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トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1980
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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21.  風の中の牝雞 《ネタバレ》 
観る前は、え、あの小津さんがこういう映画を?と思った。 女性のチャーミングな振る舞いを映画の演出のツボにしていた小津には冒険だったろう。  観てみると、なるほど小津の笑いがどこにもない。 この映画は興行的にも失敗し、小津はこれ以降、比較的裕福な中流階級の家庭を描くことになる。  しかし、鑑賞後、小津の感性で、このような敗戦後の日本の負の側面を描き続けたら、 どんな作品ができたろうかと惜しむ気持ちも僕にはあった。
[ビデオ(邦画)] 7点(2019-10-17 03:06:43)
22.  駆込み女と駆出し男 《ネタバレ》 
原田監督は、黒澤さんの首を狙っとう。 娯楽映画にして、このクオリティ。  訳あり女の裏には、一筋縄じゃない男ばかり。 時代劇版縁切り寺に来る女には、死に顔見せたくないために来た女だっている。 泣ける~もう!  大泉洋が女性に囲まれても、見事に魅力を発揮! 戯作者志望の医者見習いが最後に選んだ道とは! もう観終わって、すぐDVD買っちゃったよ♪ だって映像がきれいだし、見応えあるも~ん(笑)
[DVD(邦画)] 10点(2019-06-01 23:10:21)
23.  風が吹くまま 《ネタバレ》 
キアロスタミの映画には、観るコツがある。 何かありそうだけど、何もない場合が多い、とリラックスして観ること。 そうすると、彼の映画のなかの会話やちょっとしたことに、クスリと笑える余裕が出てくる。  この映画では、少年と大人の友情や、顔を見せぬ少女や生き埋めになった事故など。 田舎の刺激感覚で見ると、これらもまた楽しい。 都会の次々消費される刺激の中で、これらの牧歌的な刺激もまた新鮮だ。  そして会話の豊かさ。 ビジネス的な要素の一切ない会話の豊潤さ。 そこにキアロスタミの醍醐味を僕は感じてる。
[DVD(字幕)] 7点(2019-01-19 15:45:34)
24.  カメラを止めるな! 《ネタバレ》 
涙が出るくらい好き!  正直に言います。 DVDで鑑賞したので、最初の映画で、酔ってしまったところに、 現場の連中がまとまらず、好き勝手いうとこにブチ切れしてしまい、観るのを中断してしまいました。 船酔いで、自分が定まらない時に、あのような現場に出会い、怒り心頭になったからです。  なんでこの映画が高評価なんだろう?と思い、再度観始めたら、面白くて、最後はうるっと来てしまいました。 (正当な評価にならないですね、スイマセン・・) 映画愛がたっぷり入ってて、現場こそ映画じゃないか、と思ったんでしょうね。 フェリーニの「8・1/2」ですね。  でも映画愛のこんなにある人がゾンビを扱うなんて、ゾンビってそんなに面白いのかなぁ? 「桐島、部活」もそうだけど・・ 自分もゾンビ観てみます(笑)
[DVD(邦画)] 10点(2018-12-17 01:30:12)
25.  華麗なる賭け 《ネタバレ》 
今宵は「トーマスクラウンアフェア」祭り。 第1弾は、まずは本家の「華麗なる賭け」の方から。  う~ん、この賭けとは女心を試す賭けだったんでしょうね。 マックゥイーンの「シンシナティキッド」のポーカーから、このタイトルが考えられたんでしょうか? 本当に最後のフェイダナウェイの何とも言えない泣き顔が印象的です。  俺をとるか、正義をとるか。 女性にこの選択をせまる男こそ、本当のワルといえるでしょう。 マックゥイーンには、そのワルが実に似合う。  画面を割る映像の演出も、オシャレな雰囲気も、まさにワルな映画にこそ似合いますね。 女性の強くなった時代、こんな映画もまぁ出てこないでしょうね。 60年代アメリカ映画の傑作です。
[ビデオ(字幕)] 7点(2018-11-18 20:26:13)
26.  風の視線 《ネタバレ》 
清張映画。 いや~、清張の映画ってはまるね。 聞き取りやすいセリフに、分かりやすい展開。  昭和の女は、どこか影をひきずっているのだ。 その裏には、不倫などのいけない関係があるからだ~。  面白い。 エリートが身勝手に振る舞い、最後まったく恋愛と関係ない犯罪でつかまる。  清張はこんな風にして、昭和の格差社会に溜飲を下げていたんだろうね。 大人の知恵だ。 また演技もなかなか浮いてなくて良かった。ま、話題づくりかな?(笑)
[ビデオ(邦画)] 7点(2018-11-05 21:49:58)
27.  影の車 《ネタバレ》 
清張映画。  6歳の子どもに殺意はあるか? まぁ芦田伸介演じる刑事が頭固すぎかもね。 子どもって環境によっては心の底で残酷なことを考えてるかもしれない。 天使ってほど可愛いもんじゃない場合もあると思う。  この映画の場合、大事なお母さんを奪った男に対して、素直な感情抱けるわけないでしょ。 不倫を子どもの前でやっちゃいかんッス。 に加えて、加藤剛が自分の幼いころにおじさんを殺してたんだね。 よく出来てるサスペンスだね。  お母さん役の岩下志麻が超きれい。 篠田正浩と結婚して2~3年の映画だから、私生活の充実が顔に出てんでしょうね。 いや~、不倫に走っちゃう気持ち、抑えるの大変だよね(笑)
[ビデオ(邦画)] 7点(2018-11-05 00:58:08)
28.  顔(1957) 《ネタバレ》 
北九州の松本清張記念館に行ってきた。 清張の映画コーナーでは、名場面の紹介があった。 この「顔」も紹介してあった。 そこでちょっと観てみたくなったので鑑賞。  こういう役って男に多いけど、女性の場合もあるのかな? 貧しさと戦いながら、東京の闇と光の両方にかかわる彼女。 第2、第3の殺人が起きるのではとヒヤヒヤした。  切ない女を岡田茉莉子が凛と演じる。  むぅ、これを機会に清張映画も観なくては・・
[ビデオ(邦画)] 7点(2018-10-09 13:38:13)
29.  鍵泥棒のメソッド 《ネタバレ》 
良質のエンターティメント。  相変わらずの内田けんじワールド。 お金をあまりかけずに2転3転していく映画の面白さを アイデアで引っ張る。  面白い。
[DVD(邦画)] 7点(2018-07-27 08:35:41)
30.  彼女がその名を知らない鳥たち 《ネタバレ》 
いやぁ、前半と後半では全く観方の変わるミステリー。 前知識なく観てたので、これがただのラブストーリーではないと気づいたときの 衝撃。久々のどんでん返し。  ちょっと生命力の弱そうな女性を蒼井ゆうが好演してる。 そして、怪しげな、でも愛すべき男性を阿部サダヲがまたいい演技してる。  もう阿部サダヲには負けたよ。 彼の純情さに、最後はもう涙腺開きっぱなし。  好青年の竹ノ内豊のクズっぶりが、新鮮だった。
[DVD(邦画)] 8点(2018-07-07 17:27:06)
31.  紙の月 《ネタバレ》 
銀行員の横領ってよくニュースで見るけど、痴情のもつれとかそういうのではなく、 正面切って、これをテーマにした日本映画は初めてではないか?  確かに一万円稼ぐのがどれだけ大変かを知らずに、毎日何十万、何百万の金を扱ってたら、 そりゃどこかでマヒしそうな気もする。 しかも彼女には子どもの頃の親から金を盗んで、貧しい子に寄付をして、そこに充実感を覚えてた 過去がある。 一旦火がつくと、止まらない。 犯罪をしてる時に、ウキウキするBGMが流れるのは、彼女が生きている実感を感じていたからだろう。  ラスト、ガラスを割って逃げるところに、自分を解き放ったすがすがしさが画面にほとばしってた。 彼女がどうなるかは、神のみぞ知る、か・・
[DVD(邦画)] 7点(2018-06-30 14:15:54)(良:2票)
32.  花様年華 《ネタバレ》 
ウォンカーウォイは目のつけどころが面白い。 この人のもつ「映画らしさ」がとてもユニーク。  共に伴侶に裏切られた男女の微妙な関係を、センスある音楽とともに描く。 「花様年華」という言葉は、満開の花のように、成熟した女性が、一番輝いてる時、のことらしい。 つまり、タイトルからして、マギーチャンを描いた映画なのだ。  難攻不落の女性が、ふと心がゆらぐ瞬間を描きたいがために、一本の映画を創っちゃうカーウォイの「映画らしさ」が興味深い。 不倫映画といえば、デニーロの「恋に落ちて」が僕なんかすぐ浮かぶ。 でもこっちの映画は、最後男性が彷徨い(さまよい)人になっちゃうとこが、そしてその役者が トニーレオンだというとこが、なんか説得力あって、面白い。  う~ん、カーウォイ面白いな。
[ビデオ(字幕)] 7点(2018-06-24 17:41:08)
33.  彼女の人生は間違いじゃない 《ネタバレ》 
彼女の生き方をどうこう言うことなどできない。  3.11を経験した地域でこのような悲鳴が聞こえているのだ。 彼女の傷ついた心と体は誰がケアするのか。  ただ悔しくてならない。
[DVD(邦画)] 7点(2018-05-26 16:49:36)
34.  影武者 《ネタバレ》 
ここまで映画を観てきたから、言える。  黒澤監督ほど、創る映画が全部、傑作な監督は世界を探したって、いない。 しかも同じことは2度やらない監督で・・  日本が誇る大巨匠である。 昭和といって、食わず嫌いをする平成のクリエイターに言いたい! 黒澤明を観ないと、人生損ですよ!  影武者は、自分の中では黒澤監督のシェイクスピアへのリスペクトかな?と思ってた節がある。 でも、それは「乱」「蜘蛛巣城」だった。 本作は、日本の戦国史の、日本国民への黒澤監督からのプレゼントだ。  これは是非、国民みんな観るべきだ。 黒澤時代劇は、観ておかないと!ホンットに!!
[DVD(邦画)] 10点(2018-05-06 23:11:52)
35.  怪物はささやく 《ネタバレ》 
感動した。 原作が市内の図書館で紹介されてたので、いいのだろうとは思ったけど・・  自分の少年の頃とも重なり、もう感情移入バシバシ(感涙) このようなイチイの樹のような存在、欲しかったなぁ。  夢のシーンのアニメーションがかなり素敵で、実写とかわらぬ厚みのある映像。 これだけでもかなりポイント高し!
[DVD(字幕)] 9点(2018-04-15 01:16:06)
36.  カティンの森 《ネタバレ》 
これはストーリーを見せる映画ではないですね。 カティンの森事件が主人公で、その周りにいる人々の描写で見せる映画でした。  最初はこの事件のことを調べずに観たので、ソ連がやったのかドイツがやったのか、 全然分からず、ただ翻弄される奥さんたちをぼ~と観てました。 映画は結局、人物が動くという展開はなかったのものの、出てきた手帳から、事件の模様が語られて終わります。 でも、ラストの事件を観ると、戦争というものが国を制圧するためなら、何でもありなんだというのが、痛烈に伝わります。  恐ろしい史実ですね。現実にあったんですね・・
[DVD(字幕)] 7点(2018-03-11 20:11:11)
37.  隠し砦の三悪人 《ネタバレ》 
圧巻!天才の仕事ぶりを堪能できた。 絶体絶命の敵中突破。 特に素晴らしいのが火まつりの場面。 文句なしの10点。
[ビデオ(邦画)] 10点(2018-02-12 08:30:02)
38.  彼らが本気で編むときは、 《ネタバレ》 
皆さんの言われてる通り、確かに難しいテーマをさわやかにさらりと描いています。 荻上監督らしい一品だと思います。  昔から、ゲイの人たちと子どもの相性はいいみたいです。 そのような映画が多いですもんね。 始まりは「非バランス」あたりからでしょうか・・。  でも、リンコさんが引き取って子育てをしてみて、難しい年ごろになった時の女の子と格闘してみて、 本当の「母親」になるような映画も観てみたいです。 こうなるともうメルヘンではなく、人間を描いた大作ですね。 でも日本映画界に居並ぶ有能な女性監督たちに、是非挑んでいただきたい内容だと思ってます。  にしてもトモちゃん、いいですね~。 何かこの子役の俳優さん、将来、活躍してくれるんじゃないかって思いました。
[DVD(邦画)] 7点(2018-02-03 19:20:51)
39.  鞄を持った女 《ネタバレ》 
クラウディア・カルディナーレ。そうか!この女優か!有名な人だけど、若いころの彼女の映画は初めてだ。薄幸な女性を見事に演じている。悪い男に騙されても、自分をしっかり持っている女性。その男のウブな弟が恋心を抱くも、イタズラ心は起こさず、真摯に向き合う。 彼女の顔にイタズラっぽい笑みは似合わない。 その後、元カレから暴力を受けたり、その上司に口説かれても、決して堕ちていかない。ただ目力がどんどん失われていく様子がしっかり描かれている。 ボロボロの彼女はトボトボと駅を歩いて、FINである。 悪い男がどうなるとかそんな展開はない。ただ観客はボロボロになっていく彼女が悪い女にならぬよう思いながら、スクリーンの手前でじっと観ている。 このような映画は、昔の汚い映画館がよく似合う。鑑賞後、シミのついた映画館の廊下を歩いて、彼女を思いながら帰路につくのが似合っている。 そんな映画でした。
[DVD(字幕)] 7点(2018-01-06 18:52:46)
40.  海外特派員 《ネタバレ》 
ヒッチコックは映画の教科書と言われるくらい、この映画でも、彼の後の名監督への影響が感じられます。特にこの「海外特派員」の風車の歯車は宮崎駿監督の「カリオストロの城」のラストを思い出しました。それにしても日本で言えば戦前にこんなダイナミックな映画を創っていたなんて、当時の文化格差を感じます。戦後の日本のクリエイターがショックを受けたであろうことも想像できますね。この映画、ヒッチらしさは相変わらずなのですが、飛行機が水面に着水してからの描写は、凄まじい。最近では「ハドソン川の奇跡」がありますが、あれはスマートに描いてただけですが・・。今の映画はこんなんありえないよ~という描写は極力避けてますもんね。この頃の表現者たちのダイナミズムをあの海上のシーンに感じました。
[ビデオ(字幕)] 7点(2017-08-20 14:53:25)
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