1. 亀は意外と速く泳ぐ
とてもくだなくてゆるい作品なんだけど、観終わったあとに、楽しい時間をありがとうって気になるんですよね。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-05-19 18:52:33) |
2. ガリバー旅行記(2010)
この映画、本来ポップコーンぽりぽりやりながらだらだら~っと見る作品なのに、3D上映なんかするから気合い入れて見てしまってガックシなった。 3Dはいらん。少なくともっ。 [映画館(字幕)] 5点(2011-05-05 19:51:00) |
3. カラフル(2010)
キャラクターデザイン、作画が生硬で、脚本もちょっとカタさが目についてしまい、内容のわりになか肩に力が入りすぎだなーと思ったものの、原作がいいんでしょうね、お話はわりと素直に入ってきました。つまりアニメでなくてもよかったって話か…(笑) [映画館(邦画)] 6点(2010-10-06 04:56:40) |
4. 樺太1945年夏 氷雪の門
国弘威雄の脚本は力強かった。 戦時中は空襲もないおだやかな樺太の街が、戦争は終結してるのにソ連からすさまじい侵略を受ける。教科書でソ連の侵攻は知ってはいても、電話交換手の若い女性たちの目を通して実際に描かれたものを見ると、こんなにも無残なものだったのかと改めて事実の恐ろしさを思い知る。 あと、木村威夫の美術は素晴らしいのに、ミニチュア撮影がしょぼすぎてその点だけががっかりだった… [映画館(邦画)] 7点(2010-07-31 22:32:47) |
5. 蟹工船(2009)
何をやりたいのかまったくわからない。 そして無駄に豪華キャスト。 [CS・衛星(邦画)] 1点(2010-07-09 05:57:06) |
6. 歓喜の歌
原作の落語は知らないが、たぶん原作自体が面白くないんだろう。ダブルブッキングをしてしまったダメダメな小林薫が、なるほどそうやって切り抜けたかというその案が別に意外性ないから盛り上がらない。しかし、大して意外性のないその案をいかに成し遂げて行くかというその描き方と語り口に、映画的なアイデアの盛り込み方はもっとあったはず。この脚本の練り込みに手を抜かないで欲しかった。役者陣はみないいのでとても残念。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2009-12-30 16:52:44) |
7. カールじいさんの空飛ぶ家
今の日本映画やドラマやアニメなどのお子様向けのわかりやす~く噛み砕いたものに慣れてしまった人にはなんだか焦点がぼやけメリハリの効いてないものに見えるかもしれない。しかしこの映画、ストーリーはたしかに子供にもわかりやすく作られているが、今までのピクサー映画の中でも結構大人向き。余計な説明をせず見る者に汲み取らせる表現はとても映画っぽく、玄人ウケする映画だと思う。 また、3Dの使い方も今更「3Dっぽいでしょ?」とあえて強調するものではなく、空気感・空間感を自然に出していて、これもまた大人っぽい。 見事な映画だと思う。 [映画館(字幕)] 8点(2009-12-08 23:39:47) |
8. カイジ 人生逆転ゲーム
これはダメだ。 たしかに2時間飽きさせない。 しかし映画が面白いのではない。 原作のプロットが面白いだけだ。 [映画館(邦画)] 5点(2009-10-31 08:26:38) |
9. カンバセーション・・・盗聴・・・
今風の映画のように何がどうしてこうなってと目まぐるしく展開を詰め込んでいるわけではない。ストーリーだけ取り上げればたぶん『世にも奇妙な物語』だったら20分でやってしまうような内容。しかしこの映画の素晴らしさはその醸し出す雰囲気。ジーン・ハックマンとともに何とも言えない不安感の中を漂う。これこそ映画的な映画だ。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2009-08-18 01:57:13) |
10. ガタカ
ジェロームの最後の決断は、たしかにそれ以外ないのかもしれないが欧米人の目にはどう映るのだろう。日本人にはこういうのは理解しやすいが。どっちかというと東洋的といいますか…。 [DVD(字幕)] 8点(2009-06-02 00:04:13) |
11. 母べえ
体制側の人間はみなわるもんで反体制側はみな清く正しいと言いたげなこのうすっぺらな人間造形!鶴瓶を送る品川駅、同時に出征を送るシーンに泣き叫ぶ赤ん坊の声をかぶせるベタベタさ。幼稚な描写の数々にはもうため息をつくしかありません。 死ぬ間際の吉永小百合より娘の倍賞千恵子のほうが老けているのもトホホすぎ。特殊メイク技術は素晴らしいのに「大女優」に遠慮したのか、それとも先方からNG出たのか…。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2009-01-06 02:49:28)(良:1票) |
12. 崖の上のポニョ
アニメーション、イコール動く絵の楽しさなんだなあと再認識させてくれる作品。ダイナミックで複雑な海の表情から、こまやかな子供の指先の仕草まで隅から隅まで飽きさせない。宮崎ファンというわけではないけど、素直に楽しくて終始泣き笑いしながら見終わった。小難しいことを言い出すとキリないが、見終わったあとでもう一回あの世界に戻りたい、そう思わせる映画はいい映画、と思うのは単純だろうか。 [映画館(邦画)] 8点(2008-08-03 22:22:59)(良:1票) |