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ミスター・グレイさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 565
性別 男性
自己紹介 三度の飯より映画好きです。どうぞよろしく。
※匿名性ゆえの傲慢さに気を付けながらも、思った事、感じた事を率直に書いていますので、レビューによって矛盾が生じていたり、無知による残念な勘違いや独善的で訳分らん事を書いているかもしれませんが、大きな心でお許し下され。
※管理人様、お世話になっております。
※レビュワーの皆様、楽しく読ませて頂いております。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  96時間 《ネタバレ》 
映画史上には数々の強いヒーローが存在しますが、その中でも本作の親父は最強の称号を冠したくなるほどベラボウに強いです。その強さは一瞬たりとも躊躇しないことにより生み出されています。リーアム・ニーソンの行動の原則は“娘を救う”“娘に危害を加える奴はボッコボコにする”という2つだけで、例えば、食卓という和やかな場所で罪の無さそうな奥さんをためらわずに撃つなどという行為は、本来ならば悪党たちだけに許された特権だったはずですが彼には行使可能なのです。つまり“娘のため”という理由さえあれば何だって出来てしまうのですから猪突猛進あるのみで、その暴れっぷりが映画を躍動っさせています。  もちろん?いいかげんな部分もありますし、ラストに歌手に会いに行くシーンはバッサリ切っちゃっても良いのではないかと思ったりもしますが(空港の別れの際、娘は最後まで親父を見つめていたのだから)、このくらい全速力で走ってくれるアクション映画は貴重なものです。 それから、あまり巧く使っている映画を見たことが無い道具としての携帯電話の使い方も見事です。 
[DVD(字幕)] 8点(2010-07-30 18:28:11)(良:2票)
2.  傷だらけの男たち 《ネタバレ》 
こう言っては元も子もないのですが、全体的に平坦で盛り上がりに欠けます。金城武が捜査をしトニー・レオンに迫っていくのですが、近付いていく感じが全く感じられません。また金城演じる探偵は重度の酔っ払いですが、ただ酔っ払っているだけに過ぎず、そこから何にも発展しませんし、時おり挿入される、いかにも現代風なサスペンス演出はスタイリッシュというよりも安っぽさしか感じさせません。…ただ、冒頭の捕縛場面でトニー・レオンが何気なくハンカチを手にすると蝋燭立てを持って犯人を殴打する狂気はゾクゾクさせてくれますし、この男がただの善玉警官ではないと一見にして判明するシーンでなかなか面白いと思います。ですが、この狂気というものが持続していないのです。そして何よりこの映画が致命的なのはトニー・レオンと金城武というカッコイイ男たちが、あまりカッコ良くみえないことです。哀しいトニー・レオンはもっとカッコイイはずです。
[DVD(字幕)] 5点(2008-12-22 18:18:35)(良:1票)
3.  嫌われ松子の一生 《ネタバレ》 
始めはあのノリについていけないかも;と思いましたが…面白いじゃないですか~。基調は異なるもののイマジネーション溢れる世界観は『ビッグ・フィッシュ』不幸版みたいな感じです。一途な松子が転落の一途をたどるというのに、まるで次々とアトラクションに乗っているような描写が楽しい。〝人に何をされたかではなく人に何をしたか〟思えば松子は子供の頃から愛する最初の異性の対象である父親のご機嫌とり。いつも病弱な妹ばかりの父親と病院帰りに楽しい一時を過ごすというのはノーマルな話ですが、私はああいうのにめっちゃくちゃ弱いんです。結局、松子の根底にあった囚われは父親の愛情不足ですし。それでも松子を肯定的に描く事によってボロボロの人生でも何だかとっても愛しく思えてくる。それから挿入歌も素晴らしい。「feeling good」(トンボがどうのって英語の歌。大好きなんです。)も効果的。屈伸運動や睡眠薬〝ぶぁ~〟、光GENJIへのファンレターに懸賞小説でも応募するかのような原稿の束を送るとこなんか笑えます。中谷美紀さんの声も素敵。・・・ただ、敢えて苦言を呈すれば、人生の終焉を迎えた転換期だからか、さすがに中谷さんの汚い太ったおばさんに無理があるからか、まだまだ終わって欲しくないと思っていたからか、私には最後の方は着地点が分らず迷走したように感じてしまいました。少々論点がズレますが、わざわざ中学生に撲殺されることにするなんて後味が悪いですし…(原作では大学生中心だった。別に大学生なら良いと言う訳ではありませんが;)。元教師を皮肉ったのか、犯罪の低年齢化という時事問題を盛り込んだのか分りませんが、あまりに悲惨な一生をとことん面白おかしく描いたのだから最期まで一貫して楽しくして欲しかったです。う~ん、でもやっぱり面白いっ!
[映画館(邦画)] 8点(2006-06-19 18:23:04)(良:1票)
4.  キング・コング(2005) 《ネタバレ》 
最初に言っておきますが、私は33年のオリジナル版の大ファンです。ですから純粋にではなくどうしても比較しての観点になってしまいます。まず何より一番気になるのは、アンがコングに情を通わせることです。これは過去のリメイク作から始まったことですが、オリジナル版ではアンはコングを終始恐怖の対象としてしか見ず叫び続けます。つまりコングの味方は誰もいないのです。それが孤高の王者コングの怖さや悲しさを際立たせていたのです。次に、やはり長い。オリジナル版はそれこそドリスコルが最初に書いた15ページの脚本のようにセリフが少ないのです。でもそこには無駄を省いた簡潔さが存在するのです。まさに言葉なんていりません。それからいわゆるオマージュが逆に気になりました。例えば倒したティラノサウルスの口をパクパクさせるシーン、オリジナル版では倒す度に敵の死を確認します。それがコングの用心深さや執拗さの表われとなる訳ですが、本作ではただのワンシーンにしか見えません。また「美女に殺された」という最後のセリフもオリジナル版と所々違うので、重みが感じられなく取って付けたような感じがしてしまいました。なんか文句ばっかりになってしまいましたが、もちろん良くなったところもあります。それはストップモーションより自然な迫力満点のコングや恐竜たちです(欲を言えばコングとティラノのバトルはアクロバティクではなくオリジナル版同様、差しの勝負が見たかった)。  最後に、ピーター・ジャクソン監督は33年のオリジナル版が大好きだと聞きました。確か劇中にカール・デナム監督を称して「愛するものを破壊せずにはいられない男」というセリフがありました。これはジャクソン監督が自身に向けたものではないでしょうか。
[映画館(字幕)] 5点(2005-12-20 00:10:54)(良:2票)
5.  キス★キス★バン★バン 《ネタバレ》 
大人になりきれない男のための小粋でオシャレなファンタジー作品。もう大好きなんですよ。どれくらい好きかというと、ベタベタな展開が全く気にならないほどです。フィリックスとババの立場が逆転する別離際の台詞が良いですね。普通の幸せや人を愛する事の素晴らしさが伝わってきます。禁煙パッチ等のコミカルな場面も、ハワイに行ったつもりで遊ぶ重病なのに明るいフィリックスの父親の描写も、そして音楽も良いです。しかし何と言ってもフィリックスのキャラクターに尽きます!男の美学でしょうかダンディです。よ~し、オレもこれからは「ウィスキー、ノーアイス、ノーウォーター」でって・・・オレは下戸でした・・・。
[DVD(字幕)] 10点(2005-11-15 17:11:47)(良:3票)
6.  キッチン・ストーリー
どこが良いかは言葉では表せないけど、とにかくあの心温まる雰囲気が気に入りました。フォルケのようにイザックを見ていたら私もあの生活がしたくなってしまいましたよ。それでちょっと気になったのでこの妙な作品を調べてみたところ、ノルウェーとスウェーデンの国の関係をよく分っているともっとクスッとなるらしい。監督によると、なんでもスカンジナビア人には理解できる笑いが至るところに散りばめられているとのこと。ノルウェーの映画をスウェーデンで上映するのは未だに大変らしいのですが、本作は両国で上映し特に非難もうけず笑いが劇場を包んだそうです。大戦中からわだかまりができてしまった両国をユーモアある皮肉りで歩み寄らせた本作には静かながら確かな温かさが充満しています。
[DVD(字幕)] 9点(2005-10-29 18:13:22)
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