1. 靴をなくした天使
♪♪真実を知~ることがす~べてじゃな~い♪♪ 意表を突かれた結末が味わい深かった。 ダスティン・ホフマン、ドンピシャのハマり役、拍手喝采。 小粋なラストショットもお見事。 [DVD(字幕)] 8点(2023-11-18 01:31:25) |
2. クロッシング・ガード
ジャック・ニコルソンの百面相は流石の名優振りではありましたが、現実離れが過ぎる喪失感に白けたまま観終わりました。 [DVD(字幕)] 5点(2023-09-16 08:06:21) |
3. グロリア(1999)
ジョージ・C・スコット目当ての鑑賞。老いたりとは言えその目力は健在だったので、中途半端な役どころが何とも惜しいところ。 ジーナ・ローランズの男気溢れるグロリアの足下にも及ばないシャロン・ストーン。期待していなかったので、ま、血圧も上がらず。 監督が名匠シドニー・ルメットにビックリで深み皆無の演出に萎えてしまった作品。 [DVD(字幕)] 3点(2022-07-30 20:26:39) |
4. グリフターズ/詐欺師たち
狡っ辛い男、アバズレ女、畜生にも劣るゲス婆。演者の好演もあって血圧上がりまくりでありました。大がかりな詐欺話でない、と言うかそもそも詐欺でもないしょうもないグダグダ話の脚本にも呆れます。役者魂を感じたアネット・ベニングに加点。 [DVD(字幕)] 3点(2022-03-21 01:09:26) |
5. グース
「グランドジャーニー」から先立つこと23年前のアンナ・パキン、ジェフ・ダニエルズ共演作品。見事な脚本に+1点。 [DVD(字幕)] 10点(2021-06-20 01:32:18) |
6. クリムゾン・タイド
艦長と副長の主導権争いも双方が徒党を組んで武装するに至ってバカらしくなってしまいました。二人の最終的な処分のご都合主義全開さがバカらしさのとどめです。テロップの核発射権限は大統領が持つというのに、「そりゃ、こんな体たらくで、地獄絵巻に引きずり込まれたら泣くに泣けんよね」と思わされたところに点数の全て。野暮な事を言いますが、艦内に連れ込んだ犬にオシッコさせてる&艦内でタバコスパスパの演出にも萎えてしまいます。ハンス・ジマーの勇壮な音楽も浮いてしまっている残念な力作です。 [DVD(字幕)] 4点(2021-02-15 15:55:01) |
7. 草の上の月
《ネタバレ》 予備知識ゼロでの鑑賞。レニー・ゼルウィガーとヴィンセント・ドノフリオの恋愛模様は、二人が結ばれる事はないだろうと暗澹とした思いに。まさかの結末に驚き、更に、実在人物の実話だというのに仰天です。瑞々しい二人の好演が光る良作です。 [DVD(字幕)] 7点(2021-01-30 02:21:48) |
8. グリーン・カード
展開と結末がほぼほぼ予想通りでコメディでもないのでこすっからい二人に白けたままで観終わりました。とりわけ鼻持ちならないブロンティに虫唾が走る。最後の最後に見せてくれたジェラール・ドパルデューのシラノ・ド・ベルジュラックを彷彿とさせる切ない佇まいに点数の全てを。 [DVD(字幕)] 4点(2020-10-27 02:27:42) |
9. グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
ロビン・ウィリアムズのカウンセラーという設定で展開から結末までほぼほぼ見通せる作品。カウンセリングでのやりとり、ステラン・スカルスガルド&ベン・アフレックの存在が目を惹いたものの、物語の意外性は感じられなかった点が物足りません。恥知らずな者の「私は悪くない」とそうでない者への「君は悪くない」自分の心の持ちようを考えさせられたところです。 [DVD(字幕)] 6点(2020-08-24 19:34:09)(良:1票) |
10. クルーシブル
《ネタバレ》 後味の悪さが際立つ作品。とんずらする災厄の張本人アビゲイルと、ご都合主義の正義をふりかざす裁判長に腸が煮えくり返る。私の憎悪をかきたてる二人の熱演が印象的。人が人を正しく裁く事は所詮は不可能なのだと思わされる作品。 [インターネット(字幕)] 7点(2017-10-17 23:27:36) |
11. クイズ・ショウ
《ネタバレ》 TV業界のやらせ行為は1956年当時に於いて衝撃が大きかったのが今では誰でもさもありなんと言えるので、「公的事業ではなく娯楽番組においての不正行為によって皆が得をした、誰も傷ついていない」委員会でのダン・エンライトの証言にうっかり納得しそうになる本作。彼や事業者達がチャールズ・ヴァン・ドーレンをビジネスの道具としてしか見ておらず傷つけたとは頭の隅にも浮かばない事が薄ら寒い。父子がケーキを食するシーンが忘れられません。自業自得の後戻り出来ない苦しさを吐き出すのを懸命に堪える息子と訝る父、もどかしさで泣きそうに。お目当てのポール・スコフィールドに満足させられ、嫌いなレイフ・ファインズの驚きの好演に得した気分になりました。監督の生真面目さを感じる良作。 [DVD(字幕)] 8点(2017-10-13 15:50:18) |
12. 黒猫・白猫
何時の時代? 舞台は何処? ガチョウの大群? 何故にリックとルノー署長? 等々、「何じゃこりゃ?」が満載。 どことなく詩情を感じる賑やかにも程がある音楽と共に繰り広げられる突き抜けたハチャメチャぶりに何だか元気を貰う。特に大爆笑させられた楽団が病室になだれ込み爺さんを連れ帰るシーンは「天才バカボン」の世界。ラストの二人のカサブランカダンディの粋な台詞に、バカボンのパパの決め台詞「これでいいのだ」が浮かんだ。掘り出し物の珍作・快作に出会えた喜びを味わった。 [DVD(字幕)] 8点(2017-01-14 23:28:59)(良:1票) |
13. クライング・ゲーム
アカデミー脚本賞受賞も納得の作品。12年ぶりに観て秘密の部分は分かっていても、ファーガス、ディル、ジョディの三人には惹きこまれてしまう。愛する人のためには理屈や損得がすっ飛んでしまう人間の性を見事に言い表している蠍と蛙の話は当時から忘れられない。 7点(2004-05-17 22:51:27) |