1. 逆転のトライアングル
序盤は何が言いたいのか分からずリタイア寸前。 客船、無人島と舞台が移るにつれ、何となく分かってきてどうにかこうにか完走。 常軌を逸した薄汚いシーンはハナシに何の必要があったのか不快さしかありません。 人間皆平等主義は脳天気であって格差はあってしかるべき、ただ、日常において比べるのは他人ではなく、 昨日の自分、過去の自分かと思っているので、お話的にも退屈でした。 [DVD(字幕)] 4点(2024-01-08 02:17:53)(良:1票) |
2. キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
《ネタバレ》 スコセッシ作品206分というのに迷いましたが、デ・ニーロ、ディカプリオ共演というので劇場へ。念の為に飲んだ眠眠打破のお陰で寝落ちは免れましたが、アメリカの腐ったどす黒歴史を切れ味良く描いて欲しかったところです。極悪デ・ニーロの泣きっ面を拝めるのを待っていたのに・・・あの演出は無いわ~。お目当て二人が安定の名演なので時間とお金の損は無かったですが。 本サイト点数内容そのままの作品でした。 [映画館(字幕)] 5点(2023-10-29 02:03:44) |
3. きっと地上には満天の星
《ネタバレ》 このような地下生活者が実在するのは初耳。 母と5歳の娘の関係が良好だったのが救いではありますが、反面、最後の母の決断は娘からすれば「捨てられた」思いしかないのでは。地下鉄シーンの間延び感が残念。 やるせなさに溜息が出た作品です。 [DVD(字幕)] 5点(2023-10-16 00:38:03) |
4. キングスマン: ファースト・エージェント
苦手なレイフ・ファインズへの不安が吹き飛ぶ秀作でした。ボーア戦争、WW1の歴史絵巻に父子の絆を盛り込んだ脚本が秀逸。喪失感からヨレヨレになったファインズが立ち直る姿はベタながら、人は見た目より中身ではなく見た目が中身を作り上げるのを改めて感じるところでした。監督らしさを見たラスプーチンを初めとする一味の親玉の正体が、う~ん、イマイチ(-1点) キングスマン誕生に相応しい物語に満足出来た作品です。 [インターネット(字幕)] 8点(2023-07-12 00:52:49)(良:1票) |
5. キラー・ジーンズ
ちょっとだけ観て寝ようとしていたのが最後まで目が離せず。人気アパレルショップの新作ジーンズが発売前日の準備に追われる店員を次々になぶり殺しにするシーンはどれもエグい。 だけでなく、 見た目爽やかながら出世しか頭に無い極悪店長の下で横の繋がりが無い上下関係のみの職場に現実味があり、ジーンズ達の犯行動機が絵空事とは思えない考えさせられるもので、キラートマトとは段違いの出来映え。 尺が短いのは好感ながら強制終了のような結末が惜しいところ。あと一ひねり欲しかった。 珍作にして良作な一品。 [インターネット(字幕)] 7点(2023-04-10 03:05:46) |
6. キネマの神様
沢田研二出演以外の知識無く。小中学生時分大ファンで「勝手にしやがれ」でレコード大賞受賞した時は、舌打ちする両親を尻目に感激に浸ったものです。「時の過ぎゆくままに」と共にカラオケレパートリーに入っております。何十年かぶりに接した姿に絶句。若き日の妖艶さが失せて妖怪(ごめんなさい)のようなお顔と体型。嗚呼・・・・お芝居は見れない事は無いといった感じ。 志村けんさんの代役だったのだそうで。ドリフの少年少女合唱隊早口言葉での二人を思い出しました。 松竹100周年記念に相応しい山田洋次監督の手堅く尚且つ万感の想いが籠もっているかのような良作にしみじみさせられました。 [DVD(邦画)] 7点(2022-08-15 19:42:26) |
7. キャッシュトラック
ジェイソン・ステイサム初体験。振りまかれる辛気臭さにゲンナリでしたが、何者か分かって以降はまぁそれなりにと言うことで完走出来ました。章区切りでの「ご」丁寧な作りと音楽がクドい。数あるツッコミどころで一つ言いたいのは、肉も貫禄もついたチョイ役出演アンディ・ガルシアのFBI親玉で、組織として何の存在価値もないのはアカンでしょう。意気込みは感じましたが興に乗れない作品でした。 [インターネット(字幕)] 4点(2022-02-11 15:48:19) |