Menu
 > レビュワー
 > なるせたろう さんの口コミ一覧
なるせたろうさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 162
性別 男性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/20048/
ホームページ http://www.geocities.jp/narusetarou/index.html
年齢 61歳
自己紹介 『のんきと笑いは世界を救う!!』
救われて欲しいな、世界も、子供たちも。

今年のキャッチフレーズは、
『LOVE&のんき&PEACE』

優しい地球 残そう子どもたちに
http://genpatsu_shinsai.at.infoseek.co.jp/hirai/pageall.html

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  キリクと魔女 《ネタバレ》 
 キリクもまた、生まれたばかりの赤ん坊なのに魔女の魔力に牛耳られた村人達を救う、スーパーヒーローだと言えるかもしれません。現に、インクレディブル一家の長男坊ダッシュのような超韋駄天走りを見せてくれます。いや、厳密には解放者と言うべきか? 彼は、魔女の魔の手にかかろうとする子供たちを助けたり、村人たちを魔力から解放したりするだけはでなく、魔女自身にかけられた魔力をもあっさりと解いて見せます。この辺のあっさり感が、逆におとぎ話っぽくて好感が持てるのですが、実は作者のオリジナルだと聞いて驚きました。それと、おフランス製アニメらしく画面がとても美しいです。キリクが暫くモグラのように地中を這いずり回ってやっと地上へ飛び出したところへ目の前に現れる野鳥のなんと色鮮やかなことか!   あと、ラストで、魔女に喰われたと思われていた村の男たちがキリクの祖父を担いで歌い踊りながら村に現れるシーンの祝祭的な高揚感は、黒澤明の『夢』の最後のエピソードを想起させて、実に感動的です。それにしても、彼らは、嬉しいことがあると、とにかくよく歌い、よく踊る。それが、なんとも「のんきな」風情を醸し出してくれて、観ている私もとてもいい気分になりましたとさ。  P.S.誰か、私にかけられた悪い魔女(もちろんうちのカ○さんのことです!)の魔力を解いてくれませんかねえ。だめ? 
[DVD(字幕)] 10点(2005-04-15 19:52:27)
2.  気狂いピエロ
「恋」なんて理路整然としたもんじゃあ、ない。恋に落ちてしまえば人は皆訳が分からなくなる。あの娘の心も己の心も、みんな。それが片思いとなれば、なおさらだ。恋は、人から驚喜=狂気を産みだし、人を詩=死へと導いていく。次章、絶望、地獄の季節。逝ってしまった空と海だけが蒼く、眩しすぎる ←くーっ、自分で書いてて、鳥肌立ってきたよ。四十過ぎたおっさんの書くセリフじゃないね。ただ、オイラが言いたかったのは、これはヒッチコックの『めまい』と並ぶ、恋愛映画の「不滅の傑作」ってことだな。  03/02/05追記:ゴダールって、その時々の己の心の有り様を忠実にフィルムに投影してきた人だと僕は思う。だから、時にははしゃいで見えたり、時には憂鬱に見えたりと結構極端なところが、特に若い頃の作品には感じられるから、観客は余計に戸惑うのかもしれない。それから、「分からない」ってことは「つまらない」ってことではないと思う。むしろ、誰もが分かりきったことをただ見せられても退屈なだけだ。 この世の中は、まだまだ理不尽さと不可解さに満ちている。 それを恐れることなく、その中に潜む真実を求めて、ひとり敢然と分け入っていくゴダールの姿は、いつも僕に勇気と感動をもたらしてくれている。ブラボー、ゴダール、ブラボー!
10点(2003-12-16 17:49:27)(良:6票)
3.  木と市長と文化会館/または七つの偶然 《ネタバレ》 
まぶぜたろうさん↓は、フォードとホークスとルビッチとヒッチコックをステアでなくシェイクするとロメールというカクテルができるとたぶん言いたいのだろうけど(ちがいます?)、もちろん、ルノワールやロッセリーニといったヨーロッパ映画の伝統的なエッセンスが基本になってるからこそできる芸当なのだと思う。市長と少女がベンチで交わす会話のシーンなんて、もう、これを味わえただけでも、ずーっと映画観てきて良かったなあって思っちゃうくらい絶妙っすよ! 実はさ、これ女房と初めて観た映画なんだよ。今は亡き六本木シネ・ヴィヴァンで。ロメールに感謝。
10点(2003-12-08 20:55:48)
4.  銀河鉄道の夜(1985) 《ネタバレ》 
むかし、東京の12chでは、故・淀川長治氏が新作映画を紹介する15分くらいの短い番組があった。その番組で、氏がこの映画を賞賛するのを見て、私はすぐさま劇場に駆けつけたのだ。だが、結果は失敗。『グリード』のレビューでも書いたとおり、淀川氏の「魂」のこもった解説を聞いてしまった後では、感動のイメージがあらかじめ頭に出来上がってしまって、肝心の本編を観ても、その魅力が半減してしまっていたのである。特に、クライマックスとなる、列車内でカムパネルラが突然居なくなったことにジョバンニが気づき、友の名を叫ぶ場面。その時、私はいたく後悔した、「またやってしまった!淀川さんの話は絶対観た後に聞くべきなのだ」と。
8点(2003-07-13 12:39:07)
5.  教授と美女
アクション映画の天才H・ホークスが撮った、『ヒズ・ガール・フライデー』や『赤ちゃん教育』などと並ぶスクリューボール・コメディの傑作。後の、有名ジャズメンが大挙して登場する『ヒット・パレード』は本作のリメイクだが、映画の出来は、あまりにも、あまりにも魅力的なバーバラ・スタンウィックが登場する本作が数段上である。 嗚呼、G・クーパーとの暗闇でのキスシーンの彼女の瞳の輝きよ!! それから、クライマックスのホークスならではの仕掛けも秀逸ですぜ!
10点(2003-04-16 20:44:41)(良:1票)
6.  キング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2
当時、地方出身の友人の実家ではお正月映画としてペキンパーの遺作『バイオレント・サタデー』と一緒に封切られるというので、「こりゃ、おいしい」と遠くまでわざわざ出かけて観に行った。第1作と比べて重厚な史劇タッチはなく、むしろ(主演俳優の性格を生かした?)軽快なファンタジー・アクションに仕上がっていた。とにかく、この主人公は決して悩んだりはしない。「即断あるのみ!」って感じで、全てを解決に導いていくのだ。
8点(2002-11-26 21:19:46)
010.62%
142.47%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
653.09%
753.09%
82314.20%
93420.99%
109055.56%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS