1. 明烏 あけがらす
《ネタバレ》 明烏とは名ばかりで内容は芝浜。 落語に詳しい人よりは予備知識ないほうが素直に楽しめたのかな?とは、思う。 落語に対するリスペクトはドラマのタイガー&ドラゴンの方が上かな? そんなことよりも吉岡里帆につきるな。 吉岡里帆だけで全然観ていられる。 男って結局ぶりっ子に騙されてるんじゃなくてね、 ぶりっ子の隠している努力の部分が一瞬見えてしまうことにドキドキするというか、愛おしく感じるんだよね。 ぶりっ子に悪い子がいるかどうかじゃないんだな。問題は。 吉岡里帆はその見え隠れ具合が俺的には絶妙。とても好きな女優さん。 何の話してんだ?俺は。 [地上波(邦画)] 7点(2018-05-14 15:34:47) |
2. アウトレイジ ビヨンド
《ネタバレ》 正直言うと前作のが面白かった。 イケイケの武闘派ヤクザがガンガン行った挙句裏切られて、どんどん追い詰められていくという流れが前作にあったけれど、本作は基本「復讐」のみに焦点が絞られ、 しかも上のヤクザや、刑事に泳がされての「復讐劇」で、 なんか前作の刹那的展開が取り払われた感が否めない。 1作目は椎名桔平が、良かったもんな。なんせ。 加瀬亮の役どころは前作は切れ者で凄味があったけど、今作では小物っぷりが悲惨すぎてなんだかなぁ。という感じ。 まぁ、それも狙いなんでしょうけど、椎名桔平に匹敵する登場人物の不在なのが痛すぎる。せっかく高橋克典つかってるなら、もっと目立たせれば良かったのに。 [地上波(邦画)] 5点(2014-11-24 23:18:51) |
3. 愛の渦
《ネタバレ》 監督のコダワリみたいなのは、所々垣間見まれて気合いを感じる作品ではある。 だが、脚本が恐ろしくつまらないので前半で脱落しそうになる。 題材がエロエグいので、結局スケベ心で脱落しないので最後まで観てしまうのだが、 これは監督の力でも、当然脚本の力でもなく、我がのスケベ心の賜物。 演者はそれぞれが頑張っているというか、どのメンツも好演が光る。 有名所も無名所も関係なくキャストの好演は10点付けても良い。 題材が題材だけに「ここにはスケベな人しか居ないんだよ」というセリフが、 映画館で観ていた人はちょっとゾクッとしたのではないだろうか? まぁ、それを踏まえても前半の無駄なやり取りが超~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~つまんないので最終的に6点程度の作品。 どうカタルシスをつけようにも、題材が題材なので、もう少しエンタメ感があった方が良かったと個人的には思います。 [インターネット(字幕)] 6点(2014-09-22 23:11:05) |
4. 荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE
《ネタバレ》 ただの総集編という話もチラホラあったので不安でしたが、ちゃんと撮りなおしているじゃないですか。 まぁ、ストーリー自体がドラマのダイジェスト的な感じなのは否めませんが、 ドラマと同じ映像は無かったと思います。(当然と言えば当然だけども) ドラマではステラが溢れんばかりの魅力を放ってたのですが、劇場版では出番がかなり減っていてそれだけが不満と言えば不満。 徳永えりはもっと評価されるべき女優さんだと思う。 [地上波(邦画)] 6点(2014-02-02 00:41:34) |
5. アイ,ロボット
《ネタバレ》 いくらなんでも、ありきたりすぎると言いますか。 あんなにCGを駆使して、ストーリー展開も大ヒット作の必勝パターンをなぞらえておきながら、 ターミネーターに、まったくかないもしない作品に仕上っているのに、妙な哀愁を感じる。 ここまでワンパターンだと客を舐めてるとしか思えないぞ。最近のハリウッドは。 [地上波(吹替)] 3点(2013-07-05 22:59:40) |
6. アンフェア the answer
劇場版1作目が「?」な出来だったので、それと比べれば、あくまでマシなレベルにはおさまったか。 が、しかし「ドラマでやめておけばよかったのに」感は、残った。 終盤のネタ晴らしは、要るんだろうけど尺が短すぎて、とってつけたにもほどがあるなぁ。あの薫ちゃんがまでもが、実は「アチラ側」の人間だったという結構な仕掛けがあったにもかからわずインパクトもへったくれもなかった。 まぁ、「裏切り者」ありきの作品なので、今更、だれが裏切ろうとおかしくない作品なので、続ければ続けるほど、シラケてしまう負のスパイラルに陥ってしまうのだろうなぁ。 [地上波(邦画)] 4点(2013-03-04 21:33:25) |
7. 悪の教典
てっきりサイコ野郎VS生徒達という構図の話だと、思ったので前置き長いなぁ~~、とか思いながら見ていましたが、蓮見が自分に都合の悪い人間を裏で淡々と殺して行ったり、弱みを握って行ったりしていく様は、なかなかのホラーな出来で、 逆にクライマックスの大量殺戮の方が間延びしてしまった。 原作未読なので、この辺のバランスが映画と小説は違うのだろうけど、 もう少し生徒役にも抵抗するシーンがあった方が見応えはあったと思う。 といってもショットガンに対し丸腰では、どうにもしようがないが。 それだけにあのアーチェリー少年がやけに印象に個人的に残ってしまった。 それにしても「to be continue」は強引だろ。あれをどう続けるつもりなんだろうか? [映画館(邦画)] 7点(2012-11-12 23:22:39)(良:1票) |
8. アウトレイジ(2010)
《ネタバレ》 潔いくらいの媚びない作りで、デビュー作の「その男、凶暴につき」を彷彿とされる痛々しい暴力描写のジェットコースタームービー。 間延びすることなく流れるように進んでいく話で、ここ最近の北野映画では良く出来た部類だと思います。 大友組の面々が破滅に追い込まれていく所が、淡々と進んでしまうのが北野武の味と言えば味なんだろうけど、もっと臨場感でオーバーなくらいが丁度良かった気もするが、 個人の好みか、それも。 [地上波(邦画)] 7点(2012-09-09 17:58:40) |
9. あずみ2 Death or Love
《ネタバレ》 つまんないなりにクライマックスらしきもののあった1作目と比べると、 だらだらとさらにつまんなくしてしまった。という感想。 多少、原作を沿った形で作られた1作目と、ほぼオリジナル脚本の2作目。 小栗旬が前作時よりも、かなり売れてしまったのに便乗して、那智そっくりの新キャラクターとか、エンケンさんの実は良い人な悪党とか、 オリジナル脚本のわりに前作で出てたじゃん。的な、オリジナル脚本というよりは演じた役者を都合よく売り出したいかのような展開。 ごり押しに失敗した石垣佑磨もアッサリ死ぬし、芸能界は刺客よりも過酷なのだなぁ。 全体的言うと、まぁ、なんだかんだいって上戸彩はかわいい!それさえ見れればいい! って感じ。 [地上波(邦画)] 3点(2012-03-30 22:11:51) |
10. アンドリューNDR114
《ネタバレ》 悪くは無い。 ちょっと主人公がアンドロイドということもあり、何世代にも関わっていくわりに、アッサリしすぎなほど時間が過ぎていくのが、もう少し工夫というか、世代を狭めてでもドラマ部分を掘り下げようがあったのでは?という感じ。 姿が人間になってしまってからは、ちょっとヒューマニズムを狙いすぎな感じが前面に出てきてしまったな。 もうちょっと苦悩する部分がないと、話が軽すぎて何も残らない。 [地上波(吹替)] 6点(2012-02-26 08:36:52) |
11. アバター(2009)
《ネタバレ》 テレビで観たので大甘でも7点止まりかな。 ストーリー的に目新しさはないが、ベタで捻りのない展開は潔いといえば潔い。 映像は、大半をCGが占め、金は掛かってんだろうけど、あそこまでやるならもうアニメ作品でも良かったんじゃないか、とさえ思った。 バックスバニーの頃と比べれば、実写とCGに対する違和感の無さというか、映像美には少しばかりの感動もあるが、 自分はストーリーメインの採点なので、やはり大甘の7点というのが妥当なところ。 映画の未来を少し変えたという点は認める。 [地上波(吹替)] 7点(2012-02-26 08:26:02) |
12. 悪夢のエレベーター
《ネタバレ》 後半の怒涛の展開で、面白い作品に仕上がっているのですが、 それだけに前半が勿体無いですね。 どんでん返しを引き立てるための前半にしても、 何の伏線もなく、淡々と別サイドのストーリーを流していただけなのは、時間が勿体無く感じてしまった。 もう少し、本軸と関係なくていいから、遊びの伏線だけでも引くだけでだいぶ印象変わるのに。 佐津川愛美は、可愛いし演技も上手いし、出る作品もつまんなくはないのに、 今ひとつ売れてきませんね。 もう少し大きいところで使われてもおかしくない娘だと思うのですが。 [地上波(邦画)] 7点(2012-01-18 21:37:18) |
13. アヒルと鴨のコインロッカー
良かった。 伊坂幸太郎原作映画は「ゴールデンスランバー」しか観た事なかったですけど、コチラのほうが断然良いですね。 ストーリーのカラクリというか、すべてが繋がった時に「おおお・・」と思わず呟きそうになりました。 伊坂作品全体に言える事なのですが、かなり含みを残した物語が多い中、「アヒル~」の場合は綺麗に映画にしきれたなぁ、と思います。 もっといろいろと語りたいことはあるのだけれど、このストーリーだと、あんまり多くは感想として語れない。罪作りだぜ。 [地上波(邦画)] 8点(2012-01-10 00:03:32) |
14. 悪人
《ネタバレ》 あの「告白」(観てないけど)を抑えて日本アカデミー賞を一人勝ちした「悪人」。 まぁ、良くも悪くも日本アカデミー賞審査員が好きそうな映画だな、という印象。 登場人物は、映画の世界を取っ払ってリアルで、わりと人殺しなんてのは、何かのタイミングだったり、ほんのちょっとのことで身近に起こったりすんのかもしれない。 満島ひかりは、フォルダー5で踊ってる頃は、こんな良い女優さんになるとは、思わなかったな。悪人、モテキ、それでも生きていくを観て、今、間違いなく上手い女優さんになったなと思う。気取っておかしな方向へ行かないことを願いたいが、女優って言う奴は箔がつくと、感性を失うというか、感性が狂うというか迷走しだすよね。 なんか満島ひかりの話しかしてないな。しょせん、その程度の映画です。 [地上波(邦画)] 5点(2011-11-17 23:40:22) |
15. アウトブレイク
《ネタバレ》 95年でしたっけ?もっと前の映画の気がしてた。 悪い意味ではなくて、これ初めて観たのが学校の授業だったので、 勝手に中学か高校かなんかだと記憶違いしてたようです。 大学の授業だったんか。大学の授業で映画流すなよ。さすが3流大学卒(笑。 自分の記憶の中でパニック映画の先駆けだ!!ぐらいの感じで(記憶違いだったけど)、ケビン・スペイシーもこの映画で初めて観た(記憶違いだったけど)。 こうやって冷静に見ると感染の速さとか、ご都合にまかせたモノではあるんだけど、初見だと、そんなの関係ないくらい観るものを引き付けるパワーがあるのも事実。 今回久々に観て、やっぱパイオニアはパワーが違うなぁ、って思った。(記憶違いだったけど)。 [試写会(字幕)] 6点(2011-11-10 01:43:34)(笑:2票) |
16. アイ・アム・レジェンド
ん~、なんとなく最後まで普通に観れてしまうのだが、 終わり方が唐突すぎて、なんだかなぁって感じ。 予告と本編では、煽り方のせいか別物の印象です。 もっと正体不明的な話なのかと思ったら、 改善策不明の話で、劇中はとっくに、なるようになってる状態から始まる。 唐突な導入と唐突な終幕。 無理して観る作品でもなかったな。 [地上波(吹替)] 5点(2011-10-14 23:57:01) |
17. アナコンダ2
《ネタバレ》 インパクトだけと言っていい出来だった1作目よりは、ちゃんと作られている印象。 不死のランを獲りに行く、という目的こそメルヘンチックで、幼稚な設定ですが、 結局、不死のランで一儲けをたくらむという人間の強欲さが、パニックホラーのくせに、人間ドラマを描くことに成功したというのは言い過ぎか。 前作よりもアナコンダ自体のインパクトは地味になった気はしないでもないですが、 裏切り者が出たり、登場人物の役割もスッキリしてる分、「アナコンダ」として観るよりも、「映画」として観れる作品であると思います。 [地上波(吹替)] 6点(2011-10-08 02:30:45) |
18. アンフェア the movie
確かに登場人物多すぎ(笑)で、途中でどうでもよくなってくる。 ドラマ版は、けっこういろんなヤツが裏切るのが功を奏していたんだけど、 映画で一つの作品として、このやり方を改めて観ると、 なんか面白みが急に無いと言うか、「どうせ、こいつがアレなんだろ?」って先読みしてしまうせいか、どんでん返しの有難味みたいなもんがまるで無くなってしまうんだな。 [地上波(邦画)] 3点(2011-09-25 01:17:14) |
19. “アイデンティティー”
すいません。素直に最後のどんでん返しに驚きました(笑。 巧くミスリードさせてくれる脚本と演者の個性が、相乗効果となっていると思います。 多少、強引すぎる展開もありますが、アイデアも大オチも、期待を裏切るものではないので、自分は好評価ですね。 ちゃんと広げた風呂敷内で成立させていますよ。 今、大風呂敷広げるだけ広げて、「ザ・尻すぼみ」となってしまっている作品が多いので、自分は楽しめました。 粗くても、ちゃんと伏線が回収できていれば、それでいい。 [地上波(吹替)] 8点(2011-01-01 18:25:38) |
20. 青の炎
《ネタバレ》 特に小難しい描写もなく角川らしいといえばらしい映画だった。 あややは表情や仕草はオーラあったけど喋るとガッカリだったな。 今の日本のトップ女優と言われる方々でも、そういうオーラだけでセリフ回しとか演技過剰な女優はたくさん居るので、あややが後世に語り継がれる大根女優と言う評判は、アイドルを前面に押し出したプロモーションのせいかもね。 [DVD(邦画)] 6点(2010-02-28 14:45:20) |