Menu
 > レビュワー
 > envy さんの口コミ一覧。2ページ目
envyさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1281
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順12345
投稿日付順12345
変更日付順12345
>> カレンダー表示
>> 通常表示
21.  あなたに降る夢 《ネタバレ》 
もうかなり前に観た切りで細かいとこは忘れてたロマコメです。 実際は揉め事もなく警官、ウェイトレスそれぞれの夫婦円満で仲良く半分ずつにしたらしい。 この実話こそファンタジーですな、さすが慈善大国アメリカ。 で、この内容での映画化に承諾したであろう器の大きさ大らかさに感心です。  とにかくブリジット・フォンダがかわいい 映画のほうはファンタジーに終始せず、現実的なとこもあるんですが ハッピーエンドは間違いないとわかるので、ゆったり楽しめました そうですねぇこれを単に不倫と一括りにするのはちょっと違うかなと。結婚生活て相手への情と赦しが 無くなったら離婚してなくてもそこで終わりですしね、一刀両断できることじゃないです それより愛情も未練も無いうえ、裁判沙汰にして金返せ、金払えとのたまう ロージー奥さんのほうが嫌いだなぁ、 ロージー奥さんも胡散臭いジジィとくっついてたんじゃ?あの人シーモア・カッセルですよね?  やっぱ、ニコラス・ケイジはコレとか「パラダイスの逃亡者」とか人のイイ善人役でコミカルな 作品が好きです「マッチスティック・メン」も良かった
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-07-01 08:05:51)
22.  アメリカン・サイコ 《ネタバレ》 
80年代が舞台なんですよね この時代は物質的に満たされた時代で、築かれたものの上に次世代があぐらをかいて調子こいてた時代という イメージがあります、私もあぐら組の年代だけど。 あぐらかいてるから90年代になって破綻したんですわ。  なんかコメディなんですけど、名刺バトルが面白すぎです。 観てるうちに伊藤英明のハスミンを思い出したのでした なんだかんだいっても生身の人間との直接コミュニケーションができただけまだマシかもね 今はそれもなく、こういう妄想に浸って現実との境界線がわけわかんなくなる人がいるわけだしね。 制作は2000年なんですか、21世紀への希望とか期待とか教訓の意味もあったのかな?
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-04-29 14:01:53)
23.  悪を呼ぶ少年 《ネタバレ》 
これ、今も観る人がいるんだ。おもわず記憶が蘇りました。 私が観たのは淀川さんの洋画番組で、中学生だったか高校生だったか、とにかく遥か昔です。 当時からこの邦題だったけ??番組でも使われてた原題の「The Other」と薬指の無い手のイラストが強烈に印象に残ってます 「エクソシスト」とか「オーメン」みたいに話題になったわけではなく、忘れ去られていてもおかしくないのにココに登録されていることにいちばんびっくりしてます。今だとサイコなカルトムービーに入るのかな?制作は「エクソシスト」の1年前なんだ、そうなんだー メインの双子の兄弟は大人たちがいるところでは決して一緒にいないんですけど、当時はこういうのは初めてだったんで観終わったあとに「だからジ・アザーだったのかぁ」なんてアタマの中ジンジン、クルクルしたっけ。 なにってばーちゃんが余計なことするからややこやしくなったんだけど、双子の兄弟のライバル心とか子どもだからこその、邪魔者はいなくなっちゃえみたいな単純な理由からの残虐性とかそんな感じ。今なら誰が観てもあっという間にネタがわかると思うのでこの点数です
[地上波(吹替)] 5点(2014-09-16 22:50:13)
24.  愛を読むひと 《ネタバレ》 
これは「愛を読むひと」ではなく「朗読者」だと思います。  秘密を隠すことに必死な人間は攻撃的で怒りっぽい、ハンナはナチス時代の罪の意識よりもコンプレックスの方が勝っていて、他人の理不尽な死より自分自身の痛みということなんだと思います、現実的です。 上手くいってる仕事を突然辞めてしまうのも読み書きが必要な部署への配置換えが理由で、マイケルの前から突然消えたのもこれが理由なんだけど、15歳のマイケルにはそれを知る由もありません、一方的な別れは相当なダメージでその後の彼に相当影響してるんだと。実の娘でも、人と打ち解けなくなってしまいます。  裁判で真実を証言することは15歳のひと夏の出来事も言わなければいけないことで、法律家を目指す20代の大学生にそれはやっぱり容易ではないです、ましてやナチ裁判、現実的です。  そして離婚を期に朗読テープを送る、これはマイケルの一方的な贖罪なんですが、裁判を傍聴していたマイケルの葛藤を知らないハンナにとっては「愛を読むひと」です、マイケルに応えたいと独学で読み書きを学ぶハンナ。 愛のチカラです、ハンナの一方的なおもいだけど。でもこのシーンでは泣きました。 15歳の時の一途さではないというのはハンナからの手紙が入った引き出しを足で閉めることでわかります。 殺風景なハンナの独房に花柄のカーテンが付き、飾られるようになる。いつも身支度をキチンとするようになる、マイケルがいつ面会に来てもいいように準備していたように思えました、しかし手紙の返事すらないことでハンナは気付き、再会したことで確信するんですね。ナチス親衛隊の過去は受け付けられない、朗読ももう望めない。 そして再びハンナは突然消える、最後まで気持ちがすれ違い、行き違ったままのハンナとマイケルでした。 でも聖歌隊のあの思い出の場所に埋葬したのは贖罪ではなく優しさ、愛だと思います。 私の想像、勝手な解釈ばかりなんですが、ひと言では語ることのできない複雑な人の心と業を描いた質の良い作品だと思います、ケイト・ウィンスレットはハマリ役でした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-08-30 12:44:14)
25.  アンコール!! 《ネタバレ》 
偏屈じーさんが今までなんとかやってこれたのは奥さんの人柄あってのもの、なのでデキた奥さんマリオンがいなくなってからがいよいよ本題みたいな感じ。  テレンス・スタンプもついに老後の生き方云々なんていう映画に。ドラァグクイーンにはなってるんですが、あの時のダンスはひどかった、歌のほうはどうなっちゃうんだろうなんて思いながら観てました。 もうそのまんま王道なんですが、こういう映画って練習風景のテンポよく流れるシーンがいいんですよ。あと、イギリスの一般的な住宅街の風景ってなんか落ち着きます。 息子役のクリストファー・エクルストンがほんとの親子みたいに似てる、テレンス・スタンプの若い頃の画像見るとびっくりしちゃいます、おじいちゃんになったけど鋭い目元は健在、ヴァネッサ・レッドグレーヴもいくつになっても品がありますねー
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-30 00:12:31)
26.  アベンジャーズ(2012) 《ネタバレ》 
「アベンジャーズ」っていうタイトルの映画って他にもあって、なんだかわからない状態でたまたま観ました。 なんか聞いたことあるヒーローたちが次々出てきて、アメコミヒーロー大集合映画だったのね。 こういうジャンルにはこれといったこだわりが無いのが幸いしたのか、大変面白く観ました。細かいことは一切気にしなくていい娯楽モノ、その上びっくりするような豪華キャストだし、ブラックジョークも効いていてなんかシュールな可笑しさがあってよかったです。 しかしロバート・ダウニー・Jrってしぶとい俳優ですね~~ このうだるような猛暑の中、こういう映画がいちばんです。夏祭りヒーロー大集合って感じで鑑賞いたしました、スッキリしました。エンドグレジットが終わるまで観るとオマケも観られます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-07-27 19:32:20)
27.  アウトロー(2012) 《ネタバレ》 
コレいいね、なんかほっとするサスペンス。 トム・クルーズ主演なのに予想とちがって地味めなんだけど、それがいい味だしてる、ハードボイルドなんです、しっかしトムはほんとにいろんなことしますねー でもそれが大きくハズれないんです、トム・クルーズはめったに出現しないであろう、まさしくハリウッドのスーパースターなんだと思いました。 初見は「タップス」ショーン・ペンとかクリス・ペンがやりそうなキャラだったのに・・・ 脇のキャストも渋いです、ロバート・デュバルが出てきた時には小躍りしました。あと女弁護士のヘレン役の女優さん、なんか見たことあるし貴族的でイイ感じ「リバティーン」でジョニー・デップの奥さんだった人ですね。紅一点のロザムンド・パイク、このキャスティングもシブいです。 ハイテクやハデなアクションシーンのない、ちょっと泥臭いトム・クルーズが観られる犯罪モノ映画でした、面白かったです。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-06-15 12:13:12)(良:1票)
28.  アフターライフ 《ネタバレ》 
つまりサイコサスペンスだったんですね、でもその見せ方が中途半端。 全ての登場人物の設定とか描写が非常に表面的で説得力に欠ける感じです。 「死んでるのか生きてるのか」これがキモなんでしょうけど、なんかどっちでもよくなっちゃったわね。 それとリーアム・ニーソンが貴族的すぎちゃって、あんまりピンとこなかったです。 う~~~そうですねーサイコパスな葬儀屋に生きてる価値なしと獲物にされるほど負のオーラ出まくりだったアンナですが、死んだと言われてからの生への執着が皮肉でした。 なんでもいいけど監督の名前にいちばんびっくりしました、一生おぼえられません。。。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-11-16 00:41:21)
29.  悪の教典 《ネタバレ》 
はい、すごく面白かったです。これはコメディだと思いました。 家庭の事情だの親子関係の問題とか教訓的、教育的なメッセージが一切排除されているのがいいと思います。 その上、生徒たちの誰一人として肩入れできるキャラがいません、いい年してこんなこと言うのはなんですが、しかしどいつもこいつも可愛げのないうざったい子ばかり、特に生き残った重苦しいおかっぱ頭の子が非常に最もうざかったです(笑) 「陰陽師」の伊藤英明はガタイもいいしイケメンなのに気の毒なくらい演技がヘタでした。でもイイ役者になりましたなあ、「海猿」のアクションシーンも迫力あってかなりイイし、サイコな殺人鬼まで魅力的に演じられるようになったんですねぇ。 本作は蓮見という人物を見せることに徹しているのが良いのです、レクター博士まで思い出させた本作、ラストのTo be continuedがなんかうれしい、ほんとに続編が観たいですね。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2013-09-17 00:28:20)
30.  ある秘密 《ネタバレ》 
第二次世界大戦下のフランス、ユダヤ人一家とくればナチスの迫害によって引き裂かれた家族の悲劇・・・いえ、これは違った。 結局は結ばれたマキシムとタニア、その背景に戦争とホロコーストがあったみたいな感じでした。 いわゆる自殺でしょうか、でもアンナは自分だけが消えることはしませんでした、息子を道連れにすることはマキシムへの復讐なのか、息子までもタニアのものになるのが許せなかったのか・・・ 中盤過ぎるまではサニエちゃんの良妻賢母ぶりが、ちょっと物足りないなぁなんて感じてましたが後半はしっかりサニエちゃんでした。 監督はクロード・ミレール、なかなかの秀作だと思います。 かつてのように、ヨーロッパの良い映画がいつからか日本ではあんまり話題にならなくなりましたねぇ、とても残念だわ。  
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-06-15 00:11:53)
31.  アフター・ウェディング 《ネタバレ》 
「しあわせな孤独」が予想以上に感慨深かったので本作も観てみました。 この監督はリアルな人間を描くのが本当に巧いですね、ひとつの家族の背景とか事情とか、アクシデント、トラブルなんかを絡めて落ち着くところに落ち着きましたで終わる、その落ち着き先が死ぬまで苦悩とひと時の幸福感の繰り返しであろうと予感させるリアルさが見事です。 金にモノ言わせて計画通りに事を成しとげるヨルゲン、でもどうにもならないモノがたったひとつあったわけですなあ。 そしてインドで孤児の世話するヤコブ、この二人の男というより父親である部分を描いていると思える。ヨルゲンとアナ、ヤコブとプラモド、実の子ではない、でも実の子のように育てている。けれどアナの結婚相手の本質を知っている立場にいながら結婚を許すヨルゲン、アナの存在を知ってから揺れるヤコブとラストのプラモドの応えとか、実子ではないことからくるコトもちゃんと描かれていると感じます。 ただ、ヨルゲンがなぜあんな計画を実行したのか、そこんところがイマイチ説得力に欠けるかな、そうですねー20年経ってもヘレネの心には未だにヤコブがいることを感じとっていたのかもしれないということにしときます、それだけ彼女に対する愛が深かったのでしょう、ヨルゲンにとってヘレネあってのアナだったのかもしれません。 ヨルゲンがヘレネにだけ見せた本音のシーンでは思わずホロっときてしまいました。 そしてヤコブはヨルゲンの双子の息子たちの父親となる。巧いシメ方だなあ、女性なのに男性の描き方も巧い監督さんですね。「ある愛の風景」も観たいわあ。
[DVD(字幕)] 8点(2011-12-05 19:12:50)
32.  悪人 《ネタバレ》 
予想と違ってメッセージ性を感じるなかなかいい映画でした。殆ど観ないけどここ最近観た邦画の中ではダントツだと私は感じました。 殺人事件をきっかけにそれに関係する人々の人間性、関係性を描いている群像劇だと思います。出てくる人たちの誰かひとりを悪人にしているわけではないし、美化もしてない。 殺された子はかなりムカツクキャラになってるけど「それでも殺人はいけません」という誰でも知ってることを言いたかったわけではないだろうし、逆に殺されても仕方ないと思わせるわけでもないでしょう、描きたいこと、伝えたいメッセージのためには殺された子が同情されてしまってはそれが伝わらなくなるからじゃないかな?まあ、あえて言うなら悪質健食業者が悪人でした。どういう意図があって悪質業者を絡ませたのかな?  ラストの祐一のとった行動なんですが、あれをすることで光代は逃亡を手伝った共犯者にならなかったわけですね、理解しにくい行動ですが彼のやり方で光代を守ったんだと解釈しました。 俳優たちの演技は文句なしだし、カメラワークもよかったです。 文句と疑問があるなら、床屋のああいうタイプの両親に育てられた娘はああはならないと思うし、あと唯一のファンタジックなシーン、あれで被害者の善悪のバランスをとったのかもしれないけど、他に方法はなかったのかなあ。全編ヒリヒリとした緊張感が凄く良かったのに、なんかスコンと拍子抜け、甘すぎると感じました。 そして音楽がね、なんかメロドラマにありがちでイライラしました。あれならいっそナシでいい。文句はあるけど稀にみる邦画の傑作、完成度の高い秀作だと思います。ああ、びっくりした、良かった。
[地上波(邦画)] 9点(2011-11-08 19:36:47)
33.  あの胸にもういちど
とてもいい映画だからと祖母に連れて行ってもらったチャップリンの「ライムライト」一緒に上映されていたのがこの作品でした。私は小学校高学年、祖母はアラン・ドロンが出ている、程度の知識しかなかったと思います。 「ライムライト」を見終わり、いよいよ始まった二本目のコレ、すぐに保護者と一緒に見るべき映画ではないということがわかった。私はただただスクリーンを見つめるしかなかったです。横にいる祖母はもっと困ったんじゃなかろうか、でもなぜか祖母は退席しようとはせず、私は突然の衝撃のラストシーンに度肝を抜かれたのでした。たしかあの時、劇場内に子どもは私ひとりだったと思う。まわりの人たちはどう思ったのかなあ。 この映画でチーズ・フォンデュなる食べ物を初めて見た。もちろん当時は食べたことなどなかったし、名前も知らなかったです。以後「あれはなんだろう?」と、憧れの外国の食べ物のひとつになりました。
[映画館(字幕)] 6点(2010-10-27 15:31:40)
34.  アンブレイカブル
冒頭の赤ちゃんと列車事故のシーンでこれから何が起こるのか期待した私がバカでした。「なめとんのか!」これが見終わった後、浮かんだ言葉。出てくる人がみーんなやたらと暗くて深刻なのね。そのわりには言ってること、してることに説得力がないの。特にあの子どもらしくない子役が不快。ラストのあのオチも「な~んだ~思い込みの激しいオタクだったのね」でした。雨合羽着て、死闘を繰り広げたブルースの立場はどうなるんじゃい!まあ、人助けはできたわけだけど。深刻な表情と演技とイワクありげな作りが災いしたと思う。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2010-10-17 00:46:02)(笑:1票)
35.  アメリカの影
もう10年以上前にカサヴェテスの特集をやっていて、放送されたものは全て録画したんですが、コレがいちばん印象薄かった、別に面白くも何ともなかったです。でもこの凄いドライ感となんともいえない危うさっていうのかしら、制作されたのが59年っていうのがなんかいちばん驚かされます。 衛星で深夜にまたまた放送されていたので再見しました。 ジム・ジャームッシュの「ストレンジャー・ザン・パラダイス」って本作に影響されているところが多いんじゃないか?なんてことを今回思いました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-09-15 11:49:07)
36.  ある愛の詩(1970)
当時は物凄く話題になってかなりヒットしたようですね。しばらくしてテレビ放送された時にそれなりに期待したのだけど、かなり裏切られた作品です。けっこうあっさりと終わってしまい肩透かしをくらった感じ。私中学生か高校生でした。 なんといいますかこれは内容よりもテーマ曲が先行、有名な映画の代表のような気がしないでもない。 何ヶ月か前にBSで放送されたのを20数年ぶりにちらりと見ました。見てよかった! うっかりトミー・リー・ジョーンズを発見したもの。これはかなり貴重な映像ですぞ。オニールの父親はレイ・ミランドだし、マッグローの父親は「ゴッドファーザー」でベッドの中に馬の首放り込まれた気の毒な映画プロデューサーじゃないですか!これが古い映画を見る醍醐味であります。それとね、マッグローが見た目あまりにも健康的であるというのがどうにも気になった次第です。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-08-06 01:24:36)(笑:1票)
37.  ALI アリ
まるでドキュメンタリーのようでした。映画としたら最初から最後まで惹き込まれてしまうような魅力はありません。何か「インサイダー」と似たものを感じた。「インサイダー」は堪能できたんですよ、何が違うんだろう。マイケル・マンはアリという人を結構厳しい目で描いたんじゃないかな、なんてことも思いました。 そういえば観ました、アントニオ猪木との試合。もうその日は日本中が注目したんじゃなかったかなぁ、でも期待だけさせて何もなく終わったのを憶えています、猪木さんはずっとリングに座り込んでいました。 「猪木ボンバイエ」ってアリからきてるんだ、ひとつ物知りになった気分です。 でもウィル・スミスのチャーミングさとアリのインタビューでのウィットに富むコメントはいいですね、そしてマイケル・マンの映画はほんとに音楽がいい。 とにかくやっぱり闘う男はカッコイイ、男の特権だと思うのよ、惚れちゃうもん。 でもこういう男に惚れた女は大変なんですよねぇ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-05-15 20:41:50)
38.  赤い航路 《ネタバレ》 
これは衛星で何度か放送された時にチラッと何度か観たことはあった。初めて全編通して観ました。 なんかやたらエッチなシーンはあったけど、全然官能的じゃないしエロティシズムなんて感じなかったです、むしろコメディみたいだった。私がおかしいのかもしれません。愛情と憎悪は表裏一体ってことはわかるんですけど、ラスト近くは映画が破たんしてます。ポランスキーは子供時代から悲惨な経験してるしやっぱり情緒不安定な人なのかもしれない。ロリコンみたいだけど、子供には心が許せる人なのかな?ここでもインド人の女の子が癒しの存在みたいに登場してるし。 女の私でもミミは理解不能です、いわゆる不思議ちゃん?不思議ちゃんは苦手です、近づかないほうがいいですね。 誰がいちばん怖い強いってフィオナでしょ、ラストについに示した存在感。夫がミミに惹かれてるなんてことは最初から察知してるんです、女二人のあの緊迫のダンスシーンはどうよ、どこがといわれればこのシーンがいちばんエロい。 あれはある意味フィオナの宣戦布告と私は感じました。そしたら直後にオスカーとミミの決着がついた。 ナイジェルとフィオナ、家に帰れば依然となんら変わらない日常を送ると思います。 それはそうと前に観た時は思わなかったけど、今回はエマニュエル・セニエが最初からデヴィ夫人に見えてしかたなかったです。あと、あの当時流行っていた曲がいっぱい使われてて懐かしかったです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-04-16 01:54:23)
39.  アイズ ワイド シャット
かなり前に途中まで観てつまらなくてやめた、ちょっと前にCSで何回も放送された時になんとか観られました。 ・・・正直びっくりしました。ええ、内容とかテーマの他愛の無さにです。ウィリアムって男はなに??今でいうところの草食系か??? いや~まさかキューブリックという人が夫婦間の再構築に興味があるとは思いませんでした。 こんなどうということない誰でもおぼえのあるようなことを、70歳にもなってなんでここまで面倒なことして表現しようとするのか、そのわけがわからない。結婚して10年過ぎたあたりから、私は結婚制度そのものが(特に一夫一婦制)人間にとって合ってるとは思えなくなってきているのでそう感じたのかも。 本作を観て思ったんですけど、キューブリックはエロスのない人ですね。キューブリックにとっての「ファック」ってなによ?罵り言葉としてのほうがその意味合いが強いんじゃないかとも思ってしまった。 確かに映像はきれいですね、ニューヨーク?そうは見えなかったなぁヨーロッパの街みたいだった。 印象的だったのはニコール・キッドマンの何か淡々とした冷めた演技でした。 あと、トムとニコールはこの後に離婚した、出来すぎだし・・・
[CS・衛星(字幕)] 2点(2010-04-09 21:30:53)
40.  愛人/ラマン 《ネタバレ》 
最後まで少女が華僑の男に対して冷たくそっけないのはやはり人種差別があるのですね。「中国人なんてこっちからは望まないわ、ただお金持ちだからよ」というような態度でした。けれどフランスに帰る船上でピアノの演奏を聴くうち、こらえていたものが一気にふきだし泣き崩れる、なんだかよくわからないけどとにかく無性に哀しいという気持ちというのでしょうか。 10数年ぶりに再見してみたら結構新鮮でした。今回は少女も中国人の男も最後まで名無しだったことに気が付いた。 今までお気楽に女と寝ることくらいしかすることのなかった資産家の32歳の男が初めて女を愛することと、それが受け入れられない成就できない苦しみを知り、苦悩する。早熟ではあるけれどこの男の想いを受け止めるには彼女は幼い。10数年前に観た時よりもレオン・カーファイが魅力的でした。 そしてジェーン・マーチとレオン・カーファイの演技力の差があまりにもありすぎて、ジェーン・マーチが気の毒になってしまいました、雰囲気はあるけどやっぱりヘタなんです、ジェーンちゃんが。でもその演技の差がそのまま映画の中の二人のギャップを表現できたとも言えるかも。そういえばレオン・カーファイが撮影で戸惑ったことは、ジェーン・マーチとのジェネレーション・ギャップだったとインタビューで答えていたっけ。 そのギャップを補う役割みたいなナレーションなんですが、マルグリット・デュラスの「自分大好き、自分賛美」満々みたいな内容がちょっとイヤです。デュラスは映画のデキが商業的すぎると怒ったそうですが、この物欲的な人間ばかり登場する話をどうすれば芸術作品にできるというのか・・・ジャン・ジャック・アノーは大変いい仕事をしたと私は思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-07 22:43:51)(良:1票)
0120.94%
1201.56%
2362.81%
3453.51%
4796.17%
515712.26%
623718.50%
731624.67%
821716.94%
91058.20%
10574.45%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS