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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2101
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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41.  アメリカン・スウィートハート
ロマンティック・コメディと、結構下ネタもありのアメリカン・ドタバタコメディ。どっちも欲しがって共倒れしたような感じですね。姉妹役の2大ハリウッドスターをはじめ、超豪華キャストの競演は楽しめましたが…。ジュリア&キャサリンにどうしても注目が集まる作品ですが、男優陣も個性派が顔を揃えており、それぞれの個人技はなかなか楽しませてくれます。その中でもとりわけビリー・クリスタル。脚本・製作にまで名前を連ねています。しかしビリーさん、ちょっと自分が目立とうとしすぎましたかね。ハリウッド内幕もの的な内容もあり、豪華キャストが個々には楽しませてくれるものの、作品トータルではバランスが悪くなってしまいました。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2013-11-01 20:30:13)
42.  あなたが寝てる間に・・・
サンドラ・ブロックが本当に可愛い映画。今回は吹替版で鑑賞しましたが、サンドラの声優さんもとても良かったと思います。典型的ラブコメではありますが、常に家族がいて、いつもワイワイガヤガヤとやっている。両親を早くに亡くした主人公の女性が、恋した男の家族の温かさに触れ、家族もまた彼女を温かく受け入れる。ラストのプロポーズも家族同伴。ほのぼのと明るく幸せな映画で、クリスマス映画らしい良さがある作品です。
[DVD(吹替)] 7点(2013-09-25 16:07:49)(良:1票)
43.  あなたに恋のリフレイン
クラブで歌う妖艶な女性シンガーと、それを見つめるハンサムな男。その始まりは大人のロマンスを想像させる。例えば、同じく女性シンガーとの大人の恋を描いたミシェル・ファイファーとブリッジス兄弟の「ファビュラス・ベイカー・ボーイズ」のような。  でも、本作は何だかとても楽しい実話ものでしたね。本当に実話もの?というような終始軽いタッチのラブコメでしたが、こんなに可笑しな人生、なかなか無いものです。特に映画にもなった伝説のギャングの色男、バグジー・シーゲルとの出会いとその顛末なんて嘘みたいな話です。だから本作はこんな作風で良かったのだと思います。  出会いと別れを繰り返した2人を演じたアレックとキムはなかなかのお似合いだったし、アレックの悪友たちの存在もとてもよく効いていました。僕はニール・サイモンの脚本の映画って好きなんですが、洒落ていて可笑しさや人間臭さがあって、本作もそんなサイモンらしい人物描写が良かったです。
[DVD(字幕)] 7点(2013-09-23 13:50:29)
44.  アメリカン・ドリームズ
引き篭もりの大統領に、中東のテロ組織のキャンプで「コーラスライン」の“One”を踊る若者に、オーディション番組出演が決まり大はしゃぎの女の子。大統領補佐官や彼らの恋人、いとこまで巻き込んで・・・。何だかよく分からない序盤の展開。そんな彼らが“アメリカン・ドリームズ”という超人気オーディション番組を舞台に、かなりシニカルな笑いを交え色々なアメリカを見せてくれます。主演ヒューから脇役までキャストは何気に豪華です。中でも引き篭もり大統領デニス・クエイドと、その補佐官ウィレム・デフォーのコンビにはかなり笑わせてもらいました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-09-19 22:54:06)
45.  アーネスト式プロポーズ 《ネタバレ》 
コリン・ファースとルパート・エベレットと言われて思い出すのは「アナザー・カントリー」。それから18年の時を経ての久々の共演。ちょっとお間抜けな英国紳士をコミカルに演じる。いい意味でこんな役がすっかり似合うようになりました。  19世紀のイギリス上流階級を舞台にしたドタバタ・ラブコメ。軽いんですが作品に漂うイギリス映画らしい上品さがいい。そんな軽さの中に、英国の上流階級然としたジュディ・デンチの存在感も光る。  2人のアーネストと名乗る男、2人のアーネストという名前を愛した女、特にこの4人が一堂に会するくだり以降は笑いドコロも十分、2人の男の意外な関係が分かり、2組のカップルに、もう1組のカップルも幸せに。最後は強引に、しかしうまく陽気なハッピーエンドでまとめてくれました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-09-09 21:26:23)
46.  アバ/ザ・ムービー
スウェーデン出身のスーパー・ポップス・グループ、アバの人気絶頂期のオーストラリア・ツアーを追うドキュメンタリー。  ヒット曲がズラリと並ぶ豪華セットリストですが、フルコーラス聞けるのは僅か。アバの音楽だけが目的なら他でどうぞ、という部分もありますが、本作の一番最初のライブは大雨が降る中のスタジアムでの野外コンサート。悪天候にもかかわらず大雨を吹き飛ばすかのような熱気や、どこへ行っても熱狂的なファンに囲まれる様子からはアバの人気の凄さが伝わってくる。  アバのライブと並行してオーストラリアのDJがアバへのアポ無し突撃取材(当然うまく行きません。悪戦苦闘します)する様子が挿入されます。最初はこれが非常に邪魔に感じたのですが、彼の行動をうまくコメディタッチで見せており、次第に「ガンバレ!DJ!」という気分になってくるから不思議です。  監督はアバと同じくスウェーデン出身で、まだ世界的な成功を掴む前のラッセ・ハルストレム。アバの人気を表わすのに度々ビートルズを引き合いに出したりするあたりは、この頃にはアバはスウェーデンの誇りの1つだったんだなと思わされます。  アバ関係の映画では何年か前に公開された「マンマ・ミーア」も記憶に新しいところ。ミュージカル映画としての出来はイマイチでしたが、僕は映画の「マンマ・ミーア」も好きだったりします。これはやはり、親しみやすくも極めて高い完成度を誇るアバの音楽の素晴らしさがあってこそだと思うのです。
[DVD(字幕)] 7点(2013-08-25 15:53:05)(良:1票)
47.  アリゾナ・ドリーム
クストリッツァの映画はあまり多くは見ていませんが、僕がイメージするこの人の映画の世界は、登場人物が楽器を奏で歌ったり踊ったり、動物がいっぱい出てきたり。紛争が背景にあったりもしますが、いつもその独特の賑やかさが印象に残ります。  そんなクストリッツァがアメリカで撮った静けさのある異色作。それでも映画館に突然犬が現れたり、魚が空中をフワフワ浮遊したり、ディナーの席やベッドの上に登場する亀。いきなり救急車が空を飛んだり。そしてリリ・テイラーのアコーディオン。これだけかな?と思ってたら後半、ギターやバンジョーを奏でながら歌う一団がやはり登場してくれました。  度々見せてくれるヴィンセント・ギャロの映画モノマネも、映画ファンにとってはたまらない可笑しさがありました。
[DVD(字幕)] 6点(2013-06-25 21:09:02)
48.  あるいは裏切りという名の犬
こういうフランス映画を久々に見た気がする。男臭くて、スタイリッシュ。ジャン・ギャバンやアラン・ドロンの時代のフレンチ・ノワールを彷彿とさせます。そして2004年に主役を張るのは今のフランスが誇る名優、オートゥイユとドパルデュー。  音楽や演技のトーンも抑え気味で地味に撮られていますが、ピーンと張り詰めたような空気を作り出す2人の名優の渋すぎるほどの演技の真剣勝負が堪能できます。  派手な銃撃戦やカーアクションは最小限度にとどめられ、明るさが微塵も無い、暗い世界観を抑え気味のトーンで淡々と見せる。作品によっては非常に長く感じるタイプの映画だと思うし、こういう作風は苦手なんですが、長さを感じさせない。見応えがある人間ドラマに仕上がっています。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-06-07 22:40:53)
49.  アルフレード アルフレード
イタリアの巨匠ピエトロ・ジェルミの遺作。遺作もジェルミらしく結婚と離婚をテーマにした艶笑喜劇です。  主演は何故かダスティン・ホフマン。アメリカ人の役ではなく、タイトル通りアルフレードというイタリア人の男を演じています。この役、もうちょっと若ければマルチェロ・マストロヤンニが演じても面白い映画になったでしょうね。ですが、ちょっと頼りなくて考え込みすぎる男をコミカルに演じるホフマンが見事にイタリアン・コメディの主役を張っています。まあ、彼の声が違うのは仕方が無いところですね。  多分作品の半分くらいはホフマン演じるアルフレードのつぶやき。ちょっとこれが多いんですが、多くのシーンで流れる軽快な音楽がいいし、ホフマンの演技は流石といったところ。ステファニア・サンドレッリの怪演も見どころです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-04-21 20:26:25)
50.  アメリア/永遠の翼 《ネタバレ》 
アメリア・イアハート、その名前と何をした人であるかという程度の知識しか無い状態での鑑賞でした。  彼女の事が良く分かる映画ではあったし、様々なことを伝えようとしてくれたのだと思いますが、その分映画としてはアメリアと、彼女の周囲にいた人物も含めてかなり浅く広く的になってしまったのが惜しいです。  アメリアの当時の実際の写真などが出てきますが、演じたヒラリー・スワンクと本当によく似ていたのに驚きました。ヒラリーにはこんな強さのある役がよく似合いますね。  太平洋上で消息を絶ち、大捜索が行われたにもかかわらず機体も何も見つからず、彼女の最期は謎に包まれたままという説明がラストでされますが、中盤にあった「私は命ある限り飛び続けるわ」というアメリアの台詞が悲しく思い出されました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-03-24 15:04:01)
51.  アニー・ホール
ウディ・アレンの出世作とも評される本作は「僕はこんな奴なんだよ」「ハリウッドになんて行かない。僕はここ(NY)で映画を撮り続けるんだ」実に分かりやすいウディ・アレンの決意表明のようなものを感じる映画です。  冒頭から自身のハゲを話題にした自虐ネタに、NYへの愛を感じる一方でLAへのシニカルな台詞、ユダヤとは、セックスとは・・・その後のアレン映画でもお馴染みのアレン・ワールドがお得意の小気味いいテンポで展開されていきます。  表明だけ着飾ったインテリの描写も面白い。アレンの幾つかの作品で感じられるフェリーニ愛。序盤の映画を待つ列の後ろでフェリーニ批判を繰り広げる男を登場させることで、そんな似非インテリ批判と共に自身のフェリーニ愛を感じます。また、着飾った会話とは裏腹に裸の心の声を字幕にするくだりもアレンらしい楽しさがあります。ユダヤに関してはアニーから「あなたってやっぱりユダヤ人なのね」みたいなことを言われて一言「ありがとう」と返すくだりも実に分かりやすい。  頑なにNYを出ることを拒んだ彼が今ではハリウッドよりもっと遠いヨーロッパを拠点にしているのも皮肉というか、面白いです。そう言えばヨーロッパに行く少し前に「さよならさよならハリウッド:原題hollywood ending」という映画と撮ったりもしていましたね。色んな意味で彼の原点を感じる大好きな作品です。
[DVD(字幕)] 9点(2012-11-24 13:59:36)
52.  アルゴ 《ネタバレ》 
ベン・アフレックの監督デビュー作となった、「ゴーン・ベイビー・ゴーン」を見た時は驚いた。非常に重い作品でしたが、見応えのある重厚な社会派ミステリー・サスペンスでした。監督がアフレックだったことに驚いたと共に何でこれが日本未公開なんだ?と思ったものです。  そして本作。今度は実話に基づいた、非常に骨太な社会派サスペンスを自らが主演し撮り上げた。しかし、もはや「ゴーン~」を見た時のような「あの俳優ベン・アフレックが・・・」という驚きは無い。今やもう、ますます今後の作品に期待が高まる映画監督となりましたね。  冒頭の騒然としたデモが巻き起こるテヘラン市内の描写に、混沌としたバザールと人質達が市内に顔を晒して歩く緊張感、さらにそこに挿入される緊張感が高まるアクシデントの挿入。恐らくは脱出に成功するのであろうと思いながらも手に汗を握る空港の脱出劇に、離陸後も見る者を簡単には安堵させない終盤のたたみ掛けるような展開の組み立ても見事です。  そんな張りつめた緊張感の中進行していくアルゴ作戦にあって、ちょっとした映画小ネタを挿入したり、一息つかせてくれるジョン・グッドマンとアラン・アーキンのベテランコンビの使い方も絶妙でした。
[映画館(字幕)] 9点(2012-11-02 10:54:58)(良:2票)
53.  アウト・オブ・タウナーズ
スティーブ・マーティンとゴールディ・ホーン、僕が大好きな2人の再共演!僕にとってはこれだけで嬉しい作品。  1にドタバタ2にドタバタ、3・4もドタバタ5もドタバタ、オハイオからニューヨークにやってきた田舎夫婦が一晩中、そして翌朝までただひたすらドタバタする。ただそれだけですが、これでもかと言うほどのアクシデントの連発に、アクシデントへのリアクションが抜群に楽しいこの2人以外に本作の夫婦役は考えられないような作品です。  久々に濃いスティーブ芸を堪能できたし、ゴールディの奥さんぶりもやっぱりかわいいです。この2人ありきの作品ですが、もう1人忘れてはならないホテルの支配人役のジョン・クリーズもいい味出しています。 
[DVD(字幕)] 6点(2012-09-25 19:57:27)
54.  アメリカン・プレジデント
アメリカの大統領を主人公にしたハートウォーミングなコメディタッチの作品。「デーヴ」なんかを思い出す作品です。  どんな役を演じてもカッコよさのあるマイケル・ダグラス。本作ではアメリカ大統領としてのカリスマ、思春期の娘を持つ妻に先立たれた男、1人の女に恋した男を演じ分けた。どのダグラスもカッコよさを感じさせるのは流石です。  そして品があり可愛らしさを感じさせるアネット・ベニング。2人の魅力が存分に引き出された、ロブ・ライナーらしい手堅さのあるロマンティック・コメディです。  政治モノとしても、ダグラス演じる大統領と、大統領への非難を繰り返し、選挙の票稼ぎにしか興味が無いような(どこの国にも似たような政治家はいるということでしょうか…)対立候補の醜い姿を通して、本来政治家としてあるべき姿を軽いタッチでうまく示しています。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-07-08 22:32:11)(良:2票)
55.  明日へのチケット 《ネタバレ》 
3人の名匠による、老若男女、国籍も様々な人々がそれぞれの事情を抱え乗り合わせるヨーロッパを走る国際列車の車中の3つのドラマ。  僕は3話目が好きです。スコットランドからローマへ、愛するセルティックの試合を応援に行くスーパーで働く貧乏旅行の若者3人組のお話。金は無く口も悪いが気のいい3人組と、アルバニアの不法移民の家族とのチケットを巡る心の交流。厳しい設定の中に優しさが感じられるケン・ローチらしい作品でした。雑踏の中、再会する移民家族、それを見届ける3人組と駅員とローマのサポーターと。本作のラストともなるローマ駅の描写が素晴らしい。  1話目は老教授の秘書への淡い恋心を描いた作品。老教授が温かいミルクを持って席を立つラストがいいですね。2話目は少し老いの悲しさも感じる作品。それぞれの話につながりはありませんが、列車の1両目から2両目へ。そこにはつながった同じ列車でありながら全く別の顔とそれぞれの事情がある。それぞれの車両に、それぞれの味わいがある3つのドラマでした。
[DVD(字幕)] 6点(2012-06-03 18:26:41)
56.  あるスキャンダルの覚え書き
もっと醜い愛憎劇になってもおかしくない話だし、サイコサスペンス的要素も含みますが、上品さのある作品にまとめあげた。  ジュディ・デンチの存在が本作を上品さの中に恐ろしさがある、見応えのあるサスペンスに作品を押し上げた。これは人間の表面と内面を見事に演じ分ける彼女の卓越した演技力があってこそ。  彼女の確かな演技力は、もう70代も後半になった今でも出演作が途切れず、彼女の演技力が常に頼りにされていることをみても明らかだと思うのです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-05-27 20:59:45)
57.  あの胸にもういちど
アラン・ドロンの映画は色々と見ていますが、これは初めて見ました。と言うかこれはマリアンヌ・フェイスフルの映画ですね。絶頂期のアラン・ドロンを何とも贅沢な使い方です。マリアンヌがひたすらバイクで疾走する。そこに挿入されるマリアンヌ演じる人妻の妄想、空想、回想・・・。大したストーリーも無くひたすらマリアンヌを見せる映画ですが、これらがテンポ良く挿入されるので退屈することなく見ることは出来る作品です。終盤は、結末はひょっとしたらこうなるのかなあ・・・。何か危なっかしいなあ、と思って見ていたら、やっぱりそうでしたか。という予測は付きつつも唐突な結末でした。 
[CS・衛星(字幕)] 4点(2012-02-09 22:21:33)(良:1票)
58.  雨の訪問者
フランスで国際的なスターになったアメリカ人俳優ブロンソン。本作でも彼のいい味が出まくりです。本作のブロンソン、ちょっとウザく品の無い行動も見せる。アラン・ドロンと共演した「さらば友よ」でも同じような味を見せてくれますが、シブさの中に見せてくれるこの人独特のユーモラスさがよく出ています。しかし作品の雰囲気にはかなり格調の高さが感じられます。淡い色でまとめられた衣装、室内装飾などもそうですが、巨匠フランシス・レイの音楽の貢献度も非常に高い作品です。「ちっ、惚れちまったか・・・。」というユーモアのあるラストもいいですね。 
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-27 19:48:55)
59.  アウトブレイク
急速に拡大するウィルス感染になす術も無い市民と、対策に立ち上がる人間のドラマを見せる前半は良かったと思います。しかし後半は軍内部の対立を見せる時間帯が無駄に長く感じられました。それよりも、ウィルスの感染源を捜索する人間と、それを待つ人々の刻一刻を争うドラマをメインに持ってきた方が良かったのではないでしょうか。 
[地上波(吹替)] 4点(2011-10-30 15:18:30)
60.  赤い風船 《ネタバレ》 
冒頭、絡まって身動きが出来ない風船を助けてあげる少年。直後の停留所で、最初は「もう、離してくれよ!」とでも言いたげに右に左に行こうとする風船。  でも、雨が降ってきたら濡れないように傘に入れてあげる。街を行く大人は嫌な顔一つせず風船を傘に入れてあげる。少しずつ少年に心を開いていくかのような風船。「外で待っていろ」と言われれば寂しそうに窓から中を覗き込むかのようです。互いに一目惚れしたかのような赤い風船と青い風船。ここまではとても微笑ましくて優しさを感じます。  しかし悪ガキどもの標的になり、残酷な結末が。石を当てられて傷つき最後は踏みつけられしぼんでしまう。その様は命あるものが息を引き取っていくかのようです。  人間の優しさと残酷さと。フワフワ風に揺られる以外抵抗する術を持たない風船と人間描写はその両面を見ているように感じられましたが観る度に感想が変わりそうな奥深さを感じる映画です。
[DVD(字幕)] 8点(2011-10-08 16:32:41)(良:1票)
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