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グルコサミンSさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 290
性別 男性
自己紹介 基本 SFとアクションとコメディが守備範囲。
映画通ではなく、中レベルの映画ファンです・・。
苦手なジャンルや興味のない映画は元から見ないし、観て良かった作品ばかりレビューしてるので、8~10点ばかり付けてしまいます。
期待した作品と、期待してなかった作品で、評価が上下してしまう癖が
あります。あと話題の大作とかには、評価は辛目です。

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1.  鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 《ネタバレ》 
ゲゲゲの鬼太郎? 全然興味ありません。 水木しげる作品全般も、妖怪物も、小泉八雲も興味ありません。 なのに、家族にせがまれて一緒に見る羽目になりました。結果として面白かったです。  鬼太郎をよく知らないので、事前にアマプラで何作かのアニメと、墓場鬼太郎の1話見ておきました。 鬼太郎が生まれる前の、まだ体のある目玉おやじの物語でしたね。 時代は日本の敗戦から10年ほど後・・どこでもタバコを吸っていた時代。 お話の核は、製薬会社が裏で行っていた妖怪や幽霊族に関わる恐ろしい陰謀に巻き込まれる 主人公水木と目玉おやじの闘い。現代の鬼太郎親子や猫娘、ねずみ男も出演シーンがある。 墓場鬼太郎のエピソードゼロでしたね。  ステイタスとしては、犬神家の一族や八墓村といった横溝正史調なのだが、妖怪が姿を現し 戦いが始まると、ハリーポッターやハリウッド作品的な派手な絵になっていき見応えがある。 驚いたのが、近親相姦というか性的虐待という下衆な関係をストーリーに入れてきたところだ。 その描写こそないのだが、これは家族で、しかも小中学生の子供とかに見せるにはタブーかも。 今回は「大人向け」といった前評判はこれが原因でしたか・・ ハリーポッターより重苦しい話。  墓場鬼太郎の水木と鬼太郎親子は初対面なのに、前日単で共闘していたら辻褄合わないじゃないか という疑問は、水木が記憶を失っていく終盤で納得でした。なるほどねえ。 でも墓場鬼太郎の水木の顔に傷は無かったのよね・・  それにしても、キャラクターデザインは現代的になり、少年向け鬼太郎の軽い雰囲気ではなくなり 自分的には抵抗感が薄まって歓迎なのですが、そうなると呪術廻戦とかに寄ってしまうのかなあ・・ そんなテイストで、この大人向けの現代の鬼太郎を映画化したら面白そうだと思いますが 子供の需要を無視すると売り上げ伸びないのかなあ? その意味で今回の作品は価値が高いかも。  音楽が川井憲次氏なのが、映画の質に大きく貢献しています。 このダークで重厚で東洋的な音世界は いつもながら感嘆せざるを得ません。 音楽だけで2点追加ですね。
[映画館(邦画)] 9点(2023-12-31 13:00:57)
2.  岸辺露伴 ルーヴルへ行く 《ネタバレ》 
ルーブル美術館でのロケシーンが安い。 コアなシーンは地下倉庫でゴチャゴチャやってるだけで寒い。 しかも終盤はフランスとは無縁の、江戸時代の日本の農村になり、岸辺露伴の先祖の話になるもんだから、 映画のタイトルやポスターとは、180度真逆の絵ばかり・・   お得意のヘブンズドア攻撃も、死者相手に使えたり使えなかったりで、設定崩壊してる。  映画にするほどの、内容が無かったのか、監督の構成演出の才能が無かったのか・・ 結果残念な出来。 自身の過去の後悔を増幅した幻覚を見せられて、自分の行動により事故死のセオリーも、序盤で絵を盗み 森の中で見えないトラックに轢かれて死んだ男の服に、タイヤ痕があるのはギャグなのか? どーも端々の粗が気になって楽しめないままカッタルイエンディングへ。 これはダメですわ。 テレビドラマの尺の方が余計な事考えずに楽しめるのに、映画にしたら映えないって、よくあるけどねえ。
[インターネット(邦画)] 4点(2023-09-27 19:09:41)
3.  君たちはどう生きるか(2023) 《ネタバレ》 
何なんですかね?・・この映画。 大監督の映画製作者人生の集大成がコレですか・・?  しかも、売るために予告編も静止画すら極秘とした話題作りまでして 世間を煽って、ステマ評価で盛り上げ作戦までして・・ ジブリや駿信者じゃない層も呼び込んでおいて・・ で、この内容?  一言でいえば、お金持ちのお坊ちゃまが、マザコン特有のストレスで実社会になじめず 現実逃避の夢の中で、思ってたんとチャウ、カオスな展開に翻弄されてそれも嫌になり 目が覚めた後は普通に過ごせるようになりました。てな話。  中二病のファンタジー妄想を、アニメーションにしてみましたていう、それだけの中身。 そこかしこに、神隠しや動く城やもののけ姫で見覚えのある絵柄が使われていて、確かに ジブリの絵ばかりなんだけど、新しい感覚は見当たらない。 それどころか、以前の作品にあった、物語の持つメッセージ性が、今回は薄っぺらい。  声優も今一つ。せっかく呼んだ俳優さん達にアフレコして貰ったら雰囲気合わないからって 「チェンジ」と言えない大人の事情? 活舌も声質も不自然で、どう聞いてもボツなテイクばかり。 ジブリ全般もアメリカもそうだけど、声優使わずに俳優呼んで話題作りは結局失敗して終わり。  作画が凄いとか聞いたのに、画角が液晶テレビサイズになってて、映画館のスクリーンに 合わず、右も左も余白(黒色)になってしまい、結果コンパクトなスクリーンで見せられてしまう。 こんなんなら、前から3列目くらいに座ればヨカッタ。 鬼滅の刃も同じだったねえ。 かと言って、画面が緻密で凄いかという事もなく、期待したせいか、いつ凄い絵が来るのか 待っていたら終わってしまった。多分動きの描写に注力したのかも。記憶に残らなかった。  金持ちのボンボンを主役にしたのもアレだが、馬鹿親父が転校初日に田舎の学校の校庭に 当時は贅沢品の車で乗り付けて見せびらかしたせいで、地元の学生から忌み嫌われるという、 少し考えればわかりそうなタブーを犯すとか、主役サイドに感情移入できないキャラ設定。 まあ現実逃避して夢世界から帰りたくなくなるのもワカランではないが、この脚本は嫌いだ。  あのシーンにはこんな意味が・・とか、このエピソードはあの件の心情の投影だとか、 隠れキャラ探しの楽しみがあるとか解説する連中もいますが、伝わらない人が多すぎたら それは成功ではなく失敗であり、それをよしとするなら自己満足でしかない。  上辺しか見ることができない奴は見るなと言うなら、内容を極秘にして世間煽って 金払った観客を集めるなんて、詐欺になっちまう。 その罪深さで減点は大きい。  これから見ようとする人には、基本勧めません。  エンディング曲の米津玄師の曲だけが唯一ヨカッタとこは、シン・ウルトラマンと同じでした。 自分としては、神隠しとハウルの中間程度の出来かなあ。 同じく米津玄師の歌で終わる「海獣の子供」の方がまだ上だったんじゃないかな
[映画館(邦画)] 3点(2023-07-28 00:32:53)(良:2票)
4.  漁港の肉子ちゃん 《ネタバレ》 
タイトルと看板イメージのせいで、全く見る気ありませんでした。陳謝。 先入観低すぎて、触りだけ見て消そうかと思いつつ録画見始めたのですが、 二宮君の変顔に、ハマり過ぎて、最後まで一気に見てしまった。  娘が母親の肉子と、本当の母親について初めて語り合うシーンがいいです。 11歳の娘が精神的に大人過ぎて、母親の精神年齢と逆転してて笑える。 自信の出生の重い話の時でも、淡々と受け入れていく娘が頼もしい。 小学生親子のありがちな日常風景ですが、不遇な母娘を取り巻く人々の 不器用な愛が溢れていて、気の毒で、可哀想で、愛おしくて、なのに羨ましい毎日。 観終わって、心の中に何かが確実に残る1本です。 後で、原作の小説も読んでみたいかなあ。
[地上波(邦画)] 8点(2022-09-25 21:57:41)
5.  キャラクター 《ネタバレ》 
近年稀にみる、酷い作品でした。 ありえない光景のオンパレード。 面識の無い赤の他人の真っ暗な家に、上がり込んでしまう主人公。 自分の損得勘定だけで、殺人鬼の目撃情報を隠蔽するクズな主人公。 犠牲者の居る実際の事件を細部まで再現するマンガを描く、失礼な主人公。 デビュー作がまだエピソード2つ程度なのに、売れたからと引っ越した先の 新しいマンションが、数億クラスのマンションとか、どんな設定? 殺人鬼は毎回、返り血で血だらけの服で帰宅するのに、誰にも怪しまれない謎。 12人も殺される連続殺人は、日本の警察の最優先のヤマで、警視庁の特捜はじめ 大量の捜査員が配置されるのに、防犯カメラの映像が本屋の一つだけとか笑止。 その殺人鬼の目撃者で証人となりうる主人公の、カミングアウトがあって、 尚且つ、犯人が接触してきているという危険な状況なのに、警備も張り込みも 付けないトンマな警察・・。 犯人から女房を襲撃予告の電話が来たのに、傍に居た刑事たちに何も告げず 一人でタクシー乗って帰宅するアホな主人公。 殺人鬼に襲わせるオトリとしたはずの主人公が、突然外出するのを見送る間抜けな刑事。 殺人鬼との格闘の後、主人公が逆転マウントしてトドメの一撃の瞬間、普通なら近づいて 止めるのが日本の警察だが、主人公を銃で撃っちゃうトンデモ刑事。 等々、数え上げたらキリがないです。東野圭吾も裸足で逃げる程のお子様脚本に絶句。  大体、サイコサスペンス系作品では、悪人描写のリアリティが肝心だから、悪人になれる 素養がないとダメだという編集者のコメントが浅すぎる。 殺人を描くなら、人を殺してから描けと言わんばかりで、嫌な気分になる。 で、サイコ殺人を扱う漫画がヒットしたとして、悪人のリアリティだけでウケるわけがなく 対峙する正義サイドの人物像の魅力がないと、そんなに売れるわけがない。無理がある。 そんなサイコマンガに対し、現役刑事が「俺はこの漫画好きだよ」とか、違和感しかない。 さらに、「この漫画をトレースした事件(犠牲者12人)の真っ最中」にもかかわらず、 「あなたは、めげずに書き続けましょう」とか、あり得ない提案。 どう考えても犯人が逮捕されてから、安心して描くべきである。  制作サイドの関係者に、違和感を唱える人間が居なかったのだろうか? 言いたくても言えない環境? まさかこの監督はキムジョンとかプーチな人物だった? いずれ、見るに堪えない駄作でした。 間違いない。
[DVD(邦画)] 2点(2022-03-28 16:51:34)
6.  機動警察パトレイバー 《ネタバレ》 
5年前の実写版見たら、つい懐かしくなってこのアニメ版1作目を借りてきた。 以前の印象は、「子供向けにナヨって、ヒヨって、チャラけて低品質な作品」てな記憶でした。 実際そーなんですが、改めて見返すと、お話としてはまあまあ面白いです。 単独犯人のテロ計画は、コンピューターウイルス一つで完璧な進行状態。 あとは計画がバレてウイルスが浄化されてしまう前に、台風が来ればテロ成功。 この段階でなんと犯人は自殺? 見ないで死ぬとは勿体ない・・ もはや誰も止められない事態の中、被害を最小限にする為に、孤独な戦いに挑む事になる 警察の札付き愚連隊。 ストーリーは最高の部類でした。 ただ、鼻に付く演出、間の悪いセリフ、ふざけすぎの場面がねえ。やはり足引っ張ってます。 まあ、セリフ入れて動画確認した段階で、「滑ったなコレ」と・・ボツにする余裕なんか 無いのは判りますよ。 真面目ばかりじゃ息がつまる、子供も見れる娯楽作品にしてくれと スポンサーからプレッシャーもあるんだろうね・・。 気になったシーンのいくつか・・↓  暴走レイバーの中の作業員が、特車二課の悪口を言う前から太田が怒りだす  カヌカクランシーが空港で、「コンバット」と言った後の間が長すぎてシラケる  新型と旧型の対峙シーンで、太陽が昇るシーン  恥ずかしくて赤面な演出でしょ 基本的に、ノアとアスマのラブコメは蛇足でしかない。せめて冗長はよして欲しい。 その辺を整理して、カメラアングルを工夫して見せれば、名作になったと思うんだよなあ。 どーせネタ切れ映画界なので、そろそろこの脚本でリメイクしてみてはどうでしょうかね? という期待を込めて1点追加しました。  
[DVD(邦画)] 8点(2021-12-19 18:54:11)
7.  キック・オーバー 《ネタバレ》 
治安の悪い国の刑務所で、アウトローな外国のオッサンが暴れる映画ですが 弾けっぷりは、控えめで年齢相応? 随所に彼なりのジョークな瞬間が見られて 緊張感があるのか、無いのか・・ 絶体絶命の危機に、余裕かましてる反面震えてたりで、 いつものメルが見られます。後半、ヤバい大物相手に、やりたい放題になるところがいい。 イーストウッドを騙ってアポとか、ある意味爆笑ですし。 ホントは、正義のヒーローであって欲しいけど、メルがやりたいのはコッチなんだろうな。 基本悪い奴だけど、もっと悪い奴をやっつけるヒーロー。 なかなか良いと思います。 最後の「良い子はマネしないでね・・」にも苦笑。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-07-04 18:34:33)
8.  キングスマン: ゴールデン・サークル 《ネタバレ》 
前作にも増して残酷なシーンがあります。さらに悪趣味なグロ。普通なら見ません。  が、しかし・・たたみ掛けるアクションと、奇抜なアイテムのオンパレード。 見せ方も、スピード感の中にも華麗で美しい動きが次々とハジけてます。 遊園地のアトラクション的な楽しさと、高揚感を最初から最後まで大サービスの映画。 下品と上品の混在するスパイ映画。まあ、コレはコレでいいんじゃないですか? エルトンジョンがチョット出ではなく、本人役なのにセリフもアクションもあってビックリ。 オープニングのプリンス「レッツゴークレイジー」から、ハイテンションでノリノリ。 そして、マーリンの歌う「カントリーロード」 胸に沁みました。涙・・  ツッコミ所は多いです。悪の組織があまりに少人数のギャングばかりだし、ロボアームの 攻撃に耐えるエグジーの身体能力がシュワちゃん以上で、有り得ない。 頭撃たれて死んだ後でも、助けられる技術とか・・??? どこまでも都合のいいお話ですが、あの爽快感がすべて吹き飛ばしてくれました。 最近下手なSF映画ばかりでウンザリしていたら、コチラでストレス解消できました。  体が毒される過程で、踊り続けてしまう症状のシーンが、笑い堪えるのに苦労しました。 観客を楽しませるサービス精神は大いに評価します。  出来れば、サイコのハンバーガーは勘弁して欲しい。それだけはヤメて欲しかった・・・1点マイナス  ウイスキー役のペドロ・パスカルさんが 俳優として初見でした。バートレイノルズに似てる? キャスト一覧にある「マイケル・ケイン」 出てたかなあ? 見落としたのでしょうか?
[映画館(字幕)] 8点(2018-01-11 19:42:58)(良:1票)
9.  キングコング: 髑髏島の巨神 《ネタバレ》 
巨大怪獣の格闘シーンが凄い、プロレスファンにはオススメかも。(笑 自分は興味ないけど、それでも快感映像でした。水しぶき上げながら、首投げとかの映像を全方位からの 回転映像でじっくり見せる、凝りまくったファイトシーン。最近のCG多用映画はゲンナリでして 映画館へ行って見るのはやめましたが、少し後悔しています。意外に面白い。 ただ、お話は原作を更に超越して有り得ない程巨大化・・。冷静に見ると茶番です。最近横行している空想なら なんでも許されるナンチャッテSF物です。地球空洞説、地底世界の話で、次作には対戦相手にゴジラを予定? アメコミヒーロー映画はコラボレーション大流行ですが、巨大生物の島をコラボの舞台にするつもりかな? 1970年代にこんな事あったら、2017年の現代はどうなるのかなあ?まあファンタジーだから許す? コングはイケメンゴリラ然としていて、カッコイイ。まだ青年期でもっとデカクなると、原住民の情報・・ 哺乳類も他の生物も、陸上では象よりデカイものは体組成や骨格の維持は難しく、動作が遅くなるとか エネルギーの摂取や排泄とかどうするの?とか、ビル並みに巨大なゴリラがハイジャンプして着地しても 地域のダメージが少な過ぎるとか、もうツッコミ処多数ですので、そういうのが気になる人は無理かも。 「日本製有り得ない生物・ゴジラ」と対戦する第二試合を映画館で見るべきか、悩んでしまう微妙な佳作でした。 てかキングギドラもモスラも出る?
[DVD(字幕)] 7点(2017-08-13 09:45:20)
10.  CURE キュア 《ネタバレ》 
思ってたんとチャウ。 どーもこの監督さんとも合わないなあって クリーピーの人? 殺人衝動の伝道師って、カッコつけられても・・ねえ?  出てくる人物どんだけメンタル弱いの? 「アンタは誰? アンタの話聞かせてよ」で始まる催眠洗脳? あの程度で・・ってのがなあ。 他人を思いのままにって、あんまり簡単に成功したら、魔法物アニメと変らなくなる。 もっと具体的に薬とか使った方が・・て、おーそーだ、クリーピーでは薬物で洗脳してましたねえ。 この映画が原点でもあったのか・・。 て納得はしてません。 ご都合な展開にして説明を省くって一見カッコイイようで、実際は手抜きでもあるので、嫌いだなあ。 犯人が死んで、刑事が罪を受け継ぐ下りは、「セブン」みたいだけど、犯人逃がして殺した件をどう取り繕って 最後に優雅に食事するに至るのか・・  ん? 女房も殺しちまったか? で、判らなかった観客を量産して逃亡じゃあ、お金返せって言われるよ? ありゃ自分は払ってなかった・・ いずれ、終盤の良く分からない連続スキップ映像が何を表すのか、考えてしまいイライラして疲労するのよね。 でもまあ暇つぶし程度にはなるかな・・ 眠くはならなかったので最低ではありません。 イメージワードは陰気、冗長、意味不明、ストレス、不快・・等。
[インターネット(字幕)] 6点(2017-07-31 21:31:15)
11.  機動警察パトレイバー2 the Movie 《ネタバレ》 
絶賛する人の意見も納得。こき下ろす人の気持ちも判る。困った映画。 うる星2の時はナイスバランスでしたが、今回は押井監督の押しが強烈でした。 自分は単にロボットアニメとか、ラブコメアニメなら観ないクチなので、これはOKです。 どうせなら、南雲と柘植の対面は止めて欲しかった。そこは後藤隊長と対峙して欲しい。 政治や軍事に詳しい人にはツッコミ処あると思いますが、自分レベルだと気にならないです。 まあ、とてつもない陰謀が水面下で動いていく雰囲気は楽しめるし、暢気な連中の日常との 対比でコントラスト立っていて、これはいい映画だと思いました。 当時、うる星2は誰にでも勧めましたが、こちらは相手を選んで猛プッシュしてましたねえ。 最後のアクションを省略したのと、南雲のエピ引っ張り過ぎが無ければ満点でした。
[DVD(邦画)] 8点(2017-04-14 21:46:22)
12.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 
話題の3本。シンゴジラ、この世界の・・、そしてこの作品を見ました。 点数は辛目で、7点かな。 吹っ飛んだストーリーにしたのは良いけど、良く考えると無理が多いので 見ている途中で萎えてしまった。SFではなく、ファンタジーとしての価値? 異性の他人の体で目が覚めたら、いやいやそりゃもう隠せないでしょ。 ていうか表に出られません。出たとしても、自ら精神病院探すかも。 終始その違和感を引きずってしまい、周りの若者たちと同じ目線で見られないのを 悲しむべきか・・ それにはもう年を取り過ぎました。 壮大な出来事の後で、かすかな記憶の女性を目の前にして例のセリフ。 そりゃ感動はしましたよ。ただしつこく使われるJポップが、年寄りにはウザイ。 アニメ版「時かけ」のようなピアノ主体の歌を使えば正解というつもりは無いが 若い世代の感性だと、これが正解なのかもね。これが今の売れ線、王道なのかも。 絵がキレイなのは評判通りでした。でもあまり残らない普通のアニメ感が・・   再視聴して、違和感が更に増えてしまい、もはや評価のテーブルにも載せられない感が。 のっぺりのキャラは置いといて、背景の絵は悪くない。どうにもこの幼稚な脚本に嫌悪してしまう。 聞けば、脚本賞なの? 唖然として言葉も無い・・。 才能ある作家の登場が待ち遠しい。
[映画館(邦画)] 4点(2016-12-16 15:29:44)(良:1票)
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