1. 寄生獣 完結編
前作は、原作をアレンジしながら上手く纏めていたように感じましたが、今作は、原作を無理矢理詰め込んで終らせた感がありました。原作の素晴らしさは、人間的な心や感情をしっかりと描いた事で、ラストに重みと感動がありましたが、完結編の早足ぶりに、薄く、軽くなってしまっていた事が残念でした。個人的には、3部作でじっくりと深く、丁寧に作って欲しかったです。 [インターネット(字幕)] 3点(2016-05-07 16:30:57) |
2. 寄生獣
高校生の頃、原作をリアルに読んでいました。とにかくハマって、友人達の中でも、特別なマンガだったと記憶しています。あれから10数年…いや、20年?(涙)。実写として見る事になるとは… 個人的に驚いたのは、原作の「コマ」がところどころ思い出される映画で、「次は、こういう展開だったなぁ」「こんなセリフだったなぁ」と思って見ていると、違う。という、当時の記憶との葛藤でした。意外と憶えているものですね。思春期に読んだ印象が強過ぎるのか、原作で感じた主人公の苦悩や、成長を、今作ではあっさりしていて、上手く感じられてませんでした。2時間という、時間的な制約があるのは仕方ありませんし、時代も変わったし、こういうシナリオの方が良いのかもしれませんが… 色々と不満もありますが、あの長いマンガを、コンパクトに上手く纏めてたところは、ある意味凄いなぁと感じました。 個人的には、お母さんとの対決の箇所は、もう少しドラマ感を入れてほしかったかなぁ。原作のように顔が変形するとき目を反らすとか。 この物語は、とても「人間味」が大事な気がするので。 [インターネット(字幕)] 5点(2015-08-08 01:31:08) |
3. キック・アス
最初、リアル世界重視かと思いましたが、結局は他のヒーロー物と同じで、最後は普通ではない機械を使って空を飛んでいた事が、少しマイナス。 と言うのも、機械を使えば、やっぱり超人的な事が出来てしまうし、主人公の弱さに関係なく、強くもなれてしまう。 只、ストーリーのテンポや、映画らしい演出とシナリオは素直に面白かったです。 何も考えずに見たい一本。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2013-04-08 15:27:53) |
4. CUBE ZERO<OV>
《ネタバレ》 微妙な位置でヒューマンドラマを保つ内容は1に通じているように感じました。 ラストで1に繋がる部分も、非情に良い終わらせ方で、改めて1を見返したくなりました。 全ての謎は解けませんが、世界観をギリギリなラインで維持し、よく纏まっている作品だと思います。 [DVD(字幕)] 8点(2009-12-25 22:15:09) |
5. キル・ビル Vol.2
《ネタバレ》 ビルの最後を見届けに劇場へ足を運びに行った俺。正直「Vol.1」は受け入れられなかった。始まってすぐに「ああっ、こんな映画だったね」とすでに記憶から抹消しかけていた前編を思い出す。謎の師匠登場で、「ああっ、また前作同様、やばい方向へ行ってるよ」と感じる。そのまま、見に来た事を後悔しつつ終盤へ。ようやく、宿敵ビルの家へ忍び込んだ次の瞬間!。・・・「見にきて良かったよ。・・・ティーノ(私の中でのタランティーノ監督の略)。」。そう、殺し屋の愛情物語なんだねぇ。英語にすると「A professional killer, a love tale」。別に英語にしなくても良いんだが、劇場を出た後、「キィィル ウ゛ィルル(最後は巻舌を使って発音)」と、見る前とタイトルの言い方が変わっている自分に気づいた・・・。マジ・・・良かったよ、ティーノ。 8点(2004-05-26 17:19:51) |
6. きつねと猟犬
《ネタバレ》 題名から察する事ができる通り、仲良しになっていく、子ギツネ「トッド」と、猟犬の子犬「コッパー」が青年になり、「狩られるモノ」と「狩るモノ」の宿命に悩まされていく物語。ストーリー自体には、特にひねられた部分は無いのですが、「友情」を切なさとして感じる事が出来るラストは、なかなか良かったです(予想していた展開と、かなり違ったので・・・)。映像も、幼年期、青年期の動物達の描写は素晴らしくて、微笑ましい。姿、形、種族、立場は異なっても、「友情を培った時間は無くならない」。ディズ二ーならではの、優しいメッセージが心地良く胸に広がる傑作。 8点(2004-05-24 11:15:27) |
7. きかんしゃトーマス劇場版 魔法の線路
映画自体は、かなり前に見ました。テレビ版の良い所は、「何気ない出来事を分かりやすく、さりげなく、大げさに見せてくれる所」です。しかし、劇場版は、キャラクター紹介は愚か、話のテンポも内容も悪い方向へ行き、そのまま終了といった、残念な結果になっています。もう少し、レディーの活躍と、ソドー島と、人間世界のつながりの見せ方をしっかり描いて欲しかった・・・。ちなみに、私は大のトーマス好きです。 3点(2004-04-03 23:53:25) |
8. 宮廷料理人ヴァテール
ヴァテールの演出の素晴らしさを全面に押し出しているため、「宮廷料理人」の奥深しさを知る事ができないのは、非常に残念。ヴァテールの忠実で、真剣な部分は理解できたが、「物語の本筋は何なのか?」といった所はイマイチ把握できなかった・・・。後半の恋愛話は、正直、蛇足にしか感じられなかった・・・。 4点(2003-12-11 20:39:45) |
9. 戯夢人生
日本軍による植民地時代の記憶を語る年老いた主人公・・・。しかし、映画として語られるには、内容は浅く、面白味は全くない。 1点(2003-12-11 20:03:19) |
10. 機動戦艦ナデシコ The prince of darkness
「キャラクターの人気」を、「作品の人気」とカン違いした人達が、こうやってまた一つ、世の中に「無駄な映画」ってゆうのを作っていくんですね・・・。 0点(2003-12-05 19:34:25) |
11. 季節の中で
何がどうなっているのか・・・。摩訶不思議な行動やシーンに困惑してしまった・・・。ハンセン病患者を取り上げていたり、人々の寂しさや物足りなさを描いている割りに、統一されていないストーリーによって、見ているこちらが寂しくなってしまう・・・。語るべき要点を明確にして、深く掘り下げればそれなりの作品になったと思うのだが・・・。 1点(2003-12-05 18:58:03) |
12. キル・ビル Vol.1(日本版)
レトロでスタイリッシュな演出は印象深く残り、センスある突発的な展開は見ていて飽きる事はありませんでしたが、正直、途中で、何の映画を見ているのか分からなくなりました。さらに、虚しさ漂う殺し合いは心を無感覚にさせられ、心地の良いものではありませんでした。vol.2を見ない事には正当な評価は出来ませんが、現段階では個人的に厳しい作品です。 3点(2003-10-27 17:56:35) |
13. 喜劇王
突拍子のない展開ではありますが、意外に纏まりが良くて楽しめました。天国から一変、地獄に落とされる主人公は悲惨だが、人にはそれぞれの幸せがあるという事を教えられる。完全なシンデレラ・ストーリーで終わらないところに好感もてました。 6点(2003-10-23 15:19:17) |
14. 銀幕のメモワール
伝説の男優シルヴァンの今を撮ろうと考えた若き映画監督が、シルヴァンの恋人リザと出会う。長年、彼の事を伏せてきた彼女が、シルヴァンとの出会いを語るようになっていく・・・、しかし、その思い出は、第二次大戦の悲劇に呑み込まれていく哀しい愛の物語だった・・・。という内容と、主人公の若者の家庭を踏まえた内容が交差する展開は、どこか儚げで寂しい・・・。戦争批判を描きつつも、恋愛要素が大半を占めているため、深みが無いところが残念。フランスらしい映画ではあるのですが・・・。 2点(2003-10-22 02:09:20) |
15. 教祖誕生
妙にリアルな所が面白い。宗教の世界は知りませんが、イメージはかなりハマッテます。人の弱い心の薄っぺらさが、上手く描かれています。 6点(2003-10-07 02:39:01) |
16. 岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説 EPISODE I
これは、「カオルちゃん」という怪獣映画です(笑)!。何もかもが凄まじくてメチャクチャ!!。「コロポックル対不動明王」のタイトル画面と、背中に刻まれた「最強」の二文字が最高にイカス!!。 5点(2003-09-30 01:35:08) |
17. 金田一少年の事件簿
新聞屋で働いている知り合いから、チケットを貰ったので見に行きました・・・。内容は、テレビスペシャルで放映されるレベルで、間違っても「映画」とは言えない出来でした。 0点(2003-08-15 04:35:49) |
18. キングコング2
何もかもに、引きました・・・。カンベンしてください・・・。 0点(2003-08-15 04:32:31) |
19. 銀河鉄道の夜(1985)
子供の頃に見て、「何て想像力を刺激する作品なんだ」って思いました。 7点(2003-08-15 04:27:49) |
20. 機動戦士ガンダムF91
最初見た時は、「なんだこれ?」って思っていましたが、大人になって見たら、感動した・・・。ガンダムが使う人によって、兵器にも、人助けの機械にもなるというラストは良い!!。 6点(2003-08-15 04:23:52) |