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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  明日なき追撃 《ネタバレ》 
何とも不思議な作品。主人公の保安官は、とにかく手柄を立てて、かつそれを世間にアピールしようとして、あれこれ画策します。話が進んでいっても、まったくまともにもなりませんし、格好良くもなりません。そうしているうちについに宿敵を捉えて護送するのですが、今度は着々と脱走する流れになります。あれ?これってどっちが主人公だったっけ?と思っていたら、ある意味衝撃的というか、不条理系のラストに着地します。主人公が全然格好良く描かれなかったのも、そこでやっと分かります。ただこういう定石外しのひねりを入れてくるのだったら、宿敵についてはもっと丁寧に描き込むべきでした。単に外しただけに見えてしまいます。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2022-12-13 01:29:38)
2.  あゝ声なき友 《ネタバレ》 
復員兵が戦友の遺書を配って歩く話なのだろうな、と思いながら見始めたら、最初の小川真由美との絡みが妙に長い。何だこれは、と思っていたら、それが本筋にすっと絡んでくるトリッキーさ。そして本題の遺書配達では、一番ぞくっとしたのは、倍賞千恵子や市原悦子のパートのように、「結局たどり着けない」部分をきちんと盛り込んでいること。そう、全部が全部たどり着けたら、それはおかしいというか、都合良すぎるよね。それから例えば、いざ配達できても、相手先からは感動とか涙とか感謝のリアクションは全然ない。このトーンの統一も、作品に気品と節度をもたらしています。一方で、最初は進駐軍放出鍋の街頭販売を一緒にやっていながらその後着実に出世していく財津一郎が、いい感じのアクセントになっています。●作品としてのキズは、輪島のパートで主人公が突然正義の味方になってしまう点かなあ。この部分だけ、急にテンションが高くなって浮いています。ここは、真実はあくまでも灰色の向こう側にしておいて、それでも長山藍子はすべてを飲み込んで江原に寄り添っていく、とかの方が心理の綾が出たのではないかと思います。
[DVD(邦画)] 7点(2021-05-12 15:32:20)
3.  アラン・ドロンのゾロ 《ネタバレ》 
単純な正義の味方の勧善懲悪ものなんですから、もっとコンパクトでよかったと思うのですが・・・ゾロの活劇シーンが売りであるのは当然としても、同じようなパターンが何度も繰り返されると、味わいも落ちてくる(馬車内のインチキ一人二役みたいなスパイスがほかにも欲しいところでした)。そして一番の問題は最後の対決シーンであり、あれだけ延々とやられると、かえって実は両方とも弱いのでは?という疑惑まで招いてしまいます。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2020-01-01 00:38:29)
4.  アルカトラズからの脱出 《ネタバレ》 
ストーリーは脇目も振らず脱獄の動機形成→脱獄の実行をシンプルに描いているだけなんだけど、何ともいえない奥の深さと余韻を与えているのは、いざというときになぜか行かずにベッドで涙するボッツ、そして通気口の下で放心状態になっているボッツ。しかもそれを何も説明していないのが良い。一方で、それを待たずに躊躇なく予定通りの行動に着手するイーストウッドたち3人組も、それに向けた決断の強さを裏から感じさせる。「早く行くぞ!」「いや、奴は仲間だ!きっと来る!だから待つんだ!」→ぎりぎりのタイミングで現れる、などという陳腐な演出はしないのです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-12-17 02:13:44)
5.  アギーレ/神の怒り 《ネタバレ》 
冒頭の山中行軍ロングショットの強烈さだけで、つかみはOKすぎるというか、すでに一発KO状態です。その後、おもむろに別動隊が結成され、川下りとなり、さあスタート、となるのですが、もうその時点で、迫り来る破滅や破綻の予感が画面から全開です。川辺にただみんなで座っているだけのシーンでも、これは着実に崩壊に向かっているというのがなぜか分かってしまいます。最後の仁王立ちのアギーレは、もはや人間なのか亡霊なのかも判然としません。ストーリーらしいストーリーは何もないのに、何かとんでもないものを見てしまったという気分でした。
[DVD(字幕)] 7点(2019-07-13 03:02:24)
6.  ある愛の詩(1970) 《ネタバレ》 
テーマ設定だけでこの点数。当時の段階でもすでに手垢がつくほど古典的だったに違いないこのストーリーに、正面から堂々と挑んだ作り手の姿勢が眩しい。それは同時に、どんな状況でも決して自分を見失わずに前を向いて進み続けるジェニーの人生そのものでもある。だから、この作品は時を超えて輝きを放ち、語り継がれるのである。脚本の過不足なんかはないではないが、そんなことはどうでもよい。最後、ジェニーの死の瞬間をあえて描いていないところが、逆に切なさを増幅させている。
[DVD(字幕)] 9点(2019-06-12 23:39:02)
7.  アメリカの友人
最後まで、いったいどういう話なのか、ほとんど理解できませんでした。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-10-20 00:01:54)
8.  暗黒街のふたり 《ネタバレ》 
ああもう嫌いなんですよ、こういう話。主人公側は主人公側でとにかくノーガードというか、先々のことを考えていない上に危機察知意識も薄いし、逆に突っ込みどころ満載の捜査手続や裁判手続のいい加減さも言わずもがな。大体、ラストがそうなるのは冒頭で堂々と宣言されてるし。その上で、映像とか役者の演技には妙に力があったり、台詞も最低限にきちんと刈り込まれていたりして、つい見入ってしまう質があるのにも腹が立つ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-10-12 01:16:22)
9.  アンドロメダ・・・
映画的な面白さは、最初の集落探索シーンで終わっていました。研究室に立てこもっているからいかんとは言わないけど、各キャラクターが作り込まれているわけでもなく、物事の展開があるわけでもなかったりすると、結局は「台詞を並べているだけ」という印象にしかならないのです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-08-03 00:31:02)
10.  アイガー・サンクション
アイガーに挑戦というのが売りなのは疑いがないが、そこにたどり着くまでに作品の半分以上かかっているってどうなのよ。大体、その設定自体が無茶で、対象が限定されているのなら、わざわざ山に行かなくても平地でじっくりと調査すればいいのに、と思ってしまう。撮影の手間を全然生かし切っていない。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-05-29 01:04:49)
11.  あゝ野麦峠 《ネタバレ》 
いろんなところで、山本薩夫監督らしからぬ情緒過多な演出が目立っているのだが、それを救っているのは、冒頭の雪中行列の強烈なショットであるとか、工場の手作業を終始丁寧に撮り尽くす気遣いであるなど、大事なところで妥協を許していない真剣さなのです。盆踊りのシーンなんかも、つなぎのシークエンスにしては異様に気合が入っていて、見ていて気持ちが良いのです。
[DVD(邦画)] 6点(2016-03-04 01:40:04)(良:1票)
12.  赤穂城断絶 《ネタバレ》 
こういう王道話で、こういう豪華キャストなのですから、次から次へと登場する役者の皆様を眺めているだけで十分楽しめるわけなのです。ただ、深作監督はやっぱり好き放題に自由な人物造形をさせた方が本領を発揮するのであり、忠臣蔵のようなキャラクターもストーリーもかっちり固定している対象は、演出にもどかしさを感じますね。吉良邸の図面なんかの内偵パートでは、「潜入した浪士が吉良側の手に落ちて、さんざん拷問に遭わされるが、口を割ることなく絶命し、遺体は報復として衆目に晒され、それを目撃した赤穂浪士が憤激し、さらに復讐の意志を固める」みたいなことをやりたかったんじゃないでしょうか、本当は。それと、処分決定後の四十七士切腹のシークエンスを延々とつないでいるのは、忠臣蔵が単なる美談ではないという制作側の強い表現の意地を感じますね。
[DVD(邦画)] 6点(2015-10-07 01:49:35)(良:1票)
13.  愛のメモリー 《ネタバレ》 
主人公は誘拐事件で家族を失っても、取り乱したりせずに川面を見つめています。とても冷静沈着な常識人に見えます。しかし、フィレンツェの教会でサンドラに会ってからは、中身のネジが着実に外れていきます。その軌道は展開とともにひたすらずれていきます。しかし、彼の冷静な無表情ぶりは最後まで変わりません。つまり彼は、常識人の皮を被った堂々たる変態だったのです。そして、いうまでもなく、こういう人物を映像と物語の中で動かすことにおいては、デ・パルマの右に出る人はいません。
[DVD(字幕)] 7点(2015-08-18 03:22:48)
14.  アニー・ホール
男女間の機微をよく表したいい話ではあるのですが、登場人物が喋りすぎです。
[DVD(字幕)] 5点(2014-05-01 01:48:37)
15.  アニマル・ハウス
ドタバタ・コメディがドタバタしすぎて、笑いの部分がついていっていない。生徒以外の部分も含めていろんな魅力的なキャラがいるはずなのに、生かされていません。
[DVD(字幕)] 4点(2013-08-12 01:26:50)
16.  遊び 《ネタバレ》 
大門正明の台詞はいちいち説明的でわざとらしいし、2人のそれぞれの過去を逐一回想で説明してしまうのも野暮ったいのだが、あの強引極まりないラストによって全部が奇跡的なほど爽やかにまとまってしまっているから不思議である。16歳にしてこの存在感と躍動感を発散しまくっている関根恵子を収め切るためには、これくらいしないといけなかったのだろう。
[DVD(邦画)] 6点(2012-08-01 00:37:19)
17.  アガサ/愛の失踪事件
レッドグレーヴのアガサというのが何とも凛としてて気品があって、それを見ているだけでも気持ち良いのですが・・・肝心の筋自体が、何が言いたいのかよく分かりませんでした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-04-30 22:45:25)
18.  愛のそよ風
終始趣のある雰囲気で進んでいくのに、何でのめり込めないのかと考えたら、主演がウィリアム・ホールデンというのが原因なんですね。ヒッピー少女との出会いと交流という非日常性がテーマであるのに、彼が悠然と構えていると、結局は何も破綻せずに安全な結末になるんだろうオーラが満載なのです。つまり、物語が常に逸脱しません。少しひねった台詞の応酬はなかなか見応えがあったので、そこに+1点。
[DVD(字幕)] 6点(2010-12-02 00:03:11)
19.  秋のソナタ 《ネタバレ》 
最後は当然何らかの意思疎通があると思っていたので、あのラストにはびっくり(一応フォローはあるけど)。ほとんどが家の中の連続したシーンで展開としては平坦なのだが、人の心の本心の部分が衝突した瞬間に発生すべき強力な負のインパクトを適切に捉えている。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-06-27 23:02:04)
20.  アウトロー(1976) 《ネタバレ》 
中途半端にロードムービーっぽくなっているのが、作品の締まりをなくしている。いろいろと順不同に積み重ねていったら、予定調和的にラストで敵を討ち果たしました、という感じ。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-06-08 02:30:51)
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