ぶホラーの名曲だと思います。 8点(2003-11-30 20:04:00)(良:1票) |
5. 海の上のピアニスト
大揺れする船でピアノを滑らせながら弾くシーンが好きです。本当にできるかどうかは別として、なんか気持ちよさそう。そんな船の上を軽快に歩く姿も素敵でした。彼にとって揺れのない陸上は、やっぱり歩けない世界だったのかも。海の上のおとぎ話でした。 6点(2003-09-13 20:28:30) |
6. 太陽と月に背いて
レオの色気にノックアウト。最初見たときはストーリーも映像も音楽も最高に素晴らしいと思いました。でも飽きるほど見るうちに本当に飽きたようです。でもレオの美しさは今見ても飽きません。小悪魔的な魅力がたまらない。同性愛がどうしてもダメという方以外は女性は一見の価値があると思います。 8点(2003-08-02 19:29:42) |
7. 食人族
食人族よりも都会から来た人間の方がずっと残酷なんだということが分かった。グロやスプラッタをある程度見慣れている私でもさすがにこたえた。カメが、カメさんが~! 3点(2003-07-24 17:29:31)(笑:1票) |