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コメント数 2394
性別 男性
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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  カル
「セブン」からの影響を隠そうともしてませんが、「ハード・ゴア・スリラー」の宣伝文句には偽り無く、猟奇性を表現する演出、そして死体の造形はピカ一。まだ韓流の勢いを感じることも出来ます。しかし映画的には、「謎を残したまま終わる」「観客に解釈を委ねる」、または「難解なストーリー」ということでは決してなく、単に「不完全な脚本」でしかなかったんだと思う。謎を残したいんなら犯人こそぼやかしたまま終われば良いんだし、後々「謎解き本」なんか出版することもない。「動機」の無い犯人がこんな手の込んだことをする訳ないので、そこを描かないのは「謎」ではなく単なる片手落ちでしかありません。私的には「謎」を残したことで評価が下がってしまいましたが、全体的に高品質なので楽しむことは出来ました、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-10-08 00:01:18)
2.  学校の怪談4
前三作のアトラクション的雰囲気を一切廃し、ストーリー映画として生まれ変わったシリーズ四作目。確かに「学校にまつわる怪談話」に間違いはありませんが、いわゆる「学校の怪談」とは既に別物。それでも「4」として公開したのは、単に人気シリーズのファンを取り込む為の方便ですね(子供の動員力は無視できない)。で、もちろんシリーズ中、最も見応えがあり、大人の鑑賞にも堪える仕上がりになってます。それが証拠に本作の大人達は、子供と一緒にギャーギャー騒ぐのではなく、ちゃんとした大人として登場します。サヴァイヴァル・ギルトを抱えた老人の贖罪の物語(これは太平洋戦争のメタファーか?)を通して、夏休みの田舎の経験で成長する子供達の姿を描いた本作は、中々しっかりした仕上がりです、6点献上。
[地上波(邦画)] 6点(2006-09-05 00:02:32)
3.  学校の怪談3
物語構成を多少変更し、舞台となる学校も前二作みたいな郷愁を誘う木造校舎ではなく、今のコンクリート校舎にしたのは正解だったと思う。この方が現代の子供達には身近で、より物語の中に入って行き易い筈。が、しかし、そもそものコンセプトを逸脱し過ぎ。大体、ゾンビやのっぺらぼう(刃物を持って追いかけて来るのっぺらぼう?)って、どこかの学校の逸話にあるのか? これでは「学校の怪談」じゃないでしょう。シリアスさは増したものの、それが怖さに繋がってるとも思えない。これは前作以下の失敗作です。本作の白眉は、一作目にも出ていた米澤史織ちゃん。私は余り見かけませんが、この子は安達裕美より上手かったんじゃないでしょうか。既に成人しちゃってますけど(汗)、今後の活躍に期待します、3点献上。
[地上波(邦画)] 3点(2006-09-05 00:02:06)
4.  学校の怪談2
前作と寸分違わぬ物語構成。典型的な二番煎じ型の続編です。しかも、特撮的には明らかに前作より劣ってる。一作目がヒットして続編を作ろうとする場合、物語的にはグレードダウンしたとしても、見た目はスケールアップさせるのがサービスってもんでしょう。話が変わらない上に映像がショボくなったんじゃ、何の為に本作を観る必要があるのか。毎週毎週、飽きずに同じ様なテレビ番組を見続ける子供相手の商売だったとしても、もう少し何とかして欲しい。いくら続編好きの私でも、これでは楽しみ様がありません。という訳で、味のある雰囲気を醸し出す西田尚美に、4点献上。
[地上波(邦画)] 4点(2006-09-05 00:01:33)
5.  学校の怪談
原作も知りませんし、映画を観た子供達がどう感じるのかも判りませんけど、私はもっと怪談怪談してた方が良かったと思う。学校に伝わる怪談って、結構ゾッとする話が多いと思うんですけど、本作からは「実際の学校の怪談」の怖さは感じられない。これはホラーじゃなくて、「グーニーズ」みたいなキッズ・アドヴェンチャー映画を目指してたんですかね。ま、怖さは無いですけど、それなりに楽しい映画ではあります(三池崇史版の「妖怪大戦争」よりは遥かにマシです)。それにしても、あの謎の女の子って岡本綾だったんですねぇ。少し野暮ったい美少女振りが新鮮でした、5点献上。
[地上波(邦画)] 5点(2006-09-05 00:01:09)
6.  カウガール・ブルース
ガス・ヴァン・サントらしい乾いた空気感で、シュールに描いた白昼夢って感じ。「ヒッチハイク」をメタファーに、流浪する主人公が人生の真実を探求していくという話なんでしょうけど、私には本作が提示する「真実」がさっぱりと理解できません。語られてる内容が古臭すぎるとも思うし…。本作では誰がドラッグをやってる訳でもないんですけど、匂い的にはテリー・ギリアムの「ラスベガスをやっつけろ」に通じるものを感じました。それにしても、フェミニズムとレズビアンとヒッピー文化と環境保護ってのは、こんなにも1セットで語られていいもんなんでしょうか? という訳で、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-08-12 00:01:28)
7.  GUNDRESS
これが噂に名高い「GUNDRESS」ですかぁ…。もちろん私が観たのは「完全版」ですけど、それでも十二分な不完全さを備えてました。やはり特筆すべきは作画品質の低さ。ろくすっぽデッサンも出来ない作画監督の下で、これまた素人の塗り絵集団が仕上げた様な絵。メカ・デザインも幼稚園児の落書きレベル(特に終盤に登場するヘリコプター!)。そして話もワケ判んない。私は最初、これもTVシリーズか何かが別にあるのかと思った。その位に設定やキャラクターの説明がなってない。要するに、これに関わったスタッフには誰一人としてプロがいない。こりゃ評価以前の問題です。
[CS・衛星(邦画)] 0点(2006-06-15 00:01:15)
8.  革命の子供たち
バリバリの共産主義者であるオーストラリア人女性とスターリンの間に出来た子供が、成長と共にその「資質」を発揮していくという豪州産ポリティカル・コメディ。ジュディ・デイビスのコミュニスト振りも滑稽でしたけど、私は特に制服姿のレイチェル・グリフィスに萌え~。独裁者の子孫と言うと「ブラジルから来た少年」を連想するかもしれませんが、こちらは全然違って、ストーリーの作り方や各キャラクターの造形は、明らかに「ガープの世界」の影響が感じられます。オーストラリアの戦後史に全く疎い私でもそれなりに笑えたので、詳しい方なら大いに楽しめると思います、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-10-14 00:08:15)
9.  咬みつきたい
新薬許認可にまつわる陰謀に巻き込まれて殺された製薬会社のサラリーマンが、ひょんなことからドラキュラの血を輸血されて吸血鬼になってしまうというホラー・コメディ。前半はドラキュラ・マニアの安田成美が牽引する吸血鬼映画のパロディになっており、天本英世の登場で昔の怪奇映画にオマージュを捧げたりしています。後半は能力に目覚めた緒形拳の復讐劇。そこそこは楽しめる作品になってますが、低予算が災いしてか中途半端な印象。コメディ部分ではもっと笑わせて欲しいし、アクション部分はド派手にキメて欲しかった。これはだいぶ甘めの点数ですけど、6点献上。
[地上波(字幕)] 6点(2005-10-10 00:13:48)
10.  ガール6 《ネタバレ》 
スパイク・リーがセレブな脇役を取り揃えて描く、売れない女優のリアルで現代的な日常。マリリン・モンローが主演してた様な往年の映画では、ハリウッドを目指す主人公はラストで成功か愛のどちらか(若しくは両方)を手に入れるのが定石でしたけど、夢のカリフォルニアに辿り着いても、現代のアフリカ系アメリカ人女性にアメリカン・ドリームは訪れない。テレフォン・セックス嬢をしたお陰でいい男に巡り逢える訳もなく、イカれてない映画監督に出会える訳でもなく、ファースト・シーンと同じラスト・シーンを迎える。しかしそれでも、現代女性はへこたれません、5点献上。
[ビデオ(字幕)] 5点(2005-10-02 00:02:52)
11.  がんばっていきまっしょい(1998)
う~ん、想像してたよりは楽しめませんでした。あくまでもリアルな青春の1ページという感じで、「青春映画っ!」という感じじゃなかったのが私には良くなかったみたい。しかし、これは偏に私の先入観の所為。もう一点、ラストがあっさりし過ぎなのも物足りなく感じた理由。そもそも、オープニングに現在(てか、いつかは判らないけど、物語から何十年後か先)のシーンを持ってきてるのに、何でラストで現在に戻らないの? だったらオープニングのシーンなんてカットして、直ぐ物語に入って欲しかった。そんなことで、溌剌とした女子ボート部員達の健康的なブルマー姿に、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-09-03 00:06:18)
12.  KAFKA/迷宮の悪夢
役人がテロ組織に巻き込まれ、やがて役所の中枢に迷い込む…って、「未来世紀ブラジル」そっくりだなぁ。頭の中を覗き込んでるシーンも、モロに「ブラジル」の拷問部屋の雰囲気。若しくはあっちがカフカ的なのか? ま、どっちにしたって、映画としては「ブラジル」に遠く及ばない出来。一番の驚きは監督がスティーブン・ソダーバーグだったってこと。「翻弄されるジェレミー・アイアンズ」という図には全く新味が無く、テレサ・ラッセルも何も無いまま退場しちゃうし、物語も本当に何も無いまま終わってしまう。それに、「カフカ好き」がそんなに多いとも思えないんですけど…、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-07-23 00:07:28)
13.  悲しみよさようなら
自分は有名女性スターの隠し子で、いつか母親が迎えに来てくれるという「ありえねー」妄想を抱いて現実逃避を続ける女の子を描いた青春映画(ウィノナ・ライダーが、常に膨れっ面で不満を垂れてる根暗なキャラクターを確立した作品か?)。とにかく、この主人公は他力本願の極致。自分は世界で一番不幸だと思い込み、やることと言えば「夢見て」「待つ」の二つだけ。幼い子供ならまだしも、いくら思春期と言えど15歳でこれじゃ、人間として植物状態と同じです。田舎町に住む思春期少女特有の閉塞感を描くにしても、もう少しマトモな女の子を描いて欲しいもんです、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-07-23 00:06:59)
14.  カードキャプターさくら
【バカ王子】さんの弁を借りれば、これが「カードキャプターさくら」か…。観終わっても「カードキャプターって何?」という疑問は解消されず。原作もTVシリーズも知らないなりに、「美少女戦士セーラームーン」をも越えた今風な何かを期待したんですけど、色気づいた小学生、関西弁を喋る得体の知れない生き物、お嬢様言葉の友人、優しい憧れのお兄さん、etc.…と、二昔以上前の魔法少女モノと呼ばれる分野と全く設定が変わってないのが凄い。そこにコスプレと「遊戯王」を足しただけって感じ。これは男の子向けの戦隊ヒーローモノと同じ不変性ですね。また、やけに0.1チャンネルが響く音響に比して、肝心要の作画レベルが非常に低かったのにもがっかりでした。これじゃファン以外は全然満足できないと思います、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-06-27 00:37:16)
15.  風の丘を越えて~西便制
パンソリがどういったものか全く知識が無かったんですけど、これでまた一つ勉強することが出来ました。私の解釈は、「恨」とは歌い手の生きてきた人生そのもの。正に人生を賭して歌い続け、人生を超えることでパンソリが完成する。前述した様に全く知識の無かった私でも、ラストの歌はそれまでの歌と全く違って聞こえ、恨を超えたことがひしひしと伝わってきました。しかし映画としては時間の経過が判り辛く、構成にもう一工夫あっても良かったと思います。それでも、起きて鑑賞することもままならなかった「旅芸人の記録」よりは楽しめた旅芸人の物語です。という訳で、6点献上。
6点(2004-12-28 01:35:45)
16.  完全なる飼育
≪完全なる飼育完全制覇・その1/獲物=小島聖≫ とても処女には見えない小島聖の「アタシを誘拐したのね」に続いて出てくる台詞が「アタシをレイプしたいのね」って…、この論理の飛躍に、開始5分も経たない内から呆然。誘拐の翌日から小島聖が逃走を放棄し、おまけに主従関係が逆転してしまうという、人間心理を無視したスピード感あり過ぎの展開にも唖然。その代わり、後半は思い切り失速してしまう。完全に一刻館を意識した奇天烈な住人達を描く前に、もっとすることがあった筈。ルポルタージュではなく、変態小説といった趣の松田美智子の原作にも原因があるのかもしれませんが、それにしても、いくら大御所・新藤兼人が脚本を書いてるからって、誰か注意してあげる人はいなかったんでしょうか、4点献上。
4点(2004-10-17 20:36:34)
17.  カーマ・スートラ/愛の教科書
監督がミーラー・ナイールということなので、本作も純粋なインド映画ではありません。そして、スタイルが西洋的なのはいつも通り(と言っても、他には「モンスーン・ウェディング」しか観てませんが…)だとして、本作は何と完全英語劇になってます。また、カーマ・スートラによって成り上がったり身を持ち崩したりといったことがテーマではなく、ストーリーはもの凄くありふれた時代物のメロドラマ。そこにインド風の装飾を施し、「カーマ・スートラ」という、人(主に男)が興味をそそりそうなタイトルを付けただけの代物でした。とにかく人間の描き方が弱過ぎて全く面白くありません、4点献上。
4点(2004-06-17 23:04:29)
18.  怪獣大決戦ヤンガリー
正に【山岳蘭人】さんご指摘の通り、見事なまでにダメな日本の怪獣映画を踏襲している。だから良い部分など見つかる筈もありませんが、私的に最も許せないのは怪獣のデザインです。本作では怪獣をフルCGで描いているにも拘らず、ヤンガリーってほとんど「人型」じゃん(もしかしてモーション・キャプチャーする為にこのデザインにしたのなら、本末転倒も甚だしいぞ!)。実はこれ、アメリカのSci-Fiチャンネルで「冷凍凶獣の惨殺」に続いて観たんです。余りにもショボい「冷凍~」の後だっただけに少しは良くも見えたので、おまけの3点献上。
3点(2003-08-14 05:26:58)
19.  仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督)
改めてレオナルド・ディカプリオの演技力とスター性の天分を感じずにはいられない。これだけのおじさん達に囲まれても見劣りするどころか、光り輝いてます。また、皇太后役の存在感のある美女は誰だと思ったら、なんとアンヌ・パリローじゃありませんか。ちょっと老けるの早過ぎ…。それにしても俳優のギャラに予算を使い果たしてしまったのか、映画の方は安っぽ過ぎる。セットをセット然と映し出す陰影の無いカメラと照明、違和感のある背景マット、工夫の無い退屈な剣劇アクション。監督の無能を豪華キャストが救った典型です、4点献上。
4点(2003-01-01 15:51:45)(良:1票)
20.  顔(1999)
この映画、何で「顔」というタイトルなのでしょう? 特別「顔」にこだわってる内容ではないと思いますが…。ほとんど引きこもり状態から一歩外へ出ると、先々に死人を呼び込む不幸なヒロイン(?)の無様さ(単なるブスではない)はかなりリアル(ああやってドスドス歩く女いるもんなぁ)。cobaの音楽も軽妙で、ずっと観ていたくなる不思議な感覚を覚えました(全然違うけど「スモーク」っぽい。しかし、やたら嘔吐シーンが出てきませんか?)。私は「許して貰わんでええ」という台詞にトヨエツ共々、このヒロインの覚悟を見ました。ということで、7点献上。
7点(2002-06-06 00:10:20)
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