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1.  トロイ(2004)
6才の娘とビデオ鑑賞しました。娘はストーリーについていけなくなると、私に「え!どうしてこうなるの?」と質問し、私が「この人とこの人は兄弟で、お兄さんがさっきアキレスに殺されたでしょ。んでもって・・・」という下手な説明をすると真剣に聞く。もうヘクトルとアキレスに夢中!でした。 彼女曰く、「木馬の中にこっそり隠れるのはずるい!でもアキレスは好き」だそうで、6才の娘をも魅了するブラッドピットは、やはりスターの輝きを持っているんでしょうなあ。娘に「アキレス腱」ということばを教えられ、とっても有意義な映画でした。 ちなみにHなシーンは有無を言わさず早送りしました。
7点(2004-12-09 08:37:37)(笑:2票) (良:1票)
2.  スウィングガールズ
私も20年前、部活に燃える山形の女子高校生だった。所属する演劇部はとても貧乏で、蔵王のホテルで合宿するリッチな合唱部に比べ、教室に自宅から持ってきた布団を敷いて合宿した。学校の周りを歌いながら走り、腹筋背筋で肺活量をつけた。 その経験から思うに、燃えはじめるまでの過程より、燃えてからつくりあげる(この映画では演奏が上達する)過程のほうに苦労があり、それがドラマなのである。ちょっと、薄くないか?簡単に上達しすぎだべした~。イノシシより、それを撮るべき。 だいたい、高校生ってあんなに単純じゃあない。複雑で鋭利だ。きゃーきゃー笑うが、そのぶん世の中を呪って泣くことも多いのである。  
[ビデオ(字幕)] 5点(2005-06-07 12:22:18)(良:2票)
3.  バッファロー'66
赤いブーツと青いアイシャドウ、水とココア、などなど小物スパイスがきいていて、ハッピーエンドで、良いのだけれど、女性の立場から言うと、あんなふうに誘拐されて、殺される危険がある状況で「逃げない」っちゅうのが理解できない。男性の願望だけを着目してる映画じゃあないかなあ。無条件に愛でつつまれたい願望よ。 男性の幸福を描くなら、女性側の幸福も描いたほうが良いと思うよ。クリスティーナリッチがなぜ彼を愛するのか、納得させられるシーンが少しでもあれば良かったのに。 ところでミッキーローク。あれ、ミッキーロークよね。嘘みたい~。ちょっとショック。  
6点(2004-07-30 12:35:54)(良:1票)
4.  ブロンド・ライフ 《ネタバレ》 
アンジーは「17歳のカルテ」で見せたブロンドが一番似合う髪色だと思ってた。だから、髪の美しさに期待して観たけど、あれってどーみてもカツラだよなあ。違うかなあ。だったら残念。 で、ストーリーは良かった。お父さんが娘のビデオをたんねんに保管していたにはじーんと来た。でも、恋人の息子をひきとったらしいのは疑問。お母さん側との愛情とかいろいろがあるだろうに、あんな単純に父親側がひきとって育てているような表現はおっかしい。ひっかかる。
6点(2004-07-20 13:00:14)(良:1票)
5.  二十日鼠と人間(1992)
犬も切なく、黒人も切なく、女の涙も切なく、夢を語り反芻する三人も切ない。夢を持つのは自由なのに、現実に押しつぶされる。レニーを殺しても、多分ジョージは夢を実現できないだろうと思った。
8点(2003-12-01 10:58:14)(良:1票)
6.  2001年宇宙の旅 《ネタバレ》 
観客を圧倒する映像と、どうとでも解釈できるストーリーが、綺麗なコントラストになって印象的。名作だと思う。しかしテンポがゆっくりなため、ついしょうもないことを考えてしまった私。たとえば、「この猿って、中に人間がはいってるぬいぐるみなんだろうなあ。だとしたら、中に入っている人は大変だったろうなあ暑くて」とか、「キューブリックは赤い椅子が好きなのかなあ」とか、「もし乗組員が風邪ひいて声が出なくなったら、ハルへの指示はどうするんだろうなあ」とか、「冬眠中の人が入る棺桶みたいなのは、身長別にオーダーなのかなあ」とか。みなさんはどうでしょうか??
6点(2003-09-11 16:26:29)(笑:1票)
7.  ゲーム(1997) 《ネタバレ》 
ここまでやられて、「ゲームでしたあ!」と言われても、まだ信じられないし、人間不信になって、精神が壊れそうだよ。嘘だあっていう偶然が多いしね。他のタクシーに乗ってたらどうしたの?彼女の家がつくりものだって気づかなかったら???この後味の悪さがウリなんだろうけどねえ。
5点(2003-11-18 13:50:00)(笑:1票)
8.  サウンド・オブ・ミュージック
小学2年の娘が学校でドレミの歌を習ってきて、毎日大声で歌っているので、これは!と思い、同僚からDVDを借りて一緒に観賞しました。どんなアニメ映画よりも一生懸命見入る娘は、ドレミの歌が登場すると「ぎゃー!」と絶叫し(嬉しかったのか?)、マリアと大佐のダンスシーンでは顔を赤らめ「うふふ」と笑い、ナチスドイツについて私に機関銃のように質問し(何で逃げなくちゃいけないのかわからなかったらしい)、かなりのめり込んでました。うーん、これは情操教育に良かったぞ、と思い「(もし自分が大佐だとして)どんなに危険でも、ドイツに味方なんてしないよね?」と聞いてみたら「もちろん、殺されるくらいならナチスに味方するよ!」と即答。うーん・・・なんだかなあ。子育ては難しい、今日この頃。
[DVD(吹替)] 10点(2005-05-24 12:01:15)(笑:1票)
9.  オータム・イン・ニューヨーク
あと少しの命なのに、ウイノナは腕が太すぎる。もう少しダイエットして撮影すべき。
4点(2003-11-19 16:25:32)(笑:1票)
10.  誰も知らない(2004)
痩せた上半身と鋭い目。あの年代の男の子にしかない入り組んでいる純真な心。主役の男の子の存在感は圧倒的で、彼が画面にうつるだけで心をえぐられる感じがした。 すばらしい映画に会ってしまった。 監督のうまいところは、母親を鬼と描いていないところだ。 母親を一方的に悪と決めていないからこそ、兄弟姉妹のつらさ苦しさが強調されていた。 私は映画の中にすーっと入ってしまい、心の中で自分の感情を確認しないまま泣き、エンドロール後もしばらく呆然となり、その日の夜は眠れなくなって、脇で寝ている7才の娘の顔をわけもなく眺め、うちの電気ガス水道は止まっていないな、と確認した。
[ビデオ(字幕)] 10点(2005-04-18 12:26:12)(良:1票)

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