1. かずら
《ネタバレ》 あまり期待せずにみたものの、面白かった。まあオチは最初から分かっていたハッピーエンドではあるが、小ネタが結構楽しかったのでよしとする。とはいえ、この映画を薄毛に悩む男性に勧めるか否かは相手のキャラを見極めたほうが良さそう。 [DVD(吹替)] 7点(2016-03-28 00:56:36) |
2. かいじゅうたちのいるところ
原作と全く違う作品として鑑賞できる自信がなければ、観ない方がいいです。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2012-06-18 12:41:26) |
3. 悲しみが乾くまで
《ネタバレ》 邦題がなんだかなーだったので期待せずに観たが、思わぬ佳作を発見した気分。冒頭からすごく丁寧な画像に惹きつけられ、なんだろう?と思うウチにドラマに引き込まれ・・ただちょっと麻薬中毒からの再生を綺麗に描きすぎというか「そんな簡単なもんじゃないだろーよ」と思わず画面に突っ込み入れたくなるシーンもあったが、それを見せたかったんじゃないのかも知れない。扱ってるテーマが重いのに表立って非道い人間が出てこないのも後味の良さにつながっている。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-04-18 17:09:59) |
4. 崖の上のポニョ
5歳の男の子が朝起きてきて「おかーさん!今日すんごくおもしろい夢みたんだよ!あのね、海に金魚がいてね、ポニョって名前なの。そんでね、その子が人間になってぼくとお船に乗るの。そんでね・・・」てな感じの子どもの奇想天外な夢物語をそのまま映像化した感じ。展開は支離滅裂だしキャラは破綻してるしエンディングも唐突だしとにかく無茶苦茶なストーリーなんだけど、そんなことお構いなしに子どもは目を輝かせ、どんなにスゴクてキレイで楽しかったか夢中になって話してて、嬉しくて仕方ない様子。そんな幼い子どもの無邪気な興奮状態に共感できる人だけが素直に楽しめる、という意外とハードルの高い作品。ちなみに、ああこれは子どもの夢なんだな、というのがよく分かるのが母親の描かれ方。リサは小さな男の子が夢見る「こんなお母さんだったらいいのに」を100%体現していて、だからこそ普通の母親だったら絶対やらない無茶をするし、息子の無茶も絶対叱らない。普通の母親の私から見ると、「んなわけねーだろ!」と突っ込みどころ満載で笑える。 [地上波(邦画)] 7点(2010-02-15 22:11:02)(良:3票) |
5. カメレオン
藤原竜也の実力を認めないわけではないのだが、いかんせんその可愛いルックスのせいでいくつになっても何を演っても天才子役が頑張っているようにしか見えない。というわけで私にとっては藤原竜也≒ディカプリオであることを再確認した。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-12-23 20:27:49) |
6. 亀は意外と速く泳ぐ
三木ワールド全開。私は大好きです。ゆるいんだか豪快なんだか分からない登場人物たちの、ふざけてんだか真剣なんだか分からない謎の行動。このツボにはまれる自分はきっと、かなり幸せなそこそこ人生を歩んでいるんだと思う。人を傷つける様子を字幕まで出して笑うことを強要するテレビのお笑い番組よりよっぽどリラックスして楽しめます。目隠シストさんのレビューを読んで深く共感し、タイトルに込められたメッセージをようやく理解し、この映画がさらに好きになりました。そこそこの人々のそこそこ人生に愛を込めて力一杯のエールを♪ [CS・衛星(邦画)] 9点(2009-07-29 08:20:07)(良:1票) |
7. カンナさん大成功です!(2006)
《ネタバレ》 韓国映画にはかなりアレルギーのある私でも楽しめました。自分を卑下して下を向いて歩いていたカンナが、「I'm beautiful girl」のBGMに乗って意気揚々と歩きだすのを見るのは清々しかったし、ジェニーの泣き顔も確かに可愛かった。「泣いても可愛い」っていうのは確かに整形した甲斐があったのね。ジェニーのおっかけの冴えない男がコンサートでのカンナの告白を聞いて涙してるのがなにげに良かった。それにしても、一方では整形天国なんて呼ばれている国なのに、韓国人男性は恋人の整形には否定的だなんてメッセージを打ち出すとは、どんだけダブルスタンダードがまかり通ってるんだか。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-06-06 13:44:45) |
8. かもめ食堂
《ネタバレ》 北欧系雑貨の清潔感と手作り感が漂う作品。いかにもカフェ好き・雑貨好きの女子に喜ばれそうな、大きい女の子向けの絵本のような映画。絵本なので、フィンランド語ってそんなにハードル低いの?とか、移住間もない外国人がそんな簡単に開業できるの?とか、とりあえずそういう大人のリアル事情は忘れて、おいしいお茶でも飲みながらまったり鑑賞しましょう。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-05-29 13:56:43)(良:1票) |
9. 花様年華
無人のホテルの廊下で深紅のカーテンが風に揺られているシーン等、何気なく挿入される映像にもコダワリが感じられる映画でした。マギー・チャンのチャイナドレス七変化も見応えアリ。背景やヘアメイクがレトロな感じで、あの時代の退廃的な雰囲気とざわついた世情をうまく描いていると思った。ウォン・カーウァイ監督さすがです。特に気に入ったのは、屋台へ夜食の買い出しに行く彼女が薄暗い路地で彼と何度もすれ違うシーン。セリフもなく物憂げなワルツのBGMと微妙な陰影のある映像にすごくドキドキした。それでも6点なのは、単に主演の二人が(キャラ・ルックス共に)私の好みではなかったのでごめんなさい。 6点(2004-11-10 03:57:10) |
10. 歓楽通り
《ネタバレ》 女とは、なんと身勝手で逞しく、なんと優しい生き物か。マリオンがプチ・ルイに言った「最初だけ力を貸して。幸せになりたいの。」このセリフに二人の関係が凝縮されている。プチ・ルイには全て分かっていたんだろうと思う。この映画に出てくる娼婦達には大人の女の包容力があふれていて、優しい気持ちになれた。マリオンとディミトリの愛の生活が長続きするとは思えないので、マリオンを幸せの絶頂に導いたことにプチ・ルイが満足感を覚えている時に彼女があっけなく逝くというのが、結果的に残されたプチ・ルイを救ったのではないか。9点でもいいぐらいだがレティシア・カスタがファム・ファタールとして今ひとつ魅力に欠けるのでー1点。あの歌で大喝采はないでしょう・・ 8点(2004-10-15 14:01:20) |
11. ガーゴイル(2001)
ギャロとダルはハマリ役。この二人の逝っちゃってる演技を堪能できます。自分にはきつすぎて、吐き気に耐えつつ最後まで観る、という感じでしたが(^^;) いっそのこと同病の二人で仲良く嗜好を全うしてもらえればスッキリ出来たかも。 2点(2004-10-08 12:27:23) |