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南浦和で笑う三波さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 210
性別 男性
年齢 62歳
自己紹介

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1.  9か月
考えがすれ違っているのをほとんど表情で見せきった主人公二人の演技は圧巻。字幕を見なくても、おそらく、二人の顔を見比べているだけで吹き出してしまっただろう。ただ、筋書きがガチガチに保守的なのがちょっと不満。「ピアスはやめて」など、どこかの新聞社の大物が聞いたら我が意を得たりと大喜びしそうな科白である。主人公が据え膳を食わないのが男としては不思議だったが、後できちんと落ちがついたのでなるほどうまいなと思った。後半のドタバタはやりすぎの感じがあり、特に自転車との衝突は余計だったのではないだろうか。
[地上波(字幕)] 7点(2005-04-28 16:11:19)
2.  奇人たちの晩餐会 《ネタバレ》 
辞去するタイミングは、どこの国でも難しいんだということがよくわかった。ちゃんと晩餐のシーンがあるところに好感が持てる。ギックリ腰の痛みがどこかにいってしまうくらい強烈。(以下2004/5/26追記、完全にネタバレですので未見の方はご注意ください)あまりの展開で忘れがちだが、冷静に振り返ると、この脚本は脇役一人一人についてまで恐ろしく因果応報のバランスがよいので驚く。昔のことは忘れて終始正直で善意で行動した男には何の天罰も下されない。どころか、彼は高級ワインのさらにおいしくなる飲み方というプラスの情報を得ている。電話で呼び出された客は機密漏洩、職権濫用をしたため、知らなくても良いことを知ってしまう。そのかわりといってはなんだが、とんでもない飲み物を飲まされたのと引き換えに、興味深い仕事上の情報が得られる。また、帰らないと留守番電話にいれたにもかかわらず帰ってきた女も、知らなくても良い情報を聞かされる。そして、去り際に「いわれなくてもわかるわ」という悪魔の瞬間があったのを天は見逃さず、事故という形で罰が下ってしまう。もうひとりの女は、身内だと嘘をついたために、彼が本当は「色情女」と思っていることを知ってしまうし、もう一度狂言芝居をうったがために、彼の気持ちが決定的に離れてしまう結果を招く。こう見てくると、作り手は嘘はいけないことだ、ということもこの作品で伝えたいらしいことがおぼろげながらわかってくる。さて、最後に嘘をついたのはどちらの主人公だったか。そう考えると実に奇跡のように素晴らしい脚本だと賞賛するのを禁じ得ないのである。 
10点(2004-05-18 15:44:19)(良:3票)
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