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クリムゾン・キングさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1658
性別 男性
年齢 39歳
自己紹介 【好きなジャンル】…面白ければ何でも。
【オールタイム・ベスト】…「十戒」「死霊のはらわた」「ゾンビ」「マグノリア」
「アンドロメダ…」「悪魔のいけにえ」「悪魔のような女(55)」「霊幻道士」
「劇場版からかい上手の高木さん」「洗骨」「映画はアリスから始まった」

結構感覚で書いている部分もありますが、過去観た作品の更新もしつつ、ぼちぼち書いていこうかと思います。

結構タイポります。

ヨロシクです。

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1.  アントマン&ワスプ:クアントマニア 《ネタバレ》 
んー、他のヒーローたちの作品と違ってコメディの要素が強目とか、まあそこはいいんです。これまでの作品がちょっと殺伐としすぎていたのでこれくらい肩の力抜いた作品が一つくらいあっても。 ただ、今回の量子世界編がどうだったかといえば正直微妙。 アントマンの面白さって現実世界ででっかくなったり小さくなったりして敵を撹乱!最後は巨大化で粉砕!みたいな単純明快な面白さだったと思うんですが今回の絵面に関してはほとんどスターウィーズの出来損ない。 それから敵のインパクトというか、キャラが立っていない。これまでのアベンジャーズ系の作品のヴィランってそのヒーローの身の丈にあった強さだったと思うんですが、今回はマルチバースの世界を滅ぼしまくってるという(話の)、いわばサノスよりやべーやつ、っていうことなのに、これまでそういう敵にはヒーロー側が総力上げて倒してきたような敵をしかも1作品で出されてもしっくり来ないというのが正直な感想。もっといえば能力や強さがイマイチ伝わってこない。そもそも量子世界行かせたくなければ勿体ぶらずに最初から話しとけよ。 そしてドラゴンボールのように強さそして次元の壁さえ超えてどんどん敵が規格外になっていき、逆に凄さが全然伝わってこないという始末。次回作、というか他作品でまた出てくるようですが正直今回は不完全燃焼の作品でした。
[映画館(吹替)] 5点(2023-02-17 22:56:45)
2.  RRR 《ネタバレ》 
めちゃくちゃ熱い映画でした。 突然歌いだすとか踊りだすとかは好みがあるでしょうが、社交パーティで愚弄されてからの「ナートゥはご存じか?」からのダンスバトルはノリノリ、それ以外にも一度は友として分かり合えた二人が敵として相まみえる際の熱きバトル、ラーマの真の目的を後半部で描くことによって前半の「なんであそこで?」という疑問がすべてわかってくる演出、そして覚醒した二人の共闘や、「命よりも重い銃弾」をお返しするくだりなど、誰しもがアツくなってしまうであろう展開が山盛り、3時間ある作品でしたがまったく長さを感じさせない。大変面白い作品でした。
[映画館(字幕)] 8点(2022-12-04 20:26:34)
3.  アンドロメダ・ストレイン<TVM> 《ネタバレ》 
旧作は個人的にSFのオールタイム・ベストですが、このリメイクもなかなか良くできていたと思います。 旧作のワイルドファイア研究所内の造形は今見るとちょっと古めかしい悪の組織の秘密基地、と言われてもしょうがないような感じですが、今作ではちゃんと最新鋭の機器やら情報端末やら、研究所内の雰囲気も現代に合わせrた洗練された感じになっていて良かったと思いますし、これまでは描かれなかた、アンドロメダが徐々に広がり封じ込めに奔走する軍の動きや、冒頭のピードモントの街で何が起こったか?というのを映像化していたり、核自爆装置のくだりもよりスペクタクル感があって映画的に映えるものになっていたのは良かったです。 また、ここは賛否がより分かれるところですが、よりSF色が強くなった設定や陰謀説などもなかなか好みでした。 その反面で、外部の描写が多くなりすぎて緊張感が持続しなかったのと、旧作では十数分かけて描かれていた、郁恵にも厳重に行われる滅菌・消毒や、度重なる実験・検証を持ってしてアンドロメダの正体に迫るという非常にサスペンスな部分がごっそり抜け落ちて随分あっさりになってしまったのは非常に残念でした。 ある意味、旧作はちょっと古いけど、というときに観るのが正しい見方なのかもしれません。
[DVD(吹替)] 7点(2022-11-10 01:24:48)
4.  ANNA/アナ(2019) 《ネタバレ》 
リュック・ベッソンお得意のネタ?のようでいて、近年のノリと勢いだけの感じを受ける作品よりは幾分かストーリーも複雑になっていて、二転三転する展開に最後まで楽しめる作品でした。 まあ、KGBのスカウト理由がそれ?とか、3年で超一流の超一流の諜報員になるとか半年でトップモデルになるとか、「ウソ~ん?!」なことも多いですが、それは主人公の美貌と、士官学校に通っていた(+親も軍人)という設定で強引に納得。 過去と現在を行ったり来たりしてちょっとテンポが悪いな~と始めのうちは思うのですが、作戦の導入部やその後の展開を描写するスパイものの作品には半ば仕方ないことですし、後半からは気になりませんでした。 何よりも、強くて美人で格好いいおねぃさんが男どもをバッタバッタと葬り去るレストランでの大立ち回りや、華麗にヘッドショットを決めてスマートに暗殺を遂行していく描写などがひたすら格好いいです。 ラストに関しても、男どもは無駄に翻弄され、女が求めるものを手に入れて去っていく「勝ち逃げ」感があってよかったですし、某南画のセリフ「裏切りは、女のアクセサリー」ともいうべき感じでm手玉に取られてる感があって、バカな男の一人としてはとても良かったです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-07-31 15:51:39)(良:1票)
5.  雨あがる 《ネタバレ》 
剣戟を主体とした単純明快な時代劇、というものではなく、どこかゆったりとした時間が流れている印象を受ける本作。 そのため、途中の御前試合や、道場主たちから逆恨みを買い、やむなく刀を抜くシーンが際立っていたと思います。 ラストも、いい余韻があり、たまにはこういうゆったりした作品もいいな、と思える作品でした。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2022-05-20 01:31:38)
6.  アルプススタンドのはしの方 《ネタバレ》 
元々高校演劇用の戯曲だそうで、言われてみれば野球がテーマなのに球場内を絶対に映さない演出とか、よく聞いているとなんだか違和感というか浮世離れしてる?という感じをうける台詞回しとか、演劇を見ているような感じです。 ただ、場面切り替えが多少あるといえど、ほぼ同じシチュエーションで最後まで見せる展開や、高校生の抱える葛藤などという普遍的なテーマ、ラストに向けて「だんだん野球が好きになっていく」と錯覚させてくれる過程などなかなか見応えのある面白い作品でした。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2022-04-22 01:12:42)
7.  ある用務員 《ネタバレ》 
惜しい。実に惜しい。殺し屋のキャラは立ってるのに時間が少ない点や、「にっこり笑って人を斬る」感じの本田のキャラクターなどは好きですがいかんせんストーリーに盛り上がりがあまり感じられないのはちょっと痛いです。 ただ、戦うJKこと伊澤彩織との戦闘シーンなど見応えあるシーンも多々。コントのようなちょっと外した笑いのセンスなどは嫌いじゃないです。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2022-04-17 19:24:37)
8.  愛の昼下がり 《ネタバレ》 
エリック・ロメールの六つの教訓物語最後を飾る作品。第2子が生まれる直前で夫婦生活・社会生活になんら不満のない男性が、かつての女性と再会することで色々と揺れ動く。 一方の女性は一つのことや男が続かずいかにも、という感じ。そして散々振り回されるけど、それがだんだん恋愛に似た感情になり、揺れ動いていくというのが大まかな流れ。 まあ女性ことクロエの自己中っぷりというかそういうのが目につきますが、そういう女性に振り回されてしまう男性の気持ちもまあ、わからなくはありません。 しかし最後は結局、妻との愛を選ぶというのは安直な気もしますが、「午後は好きではない。1人でいると不安になる」という主人公の心情というか心の寂しさとその隙間を埋めるクロエの振る舞いとが交差してしまった、不可抗力のような気もします。 とにかく会話多め。だけどなぜか観られてしまう不思議な魅力。終盤のクロエの部屋での、スコアのない、しかし窓の外の喧騒が響いてくる全くの静寂でない空有感がなぜか「心地いい」と思える好きな演出というかシーンだったのと、ラストの風雨婦の愛を確かめるために2人がさった後の午後の日を映したラストショットがとにかく好きな構図で、そこだけでも点数アップ、という感じの映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-03-05 15:41:45)
9.  悪魔の往く町 《ネタバレ》 
見せ物興行一座の一団員だった男が、千里眼の秘技(トリック)を身につけ、成功を収めていくが、結局破滅していく。 書くと「それだけ?」という感じですが、これがとても面白い。 詐欺師なので「そんなのあるわけないじゃん(笑)」というスタンスながら、タロット占いの不吉な占いは彼の末路を見事に的中させ、「見えない力」が働いているかのごとく主人公に降りかかる。 そしてついに失墜し、再び戻った見せ物一座。彼が得た職は「狼男(ギーク)」人間なのか、獣なのか?という、口上で一座の中でも最下層に位置するであろう扱いを受けている。そんな冒頭の口上が思い起こさせるラストというか主人公の末路は滑稽であり残酷でもあるものだと思いました。 「すべてはあなたの精神状態が作り出した妄想、簡単にいうとすべては悪夢なのよ」という痛烈なセリフがとにかく印象的。原題の「悪夢小路」がなんともぴったりだなと思いました。
[DVD(字幕)] 8点(2022-02-27 03:18:49)
10.  アス 《ネタバレ》 
スコアの印象だったり、不気味な人が家の前にいる、とか、ドッペルゲンガーが次々に人を殺す、という展開などなかなか見応えがあったし実際雰囲気も好きなのだけど、「ゲット・アウト」同様好きな部類のテーマか?と聞かれるとそれほどピンとくるものではなかった。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-02-02 17:55:44)
11.  アナイアレイション -全滅領域- 《ネタバレ》 
「エクス・マキナ」の監督なだけあってどこかアーティスティックな感じがします。 冒頭の尋問っから静かに進み、時に夫との思い出を挟みつつ、シマー内の様子はグロテスクだけどそこまで嫌悪感を感じさせない作り、時折芸術的とさえ感じさせるグロテスクさがあります、、、って元々グロテスク自体が美術用語ですが。 ホラー映画としてはあまりギョッとする作りではありませんでしたが、灯台内で邂逅する最後の模倣体?の場面のシーンはちょっとゾッとしました。 どことなくラヴクラフト臭もするので、結構好きな部類の作品でした。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-01-03 00:28:35)
12.  悪魔が夜来る 《ネタバレ》 
前半はメロドラマチックで退屈だなーとか思ってたのですが、中盤以降にジュール・ベリ扮する悪魔がデデーンと出てきたあたりから俄然エンジンがかかってきて面白くなりました。 確かに他の方の解説で「ナチスの隠喩」というのを読んで、確かに、と思いました。 上部は上品だけどその実は傍若無人、万能の力を持っていても大事なものは持っていない、そして、石に変えながらも彼らの心までは支配できず、地団駄を踏みながらも消えていく滑稽さが素晴らしかったです。 そのほかにも、悪魔の力を表現する特殊効果もアナログながらなかなか凝っていて見応えがあり、良かったです。
[DVD(字幕)] 7点(2021-12-12 16:47:15)
13.  赤い手のグッピー 《ネタバレ》 
あらすじを読んだ時点ではなんのことはない?とか思ってしまいましたが実際に本編を見るとなかなか一筋縄では行かない作品でした。 冒頭からグッピー家の面々の描写が延々と続き、どこにいくの?と思っていたら殺人や窃盗、とどんどん展開していき「結局どうなるの?」という感じでした。 結構なスロースターターな作品、しかもそれなりに事柄が複雑に絡み合うのでなかなかとっつきにくい感じを受けましたが、後半、というか終盤の推理もの(犯人というか事件の詳細がこちらはわかっているにもかかわらず描かれる)になる展開からの、上へ上へと目指す様、そして、なkだかなで丸く収まる最後などはなかなか余韻もあり面白かったです。
[DVD(字幕)] 6点(2021-10-27 00:10:19)
14.  悪魔の美しさ 《ネタバレ》 
ゲーテの「ファウスト」を下地にした作品ですが、遅おそらく全然違うのでしょう。ですが、メフィストフェレスのひょうきんとした立ち位置や道化師然とした振る舞い、ひょっこり「呼んだ〜?」といわんばかりにファウストのそばに現れる様は滑稽でありながら、人々を堕落させる悪魔という感じが出ていてよかったですし、彼のマスターに願いを乞う際の演出もなかなかハッタリが効いていてよかたです。 最後はまさかのうっかりで自滅、というあっけない最後、原作と違ってファウストが生き残るエンドですが、これはこれで面白かったです。 多分、自分の中でルネ・クレールの作品が一番肌に合うように感じるからかもしれません。
[DVD(字幕)] 7点(2021-08-30 23:46:36)
15.  アタラント号 《ネタバレ》 
新学期/操行ゼロといい、本作で言えば水中撮影、この当時として考えれば一体どうやったんだろう?と思わずにはいられない撮影や演出の数々。 だけどそんな難しいことを考えなくとも、見ているだけでも十分に楽しい作品でした。 水面には愛が映るのよ、の言葉通り、後半川の中で花嫁の姿を見ることができた主人公、嫌気がさしたはずなのに、気づけば船乗りの歌を聴いていた花嫁、そして最後の抱擁。とても素敵な展開でした。 その他でも、中盤の行商人のキャラの濃さや、人々がごった返してわさわさするあの喧騒、蓄音機がなってると思いきや実はアコーディオンだったなどなど、ユーモアとも取れるシーンの数々が作品にスパイスを効かせていて、最後まで面白く観られる作品でした。
[DVD(字幕)] 7点(2021-07-23 04:05:44)
16.  アメリカン・スナッフ<OV> 《ネタバレ》 
実際の殺人事件を再現したというテイの作品、そして最後に実際の殺人フィルムが流れる、という「スナッフ」系列の作品ですが、では実際どうかといえば、ドキュメンタリータッチを追求しているためか直接的なゴア描写はほとんどなく、件の殺人にしても銃殺というあっさりしたものなのでさほど衝撃というものではありません。 人が死んでるのに「衝撃的ではない」ってどういうことだよ!?ってな感じなんですけど、実際この類の作品見るのって怖いもの見たさ、興味本位が大多数を占め、その興味の対象が「いかに人が殺されるか」という点なので、それがサラッと終わってしまっては肩透かしというしかありません。 そもそもドギツい映像見たいなら「○○○○○21」だとかメキシコの処刑動画とかそこらじゅうに転がってますし。 とまあ、ゴア描写や殺人の過程などの点から見れば全然ヘロヘロなのですが、淡々と続いていく感じや精神的に嬲る点など、(映画的な派手さという意味ではなく)やってること自体は結構えげつないので実際にこんなことありそうだよね、という意味では結構怖いのではないか、と思います。
[DVD(字幕)] 5点(2021-07-08 03:55:14)
17.  アンダルシア 女神の報復 《ネタバレ》 
前作同様、外交官と云いつつ外交官らしくない織田裕二が大活躍する。 まあ僕は映画的手法はこれっぽっちも判らない素人なのでそういったこと抜きで話をすると、織田裕二の気取っている役柄はあんまり好きではないけれど、今回は前作よりもあまりそれが感じられなかった。 ストーリー的には少し無理を感じるものの見せ場や盛り上がる場面もあり、なかなか楽しめた。 ※2021年8月3日追記 これは何度も観返すうちにどんどん好きなっていった作品。 冒頭の黒田の登場シーンや、戸田恵梨香演じる前作の登場人物、安達の登場シーンなども、いきなりではなく、前のカットで後ろ姿を映しておいての登場、というさりげなさからくる巧さ、黒田の処置を、闘牛士の事故を被せることで暗示する演出、そしてカサブランカを彷彿とさせる余韻の残るラストなど、実に、巧いな、と思わせてくれるシーンがたくさんありましたし、実際のところ、アクションもかなりクオリティの高いもので、和製ジェームズ・ボンドものとでもいうべきスタイリッシュさも兼ね備えている作品でした。 アンダルシアである必要性は?と聞かれると正直内容にも思えるのですが、十分良くできた作品だと思います。
[映画館(邦画)] 8点(2011-07-11 04:06:24)
18.  アンダーワールド:ビギンズ 《ネタバレ》 
ベッキンセール主演ではないため、一瞬モックバスターと間違われそうですがれっきとした続編で安心。 …ですが、内容自体は、だからどーした?といった感じです。 ライカンたちの脱出場面やそれぞれの戦闘シーンは見ごたえありですが、このシリーズの宿命というか、どうしてこれを「狼男」と「吸血鬼」でやるかが疑問です。 ライカンは百歩譲るとして、吸血鬼たちは闘うにしても殆ど剣やボウガンやらを使っての闘い。途中思い出したかのようにビクターがちょっと本気出しましたがそれ以外は殆ど人間と描写が変わらず、「別にこの題材なら人間対狼男でいんじゃね?」と思えてくる始末です。というか太陽光で死んで初めて「あぁ、こいつも吸血鬼だったのね」なんて気付くことも…。 前日談としては上手く出来ていると思いますが、どうしてもそこが(初代から)引っかかっているので5点。
[DVD(字幕)] 5点(2011-03-31 19:38:49)
19.  アイランド(2005) 《ネタバレ》 
冒頭の“近未来”の造形は無機質でなかなか素晴らしく、クローンは人間か否かというテーマや派手なアクションなど、見応え充分な作品ではあるのですが、前半部分が少々情報過多になっている気がして、“生存者の正体”や虫の発見、“アイランドの事実”と云った印象的であろう場面がどんどん過ぎ去っていく気がします。 まあアクションが売りの映画+予告で半分ネタばれしているような作品だったらしいので突っ込んでも仕方ないのでしょうが。 打って変わって中盤以降の逃走劇は少しくどいかなぁと思ったり。ただ後半になるにつれてまたスリルが増してきて巻き返し、と云った感じですが、何故彼女を捕獲した時点で身体検査をしなかったのか等、雑な部分もチラホラ。 終盤の余韻がよかっただけに、あと一歩と云ったところでしょうか。
[DVD(字幕)] 6点(2011-03-22 02:24:50)
20.  悪魔を見た 《ネタバレ》 
欧米の作品よりもどことなく描写が生々しく感じるアジア映画。恐らくは俳優の顔つきや生活様式が似通っているところから来る一種の親近感からなんでしょう。 結構な頻度で頭をぽかぽか(本当はそんな生易しいものじゃない)殴っていて、少々一撃が軽い、と勘違いされそうな描写でしたが、全体ではむしろ結構どぎつい残虐描写が多いです。そして作中占める割合が結構高い。 ストーリーに関しては、みなさん仰る通り、反撃やアクシデントに対しての備えが不十分で、それゆえ復讐者としての圧倒的な気迫が薄れる、というマイナス要素になってしまっていますが、場面単位で見れば、イ・ビョンホンの抑揚のない顔がより一層彼の心の闇を引き立てており、また繰り出される体術もなかなか見ごたえのあるシーンになっていると思います。 対するチェ・ミンシクも、徹底的に鬼畜な役柄をこれでもかと熱延していて、結果作品の長さを気にすることなく観終えることができました。 
[映画館(字幕)] 7点(2011-03-11 03:09:13)(良:1票)
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