1. “アイデンティティー”
ああいうエンディングではあったんですがね、こう言うのもなんなんですがね・・凄い心地よい後味を残してくれたんですよ。わかり易かったのが大きいと思います。いやほんと。目的も明瞭、説明も十分、疑問も無し。久々に大傑作っていうわけでもないが平凡というわけでもない絶妙な立ち位置の映画を見た・・って感じ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-19 08:20:42) |
2. アメリ
ささやかな幸せの寄せ集めって感じの映画です。 こういう娘は今風で言うとウザ可愛いって言うのかな、ちょっと違うかな。 オサレじゃなくてお洒落。素直に観れました。 ストーリーは単調ではあったけれどその魅せ方、演出がとても良かったと思う。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-17 00:37:13) |
3. アメリカン・ヒストリーX
エドワードノートンの演技、存在感も凄いが弟役のエドワード・ファーロングもまた良かった。ノートンの心変わりのきっかけとなった刑務所のエピソードが少し短く感じられた 。ラストシーンは衝撃的で色々考えさせられた。怒りはぶつけることは出来ても消えることは無い。ではこの映画はなんだったのか問題を提起しただけか、何らかの結論を出すべきではなかったのか。それは間違いだと思う、答えなんて無いのだ。自分はこれで良かったと思える。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-05 04:12:19) |
4. 悪魔のいけにえ
第一の殺人が唐突、アッサリと殺されてしまう。ケイレンしているのがかなり生々しい 。不審に思った娘ものこのこと・・アッサリ捕まりチェーンソーの餌食に。ジェイソンよりも怖いなぁ。常に全力疾走のレザーフェイスのスタミナも凄いが逃げ回ってた娘も相当なものだ。イカレた人食い一家のキャラクター性、インパクトはある種の極致。眼球のアップは目を背けたくなるほど。おじいちゃんにハンマー(?)持たせるところはなんかシュール。 [地上波(字幕)] 7点(2005-07-25 00:33:08) |
5. 悪霊喰
《ネタバレ》 タイトルからは普通のホラー物と錯覚してしまうが実は全然違う。 「罪喰い」の方が良かったのでは?と思います、語感的にも。 宗教的な観念、それに基づく真面目な展開。 ただ、少し悪霊も絡んでくる。 この静かにもドロっとした雰囲気が良かったです。 訳有りの女マーラ、教えを共にした友、枢機卿、闇の司祭、そして罪喰い。 それぞれの狙い、感情が入り混じり闇を落とす。まさに奈落。 ラストの悲哀たっぷりさにやるせなさを感じつつも魅入った。 主人公の友が言い表せない良い味出してた。 [DVD(字幕)] 7点(2004-07-22 23:32:29) |
6. アウトブレイク
《ネタバレ》 ウィルスの怖さがなかなか出てる。 陰謀が絡むけど少々パンチに欠ける、へリでのチェイスとか無くてもいい感じ。 そのくせ奥さんともやり直すエンディングとか、詰め込みすぎでは? 地味に豪華キャスト、スペイシーがお亡くなりになったのは残念。 ドナルド・サザーランドはカッコいい、普通過ぎる悪役だったけど。 フリーマンの必要性も謎だが、後半は少しドタバタし過ぎた。 ウィルスの蔓延を防ぐために、町一つ吹っ飛ばそうなんてアメリカ的だ。 そして思うのは、ウィルスとの戦いだけに的を絞って欲しかった。 中途半端なテンションと緊張感で、全体的に気抜けしているように思えた。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-04-22 02:09:05) |
7. アダムス・ファミリー2
《ネタバレ》 クリスティーナ・リッチが可愛い、とにかく可愛い。 彼女の今を見るに涙が止まりません。 中盤のぎこちない笑顔を作る演技、ヤバイね。 クリストファー・ロイドもある意味可愛い。 皮肉めいたジョークの数々もエスプリが利いてて良い感じ。 ラウル・ジュリアが亡くなったのは残念ですが、 このシリーズが面白いままに完結して良かったとも思う。 続編を願う悔やみも多分にあるが。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-10-31 05:14:50) |
8. アイ・アム・デビッド
《ネタバレ》 ラストの急展開には少々驚いた。 最後に知り合う老婦人と深い信頼関係を築き、サラッと終わるものと踏んでいたので。 全体的にご都合主義的な雰囲気は否めないが、それほど突飛ではない。 盛り上がりにも欠けるが、人間の醜さをこれでもかと見せつける映像は無く 安心して見られる、長閑な風景を楽しむ作品としてもなかなか。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-06-13 19:04:15) |
9. the EYE 【アイ】
なんで前半ホラー、後半ちょっと切ないストーリーなのだろうか。 そもそもホラーとして弱かったような、ハッピーエンド(?)だし。 唐突に大音量の効果音と幽霊らしきものが出ればビクッとはするが 背筋が凍るようなゾクッとする感覚が本作には感じられない。 そういうホラー的な狙いがそもそも無かったと思われる。 そして、ラストの蛇足とも思えるCGが多用された爆発シーン。 ホラー作品として構えて見ると肩透かしを食らうかも・・? [DVD(字幕)] 6点(2005-09-05 05:02:06) |
10. アイス・エイジ
手放しで褒められる作品ではないが言うほど悪くない。山ちゃんや竹中は役に合ってない印象、だがしかし爆笑の田中は凄い噛み合ってた。っていうか声優上手い気がした。プロ以外が声優やる場合、本命よりか隠し玉が上手いですね。 6点(2004-08-20 13:07:40) |
11. アマデウス
音楽も美術も・・・美しい。 劇中のサリエリの嫉妬する姿、彼自身凡人ではなく 自分と比べるのもおこがましいのだが、気持ちが良く理解できた。 天才へ対する嫉妬や憎しみが敬服や愛に変わったと後半は思ったのだがどうだろう? 夢中にはなったが終盤になるにつれ長く感じた、 オペラとかコンサートなどにあまり慣れ親しんでなかったのが敗因。 精通してる人には楽しめる至極の一品かと。 [映画館(字幕)] 6点(2003-12-08 12:32:30) |
12. 赤ずきん
ファンタジーなのかミステリーなのか、中途半端な感じ。 人間の根底にある邪悪な部分が垣間見えそうで、さしてそうでもなかった的な。 むしろ強引な解釈と演出でファンタジー部分バッサリのサスペンスでも良かったんじゃない? 狼なんていませんでした~、とか。 仄暗い森の中、目を刺すほどの真紅の頭巾を翻す。 このシーンを撮りたいが為の映画以上でも以下でも無かった印象。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-04-02 13:09:37) |
13. アルマゲドン(1998)
いかにもアメリカ的な映画だったと思う。 ベタベタな展開に少しホロリときたが、お話的にはかなりお粗末なような。 ものすごいお金をかけたB級映画といった感じ。 ブシェミのキャラにイライラした、掴み所が無くて。 トラブルが多過ぎて笑うしかなかった。 そもそも油田採掘のプロに任せるという流れからして異様な気がする。 英雄賛美もいいが、もう少しこの陳腐さをどうにかして欲しかった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-03-18 13:57:07) |
14. アルフィー(2004)
コミカルでいてシニカル。 そして、鑑賞後にドッと押し寄せる寂しさ。 マーロンとロネットを尋ねる件なんて重々しくも苦々しい。 洒落た演出が多いけれどなんだかよろしくない空気が漂う。 シエナミラー、お肌がちょっち汚いです。この娘が良かとですか? 個人的にはジェーン・クラコウスキーの方が好みです。 アルフィーもこのお尻がA-の彼女とよろしくやってればよかったのに・・・。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-11-28 13:21:04) |
15. アイランド(2005)
《ネタバレ》 ・・・明らかにやり過ぎです。 高層ビルから看板ごと落下して助かるなんて奇跡もまたオーバーです。 クローン(商品)の確保、もしくは処分のためにどれだけの人が犠牲になったのやら。 保身や損失がどうのといった次元を超えてたかのように思われます。 アクション面で突出し過ぎてしまい、普通の作品になってしまった。 監督はテーマとして掲げている問題に対する答えを持ち合わせていないのでは? とにかくラストのスッキリしなさ具合は凄い。 あらゆる問題を放置し、クローン同士でアダムとイブの世界に耽っちゃってます。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-07-30 02:40:00) |
16. アナコンダ2
《ネタバレ》 ジンスーン(ジョンソン)船長カッコよし、漢気に溢れてます。 欲に目が眩んだベンすら助けようとする姿に惚れ。 しかし、まぁなかなかどうして被害(死亡)者数が少ないような気がします。 やたらめったら騒ぐコールが鮮やかに死亡フラグを回避してしまった。 心停止して人工呼吸で息を吹き返すだなんて・・・。 お話やキャラは可もなく不可もなく、B級にありがちってところです。 ただお色気路線が無かったのが悔やまれ(以下略 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-06-29 02:01:57) |
17. アイ,ロボット
《ネタバレ》 「ゴーストが宿る」・・・えーと攻殻機動隊ですか? イノセンス用の没脚本で作られたという噂が立った(それはデマだったらしいけど)。 それぐらいタイミングの良い題材。 アシモフの小説をモチーフとするが、宣伝としての意味合いしかなかった。 内容はあくまでわかり易くストレート、意外性は無し。 テーマも「ロボットは差別されてる人々の象徴、その指導者(解放者)がサニー」 だそうだ。 ミステリーやサスペンスとしては弱く、アクションとしての割合が強い。 根深いテーマを内包してるかと思いきや,裏切られました。 普通のアクション大作になっちゃってます。 個人的には主人公のロボット嫌いのエピソードを細かく丁寧に作って欲しかった。 あれでは弱い。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-02-20 16:18:03) |
18. 姉のいた夏、いない夏
旅の風景やそれにマッチした音楽、雰囲気はよくとても気に入った。 しかし、妙に話を出し渋るウルフの態度がミスリードを誘う。 姉の遺言があったとはいえ、コレもどうかと思ったが。 変な空気を出しまくっていただけに。 ウルフは結局手を出しちゃうし、流れとしてどうかなと思う。 言いたい事がよくわからない、得た物が無い。 何故?が残ったまま。 二人が見る姉の虚像も思わせぶりなだけで特に物語に深く関わっていない。 姉に振り回されただけの作品でした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2004-09-02 17:43:00) |
19. アンダーワールド(2003)
マトリックスし過ぎましたという感じ。 ビクター様の伯爵具合に惚れ惚れ。他は特筆すべきところが無い。 何故、吸血鬼や狼男という超人パワーを得て銃撃戦をやらなければいけないのか。 ブレイドでも思ったけど、色々とおかしいわけで。 まだビクターを倒す時に用いた剣の方がカッコいい。 銃を使うのはアクションシーンの撮影が楽だからか? [DVD(字幕)] 5点(2004-07-22 20:07:57) |
20. 荒神
アクションシーンや武器等、時代が戦国なのに近未来的でかっこよくワイヤーアクションしてて強烈だった。前半の掛け合いや何度も荒神のこと説明したりとか微妙にタルい。女は何なんだーってのと大沢の正体的なのも宇宙の何かしら、としか読み取れずアクション以外のところは非常に裏切られた感でいっぱいだ。 5点(2004-05-16 06:02:52) |