1. パワー・オブ・ザ・ドッグ
《ネタバレ》 謎めいたタイトル(聖書からの引用らしい)から始まり淡々と緩慢に展開していく物語、 手袋やLGBTを伏線に兄弟母子の複雑で微妙な人間関係、 そして偶然と策略から生まれた衝撃のラスト… 観賞後しばらく余韻に浸れるなかなか味わい深い映画でした。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-03-29 19:55:46) |
2. ラスト サムライ
侍をデフォルメしたいのは分かるけど・・・デフォルメと思ってなかったりして。ヨーロッパが舞台の古代、中世映画もこんなもんかな。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2018-01-24 22:16:22) |
3. 第9地区
《ネタバレ》 二度目の鑑賞ですが、映画館の最前列で見た時のグロテスクさがよみがえってきて、エイリアンの外見と知能のギャップにどうしても違和感を抱いてしまいます。南アフリカが舞台で人種差別問題や人間の残虐さを皮肉っているようにもみえますが、人類が宇宙で淘汰されずに生き残っていくためには随分とリスキーでやさしいエイリアン対応のようにも映ります。ゲームや短編映画がベースになっているようですが、私の中では今迄にない斬新な映画でした。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2016-03-04 01:00:27) |
4. 戦場のメリークリスマス
《ネタバレ》 原作を読めばすっきりするのかもしれないが、映画だけではセリアズの銃殺が空砲だった理由やヨノイ、ハラのセリアズ、ローレンスに対する思いがいまいち定まらない(作者の意図と違っていてもかまわないのだろうが)。ここに描かれている理性や人間性の薄いかなり異質な日本人像にちょっと違和感を抱くが、異質の文化圏の捕虜経験もある英国系の原作者の目からみればこんなものなのだろう。もっとも大島渚監督だったが。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-08-11 11:39:28) |
5. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
前2作を含めてお子様向けのようにも思えますが、映像だけは素晴らしかったです。子供向け映画でも共感できる映画はたくさんありましたが、このシリーズは全く心に響かない大作でした。最多オスカー獲得作品の内の一つということですがちょっと複雑な気持ちになります。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2015-01-09 00:01:47) |
6. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
こういう映画にわくわくする人が多いのにびっくりします。古代ローマを彷彿させる戦闘シーンは見応えありますが、魔法と怪物のファンタジーと殆ど心に響かない人物描写をダラダラと見せられるのは上映時間が長いだけにちょっときつかったです。我慢ついでに3作目も観賞します。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2015-01-09 00:00:17) |
7. ロード・オブ・ザ・リング
以前観た時も最後まで観るのが苦痛でしたが、やはりわくわく感のないストーリーは変りませんでした。お金をかけた大作なんでしょうが、何でもありの魔法や登場人物の心情表現の薄さに、感情移入しようにも殆どできませんでした。高評価の続編も期待せずに観賞します。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2015-01-08 23:57:41) |