1. 間諜最後の日
《ネタバレ》 ピーター・ローレの将軍が、怪しくて良かった。女にうつつをぬかして、おちゃらけてるけど、イザという時は腕を見せるあたり。後半の畳み掛ける展開がいつものヒッチコックよりもあっさりしていて、出てくる小道具も意外に効果薄。偽夫婦が恋に堕ちる展開が唐突過ぎでは?と、思った。希有のサスペンスの巨匠も、いつも完璧じゃなかったんだね。 6点(2005-01-03 05:06:43) |
2. カッコーの巣の上で
《ネタバレ》 マクマーフィの結末は悲しかったけど、作為的に魂が抜けたような生き方は、本人も納得しなかっただろう。しかしネイティブ・アメリカンの彼が自由に向かって走っていってくれたので少々救われた。でも感動とかではなかったです。実社会から一切遮断された状態で、病院が病人を作る。非常に難しい題材を見事にまとめあげてると思います。10点に出来ないのは、ラストでとても複雑な心境になったから。 9点(2004-06-23 21:13:52) |
3. 快適な生活
才能のある人は、目のつけどころが違うな、って思った。動物たちが愚痴ったりボヤいたり、なんかホントに考えてたりして・・・・。インタビューしていない動物の動きも可笑しかった。 8点(2004-06-13 22:11:33) |
4. カプリコン・1
《ネタバレ》 子供の頃、なんかやたら見に行きたかった記憶がある。結果最近見ることが出来ましたが、今見て正解だと思いました。今見ても(現に論議されてる)充分に有り得そうな話。この当時としてはかなり斬新で且つリアリティが最後まで良かった。ただ手を振って走るスローモーションは、アイドルのプロモーション・ビデオみたいで失笑した。テリー・サバラスが印象的だった。こういう題材の映画を上映出来るアメリカは、やっぱり自由の国ってこと?? 8点(2004-06-13 01:42:00) |