1. ラスト サムライ
架空の国を舞台とした和風ファンタジーというように気楽に見ればベタな面白さがある作品だと思います。 話が進めば進むほどハチャメチャ。最後の戦いのリアリティのなさや超絶ご都合主義は、もはやおとぎ話レベルです。 特に終盤はカメラマンの存在がいい意味でも悪い意味でも緊張感をなくさせていました。 それでもなぜか何度もみてしまうのは、トムと謙さんのお人柄ゆえでしょうか。 [DVD(字幕)] 6点(2013-12-01 16:19:27) |
2. 第9地区
《ネタバレ》 まず、いろいろ考えずにリラックスして観るべき映画だと思います。 「なんで宇宙人が地球の言葉をしゃべるんだ」とか「こんな風に宇宙からの生物を受け入れるわけないだろ」とか言い出したらキリがありません。 ストーリーはけっこうぶっ飛んでますし、描写やキャラはグロいし、B級映画臭がプンプンしてます・・・が、面白い! 設定が斬新なことに興味をそそられましたし、ドキュメンタリ風な構成も話をわかりやすくしていたと思います。 ただし、この作品の「テーマ」とか「訴えていること」とか、小難しいことは念頭にありません。 名作ではなく、あくまでも「ハイレベルなB級映画」(矛盾した表現^^;)だと思いますので・・・ [DVD(字幕)] 6点(2010-08-28 13:58:31)(良:1票) |
3. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
《ネタバレ》 前作よりさらに合戦シーンが多くなったが、映像は相変わらずすごいものの、ここまで来るとさすがに免疫ができてしまい、いかにもCGという映像に嫌気がさしてきてしまった。 相変わらずフロドは何をしているのかよくわからず、相棒サムの活躍が妙に目立ち、3作通してサム、アラゴルン、ガンダルフくらいしか目立ってないような気がしました。 要するにフロドは指輪を運ぶだけで大変なんだということなんでしょう。 しかし、その割りに最後は誘惑に負けて指輪をはめてしまい、それをたまたま奪われただけであって、自分で何とか克服したわけではありません。 一番肝心なところで、存在感を示していなかったように思います。 全体としてストーリーが単純なため、映像に頼って大作として作りあげるしかなかった…そんな印象を受けました。 [DVD(字幕)] 6点(2010-05-05 22:08:27)(良:1票) |
4. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
《ネタバレ》 1作目から興味をそそられ楽しみにしていましたが、結論から書けば、かなり裏切られました。 相変わらず映像、音楽はすごいですが、敵のキャラクターが気持ち悪すぎる…これだけで作品レベルを落としている気がします。 また、大集団で戦う中で主要キャラクターの個性が完全に埋もれてしまっていました。 個性が埋もれる以前にフロドは存在感すらなし(主役じゃなかったの?)。 そもそも敵キャラクターはほとんど個性なし。 悲壮な戦いのわりに、主要な登場人物が死ぬこともなく、裏切ることもなく、いわゆる少年ジャンプ的な展開を期待しましたが、これといった面白みはありませんでした。(ガンダルフが復活してきたことくらいでしょうか?はっきり言ってこれはどうでもよかったです。) これは原作が古典なので仕方ないのかもしれません。 鑑賞後に疲労感だけが残りました。 [DVD(字幕)] 5点(2010-05-05 21:41:55) |
5. ロード・オブ・ザ・リング
《ネタバレ》 3部作合計9時間超ということで覚悟して観ました。 いきなりプロローグから結構長く重厚な内容になっていてこれからの展開に興味をそそられました。 9人の終結がややあっさりした感がありましたが、少年ジャンプやRPGで育った世代としては、入り込みやすかったと思います。 パーティにこれだけの人数がいると当然気になるのが、これから誰が死ぬのか、裏切るのか・・・ そして終盤では2人悲壮な離脱、さらに仲間が3つに分断されるなど、定番とも思える展開がむしろ安心感を生み、今後に期待を抱かせてくれました。 [DVD(字幕)] 7点(2010-05-05 21:23:07) |