1. きょうのできごと a day on the planet
最初は退屈だったが観方が判ってからは引き込まれていった。何でもない日常が描かれていて非常に好きなタイプの映画のはずなんだけど、個人の描写だけで他人に対する感情がわからない。全体的な人間関係にリアリティがないからイマイチ共感できないまま終わってしまった。伝わってきたのは男に対する感情の田中麗奈と池脇千鶴ぐらい。なんつーか、ありがちな会話をしてるだけの映画。友情も絆も見えないし、全然仲良くなさそうなのにコイツら一緒に集まって何が楽しいのだろうか?そんなに暇か?でもこの年代の奴らって人に対しての相互理解が希薄でもすんなり友達になれたりするんだよな。俺にそういった社交性がないからつまらなく感じてしまったのか?何か複雑な感情になってしまいました。とりあえず出会い系サイトで女子高生と交流でもしよおかなあ? 6点(2005-01-24 06:37:31) |
2. キル・ビル Vol.2
出た!タランティーノのオナニー映画二発目!今回は前作と違って真面目に観てなかったのがよかったのか面白かった!もうめちゃくちゃやりすぎ。ユマ・サーマンの腰の入っていない虎鶴拳とかも今なら許せる。アクション一辺倒の前作よりも話がまとまっちゃってるせいかこっちのほうが面白かった。理由はわからんが。今作もパクリのオンパレードなんだけど、パクリだらけの前後編4時間の映画をちゃんと形にして作れるのはタランティーノしかいねーよ。世界でも類を見ないパクリのオリジナル映画。タラジナル? 7点(2005-01-19 00:05:23) |
3. CUBE
怖い。惨殺シーンからくる視覚的な怖さと、人間の欲望や憎悪からくる心理的な怖さ。単なるホラーじゃなくて人間の心理を重点的に描いている事がこの映画が評価されている理由の一つなんだろうと思うけど、その人間描写が物凄く大袈裟。演劇的というか詰め込み過ぎというか。こんな奴らいねーだろ。なんか知らんけど作中トラップで殺された人数より人に殺された人数の方が多いんだよね…。これも低予算の影響?救いようがない結末のせいで、この映画は俺の中で「B級」の判が押されてしまいました。目を覆いたくなるような人間模様と最後の後味の悪さは「人肉饅頭」と相似る。 7点(2004-05-06 00:36:36) |
4. キル・ビル Vol.1(日本版)
超ド級のB級映画。いや、ズバリC級。なんだかなぁ…。要はタラが影響を受けたカンフー映画やらヤクザ映画やらをパロって作られているんだけど、何もかもが中途半端。冒頭のカンフーも、無意味なアニメも、ユマの日本語も、大掛りな殺陣も千葉真一も全て中途半端。鹿おどしの音まで見事に中途半端。そりゃそれぞれそつなく撮られてますよ、相変わらず展開には驚かされるしさ。でも大金使ってまでしてわざわざ世界に向けて大々的に上映する映画としてコレはいかがなもんだろうか?まさにタラのオナンティーノ映画でしかないだろ。オマン濡って感じ。やり過ぎと思えるほどのグロテスクな殺戮描写は、ホントに出し惜しみ無し搾り出し!って感じでタラの火照った恍惚な表情が想像できるし。これがさ、全く無名の新人監督が撮りましたっつーんなら新しいスーパーサブカルチャー映画として話題になるかもしれないけど、タラだもん。だってタラだもん。カンヌのパルム・ドールだぜ?だからこそこんな映画撮っちゃダメなんだよ。タラが日本の文化が好きなのは嬉しいけど、その情熱を違う方向に向けたらもっとめちゃくちゃで面白い映画が撮れる監督だと思う。それは証明出来た。「キル・ビル Vol.2」はまだ観てないけど、このシリーズだったら前作の雰囲気とか設定とか全く無視しちゃっても平気だからいくらでも続編作れそうだね。あとこれって日本人が観た場合、もの凄くアホ臭いから意外と面白く感じられちゃうんだけど、これを単純に「笑えるおバカ映画」なんつー的外れな評価したらこの人怒ると思うよ。怒らないか?本来はクソ真面目な復讐劇なんじゃないの?知らんけど。…ん?じゃあルーシーのあの死に様はクソ真面目なのか?笑かそうとしてるんじゃないのか?わは。つーことで俺のレビューが中途半端なんで6点でつ。 6点(2004-04-23 00:25:53) |
5. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
期待以上に面白かった。ストーリーは飽きさせることなくテンポよく進むし、出だしから最後までの演出、音楽も絶妙。自伝を元にしているだけに、追う側追われる側の心理、というより一人の人間としての心理がうまく描かれているから、一見身勝手な主人公にも感情移入する事が出来た。後味最高で痛快爽快な娯楽傑作。何度でも観れる。なんといっても御三家の演技が素晴らしい。ほぼこの2人+1だけで話が廻っていると言ってもいいくらい。嫌いだったディカプリオは持ち前の胡散臭さと少年っぽさで見事なハマリ役だった。敬意を表します。 9点(2004-03-03 12:50:51) |
6. キリング・ゾーイ
これからアタシはタランティーノにハマリました。 6点(2004-01-30 21:47:52) |
7. Kids Return キッズ・リターン
努力しろ。でも努力しても無駄な事もあるんだよ。 っつーことです。 6点(2004-01-30 21:43:18) |
8. 岸和田少年愚連隊
無意味極まりなく、馬鹿丸出しの繰り返し。これが青春だ。 10点(2004-01-30 21:39:20) |